JP3109450U - マットレスカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時におけるマットレスの挿脱を容易にすると共に、サイズの大きなマットレスにも自在に装着できるマットレスカバーを提供する。
【解決手段】マットレスの周囲を覆うカバーにおいて、マットレスカバー1のカバー本体2に、マットレスを挿脱する開口部3と、該開口部3の周縁4に伸縮自在の紐体6とを備えていることを特徴とする。前記開口部3の略中央部分には、カバー本体2を保持する保持紐7が架け渡されている。前記カバー本体2には、伸縮性を有するパイル地が用いられている。
【選択図】図2
【解決手段】マットレスの周囲を覆うカバーにおいて、マットレスカバー1のカバー本体2に、マットレスを挿脱する開口部3と、該開口部3の周縁4に伸縮自在の紐体6とを備えていることを特徴とする。前記開口部3の略中央部分には、カバー本体2を保持する保持紐7が架け渡されている。前記カバー本体2には、伸縮性を有するパイル地が用いられている。
【選択図】図2
Description
本考案は、さまざまな大きさのマットレスにも自在に装着できるマットレスカバーに関する。
従来、保湿性に優れる上に、寝姿勢全体を安定に保持でき、しかも、使用の際の肌触りや寝具に対するフィット性にも優れた寝具用カバー具が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1の寝具用カバー具は、羽毛を内包しかつ寝具とほぼ同じ大きさの袋状の羽毛内包部と、羽毛内包部の四縁部にそれぞれ縫い付けられかつ羽毛内包部は寝具上に重ね合わされているときに、羽毛内包部とで寝具を包むようにその下面に当てられる複数の生地を備えている。
登録実用第3057959号公報(第1−2頁、図1、図2)
しかしながら、上掲特許文献1記載の構造においては、全体構造が複雑になりコスト高に繋がるという欠点があった。また、サイズの異なる寝具においては、そのサイズに合わせたカバーを用いなければならず使用時の利便性が低下した。
そこで本考案の目的は、使用時におけるマットレスの挿脱を容易にすると共に、サイズの大きなマットレスにも自在に装着できるマットレスカバーを提供することにある。
上記課題を解決するために本考案のマットレスカバーは、マットレスの周囲を覆うカバーにおいて、マットレスカバーのカバー本体に、マットレスを挿脱する開口部と、該開口部の周縁に伸縮自在の紐体とを備えていることを特徴とする。また、本考案のマットレスカバーの開口部の略中央部分には、カバー本体を保持する保持紐が架け渡されていてもよい。さらに、本考案のマットレスカバーのカバー本体には、伸縮性を有するパイル地が用いられていてもよい。
本考案のマットレスカバーによれば、カバー本体に開口部と、かかる開口部の周縁に伸縮自在の紐体とを備えたことで、開口部が容易に伸縮でき、マットレスの挿脱が極めて簡便となる。また、サイズの大きなマットレスにも自在に装着することができ、高い利便性が得られる。
本考案のマットレスカバーの開口部の略中央部分に保持紐を架け渡すことで、保持力が高まり、使用中にカバー本体がマットレスから外れることを防ぐことができる。
本考案のマットレスカバーのカバー本体に伸縮性を有するパイル地を用いることで、カバー本体の伸縮性が高まり、マットレスの挿脱がさらに容易となる上、カバー本体の大きさよりサイズの大きなマットレスについても使用することができる。
以下、本考案に係るマットレスカバーの好適実施の形態を図面に基づいて説明する。
図示するマットレスカバー1は、寝具用のマットレス10、特に三つ折り可能なマットレス10に被覆されるもので、挿脱が極めて簡便でサイズの大きなマットレス10にも装着できることを特徴とする。特に、マットレスカバー1のカバー本体2には、マットレス10を挿脱する開口部3が形成されている。また、開口部3の周縁4には伸縮自在の紐体6が備えられている。
図示するマットレスカバー1は、寝具用のマットレス10、特に三つ折り可能なマットレス10に被覆されるもので、挿脱が極めて簡便でサイズの大きなマットレス10にも装着できることを特徴とする。特に、マットレスカバー1のカバー本体2には、マットレス10を挿脱する開口部3が形成されている。また、開口部3の周縁4には伸縮自在の紐体6が備えられている。
カバー本体2は、肌触りや通気性に優れたパイル地で袋状に形成されており、例えば、長さが195cm、幅が91cm、厚さが5cmを有する。かかるサイズに形成した場合には、同サイズのマットレスに限定されることなく、汎用のマットレス、例えば長さ190〜200cm、幅が90〜100cm、厚さが4〜8cmの範囲内にあるマットレス10であれば適応することができる。また、カバー本体2を使用することで、図5に示すように、マットレス10を容易に三つ折り状態に折り畳むことができる。
カバー本体2には、伸縮性を有するパイル地を用いることが好ましい。伸縮性を有するパイル地であれば、特に限定されることなく公知の素材を採用することができる。伸縮性を有するパイル地を用いた場合には、カバー本体2の伸縮性がより高まり、マットレス10の挿脱が極めて容易となる。また、伸縮性が向上すればするほど、カバー本体2の大きさよりサイズの大きなマットレス10についても使用することができる。
カバー本体2の下面(裏面)には、図2に示すように、開口部3が設けられている。開口部3はマットレス10を挿脱するためのもので、より容易に挿脱できるように大形の矩形状に形成されている。
開口部3の周縁4には、伸縮自在の紐体6が備えられている。かかる紐体6は、伸縮性や強度に優れるゴム紐等を採用することが好ましい。開口部3に伸縮自在の紐体6を設けたことで、開口部3が容易に伸縮されてマットレス10の挿脱が極めて簡便となる。また、開口部3を伸縮自在とすることで、サイズの大きなマットレス10にも対応でき、高い利便性が得られる。開口部3の周縁4には装飾用のレース5が施されていてもよい。
また、本考案に係るマットレスカバーの他の好適例として、開口部3に保持紐7を架け渡すことが好ましい。かかる保持紐7は、伸縮性や強度に優れるゴム紐が好ましく、開口部3の長手方向の略中央部分に装着されている。かかる保持紐7を開口部3に架け渡すことで、マットレス10との保持力が高まり、使用中にカバー本体2がマットレス10から外れることを未然に防ぐことができる。
なお、マットレスカバー1に被覆されるマットレス10は、内部に緩衝材11を収容し、周囲にカバー12を被覆して形成される寝具用のマットレス10であり、大きさや素材には特に限定されるものではない。緩衝材11は、既知のものを使用することができるが、反発弾性が低く、密度や硬さ、伸びや圧縮残留歪が高いという特性を有する低反発弾性フォームを好適に使用することができる。かかる低反発弾性フォームとは、夫々みかけ密度0.1g/cc(気体・固体比9)以下のフォームをいい、発泡倍率3〜4倍(みかけ密度0.3g/cc前後)を境界として、これ以下を低発泡(または高密度)フォームと分類する場合もある。
1 マットレスカバー
2 カバー本体
3 開口部
4 周縁
5 レース
6 紐体
7 保持紐
10 マットレス
11 緩衝材
12 カバー
2 カバー本体
3 開口部
4 周縁
5 レース
6 紐体
7 保持紐
10 マットレス
11 緩衝材
12 カバー
Claims (3)
- マットレスの周囲を覆うカバーにおいて、マットレスカバーのカバー本体に、マットレスを挿脱する開口部と、該開口部の周縁に伸縮自在の紐体とを備えていることを特徴とするマットレスカバー。
- 前記開口部の略中央部分には、カバー本体を保持する保持紐が架け渡されている請求項1記載のマットレスカバー。
- 前記カバー本体には、伸縮性を有するパイル地が用いられている請求項1または2記載のマットレスカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007441U JP3109450U (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | マットレスカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007441U JP3109450U (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | マットレスカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3109450U true JP3109450U (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=43272078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004007441U Expired - Fee Related JP3109450U (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | マットレスカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109450U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009525779A (ja) * | 2006-02-02 | 2009-07-16 | エムエムアイ−アイピーシーオー、エルエルシー | 粘弾性発泡体マットレス用の被覆 |
JP2016063904A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 株式会社ニトリホールディングス | 寝具カバー |
KR102074757B1 (ko) * | 2019-01-08 | 2020-02-07 | 주식회사 스완리빙 | 매트리스 커버 |
KR102078972B1 (ko) * | 2019-08-08 | 2020-02-19 | 염선자 | 매트리스의 분리형 커버 구조물 |
-
2004
- 2004-12-17 JP JP2004007441U patent/JP3109450U/ja not_active Expired - Fee Related
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