JP3108934U - 風車

Info

【課題】簡単に取り付けられていて、風圧だけで風車を回転させ、運転者又は歩行者の視認性を高める風車を提供する。
【解決手段】自然の風力を利用し、風車の羽根を略半円形又は、Ｌ字状にしたため、風の吸収を受けやすく、敏速でかつきれいに回転しやすくした。

本考案は、昼夜を問わず、自転車の存在を歩行者および、運転者に音と反射光で知らせ、接触事故・衝突事故を減少さす効果を得る考案品である。

自転車の歩道走行による歩行者と自転車の接触事故が、重大なる社会問題として新聞・テレビ等で取り上げられている、歩行者と自転車の接触・衝突による人身事故の低減こそ急務である。

近年、電池又は水銀灯、発電機等を利用し発光させて、運転者・歩行者に自転車の存在が分かるようにさまざまな装置が提供されているが、スイッチの操作が複雑化しているので、特に女性や子供が取り付けるには現実性に乏しいのである。

上記の目的を達成するため、本考案は自転車のハンドル部にネジ１本で簡単に設置できるものである。

又、風車の回転によって生じる羽根の点滅現象と延長軸に設置してある円筒状の透明パイプに内蔵している鈴・反射板・文字板もしくは飾り物によって、視認性をより一層高めることができる。

最近、エンジン付二輪車は、昼夜ライトを点灯させて走行して運転者又は歩行者に注意を引いているが、本考案は昼夜のライトよりも視認性が高い、又本考案は、昼夜かまわず取り付けておくと自転車のアクセサリーとして意匠的価値が高い。

考案をと実施するための最良の形態

風車の羽根をナイロン樹脂の材質を使用し、軽量でかつ丈夫なので敏速で回転するようにした。

本考案の実施例を図面と参照して説明する。ハンドル本考案取り付け部８と支持体１０を連結させている。支持棒７支持体１０を回転させることで自由に角度と高さの調整ができる。

羽根１は、進行方向に向かって回転させることで、羽根１に貼り付けている反射板とキラキラシール２が光り、点滅現象として見ることができる。

延長軸３に簡単に取替えできる透明プラスチックパイプ４を使用しているので反射板２又は鈴５等、安全走行につながるものを入れることができる。

本考案は、風車の羽根１を断面が半円形にすることによって、風を吸収しやすくするため、風車で点滅現象と鈴５の音色を出すことができる風車である。

本考案の側面図である本考案の正面図である（ａ）略半円形の羽根の立体図である。（ｂ）Ｌ字状の羽根の立体図である。（ｃ）図（ａ）の断面図である。（ｄ）図（ｂ）の断面図である。本考案の使用状態を示した図である。

符号の説明

１羽根
２反射シール
３回転体
４透明プラスチックパイプ
５鈴
６主軸
７支持棒
８ハンドル取り付け部
９ハンドル
１０支持体

自転車等の乗物のハンドルに取り付ける風車であって、羽根の長手方向に直角な断面が略半円形又は、断面がＬ字状である羽根を複数枚有する風車。
前記の風車において、回転軸の延長上に着脱可能な円筒状の透明パイプの飾り部を設けたことを特徴とする請求項１記載の風車。
前記の風車において、支持体とハンドル取り付け部とが、Ｌ字形支持棒で連結されており、Ｌ字形の支持棒がハンドル取り付け部に開けられた連結孔に差し込まれて、２箇所で自由に動かすように連結されている請求項１又は、請求項２記載の風車。