JP3109510U - いなり寿司 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来にない斬新な味と食感を持ったいなり寿司を提供する。
【解決手段】 少なくとも1つの開口を有し味つけして煮た筒状又は袋状の油あげ11内に、茹でて酢でしめたそば12を入れ、きざみネギ13とおろし生姜14を載せ、紐状食材15を前記油あげの周囲に前記開口を横断する方向に少なくとも1回巻いて結び、該紐状食材の両側の開口から内部のそばが見えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本考案はいなり寿司に関し、特に、寿司ご飯に代えてそばを詰めたいなり寿司に関する。
従来のいなり寿司としては、砂糖としょうゆで煮た袋状の油あげ内に、寿司ご飯を詰めたものが一般的である。寿司ご飯を詰めた後、袋の開口部分は折り畳むようにして閉じ、いなり寿司の下部に来るようにし、外側からは、内部の寿司ご飯が見えないようになっている。寿司ご飯に代えて、かやくご飯を詰めたものや、ゴマをかけたものなど種々のものがある。
特許文献1(特開2002−330712)では、油あげの袋の底部に寿司ご飯を詰め、上部に魚介類の刺身を載せてなるいなり寿司であって、上部に載せる刺身は、複数種類の魚介類を用い、該刺身と寿司ご飯との中間部に、刺身の汁が寿司ご飯に浸透しないようにするための葉野菜によりなる仕切材が配置されているものを提案している。
特開2002−330712
しかしながら、従来のものは、米のご飯をベースとしたもので、食感や味に変化が乏しかった。
本考案は、このような実情に鑑み、従来にない斬新な味と食感を持ったいなり寿司を提供しようとするものである。
上記の目的を達成するために本考案のいなり寿司は、少なくとも1つの開口を有し味つけして煮た筒状又は袋状の油あげ内に、茹でて酢でしめたそばを入れ、紐状の食材を前記油あげの周囲に前記開口を横断する方向に少なくとも1回巻いて結び、該紐状食材の両側の開口から内部のそばが見えるようにしたことを特徴としている。
前記紐状の食材として、ホタテ貝のひもを使用した構成や、前記そばに薬味を載せた構成とすることができる。
従来のいなり寿司の場合と同様に、油あげを砂糖としょうゆ等で味付けして煮て、一方が開口した袋状又は双方が開口した筒状にする。別途、そばを茹でて酢でしめたものを用意する。この酢でしめたそばを油あげの中に入れる。油あげが袋状であれば、開口からそばを入れる。油あげが筒状の場合は、一方の開口を折り畳んで塞いでから他方の開口からそばを入れる。あるいは、両方の開口を開いたままにして、そばの周りを油あげで囲んだ状態にする。開口を横断するように紐状食材を巻回し、紐状食材の両端を結ぶ。皿の上におき、開口が上にくるようにし、紐状食材の両側の開口から内部のそばが見えるようにする。好みによりきざみネギやおろし生姜などの薬味を載せる。
本考案のいなり寿司によれば、従来のいなり寿司にない食感を得られるという優れた効果を奏する。また、従来の中身の見えないいなり寿司に対し、中身が明確に見えるので、誤認する心配もない。紐状食材として、ホタテ貝のひもを使用すれば、従来は余って捨てていたものを有効に活用することができる。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本考案のいなり寿司の斜視図である。本考案のいなり寿司10は、袋状の油あげ11の内部にそば12を詰め、そば12の上に薬味としてきざみネギ13とおろし生姜14を添え、紐状食材15を巻いて結んだものである。紐状食材15としては、ホタテ貝の紐を用いている。
以下にそれぞれの食材について詳細に説明する。
油あげ11は、市販されている油あげを適当な長さに切って、切り口から表裏を剥がして袋状にし、しょうゆと砂糖で甘辛く煮たものである。市販の油あげを半分に切ると、袋が深くなり過ぎ、そばを入れたとき、開口部が閉じて中のそばが見えなくなる。そこで本考案では、半分より短い長さでカットしている。
油あげ11を筒状のものにした場合は、下方になる一方の開口を折り畳んで底を作る方法と、上下の開口を開いたままにしておく方法のいずれを採用してもよい。
そば12は、通常のそばであるが、茹でただけでは、時間の経過とともにそばが延びてしまう。本考案の考案者は、茹でたそばを寿司ご飯と同様に酢でしめると、のびる時間が長くなることに着目し、酢でしめたそばを使用することで、賞味期間を長くすることができた。そばの長さは特に限定されない。通常のざるそばと同じ長さでもよく、製麺の際などに発生する切れ端などの短くて屑として捨てるようなものを使用してもよい。どちらかといえば、長いものより短い方が詰め易い。薬味としてのきざみネギ13とおろし生姜14は、通常のざるそばに使用するのと同じものである。きざみネギ13とおろし生姜14は、図示したように別々にして載せてもよく、或いは、混ぜて載せてもよい。
油あげ11にそば12を詰めただけでは、いなり寿司10が横に拡がって形状を維持できない。また、油あげ11が筒状の場合は、そば12が底から落下してしまう。そこで、紐状食材15で縛って形状を保つとともに、筒状の油あげでも底からそば12が落下しないようにする。
紐状食材15としては、ホタテ貝の外套膜、いわゆる、「ひも」を使用している。生のホタテ貝のひもを塩水に漬け、塩水から上げて伸ばして天日等で乾燥したものを使用する。使用に際しては、ぬるま湯に漬けて戻し、柔らかくする。これを、そば12を詰めた油あげ11の細長い開口を横断する方向に巻いて、開口の上などで結んで固定する。紐状食材15は、いなり寿司10を少なくとも1回は巻いた状態になる。勿論、複数回巻いてもよい。
ホタテ貝は、主として貝柱を食用とし、ひもは一部が食用となる以外は捨てていたが、本考案では、これを有効利用することができる。なお、紐状食材15としては、かんぴょうを使用してもよい。
本考案のいなり寿司10は、油あげ11の細長い開口を上にして、中身のそば12が見えるようにし、薬味としてのきざみネギ13とおろし生姜14を添え、紐状食材15で結んでいる。油あげ11のつやのある茶色と、そば12の色と、きざみネギ13の緑と白、おろし生姜14の黄色と、紐状食材15としてのホタテのひもの肌色とが見えるようになり、従来の茶色一色のいなり寿司よりカラフルなものとなった。
勿論、味も従来の寿司ご飯をベースとしたものに対し、そばをベースとしているので、従来にない斬新な味を楽しむことができる。また、ホタテのひもを使用すると、その味とこりこりとした歯ごたえもあって、味と食感が従来にはないものとなった。
本考案のいなり寿司10は、油あげ11の開口を開いて中身が見えるようにしているので、買う人もそばを入れたいなり寿司であることが一見して分かり、通常の寿司ご飯を詰めたいなり寿司と誤認して購入することを防止できる。
本考案のいなり寿司の斜視図である。
符号の説明
11 油あげ
12 そば
15 紐状食材

Claims (3)

  1. 少なくとも1つの開口を有し味つけして煮た筒状又は袋状の油あげ内に、茹でて酢でしめたそばを入れ、紐状の食材を前記油あげの周囲に前記開口を横断する方向に少なくとも1回巻いて結び、該紐状食材の両側の開口から内部のそばが見えるようにしたことを特徴とするいなり寿司。
  2. 前記紐状の食材が、ホタテ貝のひもであることを特徴とする請求項1記載のいなり寿司。
  3. 前記そばに薬味を載せたことを特徴とする請求項1又は2記載のいなり寿司。
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