JP3110165U - 着圧ソックス - Google Patents

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徳昭 長谷川
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Abstract

【課題】エコノミー症候群予防のための弾性靴下を健康的で履き心地のよいものにし、合わせてずり落ちも防止するようにした着圧ソックスを提供する。
【解決手段】靴下の膨ら脛部位3の内面に多数の粒状突起5を設けたハイソックス1であって、膨ら脛部位3を着圧するとともに摩擦を与えるようにした着圧ソックス1を構成するものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、着圧ソックスに係り、更に詳細には、膨ら脛(ふくらはぎ)の筋肉が正常状態への回復させるための着圧ソックスに関するものである。
足は、体を支え移動する運動器官の一つなので、疲労が蓄積しやすい。長時間飛行機に乗って足を下にして動かさないでいると、血流が阻害されてエコノミー症候群になる。足の浮腫(むくみ)や疲労は、血流が阻害されて、膨ら脛(ふくらはぎ)の筋肉が正常状態への回復が遅くなることに起因している。
血の巡りは動脈を通って流れ、静脈を通って心臓に返される。そして心臓から一番離れた足は、引力や重力の影響もあって、血液が溜りやすく、疲労や浮腫の原因になっている。従って、膨ら脛の静脈流に、適度の圧迫力と摩擦力による刺激を与えるようにすれば、血の流れがよくなり、疲労の回復も早まることが医学的な臨床実験の結果からも立証されている。そのため、足の膨ら脛部位に外側から圧力をかけて静脈の血行を促進させる医療用の弾性靴下からなる着圧ソックスが種々提案されている。
例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4等の先行技術が提案されている。
特開2000−290806号公報 特開平11−131303号公報 特開平11−70140号公報 特開平11−47186号公報
しかし、何れの着圧ソックスも、着用者の脚部に緊迫力を与えるために、ポリウレタン弾性糸及びナイロン糸の交撚糸等を用いて丸編みによりパンティストッキング等を製造している。
その他、着用者の足底部に多数の突起を設けた靴下の先行技術としては、特許文献5の先行技術がある。
登録実用新案第3048256号
しかしながら、特許文献5は、足底部に突起を設け、水虫の予防と治療のための五本指ソックスであって、膨ら脛部位を締め付けた着圧ソックスとはなっていない。
上記の事情に鑑み、本考案が解決しようとする問題点は、靴下の膨ら脛部位の内面に多数の粒状突起を設けてエコノミー症候群を防止するようにし、合わせてずり落ちも防止するようにした着圧ソックスを提供することである。
本考案は、靴下の膨ら脛部位の内面に多数の粒状突起を設けたハイソックスであって、該膨ら脛部位を着圧するとともに摩擦を与えるようにした着圧ソックスを構成するものである。
本考案の着圧ソックスは、膨ら脛部位を圧着することにより、エコノミー症候群を予防しうる弾性靴下とすることができる。
本考案の着圧ソックスは、五本指ソックスにしたので、足指は蒸れることなく健康的で履き心地のよいソックスとすることができる。
本考案の着圧ソックスは、着圧の締め付け部分を、膨ら脛部位の上端にすると、ずり落ち防止に寄与せることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本考案の着圧ソックスの一実施例を示す底面図である。
本考案の着圧ソックス1は、例えば、表糸は、アクリル繊維50%、綿繊維50%からなる混紡糸、裏糸は、ポリウレタン弾性糸を編成し、アクリル繊維50%、綿繊維50%からなる混紡糸を編成した指先が五本2a,2b,2c,2d,2eに分割された五本指ソックスからなっている。このソックス1は、膝の下までの長さのハイソックスであって、膨ら脛の部位3を含んでいる。
アクリル繊維には、例えば、フレーク状キトサンに分子中に少なくとも2個の第4級アンモニウム塩型の窒素と、少なくとも2個のグルコサミンに対する反応性基を有する化合物を反応させてえた4級化キトサンの微粒子を紡糸工程で混入して製造してもよい。上記キトサンの混合量は、0.3重量%以上2.0重量%以下にすることが好ましい。
膨ら脛の部位3には、内側に多数の粒状突起5を設ける。粒状突起5は軟質合成樹脂、例えば、ポリウレタン樹脂80〜85重量%、セラミック10〜15重量%の割合で生成される。突起は直径2ないし5mm、高さ1ないし2mm程度であり、上面が曲面を形成し、着圧するようになっている。本実施例の場合は、膨ら脛上端の折り返し縫製の口ゴム部4を、挿通しているゴム糸によって強く締め付けるようになっている。ポリウレタン樹脂に代えてホットメルト系接着剤として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアクリルニトリル等の熱可塑性樹脂が一例として挙げられる。
セラミックは、特にアルミナ、シリカ、チタン化合物からなる金属酸化物からなるものが好適である。例えば、平均粒度0.02〜0.1μmの酸化アルミニウム95重量%、酸化チタン3重量%、酸化珪素1〜2重量%からなる混合物をポリウレタン樹脂に混合したものを粒状にして靴下の膨ら脛の部位3に付着させてもよい。このような粒状突起5は5〜20μの径で遠赤外線領域で高い放射率を有し、人体へ畜熱保温効果を有する。これは、遠赤外線の波長と人体の固有の波長が合うと、人体に浸透した赤外線が人体と共鳴、共振動を起し、熱反応して皮下深層で温度が上昇するという原理に基づくものである。
また、微粒子状再生キトサンをポリウレタン樹脂に対し、0.5重量%ないし5.0重量%含有させてもよい。再生キトサンは、キトサンを酸性水溶液に溶解してキトサン酸性水溶液とし、該水溶液中に落下等の手段で加え、凝固再生させた多孔再生キトサン球状体を、中性になるまで十分水洗した後、該多孔再生キトサン球状体を更に微粒化することによって微少多孔粒状再生キトサンがえられる。 これにより、抗菌、脱臭性能を有するソックスが形成される。
口ゴム部4は、着用時に、太い膨ら脛の部位3の少し細まった上端に当たるので、ここを強く着圧すると、弾性靴下としての効果とともに、ずり落ち防止にも寄与することができる。
着用に際しては、歩行するときに、脚部の皮膚が動いた後に靴下がずれて動くので、この間に脚部の膨ら脛の部位3と靴下との間に摩擦を生じるので、血行が改善され、マッサージ効果により血栓が生じない。粒状突起5は小さい方が皮膚への刺激が大きいことが証明されている。
本考案の着圧ソックスは、五本指ソックスにしたので、足指は蒸れることなく健康的で履き心地のよいソックスとすることができる。
図2は、本考案の着圧ソックスの他の実施例を示す底面図である。
本考案の着圧ソックス1は、例えば、表糸は、アクリル繊維50%、綿繊維50%からなる混紡糸、裏糸は、ポリウレタン弾性糸を編成し、指先が親指2aとその他の指を挿入する部分2fに分割された二本指ソックスからなっている。このソックス1も、膝の下までの長さのハイソックスであって、膨ら脛の部位3を含んでいる。
アクリル繊維には、例えば、実施例1と同様に、4級化キトサンの微粒子を紡糸工程で混入して製造してもよい。上記キトサンの混合量は、0.3重量%以上2.0重量%以下にすることが好ましい。
膨ら脛の部位3には、内側に多数の粒状突起5を設ける。粒状突起5は軟質合成樹脂85重量%、セラミック15重量%の割合で生成される。突起は直径2ないし5mm、高さ1ないし2mm程度であり、上面が曲面を形成し、着圧するようになっている。本実施例の場合は、膨ら脛上端の折り返し縫製の口ゴム部4を、挿通しているゴム糸によって強く締め付けるようになっている。粒状突起5の配置を中央に向かって多数設け、両端に向かって順次減少している。
セラミックは、特にアルミナ、シリカ、チタン化合物からなる金属酸化物からなるものが好適である。例えば、平均粒度0.02〜0.1μmの酸化アルミニウム95重量%、酸化チタン3.0重量%、酸化珪素2.0重量%からなる混合物をポリウレタン樹脂に混合したものを粒状にして靴下の膨ら脛の部位3に付着させてもよい。
また、微粒子状再生キトサンをポリウレタン樹脂に対し、0.5重量%ないし5.0重量%含有させてもよい。
これにより、抗菌、脱臭性能を有するソックスが形成される。
図3は、本考案の着圧ソックスの更に他の実施例を示す底面図である。
本考案の着圧ソックス1は、例えば、アクリル繊維50%、綿繊維50%からなる混紡糸を編成した指先が分割された通常のソックスからなっている。このソックス1も、膝の下までの長さのハイソックスであって、膨ら脛の部位3を含んでいる。
アクリル繊維には、例えば、実施例1と同様に、4級化キトサンの微粒子を紡糸工程で混入して製造してもよい。上記キトサンの混合量は、0.3重量%以上2.0重量%以下にすることが好ましい。
膨ら脛の部位3には、内側に多数の粒状突起5を設ける。粒状突起5は軟質合成樹脂85重量%、セラミック15重量%の割合で生成される。突起は直径2ないし5mm、高さ1ないし2mm程度であり、上面が曲面を形成し、着圧するようになっている。本実施例の場合は、膨ら脛上端の折り返し縫製の口ゴム部4を、挿通しているゴム糸によって強く締め付けるようになっている。粒状突起5の配置を段状に多数設けている。
セラミックは、特にアルミナ、シリカ、チタン化合物からなる金属酸化物からなるものが好適である。例えば、平均粒度0.02〜0.1μmの酸化アルミニウム95重量%、酸化チタン3重量%、酸化珪素2重量%からなる混合物をポリウレタン樹脂に混合したものを粒状にして靴下の膨ら脛の部位3に付着させてもよい。
また、微粒子状再生キトサンをポリウレタン樹脂に対し、0.5重量%ないし5.0重量%含有させてもよい。
これにより、抗菌、脱臭性能を有するソックスが形成される。
着用に際しては、歩行するときに、脚部の皮膚が動いた後に靴下がずれて動くので、この間に脚部の膨ら脛の部位3と靴下との間に摩擦を生じるので、血行が改善され、マッサージ効果により血栓が生じない。段状に粒状突起5が配置されているので、間歇的に皮膚へ刺激され疲労回復が早まることが証明されている。
上記実施例1,2,3のソックスにキトサンを混合した粒状突起は、抗菌性を有するので、水虫の予防と治療に寄与することができる。
本考案の着圧ソックスは、エコノミー症候群を予防するための弾性靴下に限らず、健康的で履き心地のよい靴下として、各種の用途に広く利用しうるものである。
本考案の五本指ソックスを示す底面図である。 本考案の二本指ソックスを示す底面図である。 本考案の通常の形式のソックスを示す底面図である。
符号の説明

着圧ソックス
2a,b,c,d,e 五本指

膨ら脛部位

口ゴム部

粒状突起

Claims (6)

  1. 靴下の膨ら脛部位の内面に多数の粒状突起を設けたハイソックスであって、該膨ら脛部位を着圧するとともに摩擦を与えるようにしたことを特徴とする着圧ソックス。
  2. 前記着圧ソックスは、合成繊維と綿繊維との混紡糸からなり、キトサンの微粒子を前記合成繊維紡糸工程で0.3重量%以上2.0重量%以下に混合して構成した請求項1記載の着圧ソックス。
  3. 前記着圧ソックスは、二本指ソックスに構成した請求項1又は請求項2記載の着圧ソックス。
  4. 前記着圧ソックスは、五本指ソックスに構成した請求項1又は請求項2記載の着圧ソックス。
  5. 前記粒状突起は、軟質合成樹脂80〜85重量%、セラミック10〜15重量%からなり、微粒子状キトサンを前記軟質樹脂に対し、0.5重量%ないし5.0重量%含有させてなる請求項1ないし4のいずれかに記載の着圧ソックス。
  6. セラミックは、平均粒度0.02〜0.1μmの酸化アルミニウム95重量%、酸化チタン3重量%、酸化珪素1〜2重量%からなる金属酸化物である請求項1ないし5のいずれかに記載の着圧ソックス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196215A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Toppuman Kogyo Kk 足被覆具及びその製造方法
JP2012506497A (ja) * 2008-10-24 2012-03-15 エクス−テクノロジー スイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 圧迫衣類
KR200496112Y1 (ko) * 2021-12-15 2022-11-04 주식회사 빅엔빅 기능성 양말

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