JP3107586U - 履き物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 踵を保持して履く踵保持履きと足を滑りこませて履くサンダル履きとを兼用して履くことができる履き物を提供する。
【解決手段】 履き物10は、底部材12と、この底部材12上にて左右に渡り、足の甲を保持するバンド部材14と、底部材12上にて左右に渡り、足の踵を保持する踵保持部材20とを備える。踵保持部材20は、バンド部材14に回動自在に取り付けられる。踵保持部材20は、バンド部材14に着脱自在に取り付けられる。履き物10には、足の踵を保持するために踵保持部材20を底部材12後部から所定寸法離間した位置に回動させた状態で、当該踵保持部材20を保持する保持手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本考案は、履き物に関するものであり、特に踵を保持して履く踵保持履きと足を滑りこませて履くサンダル履きとを兼用可能に履くことができる履き物に関するものである。
従来よりこの種の履き物は、底部材にのせた足が離れないようにするため、底部材の踵側に踵保持部材を設けると共に、一端を底部材の側面に固定したバンド部材を設け、このバンド部材の他端を自由端としている。バンド部材にはバックルが設けられており、バンド部材を足の甲に回してバンド部材の一部にバックルを固定することにより履き物から足が離れないように構成していた(特許文献1参照)。
特開2001−17201号公報
しかしながら、上述のような履き物では、足の甲にバンド部材を回して固定することにより、履き物から足が離れないようにしていたが、少距離だけ移動した場合には足の甲にバンド部材を回して固定するのが面倒であった。そこで、足を滑りこませて簡単に履くことができるサンダルがあるが、サンダルを履くと、今度は長距離を移動する場合や、運動をする場合などはサンダルが脱げてしまうため、足の甲にバンド部材を回して固定する履き物に履き替えなければならないという煩わしさがあった。
また、足の踵にバンド部材を回して履くサンダルを、少距離だけ履くときはそのままバンド部材に足を滑りこませて履くサンダル履きの場合が多い。このため、サンダルの踵保持部材が踵で潰されてしまい、踵保持履きが困難になってしまうと共にサンダルの美観を損ねてしまうと言う問題があった。
本考案は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、踵を保持して履く踵保持履きと足を滑りこませて履くサンダル履きとを兼用して履くことができる履き物を提供することを目的とする。
即ち、本考案の履き物は、底部材と、この底部材上にて左右に渡り、足の甲を保持するバンド部材と、底部材上にて左右に渡り、足の踵を保持する踵保持部材とを備え、この踵保持部材は、バンド部材に回動自在に取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項2の考案の履き物は、上記に加えて、踵保持部材は、バンド部材に着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
また、請求項3の考案の履き物は、請求項1又は請求項2に加えて、足の踵を保持するために踵保持部材を底部材後部から所定寸法離間した位置に回動させた状態で、当該踵保持部材を保持する保持手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項4の考案の履き物は、請求項3に加えて、足の甲の上方に踵保持部材を回動させた状態で、当該踵保持部材を保持するもう一つの保持手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項5の考案の履き物は、請求項3又は請求項4において、保持手段は、踵保持部材に設けられた保持部材側係止孔又は保持部材側係止ピンと、バンド部材に設けられ、保持部材側係止孔に挿入されるバンド部材側係止ピン又は保持部材側係止ピンが挿入されるバンド部材側係止孔とから構成されていることを特徴とする。
また、請求項6の考案の履き物は、請求項3又は請求項4において、保持手段は、踵保持部材が回動して当接する位置のバンド部材に設けられたストッパーから構成されていることを特徴とする。
本考案によれば、底部材と、この底部材上にて左右に渡り、足の甲を保持するバンド部材と、底部材上にて左右に渡り、足の踵を保持する踵保持部材とを備え、この踵保持部材は、バンド部材に回動自在に取り付けられているので、踵保持部材をつま先側に回動させれば足を滑りこませて簡単に履くことができるサンダル履きとして使用することができるようになると共に、踵保持部材を踵側に回動させれば踵が保持されて容易に脱げないように履く踵保持履きとして使用することができるようになる。これにより、一足の履き物で、サンダル履きと踵保持履きとの両方を実現することが可能となる。また、履き物を少距離だけ履くときは、踵保持部材をつま先側に回動させることができるので、例えば、従来のように踵で踵保持部材が踏まれて踵保持部材が潰れてしまうなどと言う不都合を防止することができる。従って、履き物を履きやすい状態で長期間維持することができるようになると共に、履き物の美観を長期間維持することができるようになるものである。
また、踵保持部材を踵側に回動させれば、踵を保持する踵保持履きとして使用することができるので、例えば自動車の運転時に履き物が脱げてしまうなどの支障を来してしまうのを防止することができる。これにより、自動車の安全運転を行うことができる。
特に履き物は、サンダル履きと踵保持履きとの両方に兼用することができるので、履き物の使用頻度を向上させることができる。これにより、履き物の買い換え時期を早め売り上げを向上させることができる。従って、履き物の需要が増大して履き物業界の大幅な活性化を図ることができるようになるものである。
また、請求項2の考案によれば、上記に加えて、踵保持部材は、バンド部材に着脱自在に取り付けられるので、踵保持部材を長期間使用しない時は、踵保持部材を外しておくことができる。これにより、履き物の美観を向上させることが可能となる。従って、履き物の利便性を大幅に向上させることができるようになるものである。
また、請求項3の考案によれば、請求項1又は請求項2に加えて、足の踵を保持するために踵保持部材を底部材後部から所定寸法離間した位置に回動させた状態で、当該踵保持部材を保持する保持手段を備えたので、踵保持部材を踵の所定位置で保持させることができる。これにより、踵保持部材が下がって底部材に当接し、踵から外れてしまう不都合を防止することができる。従って、履き物が容易に足から脱げ難く、履き心地の良い履き物を提供することができるようになるものである。
また、請求項4の考案によれば、請求項3に加えて、足の甲の上方に踵保持部材を回動させた状態で、当該踵保持部材を保持するもう一つの保持手段を備えたので、踵保持部材をバンド部材上の所定位置に保持することができる。これにより、例えば履き物が倒れたり、斜めに傾いたりした場合でも、踵保持部材が足の甲の上方側から踵側に移動してしまうのを確実に防止することができる。従って、一度踵保持部材をバンド部材上の所定位置に保持しておけば、極めて容易に履き物を履くことができるようになるものである。
また、請求項5の考案によれば、請求項3又は請求項4において、保持手段は、踵保持部材に設けられた保持部材側係止孔又は保持部材側係止ピンと、バンド部材に設けられ、保持部材側係止孔に挿入されるバンド部材側係止ピン又は保持部材側係止ピンが挿入されるバンド部材側係止孔とから構成されているので、踵保持部材を踵側、又は、つま先側に回動させれば、踵保持部材に設けられた保持部材側係止孔又は保持部材側係止ピンと、バンド部材に設けられたバンド部材側係止ピン又はバンド部材側係止孔とを係合させることができる。これにより、底部材から所定寸法離間した位置に踵保持部材を保持させることができる。従って、履き物を極めて容易にサンダル履きと踵保持履きとの両方に兼用することができるようになるものである。
また、請求項6の考案によれば、請求項3又は請求項4において、保持手段は、踵保持部材が回動して当接する位置のバンド部材に設けられたストッパーから構成されているので、踵保持部材を踵側、又は、つま先側に回動させるだけで、踵保持部材を底部材から所定距寸法離間した位置に保持させることが可能となる。従って、履き物を極めて容易にサンダル履きと踵保持履きとの両方に兼用することができるようになるものである。
本考案は、足を滑りこませて簡単に履けるサンダル履きと、容易に脱げないように履く踵保持履きを一足の履き物で容易にできないという不都合を解消することを特徴とする。サンダル履きと踵保持履きを兼用するという目的を踵保持部材に回動可能なバンド部材を設けるだけの簡単な構造で実現した。
次に、図面に基づき本考案の実施の形態を詳述する。図1は本考案の一実施例を示す履き物10の側面図、図2は本考案の一実施例を示す履き物10(踵保持部材20を図示せず)の側面図、図3は同図2の履き物10の正面図、図4は本考案の一実施例を示す履き物10を構成する踵保持部材20の平面図をそれぞれ示している。
履き物10は、図1に示すように足をのせる底部材12と、この底部材12上にて左右に渡り、足の甲を保持し、底部材12にのせた足が離れないようにするための帯状のバンド部材14と、底部材12上にて左右に渡り、足の踵を保持する踵保持部材20とから構成されている。底部材12は、図示しないが地面に接する下底、中底、足をのせる表底などが接着剤にて互いに接着されて作られている。この底部材12の材質として、弾性或いはクッション性を有するものが好ましい。
バンド部材14は、図1、図2に示すように足の甲部分に一本或いは複数本(実施例では2本)架け渡され、その両端は底部材12の両側に固定されている。この場合、バンド部材14の両端は複数枚の中底と表底の間に挟まれ、接着剤にて底部材12に固定されている。該バンド部材14は、弾性部材にて構成され、足の甲が接する部分にクッション性のある材料を設けたものが好ましい。
また、踵保持部材20は図4に示すように所定幅の帯状に形成され、両端はバンド部材14に回動自在に係合される。該踵保持部材20は、後述する係合部材28にて回動自在にバンド部材14に係合される。そして、踵保持部材20が係合部材28にてバンド部材14に係合された状態で、係合部材28の一方(図中左側)に踵を保持する踵支持部26、他方(図中右側)両端に係止部22が設けられる。該係止部22は、係合部材28を基準に踵支持部26の反対側に所定寸法延在している。
係合部材28は、図示しないが略平行に2本の細い針金を有した雌側の金具と、その2本の針金の間に突起が挿入されて保持される雄側の金具からなる所謂ホックにて構成されている。このホックの雌側の金具(第1係合材28A)は、バンド部材14の両側所定位置に固定(図2に図示)され、ホックの雄側の金具(第2係合材28B)は、踵保持部材20の両端(踵支持部26と両係止部22との間)に固定されている。そして、バンド部材14の両側に固定された第1係合材28Aに、踵保持部材20の両端に固定された第2係合材28Bが係合されることにより、踵保持部材20はバンド部材14に回動自在に係合されると共に、着脱自在に取り付けられる。尚、18は留め金具で、履き物10を履く足の大きさに合わせて踵保持部材20の長さを調整するためのものである。
一方、履き物10には、踵保持部材20を後部踵側(図1左側)の底部材12面から所定寸法上方(バンド部材14側)に離間した位置に回動させた状態で保持する保持手段(第1保持手段)を備えている。また、履き物10には、踵保持部材20を前部つま先側(図1右側)の底部材12面から所定寸法上方(バンド部材14側)に離間した位置に回動させた状態で保持するもう一つの保持手段(第2保持手段)を備えている。該両保持手段は、係止孔24とこの係止孔24内に挿入される係止ピン16にて構成されている。
具体的には、第1保持手段は図3に示すようにバンド部材14に設けられた係止ピン16としてのバンド部材側係止ピン16Aと、図4に示すように踵保持部材20に設けられた係止孔24としての保持部材側係止孔24Aとから構成されている。保持部材側係止孔24Aは、例えば、直径約3mm〜5mmの孔径にて踵保持部材20を貫通して形成されると共に、踵保持部材20両端の係止部22に設けられている。また、バンド部材側係止ピン16Aは、保持部材側係止孔24A内に挿入可能な円柱形に形成されている。このバンド部材側係止ピン16Aは、保持部材側係止孔24Aと略同等の太さに形成され、先端は半球形状に形成されている。
また、バンド部材側係止ピン16Aは、前記第1係合材28Aに対して所定寸法踵側(図2左側)に設けられている。このバンド部材側係止ピン16Aは、踵保持部材20の厚さと略同じ長さを呈している。そして、バンド部材14の両側に固定された第1係合材28Aに、踵保持部材20の両端に固定された第2係合材28Bが係合される。この状態で、踵保持部材20に設けた保持部材側係止孔24Aは、バンド部材側係止ピン16Aに対向した位置に設けられている。
踵保持部材20は、バンド部材14の両側に固定された第1係合材28Aに、踵保持部材20の両端に固定された第2係合材28Bが係合された状態で、図5矢印で示すように踵保持部材20を踵側と、つま先側とに回動可能に取り付けられる。そして、図6矢印で示すように踵保持部材20がつま先側に回動されると、踵保持部材20の保持部材側係止孔24Aは、踵側のバンド部材側係止ピン16Aに挿入され、その状態が保持される。このとき、踵支持部26を弾性部材で構成すると共にバンド部材側係止ピン16Aの先端を半球形状に形成しているので、係止部22が撓んで保持部材側係止孔24Aをバンド部材側係止ピン16Aに挿入することができる。
また、踵保持部材20がつま先側に回動された状態で、踵保持部材20がバンド部材14上面に略接するようにしている。これにより、踵保持部材20とバンド部材14との外観的一体化を図り、履き物10の美観を向上している。尚、係止部22がバンド部材側係止ピン16Aの側面に引っ掛かって保持部材側係止孔24Aをバンド部材側係止ピン16Aに挿入することができない場合は、係止部22を僅か持ち上げてやれば、保持部材側係止孔24Aを容易にバンド部材側係止ピン16Aに挿入することができる。
また、第2保持手段もバンド部材14に設けられたバンド部材側係止ピン16Aと、踵保持部材20に設けられた保持部材側係止孔24Aとから構成されている。この場合、バンド部材側係止ピン16Aは、前記第1係合材28Aに対して所定寸法つま先側(図2右側)に設けられており、他は第1保持手段同様に構成されている。そして、図7矢印で示すように踵保持部材20が踵側に回動されると、踵保持部材20の保持部材側係止孔24Aは、つま先側のバンド部材側係止ピン16Aに挿入され、その状態が保持される。
このときも、前述同様踵支持部26を弾性部材で構成すると共にバンド部材側係止ピン16Aの先端を半球形状に形成しているので、係止部22が撓んで保持部材側係止孔24Aをバンド部材側係止ピン16Aに挿入することができる。また、係止部22がバンド部材側係止ピン16Aの側面に引っ掛かって保持部材側係止孔24Aをバンド部材側係止ピン16Aに挿入することができない場合は、係止部22を僅か持ち上げてやれば、保持部材側係止孔24Aを容易にバンド部材側係止ピン16Aに挿入することができる。
このように、踵保持部材20をバンド部材14に回動自在に取り付けているので、踵保持部材20をつま先側に回動させれば、足を滑りこませて簡単に履くことができるサンダル履きとして使用することができる。また、踵保持部材20を踵側に回動させれば踵が保持されて容易に脱げないように履く踵保持履きとして使用することができる。これにより、一足の履き物10で、サンダル履きと踵保持履きとの双方に利用できる履き物を実現することが可能となる。
また、踵保持部材20を踵側に回動させて、踵を保持する踵保持履きとして使用することができるので、例えば自動車の運転時に履き物10が脱げてしまうなどの支障を来してしまうのを防止することができる。これにより、自動車の安全運転を行うことができる。また、履き物10を少距離だけ履くときは、踵保持部材20を簡単につま先側に回動させることができるので、従来のように踵で踵保持部材20が踏まれて踵保持部材20が潰れてしまうなどと言う不都合を防止することができる。
特に、履き物10は、サンダル履きと踵保持履きとの両方に兼用することができるので、履き物10の使用頻度を向上させることができる。これにより、履き物10の買い換え時期を早め売り上げを向上させることができるので、履き物10の需要が増大して履き物10業界の大幅な活性化を図ることができるようになる。
また、踵保持部材20は、バンド部材14に着脱自在に取り付けているので、踵保持部材20を長期間使用しない時(自動車の運転を行わないときなど)は、踵保持部材20を外しておくことができる。これにより、履き物10の美観を向上させることが可能となるので、履き物10の利便性を大幅に向上させることができる。
また、足の踵を保持するために踵保持部材20を底部材12後部から所定寸法上方(バンド部材14側)に離間した位置に回動させた状態で、踵保持部材20を保持するバンド部材側係止ピン16Aと保持部材側係止孔24Aを備えているので、踵保持部材20を踵の所定位置で保持させることができる。この場合、踵保持部材20が下がって底部材12に当接し、踵から外れてしまう不都合を防止することができる。これにより、履き物10が容易に足から脱げ難く、履き心地の良い履き物10を提供することができる。
また、足の甲の上方に踵保持部材20を回動させた状態で、踵保持部材20を保持するもう一つのバンド部材側係止ピン16Aと保持部材側係止孔24Aを備えているので、踵保持部材20をバンド部材14上の所定位置に保持することができる。この場合、例えば履き物10が倒れたり、斜めに傾いたりした場合でも、踵保持部材20が足の甲の上方側から踵側に移動してしまうのを確実に防止することができる。これにより、一度踵保持部材20をバンド部材14上の所定位置に保持しておけば、極めて容易に履き物10を履くことができるようになる。
次に、図8には本考案の他の実施例の履き物10を示している。履き物10は、前述の実施例と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。履き物10は、図8に示すように実施例1でバンド部材14に設けた、バンド部材側係止ピン16Aの代わりにストッパー30(本発明の保持手段に相当)が設けられている。また、踵保持部材20には係止部22を設けていない。
該ストッパー30は、図8矢印で示すように踵保持部材20が踵側、或いは、つま先側に回動されたとき、踵保持部材20を実施例1同様底部材12から所定寸法上方(バンド部材14側)に離間した位置のバンド部材14に接着剤にて固定されている。この場合、踵保持部材20をつま先側に回動させたとき踵保持部材20がバンド部材14に当接する場合は、つま先側のストッパー30を設けなくても差し支えない。該ストッパー30は、踵保持部材20と略同等の厚さ、若しくは、踵保持部材20の約2倍の厚さにて構成されている。これにより、踵保持部材20がストッパー30から脱落することなく、確実にストッパー30で保持することができる。これにより、踵保持部材20を踵側、又は、つま先側に回動させるだけで、踵保持部材20を底部材12から所定寸法上方に離間した位置に保持させることが可能となる。他前述同様の効果を得ることができる。
尚、実施例1では、保持手段としてバンド部材14に係止ピン16(バンド部材側係止ピン16A)、踵保持部材20に係止孔24(保持部材側係止孔24A)を設けたが、保持手段はこれに限らず、バンド部材14に係止孔24として保持部材側係止孔24A同等のバンド部材側係止孔(図示せず)、踵保持部材20に係止ピン16としてバンド部材側係止ピン16A同等の保持部材側係止ピン(図示せず)を設けても差し支えない。この場合も実施例1同様の効果を得ることができる。
また、各実施例では保持手段として係止ピン16と係止孔24、及び、ストッパー30などを設けたが、保持手段はこれに限らず係止ピン16と係止孔24の代わりに前述同様のホックを設けても差し支えない。この場合、ホックの雌側の金具はバンド部材14、雄側の金具は踵保持部材20側に取り付けられる。これにより、踵保持部材20を底部材12から所定寸法上方に離間した位置に強固に保持させることができ、実施例1同様の効果を得ることができる。尚、ホックの雌側の金具と雄側の金具は踵保持部材20及びバンド部材14側のどちらに取り付けても差し支えない。
また、各実施例では履き物10の両側に保持手段(踵保持部材20を底部材12から所定寸法上方に離間した位置に保持させるための係止ピン16と係止孔24、及び、ストッパー30など)を設けたが、踵保持部材20を底部材12から所定寸法上方に離間した位置に保持させることができれば、保持手段は履き物10の片側(左右どちらか一方片側)だけ設けても差し支えない。この場合も前述同様の効果を得ることができる。
また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるのは言うまでもない。
本考案の一実施例を示す履き物の側面図である(実施例1)。 本考案の一実施例を示す履き物(踵保持部材を図示せず)の側面図である。 同図2の履き物の正面図である。 本考案の一実施例を示す履き物を構成する踵保持部材の側面図である。 踵保持部材の動きを示す履き物の側面図である。 踵保持部材をつま先側に回動させた状態を示す履き物の側面図である。 踵保持部材を踵側に回動させた状態を示す履き物の側面図である。 本発明の他の実施例にかかる履き物の側面図である(実施例2)。
符号の説明
10 履き物
12 底部材
14 バンド部材
16 係止ピン
16A バンド部材側係止ピン
18 留め金具
20 踵保持部材
22 係止部
24 係止孔
24A 保持部材側係止孔
26 踵支持部
28 係合部材
28A 第1係合材
28B 第2係合材

Claims (6)

  1. 底部材と、該底部材上にて左右に渡り、足の甲を保持するバンド部材と、前記底部材上にて左右に渡り、足の踵を保持する踵保持部材とを備え、
    該踵保持部材は、前記バンド部材に回動自在に取り付けられていることを特徴とする履き物。
  2. 前記踵保持部材は、前記バンド部材に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1の履き物。
  3. 足の踵を保持するために前記踵保持部材を前記底部材後部から所定寸法離間した位置に回動させた状態で、当該踵保持部材を保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2の履き物。
  4. 足の甲の上方に前記踵保持部材を回動させた状態で、当該踵保持部材を保持するもう一つの保持手段を備えたことを特徴とする請求項3の履き物。
  5. 前記保持手段は、前記踵保持部材に設けられた保持部材側係止孔又は保持部材側係止ピンと、前記バンド部材に設けられ、前記保持部材側係止孔に挿入されるバンド部材側係止ピン又は前記保持部材側係止ピンが挿入されるバンド部材側係止孔とから構成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4の履き物。
  6. 前記保持手段は、前記踵保持部材が回動して当接する位置の前記バンド部材に設けられたストッパーから構成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4の履き物。
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