JP3110026B2 - X線映像中の散乱放射効果を補正する方法 - Google Patents

X線映像中の散乱放射効果を補正する方法

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JP3110026B2 JP01227639A JP22763989A JP3110026B2 JP 3110026 B2 JP3110026 B2 JP 3110026B2 JP 01227639 A JP01227639 A JP 01227639A JP 22763989 A JP22763989 A JP 22763989A JP 3110026 B2 JP3110026 B2 JP 3110026B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、X線装置から発生されたディジタル映像信
号が、強度値の映像マトリックスに変換され、この映像
マトリックスが、点拡がり関数との前記映像信号の畳み
込みによって変換映像マトリックスに変換され、前記変
換映像マトリックスの各マトリックス要素の加重係数と
の乗算により散乱映像マトリックスが形成され、前記散
乱映像マトリックスのマトリックス要素を前記映像マト
リックスの対応するマトリックス要素から減算すること
により、補正された映像マトリックスが形成される、X
線映像中の散乱放射効果を補正する方法に関するもので
ある。
本発明はまた、X線源と、映像搬送X線ビームをビデ
オ信号に転換するX線検出器と、入力信号が前記ビデオ
信号により形成され且つ出力信号がディジタル映像信号
となるアナログ−ディジタル変換器と、前記入ディジタ
ル映像信号から強度値の映像マトリックスを形成し且つ
その映像マトリックスを点拡がり関数による畳み込みに
よって変換映像マトリックスに変換する変換装置と、局
所強度値に依存する加重係数を決定する記憶装置と、前
記加重係数により加重された変換映像マトリックスを前
記映像マトリックスから減算する装置とを備えるX線映
像の散乱放射効果を補正する装置にも関するものであ
る。
(従来の技術) この種の方法は、「医学と生理学」(Med.Phys.)の
第14巻,第3号,1987年5/6月号の第330〜334頁から既知
である。
この刊行物には弱められたX線ビームの空間的強度分
布から散乱放射電磁界を算定することによりX線映像を
処理する方法が記載されている。この方法は、映像を横
切るぼけとして現れてしまう結像しない成分により“汚
染”された元の映像から測定された強度分布から散乱放
射映像を減算することによって、より高いコントラスト
を有する補正された映像を復元するものである。散乱放
射が無い場合には、強度の対数と照射方向における距離
との間に線形関係が存在する。散乱放射に対する補正に
よって、量的な精度が濃度計的に増加し、相対的な厚さ
の相違が映像から計算される。とりわけ伝播方向でのX
線ビームの減衰に加えて、減衰させる物体からの電子へ
の散乱も生じるので、物体により減衰されるX線ビーム
の空間的強度分布は、映像に寄与しない成分を含んでい
る。散乱X線の強度分布は、いわゆる点拡がり関数によ
る一次入射ビームの畳み込みとして説明できる。検出さ
れた強度は、その一次強度に対する概算値として取られ
る。物体のあらゆる実際の映像は、点拡がり関数により
空間的に拡散される。X線ビームにより照射された場合
の厚い物体の後ろの一次放射に対する散乱放射の比は、
薄い物体の後ろの一次放射に対する散乱放射の比より高
いので、一次ビームから散乱放射を計算する場合に、畳
み込まれた一次ビームも、局部伝達に依存する加重係数
によって加重されねばならない。散乱放射電磁界の計算
の精度は、特に、局所加重係数の測定精度に依存する。
先に示した刊行物では、かかる局所加重係数がX線管の
管電圧の固定した設定値及び焦点と検出器との間の固定
した距離によって測定される。補正回路では、局所加重
係数が表にプロットされる。検出されたX線映像の映像
マトリックス中の要素の強度値に依存して、局所加重係
数が選択され、それにその畳み込みされた映像マトリッ
クスの対応するマトリックス要素が乗算される。
(発明が解決しようとする課題) この種の方法は、局所加重係数が映像パラメータの一
つの固定された調節値に適用できるのみであると言う欠
点を有する。管電圧や、管電流、X線の焦点位置、患者
テーブル、患者と映像増幅管との間の距離、映像増幅管
の入口スクリーンの有効断面積、その他が変えられた場
合には、局所加重係数の新しいバージョンが測定されね
ばならない。更に、検出された映像からの局所加重係数
の決定の間に、その映像は明るさの突然遷移を含みうる
ので、その局所加重係数は、当該映像内の短い距離にわ
たって比較的大きく変化し得る。これにより、計算され
た散乱放射映像内に傾斜を生じる。これはすなわち、位
置の関数として緩慢にしか変化しない実際の散乱放射映
像の貧弱な近似となる。
本発明の目的は、前述した欠点を回避することのでき
るX線映像中の散乱放射効果を補正する方法を提供する
ことである。
(課題を解決するための手段) これを達成するために、本発明による方法は、前記変
換映像マトリックスのマトリックス要素に対する前記加
重係数の選定は、前記変換映像マトリックスのマトリッ
クス要素の強度値によって決定されることを特徴とす
る。
この変換映像マトリックスは、比較的高い周波数が平
均化により除去された映像マトリックスの拡散変形体で
ある。変換映像マトリックスの映像要素に関連する加重
係数が、変換映像マトリックスの強度値と、関連する加
重係数とにより形成された多数の対を含む表から選択さ
れる場合には、加重係数の空間的変化は比較的小さい。
本発明による方法の好適な変形は、強度の関数として
の加重係数の変化が、前記X線装置の映像パラメータの
調節値により同時決定されることを特徴とする。この映
像パラメータの調節値への加重係数の自動適用は毎回再
び加重係数を決定する必要性を排除する。
本発明による方法の別の好適な変形は、強度の関数と
しての加重係数が強度I0より高い強度に対しては単調減
少関数により与えられ、前記関数の垂直オフセットが平
均映像強度により直線的に変化することを特徴とする。
照射される物体の厚さの減少に対して、散乱放射成分
の強度の畳み込まれた一次強度に対する局所比率を表現
する加重係数が減少することは既知である。強度による
加重係数の変化の垂直差異すなわちオフセットは、X線
管の管電圧及び管電流、照射されるべき物体とX線検出
器例えばX線映像増幅管の入口スクリーンとの間の距
離、散乱放射格子の存在及び検出表面の表面積の“共
通”調節、及びパルス動作の場合にはパルス持続期間に
よって高度に決定される。X線管の電圧及び電流の設定
あるいはパルス持続期間は、患者の厚さに依存し、散乱
放射成分もまたそれに依存している。50kV〜70kVの管電
圧及び照射されるべき物体とX線検出器の入口スクリー
ンとの間の5〜20cmの距離に対し、垂直オフセットは平
均映像強度のほぼ線形関数として説明され得る。垂直オ
フセットについての平均映像強度の近くの映像強度の変
化の影響は、もし必要ならば、ハイオーダ効果として考
慮に入れることができる。散乱放射格子の存在は垂直オ
フセットに影響を有し、そのオフセットは散乱放射格子
が存在しないときに一層高くなる。狭いX線ビームは少
ししか散乱放射を発生しないから、比較的小さい直径を
有するX線検出器の入口スクリーンに対して及び狭いビ
ームへ平行にされた関連するX線ビームに対しては、垂
直オフセットは比較的大きい直径を有する入口スクリー
ン及び関連するより広いX線ビームに対してよりも低
い。
比較的大きい横断寸法を有する均質な物体が照射され
る場合には、加重係数は一定ではなくて映像平面にわた
って変化する。これは多数の影響による。散乱放射格子
は一般に中心でよりも縁部で一層有効である。しかしな
がら、映像平面の縁部での点が映像平面の中心の近くに
位置する点よりも実質的に少ししか散乱放射を受けない
と言う事実によって映像の明るさの変化において顕著と
なる。ビーム形状と検出器の入口スクリーンの曲率との
せいで、検査されるべき物体とX線検出器との間のX線
によりたどられる通路は、映像の中心でよりも映像の縁
部での方が長く、従って散乱放射線の相対的寄与は当該
中心でよりも当該縁部での方が小さい。X線管の陽極の
形状によって、放射線の強度と硬度とは映像の一方の側
から他方の側まで変化する(傾斜効果(hell effect)
と呼ばれる)。従って、散乱放射線の相対的寄与は変化
する。空間的補正マトリックスの対応する要素による散
乱映像マトリックスの要素の乗算により、こうして起こ
る映像不均質を低減するよう映像補正がなされる。
本発明による方法の別の好適な変形は、映像搬送映像
の映像縁部から前記点拡がり関数の半分の幅と等しい距
離以内にある映像部分の前記点拡がり関数による畳み込
みの間、前記映像部分の不正確な平均化が、前記空間的
補正マトリックスの対応する要素と前記散乱映像マトリ
ックスの要素の乗算により事実上補償されることを特徴
とする。
各映像点での強度値が近辺の映像点の強度値で加重さ
れた平均値により得られるように、点拡がり関数による
映像信号の畳み込みに基づき、映像縁部から点拡がり関
数の半分の幅以内にある映像点が不正確な値を得ること
になる。これは、平均化が映像縁部の外側にあって且つ
その強度値が任意値を与えられ得る映像点により行われ
るからである。空間的補正を用いて、これらの映像点は
正しい平均値に合わせて変えられ得る。これは例えば点
拡がり関数と完全な白映像を畳み込み基準値として零に
等しくない強度値を取ることによって実現され得る。散
乱映像マトリックスがこの逆基準値により形成された補
正マトリックスによって乗算された場合には、縁部点は
それらの元の平均値へ再び合わせ戻される。補正マトリ
ックスは空間補正マトリックスに含まれ得る。
上記の方法を実施するX線映像の散乱放射効果補正装
置は、X線源と、映像搬送X線ビームをビデオ信号に転
換するX線検出器と、入力信号が前記ビデオ信号により
形成され且つ出力信号がディジタル映像信号となるアナ
ログ−ディジタル変換器と、前記ディジタル映像信号か
ら強度値の映像マトリックスを形成し且つその映像マト
リックスを点拡がり関数による畳み込みによって変換映
像マトリックスに変換する変換装置と、局所強度値に依
存する加重係数を決定する記憶装置と、前記加重係数に
より加重された変換映像マトリックスを前記映像マトリ
ックスから減算する装置とを備えるX線映像の散乱放射
効果を補正する装置において、ディジタル映像信号から
平均映像強度を決定する平均化装置を有し、前記変換映
像マトリックスの要素の強度値の制御のもとで、前記変
換映像マトリックスの要素に対する前記加重係数の選定
のために前記記憶装置において強度と関連する加重係数
とによる多数の対を含む表を形成するべく、前記平均映
像強度を入力信号とする計算装置をさらに有する、こと
を特徴とする。
該装置において、前記計算及び記憶装置の入力信号
は、前記加重係数を計算するために当該映像パラメータ
の調節値を含むものとしてもよい。
また、前記変換映像マトリックスの要素を空間的補正
マトリックスの対応マトリックス要素により乗算する装
置を有するものとしてもよい。
(実施例) 以下、添付の図面を参照しつつ、本発明による方法の
幾つかの変形例を詳細に説明する。
第1図は、回転陽極3を有するX線管1を示してい
る。この回転陽極3は、X線ビーム5を発射し、このビ
ームは、コリメータ7により平行にされ且つ物体8を照
射した後にX線映像増幅管9により検出されるX線ビー
ム4を放射する。X線映像増幅管9の入口スクリーン11
は、X線の照射方向から逸脱する伝播方向を有するX線
の一部を妨害する散乱放射格子10を有する。上記X線映
像増幅管9においては、映像搬送X線ビーム5が映像搬
送光ビーム13に転換される。半透明鏡15は、光ビーム13
を写真カメラ17により写真フィルム上に結像する部分と
テレビジョン・カメラ装置19によりビデオ信号に転換さ
れる部分とに分離する。かかるビデオ信号は、アナログ
−ディジタル変換器21によりディジタル化され、補正回
路22内で当該ビデオ信号は、X線映像から散乱放射効果
を除去するように補正される。補正回路22は読取ユニッ
ト23から、例えばX線管1の電圧及び電流、物体8と入
口スクリーン11との間の距離その他のごとき、映像パラ
メータに対する調節値を受信する。補正された映像信号
は、テレビジョン・モニター25に表示され得る。
第2図は、映像強度の関数としての加重係数の変化を
示している。この曲線の垂直オフセットは、X線管1の
電流及び電圧の調節値が尺度である物体8の厚さにより
同時決定される。
第3a図は、空間的補正マトリックスのマトリックス要
素の列に対する補正値の分布を表す曲線aを示してい
る。散乱放射は、この列の中心近くで最大寄与を呈し、
その影響は曲線bに従って縁部の方向により減少する。
上記傾斜効果のために、補正値は、一方の映像縁部から
反対側の映像縁部まで減少する分布をもって線cと曲線
bとの重畳によって表現される。
第3b図は、空間補正マトリックスのマトリックス要素
の行に対する補正値の分布を示す。上記傾斜効果は一方
向にのみ変化し、補正マトリックスの行に対しては一定
である(線c)。
第4図は、ビデオ信号をディジタル化するアナログ−
ディジタル変換器21を示している。平均化装置30では、
平均映像強度が測定される。この平均映像強度は、計算
及び記憶ユニット34内で、加重係数関数を発生するため
に、読取ユニット23から発生された映像パラメータの調
節値と装置変数と一緒に用いられる。全強度値と散乱放
射の関連する強度値により形成される多数の対が記憶ユ
ニット36内に表の形で記憶される。変換ユニット32内で
決定される変換映像マトリックスの各要素に対して散乱
放射強度が決定される。空間的補正ユニット38における
空間的補正マトリックスの対応する要素による散乱映像
マトリックスの要素の乗算の後に、該演算結果を用い
て、補正された映像マトリックスが元の映像マトリック
スから減算出力される。この補正された映像信号は、テ
レビジョン・モニター25に表示するためにディジタル−
アナログ変換器40によりアナログ信号に変換され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、X線映像中の散乱放射効果を補正する方法を
実行するX線試験装置を示し、 第2図は、映像強度の関数としての加重係数を示し、 第3a図及び第3b図は、相互に直角な映像線に沿う空間的
補正を示し、 第4図は、補正回路の線図的表現である。 1……X線管、3……回転陽極 4……X線ビーム 5……映像搬送X線ビーム 7……コリメータ、8……物体 9……X線映像増幅管、10……散乱放射格子 11……入口スクリーン、13……映像搬送光ビーム 15……半透明鏡、17……写真カメラ 19……テレビジョン・カメラ装置 21……アナログ−ディジタル変換装置 22……補正回路、23……読取ユニット 35……テレビジョン・モニター 30……平均化装置、32……変換ユニット 34……計算及び記憶ユニット 36……記憶ユニット 38……空間的補正ユニット 40……ディジタル−アナログ変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−192640(JP,A) 特開 昭52−144995(JP,A) 特開 昭54−42993(JP,A) 特開 昭54−149534(JP,A) 特開 昭54−152490(JP,A) 特開 昭60−236594(JP,A) 特開 昭62−87136(JP,A) 特開 昭63−5481(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線装置から発生されたディジタル映像信
    号が、強度値の映像マトリックスに変換され、この映像
    マトリックスが、点拡がり関数との畳み込みによって変
    換映像マトリックスに変換され、前記変換映像マトリッ
    クスの各マトリックス要素の加重係数との乗算により散
    乱映像マトリックスが形成され、前記散乱映像マトリッ
    クスのマトリックス要素を前記映像マトリックスの対応
    するマトリックス要素から減算することにより、補正さ
    れた映像マトリックスが形成される、X線映像中の散乱
    放射効果を補正する方法において、 前記変換映像マトリックスのマトリックス要素に対する
    前記加重係数の選定は、前記変換映像マトリックスのマ
    トリックス要素の強度値によって決定されることを特徴
    とする、X線映像中の散乱放射効果を補正する方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法において、前記加重
    係数は、強度の関数でもあり、前記X線装置の映像パラ
    メータの調節値によっても決定されることを特徴とする
    X線映像中の散乱放射効果を補正する方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の方法において、前
    記加重係数は、強度の関数でもあり、所定の強度I0より
    高い強度に対しては単調減少関数により与えられ、 前記関数の垂直オフセットが平均映像強度により直線的
    に変化することを特徴とするX線映像中の散乱放射効果
    を補正する方法。
  4. 【請求項4】請求項1,2又は3記載の方法において、前
    記散乱映像マトリックスのマトリックス要素が空間的補
    正マトリックスの対応する要素により乗算されることを
    特徴とするX線映像中の散乱放射効果を補正する方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の方法において、前記空間的
    補正マトリックスの一方の映像線方向におけるマトリッ
    クス要素が、映像の幅にわたって単調に減少する関数に
    よる強度値分布とその映像の中心よりもその映像の縁部
    で小さい強度値分布とが重畳されて得られる強度値分布
    を示し、 前記空間的補正マトリックスの、前記一方の映像線方向
    に直角な他方の映像線方向におけるマトリックス要素
    が、当該映像の中心よりも当該映像の縁部で小さい強度
    値分布を示す、 ことを特徴とするX線映像中の散乱放射効果を補正する
    方法。
  6. 【請求項6】請求項4又は5記載の方法において、映像
    搬送映像の映像縁部から前記点拡がり関数の半分の幅と
    等しい距離以内にある映像部分と前記点拡がり関数とに
    よる畳み込みにおける当該映像部分の不正確な平均化
    が、前記空間的補正マトリックスの対応する要素と前記
    散乱映像マトリックスの要素の乗算により事実上補償さ
    れることを特徴とするX線映像中の散乱放射効果を補正
    する方法。
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