JP3110130U - ズボン下 - Google Patents
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Abstract
【課題】排尿準備を短時間におこなうことを可能にしたズボン下を提供すること。
【解決手段】 本考案に係るズボン下1aは、所定の布地3aにより、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分5aと、排尿時に使用する前開き部分7aとから形成されるステテコや股引のようなズボンの下に着用するズボン下において、前記前開き部分7aを、長さLaが10〜20センチメートルにわたって、幅Daが2センチメートル以下の開口形状に形成される。このズボン下1によれば、前記前開き部分7aが当初から開いた状態なので、排尿準備が短時間に完了できる。
【選択図】 図3
【解決手段】 本考案に係るズボン下1aは、所定の布地3aにより、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分5aと、排尿時に使用する前開き部分7aとから形成されるステテコや股引のようなズボンの下に着用するズボン下において、前記前開き部分7aを、長さLaが10〜20センチメートルにわたって、幅Daが2センチメートル以下の開口形状に形成される。このズボン下1によれば、前記前開き部分7aが当初から開いた状態なので、排尿準備が短時間に完了できる。
【選択図】 図3
Description
本考案は、男性用下着に関し、さらに詳しくは、ズボンの下に着用するステテコや股引のようなズボンの下に着用するズボン下であって、素早く排尿準備ができるようにしたズボン下に関するものである。
この種のズボン下は、ズボンの下に着用するステテコや股引のような男性用下着として知られている。かかるズボン下は、所定の布地(例えばメリヤス織布地)により、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分を形成するとともに、排尿時に使用する前合わせ部分(前開き部分)を形成してるものが一般的である(特許文献1参照)。
このようなズボン下によれば、ズボンの汚れることを防止し、また、冬などには防寒対策に用いられる。
登録実用新案第3053202号
このようなズボン下によれば、ズボンの汚れることを防止し、また、冬などには防寒対策に用いられる。
しかしながら、上述した従来のズボン下によれば、前合わせ部分(前開き部分)が大きく重なり合っているため、排尿の準備に時間がかかり、例えば、体の不自由な老人などが、排尿準備に時間がかかり漏らしてしまうことがあった。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、排尿準備を短時間におこなうことを可能にしたズボン下を提供することを目的とする。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、排尿準備を短時間におこなうことを可能にしたズボン下を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、所定の布地により、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分と、排尿時に使用する前開き部分とから形成されるステテコや股引のようなズボンの下に着用するズボン下において、前記前開き部分を、所定の長さにわたって幅1センチメートル以下に重ね合わせた形状から所定の長さにわたって幅2センチメートル以下の開口形状までの間の形状に形成されることを特徴とする。
本考案によれば、前開き部分が少し重なり合っている形状から数センチメートルの開口の形状までの間の形状に形成してあることから、排尿準備する際に、簡単に取り出すことができるので、排尿準備を短時間で終了させることが可能となる。
ここで、前記所定の長さとは、10センチメートル〜20センチメートルであることを特徴とする。
本考案によれば、前開き部分が少し重なり合っている形状から数センチメートルの開口の形状までの間の形状に形成してあることから、排尿準備する際に、簡単に取り出すことができるので、排尿準備を短時間で終了させることが可能となる。
ここで、前記所定の長さとは、10センチメートル〜20センチメートルであることを特徴とする。
本考案によれば、前開き部分が少し重なり合う状態から数センチメートルの開口形状までの間の形状に形成してあるので、短時間に排尿準備が可能であり、排尿準備に時間がかかり漏らすなどを完全に防止できる。
以下、本考案を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本考案の第1の実施の形態に係るズボン下を示す正面図である。図2は、本考案の第1の実施の形態に係るズボン下を示す背面図である。
本考案の第1の実施の形態に係るズボン下1は、図1及び図2に示すように、所定の布地(例えば、メリヤス織布地)3により、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分5が形成されており、かつ、排尿時に使用する前開き部分7を所定の長さL(例えば10センチメートル〜20センチメートル程度)にわたって、所定の幅D(例えば1センチメートル程度)に重ね合わせた形状に形成されるものである。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本考案の第1の実施の形態に係るズボン下を示す正面図である。図2は、本考案の第1の実施の形態に係るズボン下を示す背面図である。
本考案の第1の実施の形態に係るズボン下1は、図1及び図2に示すように、所定の布地(例えば、メリヤス織布地)3により、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分5が形成されており、かつ、排尿時に使用する前開き部分7を所定の長さL(例えば10センチメートル〜20センチメートル程度)にわたって、所定の幅D(例えば1センチメートル程度)に重ね合わせた形状に形成されるものである。
ズボン下1は、その裏側に、図2に示すような略W字形状に、まち部分9が形成されている。まち部分9とは、ズボン下1にゆとりをもたせるために補う布のことである。
ズボン下1は、その下半身を覆う側の上端部にゴム部分11が形成されている。
このようなズボン下1によれば、排尿の準備をするときに、前開き部分7が約1センチメートル重なっているのみであり、着用状態では前開き部分7が少し開いた状態になることから、前開き部分7を押し広げるなどの排尿準備が簡単であり、排尿準備が短時間に完了できる。
ズボン下1は、その下半身を覆う側の上端部にゴム部分11が形成されている。
このようなズボン下1によれば、排尿の準備をするときに、前開き部分7が約1センチメートル重なっているのみであり、着用状態では前開き部分7が少し開いた状態になることから、前開き部分7を押し広げるなどの排尿準備が簡単であり、排尿準備が短時間に完了できる。
〔第2の実施の形態〕
図3は、本考案の第2の実施の形態に係るズボン下を示す正面図である。図4は、本考案の第2の実施の形態に係るズボン下を示す背面図である。
本考案の第2の実施の形態に係るズボン下1aは、図3及び図4に示すように、所定の布地(例えば、メリヤス織布地)3aにより、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分5aが形成されており、かつ、排尿時に使用する前開き部分7aを所定の長さ(例えば10センチメートル〜20センチメートル)にわたって、所定の幅Da(例えば、2センチメートル程度)に開口させた形状に形成されるものである。
図3は、本考案の第2の実施の形態に係るズボン下を示す正面図である。図4は、本考案の第2の実施の形態に係るズボン下を示す背面図である。
本考案の第2の実施の形態に係るズボン下1aは、図3及び図4に示すように、所定の布地(例えば、メリヤス織布地)3aにより、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分5aが形成されており、かつ、排尿時に使用する前開き部分7aを所定の長さ(例えば10センチメートル〜20センチメートル)にわたって、所定の幅Da(例えば、2センチメートル程度)に開口させた形状に形成されるものである。
ズボン下1aは、その裏側に、図4に示すような略W字形状に、まち部分9aが形成されている。まち部分9aとは、ズボン下1aにゆとりをもたせるために補う布のことである。
ズボン下1aは、その下半身を覆う側の上端部にゴム部分11aが形成されている。
また、前開き部分7aを所定の長さ(例えば10センチメートル〜20センチメートル)にわたって、幅2センチメートル程度に開口させた形状は、股合わせ部分13a側に例えば所定の長さの当て布15aと、上側のゴム部分11aの側に所定の長さの当て布17aを当てて縫い合わせることにより形成すればよい。
ズボン下1aは、その下半身を覆う側の上端部にゴム部分11aが形成されている。
また、前開き部分7aを所定の長さ(例えば10センチメートル〜20センチメートル)にわたって、幅2センチメートル程度に開口させた形状は、股合わせ部分13a側に例えば所定の長さの当て布15aと、上側のゴム部分11aの側に所定の長さの当て布17aを当てて縫い合わせることにより形成すればよい。
このようなズボン下1aによれば、排尿の準備をするときに、前開き部分7aが図3に示すように所定の長さLa(例えば10センチメートル〜20センチメートル程度)にわたって、幅Daが約2センチメートル程度開口しているのみであり、着用状態では前開き部分7aがかなり開いた状態になることから、前開き部分7aを押し広げるなどの排尿準備が簡単であり、排尿準備が短時間に完了できる。
〔第3の実施の形態〕
図5は、本考案の第3の実施の形態に係るズボン下を示す正面図である。
本考案の第3の実施の形態に係るズボン下1bは、図5に示すように、所定の布地(例えば、メリヤス織布地)3bにより、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分5bが形成されており、かつ、排尿時に使用する前開き部分7bを所定の長さLb(例えば10センチメートル〜20センチメートル程度)にわたって、所定の幅Db(例えば0.5センチメートル程度)に開口させた形状に形成されるものである。
ズボン下1bの裏側には、図示しないが、第1の実施の形態や第2の実施の形態と同じような、まち部分が形成されている。
図5は、本考案の第3の実施の形態に係るズボン下を示す正面図である。
本考案の第3の実施の形態に係るズボン下1bは、図5に示すように、所定の布地(例えば、メリヤス織布地)3bにより、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分5bが形成されており、かつ、排尿時に使用する前開き部分7bを所定の長さLb(例えば10センチメートル〜20センチメートル程度)にわたって、所定の幅Db(例えば0.5センチメートル程度)に開口させた形状に形成されるものである。
ズボン下1bの裏側には、図示しないが、第1の実施の形態や第2の実施の形態と同じような、まち部分が形成されている。
ズボン下1bは、その下半身を覆う側の上端部にゴム部分11bが形成されている。
また、前開き部分7bを所定の長さ(例えば10センチメートル〜20センチメートル程度)にわたって、所定の幅Db(例えば0.5センチメートル程度)に開口させた形状は、股合わせ部分13bの側に例えば所定の長さの当て布15bと、上側のゴム部分11bの側に所定の長さの当て布17bを当てて縫い合わせることにより形成すればよい。
また、前開き部分7bを所定の長さ(例えば10センチメートル〜20センチメートル程度)にわたって、所定の幅Db(例えば0.5センチメートル程度)に開口させた形状は、股合わせ部分13bの側に例えば所定の長さの当て布15bと、上側のゴム部分11bの側に所定の長さの当て布17bを当てて縫い合わせることにより形成すればよい。
このようなズボン下1bによれば、排尿の準備をするときに、前開き部分7bが図3に示すように所定の長さLa(例えば10センチメートル〜20センチメートル)にわたって、約0.5センチメートル開口しており、着用状態では前開き部分7bが第1の実施の形態よりさらに大きく開いた状態になることから、前開き部分7aを押し広げるなどの排尿準備が簡単であり、排尿準備が短時間に完了できる。
〔その他実施の形態〕
本考案のその他の実施の形態に係るズボン下では、要するに、前合わせ部分が1センチメートル以下程度に重ね合わさった形状から、前開き部分が2センチメートル以下に開口した形状までのうちであれば、どのような形状であってもよい。
本考案のその他の実施の形態に係るズボン下では、要するに、前合わせ部分が1センチメートル以下程度に重ね合わさった形状から、前開き部分が2センチメートル以下に開口した形状までのうちであれば、どのような形状であってもよい。
このようなズボン下によれば、排尿の準備をするときに、前開き部分の所定の長さ(例えば10センチメートル〜20センチメートル)にわたって、例えば1センチメートル程度以下に重なった形状から、2センチメートル以下の開口に形成された形状までの間の形状に形成されているので、着用状態では前開き部分が当初から少し開いた状態から大きく開いた状態になっていることから、前開き部分を押し広げるなどの排尿準備が簡単であり、排尿準備が短時間に完了できる。
なお、本考案の実施の形態に係るズボン下を着用すると、このズボン下の前開き部分が少し開いた状態や相当開いた状態になっていても、肌には、さらに下着を着用しているため、露出するなどの心配がない。
また、上記第2の実施の形態や、第3の実施の形態では、前開き部分7a,7bの開口を形成するために、当て布(15a,17a、15b,17b)を当てて形成したが、身ごろ部分5a,5bの前開き部分7a,7bに相当する部分の布地を、上記第2の実施の形態や、第3の実施の形態のような所定の長さL、かつ所定の幅Dの開口部が形成されるように切り欠いて(裁断して)形成するようにしてもよい。
また、上記第2の実施の形態や、第3の実施の形態では、前開き部分7a,7bの開口を形成するために、当て布(15a,17a、15b,17b)を当てて形成したが、身ごろ部分5a,5bの前開き部分7a,7bに相当する部分の布地を、上記第2の実施の形態や、第3の実施の形態のような所定の長さL、かつ所定の幅Dの開口部が形成されるように切り欠いて(裁断して)形成するようにしてもよい。
1,1a,1b ズボン下
3,3a,3b 布地
5,5a,5b 身ごろ部分
7,7a,7b 前開き部分
9,9a まち部分
11,11a,11b ゴム部分
13a,13b 股合わせ部分
15a,15b 当て布
17a,17b 当て布
3,3a,3b 布地
5,5a,5b 身ごろ部分
7,7a,7b 前開き部分
9,9a まち部分
11,11a,11b ゴム部分
13a,13b 股合わせ部分
15a,15b 当て布
17a,17b 当て布
Claims (2)
- 所定の布地により、下半身部分や太もも部分の前後を覆う身ごろ部分と、排尿時に使用する前開き部分とから形成されるステテコや股引のようなズボンの下に着用するズボン下において、
前記前開き部分を、所定の長さにわたって幅1センチメートル以下に重ね合わせた形状から所定の長さにわたって幅2センチメートル以下の開口形状までの間の形状に形成されることを特徴とするズボン下。 - 前記所定の長さは、10センチメートル〜20センチメートルであることを特徴とする請求項1記載のズボン下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000382U JP3110130U (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | ズボン下 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000382U JP3110130U (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | ズボン下 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3110130U true JP3110130U (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=43272684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005000382U Expired - Lifetime JP3110130U (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | ズボン下 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110130U (ja) |
-
2005
- 2005-01-31 JP JP2005000382U patent/JP3110130U/ja not_active Expired - Lifetime
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