JP3110137U - Rfid用カバーシートとこれを印刷するための印刷台紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】、使用済RFIDカードからインレイを取り出す作業が容易となり、当該取り出し作業時にインレイが傷つくことが少なく、また、汎用のプリンターで印刷可能なRFIDカバーシートを得ること、及びこのような印刷を可能とする専用の印刷台紙を得る。
【解決手段】RFIDのインレイ21を挿むRFID用カバーシートであって、表シート12と、不透明度70%以下の樹脂製裏シート13からなり、前記表シートと前記裏シートを重ね合わせ、前記表シートの1の辺に沿って延びる帯状の固着領域14を形成し、前記表シートと前記裏シートの対面する2つの面のいずれか一方面上であって、前記固着領域に隣り合う帯状領域と、前記固着辺に対面する辺に沿って延びる帯状領域に、粘着剤を塗付して外周粘着剤塗布領域15を形成し、前記外周粘着剤塗布領域の全面を剥離紙で覆った。
【選択図】図2

Description

本考案は、RFIDのインレイを挿みRFIDカードとするためのRFID用カバーシート及び当該RFID用カバーシートに印刷するために使用する印刷台紙に関するものである。
RFIDは、ICタグ、RFタグ、無線タグ、電子タグなどとも呼ばれるもので、これを貼付などされた物などと、その物に関する情報とを一体化させる目的で使用される。インレイとは、PETなどの基材フィルム上にアンテナとアンテナに連結されたICチップが固定されたRFIDの回路単位をいう。
従来のRFIDカードは、インレイが表面シートと裏面シートに挟まれて、これらシートに強く接着されている(例えば、特許文献1参照)
特開2000−6560号公報
従来RFIDカードは鉄道の乗車券、大企業での従業員用IDカードなど比較的長期間同一の目的に使用され、また同一種の多数カードが使用されてきた。しかし、RFIDの用途が増え、短期間の使用(例えば展示会、集会来客者の入場証など)や、少数の使用(例えば小企業での従業員用IDカードとしての使用など)の用途も増大している。
RFIDはICチップに記録されるデータを書き換えることができる。よって使用済みRFIDカードを回収し、RFIDインレイを取り出して再利用すれば環境に負荷とならず、費用も節約できる。
従来のRFIDカードにおいては、インレイはカードの表基材、裏基材に強く接着または粘着しており、インレイを傷つけることなく、カードから取り出すことは困難であった。
また、従来のRFIDカードはインレイの挿し込みは大型機械を用いて熱や圧力を加えて行われており、RFIDカードの表面や裏面は専用の印刷機械を用いて印刷されており、多様なRFIDカードを小量生産するには不都合であった。
そこで、本考案は、使用済RFIDカードからインレイを取り出す作業が容易となり、当該取り出し作業時にインレイが傷つくことが少ないRFIDカード作成用のRFIDカバーシートを得ることを課題とする。
また、本考案は、専用の機械を使うことなく、インレイの挿し込みが行えるRFIDカバーシートを得ることを課題とする。
さらに、本考案は、日常事務用ないし家庭用のプリンターでRFIDカードの表面に印刷可能なRFIDカバーシートを得ることを課題とする。また、このような印刷を可能とするRFIDカバーシート用の印刷台紙を得ることを課題とする。
その他の本考案の課題は、以下の本考案の説明より明らかになる。
上記の課題を解決するため、本考案の一の態様にかかるRFID用カバーシートは、RFIDのインレイ(21)を挿むRFID用カバーシートであって、前記インレイの全平面領域を覆うことが可能な方形平面形状である表シート(12)と前記表シートと略同一平面形状で、不透明度70%以下の樹脂製裏シート(13)からなり、前記表シートと前記裏シートを重ね合わせ、前記表シートの1の辺の近傍に、前記辺に沿って延びる帯状の固着領域(14)を形成して前記辺を固着辺(41)とし、前記固着領域において前記表シートを前記裏シートを固着し、前記表シートと前記裏シートの対面する2つの面のいずれか一方面上であって、前記固着辺に隣り合う2つの辺(42、43)の近傍に前記辺に沿って延びる帯状領域及び前記固着辺に対向する辺(44)の近傍に前記辺に沿って延びる帯状領域に、粘着剤を塗付して外周粘着剤塗布領域(15)を形成し、前記外周粘着剤塗布領域の全面を剥離紙で覆ったものである。
本考案のRFID用カバーシートから作られるRFIDカードでは、インレイの全面ないしインレイの大部分の面は、表シートや裏シートに粘着せず、挟まれているだけである。さらに裏シートは不透明度が70%以下であり、裏シートを通してインレイが透視される。このためRFIDカードのインレイの近傍をハサミ等で切り取れば、インレイは傷つくことなく、容易に取り出すことができる。
また本考案のRFID用カバーシートは、表シートと裏シートは固着領域が予め固着されており、外周粘着剤塗布領域に粘着剤を塗布してある。よって外周粘着剤塗布領域を覆う剥離剤を取り除き、インレイを中央に位置付け、表シートと裏シートを軽く圧着する操作のみでRFIDカードが完成する。
本考案において不透明度はJIS P 8148:2000紙及び板紙―不透明度試験方法(紙の裏当て)―拡散照明法に規定する不透明度であり、同一試料について、単一シート視感反射率係数Rの固有視感反射率係数Rに対する比率を百分率で表した値と定義される。
本考案にかかるRFID用カバーシートの好ましい実施様態にあっては、前記表シートは合成樹脂製シートであり、前記表シートの表面であって、前記裏シートと対面する面の反対側表面はインクジェット方式により印刷が可能であってもよい。
インクジェット方式のプリンターは一般事務用途に汎用されている。本好ましい実施態様にかかるRFID用カバーシートの表シートはインクジェット方式により印刷が可能なので、汎用のインクジェットプリンターを用いて印刷が可能であり、より多品種小量生産に適したものとなる。また、表シートを合成樹脂製にしたので、表シートと裏シートの双方が合成樹脂製となる。このため、粘着された表シートと裏シートを引き剥がす場合に、シートが層間剥離を起こすことが少なくなり、よりインレイの取り外しが容易なRFIDカードが出来上がる。
インクジェット印刷可能の合成樹脂シートとは、滲み性を特定範囲にするなどしてインクジェット方式による印刷機能を最大限に引き出すようにインク受容加工をした合成樹脂シートを意味する。
もっとも本考案にかかるRFID用カバーシートを構成する表シートはインクジェット印刷可能な表面を持つものに限られず、筆記による記入が可能な表面を持つもの、その他の印刷方式(例えば家庭用スクリーン印刷)が可能な表面を持つものでもよい。また、表シートの材質は、合成樹脂に限られず、紙、生分解性樹脂製シートであってもよい。
本考案にかかるRFID用カバーシートの好ましい実施様態にあっては、前記表シートと前記裏シートの対面する2つの面のいずれか一方面上であり、前記外周粘着剤塗布領域の内側に100mm以下の面積で粘着剤を塗布して微小粘着剤塗布領域(17)を形成してもよい。
本好ましい実施態様にかかるRFID用カバーシートは、微小粘着剤塗布領域を設けたので、インレイの挿み込み作業時にインレイを仮止めすることができ、いっそう挿み込み作業が容易なRFIDカバーシートを得ることができる。
微小粘着剤塗布領域は仮止めの役目を果たせばよく、強固に粘着するとインレイ取り外し時の妨げになりかねないため、その面積を100mm以下としている。また、当該微小粘着剤塗布領域は、固着領域と外周粘着剤塗布領域に取り囲まれた領域内であれば特に位置は限定されないが、当該領域の中央部分に形成することが好ましい。
もっとも本考案にかかるRFIDカバーシートにおいては、必ずしも微小粘着剤塗布領域を設けなくてもよい。例えば、外周粘着剤塗布領域の一部にインレイの一部を粘着して仮止めし、インレイを挿み込むこともできる。
本考案の一の態様にかかるRFID用カバーシート印刷用の印刷台紙は、本考案にかかるRFID用カバーシート印刷用の印刷台紙(6)であって、大きさがA6版以上A5版以下の台紙(30)と、前記台紙の外形輪郭線と等しい外形輪郭線をもつ枠状シート(31)から構成され、前記台紙に前記枠状シートを、互いの外形輪郭線を一致させて重ねて固着したものであり、前記枠状シートの中央空間は、本考案にかかるRFID用カバーシートが入る大きさであり、前記中央空間部分の前記台紙上には弱粘着剤を塗布して弱粘着剤層(33)を形成し、前記弱粘着剤層15のSUS板での180度引き剥がし法による粘着力の中央値は0.2N/25mm以上0.4N/25mm以下であり、前記枠状シートの厚さ(36)は、前記RFID用カバーシートの厚さ(37)と略等しい本考案にかかるRFID用カバーシート印刷用の印刷台紙である。
一般事務用、家庭用のプリンターは名刺サイズ等の小さな紙は通紙不可能であることが多い。本印刷台紙を用いると名刺サイズなどの小さなRFID用カバーシートであっても、一般事務用の印刷プリンターで印字可能となる。したがってRFIDカードの多種、小量生産が一層容易となる。
弱粘着剤層の粘着力は、JIS−Z−0237に準じて測定される。当該数値は、SUS板上での、180度引き剥がし法による測定値の中央値である。
本考案にかかるRFID用カバーシートによれば、使用済RFIDカードからインレイを取り出す作業が容易となり、当該取り出し作業時にインレイが傷つくことが少ないRFIDカードを得ることができる。また、専用の機械を使うことなく、インレイの挿み込みが行えるRFID用カバーシートを得ることができる。
さらに、本考案にかかる印刷台紙によれば、通紙下限サイズ以下のRFID用カバーシートであっても、一般事務用のプリンターでRFID用カバーシートの印刷が可能となる。よって、本考案にかかるRFID用カバーシートと印刷台紙を使用すれば、一層多種少量生産に適したRFIDカードを作ることができる。
以下、図面に基づき、本考案にかかるRFID用カバーシートと印刷台紙をさらに詳細に説明する。この考案の実施例に記載されている部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本考案にかかるRFID用カバーシートを使用して個人識別用のRFIDカード1を作成し、人がこれを装着している状態を示す説明図である。RFIDカード1の表面には、インクジェットプリンターを使用して文字が描かれている。
図2はRFID用カバーシートを説明する斜視図である。
RFID用カバーシート11は表シート12、裏シート13から成る。表シート12は、一方の表面にインクジェット印刷用のインク受容加工を施したポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製のシートである。当該インク受容加工面は、裏シート13に対面する面の反対面(図2の紙面裏側)である。表シート12は白色であり、不透明度は95%である。
裏シート13はPET樹脂製の透明シートであり、不透明度は3%未満である。裏シートの材質は、ポリカーボネート、ポリエーテルサルフォンなどであってもよい。
本実施例では表シート12と裏シート13は過不足なく重なり合う同一平面形状である。本考案において表シートと裏シートは必ずしも同一平面形状でなくてもよく、一方が他方の輪郭線をはみ出して重なりあう大きさの関係にあってもよい。さらに、一部の輪郭線がはみ出し、他の一部の輪郭線が中に入る関係にあってもよい。しかし、印刷時のインク受容面(表シート12の表面(図2の紙面裏側))の平面性の観点より、表シート12は裏シート13と同一であるか、表シート12が裏シート13よりも小面積であることが好ましい。
表シート12と裏シート13は積層され、1の辺である固着辺41の近傍に固着辺41に沿って延びる帯状の固着領域14で互いに固着されている。固着は、接着剤、粘着剤を介する接着、粘着でもよく、加熱圧着、溶着などでもよい。粘着剤は外周粘着剤塗布領域に塗布する粘着剤と同一であってもよい。
表シート12の裏シートと対面する面(裏面)には、固着領域14を除いて全面にアクリル系粘着剤が塗布され、剥離紙が重ねられている。剥離紙はその3辺(42、43、44)にそって3辺に平行な直線により抜き加工がなされ、さらに中央部で3mm×4mmの方形に抜き加工がなされている。抜き加工とは、当該加工線で剥離紙を切断する加工をいう。剥離紙は紙、合成樹脂シートにシリコン樹脂又はフッ素樹脂を塗布した通常多用されている剥離紙である。ここで、辺42と辺43は固着辺41に隣合う辺であり、辺44は固着辺41に対面する辺である。
このようにして裏シート12の表面の固着領域14を除く3辺近傍に当該3辺に沿って帯状の外周粘着剤塗布領域15が設けられ、かつ第1剥離紙16が外周粘着剤塗布領域15の全面を覆う状態となっている。また同様に、微小粘着剤塗布領域17が設けられ、かつ第2剥離紙18が微小粘着剤塗布領域17を覆う状態となっている。第2剥離紙18はあっても無くてもよい。表シート12と表シート13が仮粘着されて取り扱いが容易となる観点から、第2剥離紙18は無いほうが好ましい。
なお、粘着剤と剥離紙は裏シート13側に設けてもよい。この場合であって、剥離紙の一部分を存置した状態でインレイを挟み込む場合には、透明な剥離紙を使用する。
また、上記の実施例では、表シート12のほぼ全面に粘着剤を塗布しているが、外周粘着剤塗布領域にのみ、印刷法などにより粘着剤を塗布してもよい。そして、外周粘着剤塗布領域のみを剥離紙で覆ってもよい。
次に、RFID用カバーシート11の取り扱いを説明する。
表シート12の表面に任意の文字、図などを印刷等で記入する。次に第2剥離紙18を取り除いて挿み込むべきRFIDのインレイを表シート12と裏シート13の間に位置付け、微小粘着剤塗布領域17に押し付けてインレイを仮止めする。次に第1剥離紙16を取り除き、外周粘着剤塗布領域15を露出させ、裏シート13を押さえ付けることにより、表シート12と裏シート13を粘着する。
インレイの一例として以下のものを挙げることができる。厚さ50μmの合成紙23上にスクリーン印刷により形成したアンテナ22を、導電性ペーストを用いて接着する。このアンテナ22の上にICチップ23を導電的に固定し、回路モジュールとなる部分を作製する。この回路モジュール上に厚さ300μmのEVA系接着シート、および厚さ50μmのポリエステルフィルムで保護層を形成し、インレイとする。上記以外のインレイであっても本考案にかかるRFID用カバーシートに挟み込むことができる。
図3はインレイを挿み込んだRFIDカードの裏面説明図である。
RFIDカードの表シートと裏シートは固着領域14と外周粘着剤塗布領域15で固着、粘着している。21はインレイ、22はアンテナ、23はICチップである。
RFIDカード1が不要となった場合には、RFIDカード1を切断線25の位置でハサミなどにより切断する。切断線25の位置は限定されず、例えば、固着領域14の輪郭線とインレイ21の輪郭線の間であってもよい。このとき裏シート13は不透明度70%以下であり、インレイ21が透視されるので、インレイ21を誤って切断する事故を効率よく防止できる。またインレイ21は微小粘着剤塗布領域17で表シートに付着しているのみであり、インレイ21に過剰な力を加えることなく、インレイ21を表シートから取りはずすことができる。
また、インレイの取りはずしにあたり表シートと裏シートの粘着を剥離しなければならない場合が起こり得るので、このときシートが層間剥離を起こしにくい観点から、表シート12の材質を合成樹脂にすることが好ましい。
次に、RFID用カバーシート印刷用の印刷台紙を説明する。
図4(a)は当該印刷台紙の斜視説明図であり、(b)はA―B線の端面説明図である。
印刷台紙6は、台紙30と枠状シート31からなる。台紙30は、A6版サイズ(約100mm×約149mm)の紙である。A6版は葉書サイズであり、汎用プリンターの通紙可能サイズの下限であることが多い。枠状シート31は、その外形がA6版サイズの紙である。付着領域32である中央空間は、RFID用カバーシートの外周輪郭に微小なマージンを加えた大きさである。もっとも、付着領域32の大きさは、RFID用カバーシートが入ればよく、RFID用カバーシートより大きくてもよい。印刷文字、図柄などの位置を決める観点などから、付着領域32はRFID用カバーシートがちょうど入る大きさであることが好ましい。
台紙30の表面の全面に、アクリレート系の弱粘着剤をコータなどで塗布して、弱粘着剤層33が形成される。JIS−Z−0237に準じて測定した弱粘着剤層33の粘着力(SUS)の中央値は0.2N/25mm以上0.4N/25mm以下(180度引き剥がし法)である。本実施例に使用した弱粘着剤層33の粘着力(SUS)の中央値は0.3N/25mm、ボールタックの中央値はNo.6(J.Dow法)であった。
枠状シート31は、当該弱粘着剤層33の一部により、台紙30に粘着される。このとき、枠状シート31の輪郭線と台紙30の輪郭線は一致させて積層されている。
次にRFID用カバーシート印刷用の印刷台紙6の使用方法を説明する。図5は印刷台紙6の使用状態を説明する断面説明図である。印刷台紙6の付着部分32に、RFID用カバーシート11の裏面を貼り付ける。当該貼り付けは、弱粘着剤層33により適度の粘着力で貼り付く。図中線分37はRFID用カバーシート11の厚さを示しており、当該厚さは、枠状シート31の厚さ(図4(b)中に線分36で示す)とほぼ等しい。このため、印刷台紙6にRFID用カバーシート11を貼り付けた一体物は、その厚さが印刷台紙の全域に渡りほぼ等しい。
印刷台紙6にRFID用カバーシート11を貼り付けた一体物を、インクジェットプリンターなどに通紙して、RFID用カバーシート11の表面に印刷する。印刷後に、印刷台紙6からRFID用カバーシート11を剥離する。このとき弱粘着層であり、軽い力で剥離され、また、粘着剤がRFID用カバーシート11側に移転することもほとんどない。
このようにして、インクジェットプリンターの定格の最小通紙サイズよりも小さいRFID用カバーシートに、印字することができる。
本考案に係るRFID用カバーシートは、例えば展示会の入場者証や従業員用IDカードなどRFIDを使用するカードの作成に利用することができる。
本考案に係るRFID用カバーシート印刷用の印刷台紙は、上記のRFID用カバーシートの印刷に利用することができる。
RFID用カバーシートを使用して個人識別用のRFIDカード1を作成し、人がこれを接着している状態を示す説明図である。 RFID用カバーシートを説明する斜視図である。 インレイを挿み込んだRFIDカードの裏面説明図である。 (a)は印刷台紙の斜視説明図であり、(b)はA―B線の端面説明図である。 印刷台紙の使用状態を説明する断面説明図である。
符号の説明
1 RFIDカード
6 印刷台紙
11 RFIDカバーシート
12 表シート
13 裏シート
14 固着領域
15 外周粘着剤塗布領域
16 第1剥離紙
17 微小粘着剤塗布領域
18 第2剥離紙
21 インレイ
22 アンテナ
23 ICチップ
24 基材
25 切断線
30 台紙
31 枠状シート
32 枠状シートの中央空間である付着領域
33 弱粘着剤層
36 枠状シートの厚さを示す線分
37 RFIDシート用カバーシートの厚さを示す線分
41 固着辺
42、43、44 辺

Claims (4)

  1. RFIDのインレイ(21)を挿むRFID用カバーシートであって、
    前記インレイの全平面領域を覆うことが可能な方形平面形状である表シート(12)と
    前記表シートと略同一平面形状で、不透明度70%以下の樹脂製裏シート(13)からなり、
    前記表シートと前記裏シートを重ね合わせ、前記表シートの1の辺の近傍に、前記辺に沿って延びる帯状の固着領域(14)を形成して前記辺を固着辺(41)とし、前記固着領域において前記表シートを前記裏シートを固着し、
    前記表シートと前記裏シートの対面する2つの面のいずれか一方面上であって、前記固着辺に隣り合う2つの辺(42、43)の近傍に前記辺に沿って延びる帯状領域及び前記固着辺に対向する辺(44)の近傍に前記辺に沿って延びる帯状領域に、粘着剤を塗付して外周粘着剤塗布領域(15)を形成し、前記外周粘着剤塗布領域の全面を剥離紙で覆ったRFID用カバーシート(11)。
  2. 前記表シートは合成樹脂製シートであり、前記表シートの表面であって、前記裏シートと対面する面の反対側表面はインクジェット方式により印刷が可能であることを特徴とする請求項1記載のRFID用カバーシート。
  3. 前記表シートと前記裏シートの対面する2つの面のいずれか一方面上であり、前記外周粘着剤塗布領域の内側に100mm以下の面積で粘着剤を塗布して微小粘着剤塗布領域(17)を形成したことを特徴とする請求項1乃至2いずれか記載のRFID用カバーシート。
  4. 請求項1乃至3いずれか記載のRFID用カバーシート印刷用の印刷台紙(6)であって、
    大きさがA6版以上A5版以下の台紙(30)と、
    前記台紙の外形輪郭線と等しい外形輪郭線をもつ枠状シート(31)から構成され、
    前記台紙に前記枠状シートを、互いの外形輪郭線を一致させて重ねて固着したものであり、
    前記枠状シートの中央空間は、請求項1乃至3いずれか記載のRFID用カバーシートが入る大きさであり、前記中央空間部分の前記台紙上には弱粘着剤を塗布して弱粘着剤層(33)を形成し、
    前記弱粘着剤層15のSUS板での180度引き剥がし法による粘着力の中央値は0.2N/25mm以上0.4N/25mm以下であり、
    前記枠状シートの厚さ(36)は、前記RFID用カバーシートの厚さ(37)と略等しい請求項1乃至3いずれか記載のRFID用カバーシート印刷用の印刷台紙。
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