JP3109236U - 防水通気材料を複合した靴のソール - Google Patents

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Abstract

【課題】周知のソールの、水分がアウトソールとミッドソールの間に溜まりやすい着用の快適さを損なう欠点を解決した、棒防水通気材料を複合した靴のソールの提供。
【解決手段】貫通孔17アレイ組織を具えた平坦コア材16と、該平坦コア材の貫通孔アレイ組織に複合された少なくとも一つの防水通気薄膜40と、該平坦コア材と防水通気薄膜がアウトソール成形型セット20内の貫通孔形成予定位置に配置された後、溶融状態の樹脂30を該成形型セットの内面に注入して形成され並びに平坦コア材と薄膜に結合されるアウトソールを具え、平坦コア材、薄膜とアウトソールが結合され共同で完全な防水通気特性を形成するソールとされる。
【選択図】図13

Description

本考案は防水通気材料を複合した靴のソールに係り、特に、周知の通気靴のアウトソールとミッドソール(或いは中敷)の間に水分が滞留しやすい欠点を改善した、防水通気材料を複合した靴のソールに関する。
防水通気特性を具えた樹脂膜、例えばゴアテックス(登録商標)薄膜は、二種類の独特なポリマーで組成された材料であり、そのうちの一つは熱可塑性ウレタン樹脂に近い材料で、強靱な特性を提供する。もう一つのポリマーはePTFE(延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレン)とされ、それは防水、通気の作用を有し、毎平方英インチあたり90億個の微小孔を具えた材料である。このような孔は液態水分子の2万分の1であるが、水蒸気の700百倍の大きさで、このため水分子が通過できないが、水蒸気を排出させることができる。ゆえに、ゴアテックス(登録商標)に類似の薄膜をナイロン或いはその他の布材の内側に接合して形成した衣服、靴類、手袋等は防風、防水及び通気性を具え、使用者に乾燥、温暖及び快適さを保持させ、これは周知の技術である。
ゴアテックス(登録商標)に類似の防水通気薄膜を靴のソールの内側に貼り付けて防水と足裏の水分を排出して足部を乾燥状態に保持する周知の構造は図1に示されるようであり、靴のソール10が、アウトソール10とミッドソール12及び中敷13の三つの部分で構成され、アウトソール11(通常は熱可塑性ゴム、すなわちTPR;Thermoplastic Rubber等の低価格の材料で形成されるか、熱可塑性ポリウレタン或いはポリ塩化ビニル等の類似の材料で形成される)の上面にミッドソール12が結合され、ミッドソール12の上面に中敷13が配置される。ゴアテックス(登録商標)の特性はTPUに接近し、ゆえにTPRのような材料とは融合せず、このため、高価な防水通気薄膜40がアウトソール11とミッドソール12の間に接合され、これにより水分のミッドソール12と中敷13部分への進入を防止する。このような靴は実際に着用すると、水分が靴内層外面で隔離されるものの、水分がアウトソール11内部とミッドソール12の間、例えば図中の矢印で示される部分に滞留し、このため着用者に快適でない感覚をもたらす。且つ、ソールは使用中に大きく折り曲げられたり衝撃を受けるため、接着剤で材料間の良好な結合を発生するのは難しく、このような状況は我々の希望するものではない。
上述の従来の技術によると、ソール10に接合された防水通気薄膜40が足部の水気の排出を阻止する問題があるが、この問題を解決する構造は未だ提供されていない。もしこの靴のソールの構造を改良して周知の構造と異なるものとするなら、その使用形態は従来のものとは異なるものとなり、ソールに水分が累積する状況を改善できる。このような靴のソールの構造にあって、アウトソール11内部とミッドソール12の間に水分を滞留させない機能を具備させるのは困難がある。例えばアウトソール11の融点は摂氏約180度であり、防水通気薄膜40の融点は摂氏約120度であり、両者の材料は相容性に欠ける。このため、靴のソールの比較的高温の材料を注入する成形過程にあって、該防水通気薄膜40は往々にして先に溶融するか、破壊されてしまい、予期された結合機能を達成できない。これが構造結合上の障害となっている。このような課題の解決方法はいまだに提示或いは検討されていない。
本考案の主要な目的は、一種の防水通気材料を複合した靴のソールを提供することにあり、それは水分滞留の欠点を改善するものである。本考案によると、防水通気樹脂膜と同じ或いは相容する材料の平坦コア材が生産ラインに上に提供され、且つ該平坦コア材はアレイ貫通孔組織を有するものとされ、更に防水通気薄膜がアレイ貫通孔に対応するように該平坦コア材に緊密に複合或いは結合され、並びにこの防水通気薄膜を結合させた平坦コア材が、靴のソール成形型セット内の所定位置に配置され、溶融状態の樹脂が該成形型セットの内面に注入されて、防水通気薄膜が結合された平坦コア材とこれら樹脂が共同でモールディングされて靴のソールが形成される。
請求項1の考案は、アウトソールと、該アウトソールの内表面に配置された中敷で構成されたソールを具えた、防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、
該アウトソールに少なくとも一つの貫通孔が設けられ、
アウトソールの貫通孔に対応する貫通孔を具えた平坦コア材が設けられ、該平坦コア材の貫通孔部分に防水通気薄膜が複合され、該平坦コア材がアウトソールの貫通孔部分に結合されてアウトソールの貫通孔を被覆し、該防水通気薄膜を通して靴内外の防水通気機能を形成することを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項2の考案は、請求項1記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、平坦コア材の貫通孔がブラインド状の複数の斜片状アレイ構造とされたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項3の考案は、請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜の少なくとも一つの側面に、網状組織或いは強靱な多孔膜片のいずれかの片状材料が結合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項4の考案は、請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜と平坦コア材の間に、網状組織或いは強靱な多孔膜片のいずれかの片状材料が結合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項5の考案は、請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項6の考案は、請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項7の考案は、請求項4記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項8の考案は、請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、強靱な多孔膜片が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項9の考案は、請求項4記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、強靱な多孔膜片が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項10の考案は、請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、平坦コア材の両側面に、網状組織或いは強靱な多孔膜片のいずれかの片状材料が結合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項11の考案は、請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項12の考案は、請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項13の考案は、請求項4記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項14の考案は、請求項5記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項15の考案は、請求項10記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項16の考案は、請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールの貫通孔が少なくとも一つの底面局部エリアに配置されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項17の考案は、請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項18の考案は、請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項19の考案は、請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項20の考案は、請求項4記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項21の考案は、請求項10記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
請求項22の考案は、請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、平坦コア材及び片状材料の周辺近くに、相互に対応する固着孔が設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソールとしている。
本考案の防水通気材料を複合した靴のソールはアウトソール、該アウトソールの上に設置されたミッドソールを具え、実質上、防水通気薄膜が複合された平坦コア材はアウトソールの底部内表面の所定の位置に配置結合される。これにより、アウトソール下方の水分はアウトソール底部以下の外環境に隔離され、貫通孔部分をとおりアウトソールより内側に進入することがなく、これにより通気と防水の作用が達成される。且つ、設計上、特に、平坦コア材の面積は防水通気薄膜より大きく、これにより溶融高熱状態のアウトソール樹脂材料が平坦コア材の周辺区域と適度に溶融結合し、且つモールドコアの隔離により樹脂が薄膜に接触することによる薄膜の破壊が防止される。
本考案の防水通気材料を複合した靴のソールは、平坦コア材の周辺エリアに更に複数の定着孔が設けられ、上述の定着孔により平坦コア材にソール樹脂材料が形成時に嵌入してキー結合を形成する。
このほか、上述の防水通気薄膜に対して十分な保護を形成するため、薄膜の上或いは下の少なくとも一方の表面に、強靱材料片(例えばTPU片)或いは網状組織片が接合され、これにより薄膜の使用寿命が延長される。
図2、3に示されるように、本考案の防水通気材料を複合した靴のソールは、ソール10を具え、典型的な実施例にあって、このソール10は、少なくともアウトソール11を具え、該アウトソール11の材料は、熱可塑性ゴム(TPR)、ポリ塩化ビニル(PVC)、或いは熱可塑性ポリウレタン等の類似材料より選択され、その上面にミッドソール12及び又は中敷13が敷設される。実質上、アウトソール11の内面の所定位置に少なくとも一つの貫通孔14、15が形成され、その輪郭は幾何形態或いはその他の実行可能な形状とされ、アウトソール11の前半部区域或いは後半部区域或いはその他の靴底面に対応する部分とされる。
防水通気薄膜40を複合した平坦コア材16は、アウトソール11の内表面111に設置され、且つ該貫通孔14、15に対応しそれを被覆するよう結合される。この平坦コア材16は防水通気薄膜40と同材料或いは相容する材料で形成され、且つそれにアレイ形態の貫通孔17が設けられ、該貫通孔17はアウトソール11の貫通孔14或いは15に対応する。本考案の採用する実施例中、上述のアレイ形態の貫通孔17はブラインド形態の複数の斜片状アレイ構造を選択すると、異物が貫通孔17からアウトソール11をとおり靴内に進入するのを防止できる。且つ、圧着或いは高周波或いは超音波方式を選択して防水通気薄膜40を順調に平坦コア材16に固着させ、並びに少なくとも平坦コア材16の貫通孔17を被覆させる。これにより、原則上、該平坦コア材16の面積は防水通気薄膜40の面積より大きい。このましい実施例にあっては、該防水通気薄膜40の少なくとも一つの表面に、網状組織片或いは強靱な補強片(例えば熱可塑性ポリウレタン)等片状材料22が結合される。且つ別の実施例にあって、防水通気薄膜40と片状材料22の上下結合の関係位置と数量は置換及び変調可能で、言い換えると、片状材料22はアウトソール11と防水通気薄膜40の間(図示せず)或いは防水通気薄膜40とミッドソール12の間、或いは防水通気薄膜40の上及び下のいずれにも敷設される。
図4、5は特に防水通気薄膜40を複合した平坦コア材16の靴のソールの構造を示し、それは水分をアウトソール11の外表面112に隔離し、これにより水分は従来の技術とは異なり、孔より進入してアウトソール11内部とミッドソール12の間に滞留することがない。ただし足部の発生する水蒸気は平坦コア材16の貫通孔17の防水通気薄膜40部分よりアウトソール11の外部に排出される。
図6から図8に示されるのは本考案の具体的実施例であり、アウトソール11材質の特性は平坦コア材16とは異なり、これにより、それらは融合しにくく相容性不良の問題を有しうる。この平坦コア材16はアレイ組織形態の貫通孔17を具えている。更に防水通気薄膜40が平坦コア材16の貫通孔17エリアに結合され、良好な実施例ではそれはステップ(a)において、平坦コア材16と防水通気薄膜40の間或いは防水通気薄膜40の内側面上に片状材料22が複合、配置され、該片状材料22は密に貫通孔が配置された多孔熱可塑性ポリウレタン片層或いは網状組織片等、強靱な片体とされる。熱可塑性ポリウレタンの強靱な材質により平坦コア材16或いは防水通気薄膜40が増強され、これにより抵抗力が増加されて靴の下の石或いはその他の異物による突き刺し或いは破壊が防止される。
その後、ステップ(b)において、防水通気薄膜40と片状材料22が結合された平坦コア材16が、靴のソール成形型セット20内面の所定位置に配置される。このとき、隔離部或いはパイル21により平坦コア材16の貫通孔17の周辺エリアが被覆される。
更にステップ(c)において、可塑状態(軟化状態)の樹脂30がソール成形型セット20内に注入されて成形作業が実行され、アウトソール11が形成される。ゆえに、樹脂30が平坦コア材16の周辺と結合して全体形態が形成され、且つ成形過程で、樹脂30がソール成形型セット20の隔離を受け、貫通孔17部分の防水通気薄膜40に接触或いはそれを破壊することがない。
これにより、ソール10は伝統的な技術における水分がアウトソール11内側或いはアウトソール11とミッドソール12の間に溜まりやすい欠点を解決でき、且つ以下の構造特徴を具備している。
1.アウトソール11は所定位置に貫通孔14、15を具え、並びに防水通気薄膜40が複合された平坦コア材16を、アウトソール11の内表面の貫通孔14に対応する位置に具えている。
2.平坦コア材16に上述の貫通孔14に対応するように、アレイ形態の貫通孔17が形成され、且つ防水通気薄膜40がこのアレイ形態の貫通孔17を被覆し、これにより足部の水蒸気がこの貫通孔17部分の防水通気薄膜40をとおり、アウトソール11の外部に排出される。ただし靴外部の水分は該防水通気薄膜40に遮断され、ソール10より靴の内部に進入できない。
3.平坦コア材16の面積は防水通気薄膜40より大きく、且つステップ(b)の成形過程中に、隔離部或いはパイル21が平坦コア材16に圧着され、該防水通気薄膜40を被覆する。これにより、流動状態の高温樹脂30が平坦コア材16の周辺区域と結合するが、ただし貫通孔17区域に対応する防水通気薄膜40に対する接触或いは破壊を形成しない。
図9、10、11、12に示されるように、局部を改変した実施例において、平坦コア材16或いは片状材料22の周辺に沿った区域に、複数の固着孔18、23が設けられている。該固着孔18は樹脂30をソール成形型セット20に注入する成形過程中に、樹脂を順調にこれら固着孔18、23の両端間に進入させる。これにより平坦コア材16或いは片状材料22は樹脂30との間にキー状の結合が形成され、これは図13或いは14に示されるとおりである。この実施例中、片状材料22にも平坦コア材16と同様に周辺エリアに固着孔23アレイが形成され得て、平坦コア材16の固着孔18と相互に位置が揃えられて、樹脂30注入時にそれと良好な結合効果を生じるものとされ得て、確実にアウトソール11と平坦コア材16、防水通気薄膜40及び平坦コア材16が結合され一体とされる。これにより、図14に示されるように、樹脂30が固着孔18、23に進入後、一部の樹脂301が片状材料22の底部と型の間に進入するが、平坦コア材16、防水通気薄膜40及び片状材料22を被覆するかキー結合して一体とされ、且つ結合時に高温により局部の防水通気薄膜40が溶融し、溶融後に空いた空間が樹脂30で補填される。このような結合はそれらの間の全体結合力を強化し、行動時の折り曲げによる剥離現象を発生しない。了解できるように、作業中に平坦コア材16に粗い表面を形成しても、樹脂30との間の結合能力を増すことができる。例えば、平坦コア材16の表面に界面活性剤或いはその他の類似物を塗布し、平坦コア材16の表面をクリーニングし、更に粗化しても、或いは直接平坦コア材16の表面に粗化表面を形成しても、いずれも良好な結合効果を達成できる。
ゆえに、上述の記述中、防水通気材料を複合した靴のソールは、靴のソール外の水分の靴底からの進入を防止でき、並びにアウトソール11の内側或いはミッドソール12との間に水分が累積する状況を防止でき、全体の設計理念は周知のものとは異なり、且つ周知のものとは比較にならない長所を有しており、相当に大きな進歩を示すものである。
周知の通気ソールの断面図である。 本考案の通気ソールの分解図である。 図2の断面図である。 図3の組合せ後の断面図である。 図4の底面図である。 本考案で使用する平坦コア材、片状材料及び防水通気薄膜の結合関係を示す立体分解図である。 図6の組合せをソール成形型セットに入れてアウトソールを成形する樹脂注入前の状態図である。 図6の組合せをソール成形型セットに入れてアウトソールを成形する樹脂注入後の状態図である。 本考案で使用する平坦コア材、片状材料及び防水通気薄膜の別の結合関係を示す立体分解図である。 本考案の防水通気薄膜の上面と下面それぞれに片状材料を結合させる結合関係を示す立体分解図である。 図9の組合せ後に、ソール成形型セットの内側に配置した実施例表示図である。 図11のA部分の拡大図である。 図11のソール成形型セットに樹脂を注入するプロセスを示す平面図である。 図13のA部分の拡大図である。
符号の説明
10 ソール
11 アウトソール
111 内表面
112 外表面
12 ミッドソール
13 中敷
14、15 貫通孔
16 平坦コア材
17 貫通孔
18、23 固着孔
20 ソール成形型セット
21 隔離部或いはパイル
22 片状材料
30 樹脂
40 防水通気薄膜

Claims (22)

  1. アウトソールと、該アウトソールの内表面に配置された中敷で構成されたソールを具えた、防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、
    該アウトソールに少なくとも一つの貫通孔が設けられ、
    アウトソールの貫通孔に対応する貫通孔を具えた平坦コア材が設けられ、該平坦コア材の貫通孔部分に防水通気薄膜が複合され、該平坦コア材がアウトソールの貫通孔部分に結合されてアウトソールの貫通孔を被覆し、該防水通気薄膜を通して靴内外の防水通気機能を形成することを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  2. 請求項1記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、平坦コア材の貫通孔がブラインド状の複数の斜片状アレイ構造とされたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  3. 請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜の少なくとも一つの側面に、網状組織或いは強靱な多孔膜片のいずれかの片状材料が結合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  4. 請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜と平坦コア材の間に、網状組織或いは強靱な多孔膜片のいずれかの片状材料が結合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  5. 請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  6. 請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  7. 請求項4記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  8. 請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、強靱な多孔膜片が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  9. 請求項4記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、強靱な多孔膜片が熱可塑性ポリウレタン型材料より選択されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  10. 請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、平坦コア材の両側面に、網状組織或いは強靱な多孔膜片のいずれかの片状材料が結合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  11. 請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  12. 請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  13. 請求項4記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  14. 請求項5記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  15. 請求項10記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、防水通気薄膜が高周波或いは超音波圧着技術により平坦コア材に複合されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  16. 請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールの貫通孔が少なくとも一つの底面局部エリアに配置されたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  17. 請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  18. 請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  19. 請求項3記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  20. 請求項4記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  21. 請求項10記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、アウトソールと中敷の間にミッドソールが設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
  22. 請求項1又は2記載の防水通気材料を複合した靴のソールにおいて、平坦コア材及び片状材料の周辺近くに、相互に対応する固着孔が設けられたことを特徴とする、防水通気材料を複合した靴のソール。
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