JP3109649U - 共押出多層発泡複合板 - Google Patents

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Abstract

【課題】共押出多層発泡複合板の提供。
【解決手段】発泡層60の一側面或いは両側面に多層共押出方式で硬質プラスチック層53,54を設置するか、或いは結合層51,52を利用して硬質プラスチック層或いは各種の異なる特性の素材を設置したことを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本考案は共押出多層発泡複合板に係り、特に、発泡層の表層に成形過程中に直接硬質プラスチック層或いは結合層を一体に共押出成形し、同時に実際の必要により、結合層上に硬質プラスチック層を共押出成形するか或いは各種の異なる特性の素材で被覆した、共押出多層発泡複合板に関する。
現在市販されている周知のプラスチック板(不発泡)は相当に多く、且つ例えばファイル、アルバム、各種の異なるケース、書類バッグ、スーツケース、食品包装容器、自動車クッション板、建築材料、さらには運動器材に到る各種の異なる物品に広く使用されている。
通常、これらのプラスチック板材の密度は0.9g/cm3 を超え、生産される製品は重くなり且つ加工が難しくなり、材料コストが高くなり、保温断熱機能を具備しない。もし伝統的な発泡板(単層)を使用すれば製造コストを減らせるが、板材の強度が大幅に下がり、架橋発泡を使用すると、廃材(製品廃棄物)が回収再生不能となり、板面は不発泡板材のように美しくはない。接合技術を利用して発泡板と不発泡板を接合(冷接合)すると、製造コストが非常に高くなり、且つ環境汚染を形成する(接着剤が接着層とされる)。
本考案は、軽量で、高強度で、板面が美しく、再生回収可能な材料で製造でき、接着剤を使用せずに、織物、金属、セラミック、木板等を、板製造時に一緒に複合(熱接合)してなる発泡複合材を提供することを目的とする。
本考案の上述の目的を達成するための技術手段として、発泡層の片面或いは両面に共押出方法により2〜5層の構造(一層の発泡層を含む)を形成し、この共押出多層発泡複合板の構造により、周知の技術における板材の重過ぎ、高コストで、断熱性がなく、板面が粗く、回収再使用が不能で、環境を汚染する問題を解決する。実際にポリプロピレン、ポリエチレン材料で試験生産したところ、完全に原理性に符合し、予期された作用効果を達成した。
請求項1の考案は、発泡層の一つの表面に共押出により形成された硬質プラスチック層が設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
請求項2の考案は、請求項1記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層と硬質プラスチック層の間に共押出により形成された結合層が設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板としている。
請求項3の考案は、請求項1記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層の二つの表面それぞれに共押出により形成された結合層が設けられ、そのうち一層の結合層の表面に共押出により形成された硬質プラスチック層が設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板としている。
請求項4の考案は、請求項1記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層の二つの表面それぞれに共押出により硬質プラスチック層が設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板としている。
請求項5の考案は、請求項4記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層と各硬質プラスチック層の間に共押出により形成された結合層がそれぞれ設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板としている。
請求項6の考案は、発泡層の一つの表面に共押出により形成された結合層が設けられ、この結合層の表面に一層の素材が接合されたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板としている。
請求項7の考案は、請求項6記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層の二つの表面それぞれに共押出により形成された結合層が設けられ、各結合層の表面に一体に素材が接合されたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板としている。
請求項8の考案は、請求項6又は請求項7記載の共押出多層発泡複合板において、素材がフレキシブルな素材とされたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板としている。
請求項9の考案は、請求項6又は請求項7記載の共押出多層発泡複合板において、素材が非フレキシブルな素材とされたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板としている。
請求項10の考案は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層と硬質プラスチック層がポリエチレン、ポリプロピレン、アクリロニトリル- ブタジエン- スチレン(ABS)、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートとされたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板としている。
本考案は、軽量で、高強度で、板面が美しく、再生回収可能な材料で製造でき、接着剤を使用せずに、織物、金属、セラミック、木板等を、板製造時に一緒に複合(熱接合)してなる共押出多層発泡複合板を提供する。
図1には本考案の共押出多層発泡複合板の共押出二層発泡複合板の断面が示される。この共押出二層発泡複合板1は発泡層10及び発泡層10の一面に一体に共押出成形された一層の硬質プラスチック層11を具えている。
図2は本考案の共押出三層発泡複合板の断面を示す。共押出三層発泡複合板2は中間の発泡層20及び発泡層20の両面にそれぞれ一体に共押出成形された硬質プラスチック層21、22を具えている。
図3は本考案の共押出四層発泡複合板の断面を示す。共押出四層発泡複合板3は中間の発泡層30及び発泡層30の両面にそれぞれ一体に共押出成形された結合層31、32、及び結合層31の一面に一体に共押出成形された硬質プラスチック層33を具えている。
図4は本考案の共押出五層発泡複合板の断面を示す。共押出五層発泡複合板4は中間の発泡層40及び発泡層40の両面にそれぞれ一体に共押出成形された結合層41、42、及び各結合層41、42の一面に一体に共押出成形された硬質プラスチック層43、44を具えている。
図5は本考案の共押出三層発泡複合板の外部に異なる素材を接合した発泡複合板材5の断面を示す。それは、発泡層50及び発泡層50の両面にそれぞれ一体に共押出成形された結合層51、52、及び各結合層51、52の一面にそれぞれ一体に異なる特性の素材53、54(例えば織物、金属板等のフレキシブル素材或いはプラスチック板、繊維板、木板、竹板、セラミック板等の不フレキシブル素材)が接合されてなる。
上述の各部品が組み合わされてなる本考案は、一種の共押出多層発泡複合板を提供し、その実際の操作応用は以下のとおりである。
図6、7、8、9は、本考案の二層、三層、四層、五層の共押出の設備を示す。本考案は既存の共押出設備に発泡原理を組み合わせて形成される。現在の共押出設備は複数の押出機を使用し、更に分流器60、フォーミングロール70が結合され、該分流器60は共押出の層数により流道61、62、63、64、65が設けられている。
図10は本考案の共押出三層発泡複合板の外部にフレキシブル素材を接合してなる発泡複合板の製造設備を示す。本考案を連続式生産する時、素材53、54はフレキシブルとされ(例えば織物、金属板とされる)、ゆえに連続式生産を採用できる。
図11は本考案の共押出三層発泡複合板の外部に非フレキシブル素材を接合した発泡複合板材の製造設備を示す。本考案をバッチ式生産する時、この共押出三層発泡複合板5’は中間の発泡層50’、及び発泡層50’の両面に一体に共押出成形された結合層51’、52’、及び結合層51’、52’の外面に一体に接合された非フレキシブル素材53’、54’(例えばプラスチック板、繊維板、木板、竹板、セラミック板)を具えている。該素材53’、54’は非フレキシブルであり、ゆえにバッチ式生産を採用する必要がある。
総合すると、本考案は一種の共押出多層発泡複合板を提供し、本考案者が実際に製造完成し反復操作試験したところ、確実に本考案の予期された作用効果が達成された。また本考案はこれまでには新規な考案であり、産業上の利用価値を有している。
本考案の共押出二層発泡複合板の断面図である。 本考案の共押出三層発泡複合板の断面図である。 本考案の共押出四層発泡複合板の断面図である。 本考案の共押出五層発泡複合板の断面図である。 本考案の共押出三層発泡複合板の外面に各種の異なる素材を接合した発泡複合板材の断面図である。 本考案の二層共押出設備の表示図である。 本考案の三層共押出設備の表示図である。 本考案の四層共押出設備の表示図である。 本考案の五層共押出設備の表示図である。 本考案の共押出三層発泡複合板の外面にフレキシブル素材を接合した発泡複合板材の製造設備の表示図である。 本考案の共押出三層発泡複合板の外面に非フレキシブル素材を接合した発泡複合板材の製造設備の表示図である。
符号の説明
1 共押出二層発泡複合板
10 発泡層
11 硬質プラスチック層
2 共押出三層発泡複合板
20 発泡層
21 硬質プラスチック層
22 硬質プラスチック層
3 共押出四層発泡複合板
30 発泡層
31 結合層
32 結合層
33 硬質プラスチック層
4 共押出五層発泡複合板
40 発泡層
41 結合層
42 結合層
43 硬質プラスチック層
44 硬質プラスチック層
5 共押出三層発泡複合板の外部に異なる素材を接合した発泡複合板材
50 発泡層
51 結合層
52 結合層
53 素材
54 素材
5’ 共押出三層発泡複合板の外部に異なる素材を接合した発泡複合板材
50’ 発泡層
51’ 結合層
52’ 結合層
53’ 素材
54’ 素材
60 分流器
61 流道
62 流道
63 流道
64 流道
65 流道
70 フォーミングロール

Claims (10)

  1. 発泡層の一つの表面に共押出により形成された硬質プラスチック層が設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
  2. 請求項1記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層と硬質プラスチック層の間に共押出により形成された結合層が設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
  3. 請求項1記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層の二つの表面それぞれに共押出により形成された結合層が設けられ、そのうち一層の結合層の表面に共押出により形成された硬質プラスチック層が設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
  4. 請求項1記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層の二つの表面それぞれに共押出により硬質プラスチック層が設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
  5. 請求項4記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層と各硬質プラスチック層の間に共押出により形成された結合層がそれぞれ設けられたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
  6. 発泡層の一つの表面に共押出により形成された結合層が設けられ、この結合層の表面に一層の素材が接合されたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
  7. 請求項6記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層の二つの表面それぞれに共押出により形成された結合層が設けられ、各結合層の表面に一体に素材が接合されたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
  8. 請求項6又は請求項7記載の共押出多層発泡複合板において、素材がフレキシブルな素材とされたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
  9. 請求項6又は請求項7記載の共押出多層発泡複合板において、素材が非フレキシブルな素材とされたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
  10. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の共押出多層発泡複合板において、発泡層と硬質プラスチック層がポリエチレン、ポリプロピレン、アクリロニトリル- ブタジエン- スチレン(ABS)、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートとされたことを特徴とする、共押出多層発泡複合板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018003711A1 (de) * 2018-02-22 2019-08-22 Reifenhäuser GmbH & Co. KG Maschinenfabrik Verfahren zum herstellen einer mehrschichtigen kunststoffbahn, mehrschichtige kunststoffbahn und verpackungsschale
KR102151214B1 (ko) * 2020-03-27 2020-09-02 현 동 장 성형 발포체 제조용 다층 시트 및 이를 성형하여 형성한 성형 발포체
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