JP3109786U - フック・アイテープ - Google Patents

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Abstract

【課題】身生地のバック布とフック・アイテープとをミシンによる糸の縫い付けができ強固に固定でき、その後に表裏面布と熱容着で一体的にして、縫着糸が外面に現れることがなく外観優美なフック・アイテープを提供する。
【解決手段】内面に熱接着性プラスチックフィルムを貼着した表面布2,12および裏面布アイ金具4、フック金具14を取り付けた上下内面布とからなる薄いシート状のフック・アイテープである。フックテープ1とアイテープ11の一側端の上下内面布を分離させる。その上下内面布の間にバック布8,18を挟み縫着糸で一体的に縫着すると共に、上下内面布と表裏面布2を加熱圧着する。
【選択図】図8

Description

本考案は、バック布を有する衣類、例えば、ブラジャー、ブラスリップ、ボディスーツ、水着などの身生地のバック布に取り付けられるフック・アイテープに関するものである。
従来、ブラジャー、ブラスリップ、ボディスーツ、水着などには、通常、着脱のために前部の左右カップ布と連設して側脇部から背面部にかけて延びる身生地のバック布の一端部にアイ金具付きのアイテープを、他端部にフック金具付きのフックテープが縫着されており、フック金具とアイ金具の係脱によって着脱している。
フック・アイテープは、通常、図9、図10に示すように、基布テープ22は芯地23を包被するように上下に折り曲げ、その基布テープ22の表面には、長さ方向に押え布24とアイ金具25を上段、中段、下段に取り付けてあり、上段の押え布24aはテープ表面22に縫着糸26で縫着され、中段の押え布24bは上段の押え布24aに縫着糸26で縫着され、下段の押え布24cは中段の押え布24bに縫着糸26で縫着されており、テープの厚みは下段になるほど厚くなるアイテープ21が知られている。(例えば、特許文献1)
一方、前記のように構成されたアイテープ21と係止するフックテープ31は、基布テープ32が芯地33を包被するように折り曲げ、一端部にフック部を有するフック金具34を被覆布35で被覆してある。
上記のフック・アイテープ21,31は複数枚の生地を重合して厚くなっているから、ブラジャーなどの身生地のバック布27,37と縫着するのが困難であり、特にアイテープ21は分厚くなっているため、縫製作業に熟練を要すると共に、折り目付け加工など縫着しやすくするための準備を必要とし、作業に手間がかかり面倒であった。また、複数枚の生地を所定の寸法に裁断する時にロスが多く発生して不経済であった。さらに、テープ自体にゴツゴツ感があって肌当たりが悪く、圧迫感や違和感があると共に、比較的薄いアウターウエアーを着用すると、外部からその部分の盛り上がりが見えて不体裁になる問題点があった。
そのような欠点を解消するものとして、本出願人は先に実用新案登録第3104261号として、薄いシート状に形成した加熱接着による貼り合わせタイプのフック・アイテープを提案した。このフックアイ・テープは薄いことから、着用時のゴツゴツ感がなく着け心地が良くなると共に、貼り合わせた時のバック布とフック・アイテープとの段差が少ないことから、その部分の盛り上がりも僅かであり外衣に悪影響を与えないと言うことで好評を得ている(例えば、特許文献2)。
特開2002−28009号公報 実用新案登録第3104261号公報
しかしながら、上記の特許文献2の薄いシート状の貼り合わせタイプのフック・アイテープは、身生地のバック布と一体化するのに縫着することなく、熱接着性プラスチックフィルムの溶着のみで一体的にしてあるから接合力が弱く、特にブラジャーはバストにピッタリと密着させるため、常時引張り力が作用しており、また、繰り返し行われる洗濯時において他物との摩擦力を受け、あるいは長期の使用などによって接合部が剥がれるという問題点があった。
本考案は、上記のような問題点を解決することを課題として研究開発されたもので、身生地のバック布とフック・アイテープとをミシンによる糸の縫い付けができ強固に固定でき、その後に表裏面布と熱溶着で一体的にして、縫着糸が外面に現れることのない外観優美なフック・アイテープを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案は、内面に熱接着性プラスチックフィルムを貼着した表裏面布と、アイ金具、フック金具を取り付けた上下内面布とからなる薄いシート状のフック・アイテープであって、フックテープとアイテープの一側端の上下内面布を分離させ、その上下内面布の間にバック布を挟み縫着糸で一体的に縫着すると共に、上下内面布と表裏面布を加熱圧着することを特徴とするバック部を有する衣類に取り付けるフック・アイテープを開発し、採用した。
また、上記のフック・アイテープにおいて、アイ金具およびフック金具は、アイテープおよびフックテープの表面布に設けた横切目からアイ部とフック部が露出しているフック・アイテープ、およびアイ金具は長さ方向の所定間隔毎に複数列設けてあるフック・アイテープを開発し、採用した。
本考案はフックテープとアイテープの一側端の上下内面布間に身生地のバック布を挟んでミシンによる糸の縫い付けができ強固な固定ができる。その後、上下内面布と表裏面布とを熱接着性フイルムを溶着して一体化するので縫糸が表裏面布で隠されることになり、外面に現れることなくスッキリした優美な外観になる。したがって、バストにピッタリと密着するように大きな引張り力が働くブラジャーなどに使用してもフック・アイテープとバック布との接合において何ら問題がない。また、繰り返し行われる洗濯時の他物との摩擦力などによっても接合部が剥がれるようなことがなく長期に亘って使用できる。また、フック・アイテープは、全長に亘ってかなり薄く仕上げられていることから、バック布に取り付けても段差が僅かに生じるだけで衣類の表面に凹凸が現れなく、薄いアウターウエアーを着用してもその部分の盛り上がりが少なく目立たないと共に、着用した時に肌あたりが良く圧迫感や違和感がなくなる。
以下に、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明すれば、本考案に係るアイテープ1およびフックテープ11は、表面布2,12、上部熱接着性プラスチックフィルム3,13、アイ金具4,フック金具14を取り付けた上下内面布5、5,15,15、下部熱接着性プラスチックフィルム、裏面布6,16の順序に配されて積層した厚さが1.0mm程度の薄いシート状に形成されている。
アイテープ1の表面布2と裏面布6は、ナイロン、ポリエステルなどの合成繊維で編成された所定幅の短い帯状の薄編生地であるが、薄織地でも可能であり、長さ方向の所定間隔を隔てて横切目7,7を幅方向に2個設けてあり、この横切目7,7からアイ金具4,4のアイ部4a,4aが露出するようになっている。
上下部の熱接着性プラスチックフィルム3,3は、表面布2および裏面布6と同一大きさで同一形状の熱可塑性の透明プラスチックフィルムであり、表面布2と裏面布6の内面に貼着されてあり、加熱することにより溶着して内面布5と表面布2および内面布5と裏面布6を一体化する。
アイ金具4は、その取付け環部4bが内面布5に縫着して取り付けられてあり、下段のアイ金具4のみ取り付け環部4bを覆う上部内面布5aで被覆され下部内面布5bとによって挟み込まれ縫糸で取り付けられている。アイ金具4のアイ部4aは表面布2の横切目7から露出するようになっている。
内面布5は、上部内面布5aと下部内面布5bが分離して構成されており、前述のように、下部内面布5bにアイ金具4の取り付け環部4bを縫糸で取り付けるために比較的丈夫な編生地または織生地で形成されている。
一方、フックテープ11もアイテープ1と同様に、表面布12、上部熱接着性プラスチックフィルム13、フック金具14、上下内面布15,15、下部熱接着性プラスチックフィルム13、裏面布16の順に配し積層一体化してあるのはアイテープ1と同様である。
このように構成したフック・アイテープの使用状態を作用、効果と共に説明すると、ブラジャー、ブラスリップ、ボディスーツ、水着などバック布を有する衣類に取り付けて用いることができる。
すなわち、図3に示すように、アイテープ1の一側端の上部内面布5aと下部内面布5bを分離してあるから、その上下内面布5a,5b間に一方のバック布8の端部を挟み、図4に示すように、長さ方向にミシンによる縫糸9で縫着することにより、上下部内面布5a,5bとバック布8を強固に固定できる。その後、アイロンなどで表面布2の上面から押圧することにより、図5に示すように、上下部の熱接着性プラスチックフィルム3,3が溶着し表面布2と裏面布6を一体化する。そして、前述の縫糸9が表面布2と裏面布6で隠れることになり、外観が縫糸9の現れないスッキリとした優美な外観になる。一体化した後は大きな引っ張り力によっても、フック・アイテープ1,11とバック布8,18との接合は剥離することがない充分な強度性を持つ。また、一体化したフック・アイテープ1,11は1.0mm程度の薄い生地であるから、バック布8,18に取り付けた場合に生じる段差が僅かであり、凹凸部が生じることがなく、全体的に薄く仕上がって着用した時に圧迫感や違和感を生じることがない。
一方、フックテープ11の使用状態と作用効果については、前述のアイテープ1と同様であることから説明は省略する。なお、前記実施の形態においては、アイ金具4を左右に2個取り付けると共に、長さ方向に3段設けた場合について説明したが、本考案は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、1段の場合や2段の場合もあり、考案の目的を達成でき、かつ考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更が可能であることは当然のことである。
本考案は、ブラジャー、ブラスリップ、ボディスーツ、水着だけに限らず、インナーウエア、アウターウエアーなどのバック布を有する衣類等に取り付けて使用できる。
アイテープの正面図である。 アイテープの分解図である。 アイテープの一側端部の簡略拡大縦断面図である。 アイテープの一側端部の上下部内面布とバック布を縫着した簡略拡大縦断面図である。 アイテープの一側端部にバック布を溶着した簡略拡大縦断面図である。 フックテープの正面図である。 フックテープの分解図である。 使用状態を示す正面図である。 従来のフック・アイテープの正面図である。 図8のA−A線拡大断面図である。
符号の説明
1 アイテープ
2、12 表面布
3、13 熱接着性プラスチックフィルム
4 アイ金具
5、15 内面布
6、16 裏面布
7、17 横切目
8、18 バック布
9、19 縫着糸
11 フックテープ
14 フック金具


Claims (3)

  1. 内面に熱接着性プラスチックフィルムを貼着した表面布および裏面布、アイ金具、フック金具を取り付けた上下内面布とからなる薄いシート状のフック・アイテープであって、フックテープとアイテープの一側端の上下内面布を分離させ、その上下内面布の間にバック布を挟み縫着糸で一体的に縫着すると共に、上下内面布と表裏面布を加熱圧着することを特徴とするバック部を有する衣類に取り付けるフック・アイテープ。
  2. アイ金具およびフック金具は、アイテープおよびフックテープの表面布に設けた横切目からアイ部とフック部が露出している請求項1に記載のフック・アイテープ。
  3. アイ金具は長さ方向の所定間隔毎に複数列設けてある請求項1または2に記載のフック・アイテープ。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107334201A (zh) * 2017-09-02 2017-11-10 陈锡照 一种针缝反包边隐形背扣及其制作方法
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