JP3106877B2 - 排出制御可能な粘性工作材料の噴射器 - Google Patents

排出制御可能な粘性工作材料の噴射器

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JP3106877B2 JP06256205A JP25620594A JP3106877B2 JP 3106877 B2 JP3106877 B2 JP 3106877B2 JP 06256205 A JP06256205 A JP 06256205A JP 25620594 A JP25620594 A JP 25620594A JP 3106877 B2 JP3106877 B2 JP 3106877B2
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ヘラエウス.クルツァー.ゲゼルシャフト.ミット.ベシュレンクテル.ハフツング.ウント.コンパニー.コンマンディット.ゲゼルシャフト
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/60Devices specially adapted for pressing or mixing capping or filling materials, e.g. amalgam presses
    • A61C5/62Applicators, e.g. syringes or guns

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  • Coating Apparatus (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘性の工作材料とくに
歯科工作材料の定量を投与するための噴射器に関する。
この噴射器は、材料を収納する合成樹脂製カートリッジ
を有し、一端に回転ピストンが挿入され、その際回転ピ
ストンは、少なくとも部分的にねじ棒として構成され、
その挿入端部においてストッパに押し付けられ、かつそ
の際ねじ棒は進退可能に軸受で支えられている。
【0002】
【従来の技術】この種の噴射器は、例えば本出願人の生
産情報「完成と美学の産物、カリスマ−インレイ」(3
1292/D 125 sK dt./WPR 12
12200)により知られている。カリスマ(Char
isma)は本出願人の登録商標で、噴射器は、歯科用
工作材料が充填されたカートリッジとともにこの商標で
販売されている。
【0003】このカートリッジの出口端部は先細にな
り、そこに閉鎖キャップが設けられている。出口端部と
反対側のカートリッジの端部(挿入端部)に回転ピスト
ンが進入されている。回転ピストンの他の端は鞘状のス
トッパに接し、ストッパはカートリッジに充填された粘
性工作材料に接している。回転ピストンはねじ切りされ
ており、雌ねじ状の軸受において案内されている。軸受
はおよそ矩形の板で、中央にねじ孔を有し、その際、雌
ねじはカートリッジの挿入端部のすき間に押し込まれて
いる。したがって雌ねじは、ねじ孔にねじ込まれた回転
ピストンに関して相対的にカートリッジに対して動かな
い。歯科用工作材料をカートリッジから送出するため
に、カートリッジからキャップが除去され、端部にハン
ドルをもつ回転ピストンがカートリッジに押し込まれ
る。したがってストッパはカートリッジの送出端部の方
向に移動する。噴射器を使用しない時にストッパを解放
するために、回転ピストンをふたたびカートリッジから
反対の回転方向に反転する。
【0004】この噴射器は長年良い成績で販売されてい
る。もちろん種々の工作材料用に、とくに材料の粘度及
び送出量、送出速度の要求に応じて種々の噴射器が商品
として製造されている。種々の移動及び送出速度を得る
ために、一方では回転ピストンが移動するための回転速
度が要求され、他方では種々の角度を持つピストンが要
求される。
【0005】粘性の工作材料を射出する射出器の例は米
国特許3,581,399、ドイツ特許出願A1 42
00 044 、ドイツ実用新案 78 37 17
7及び米国特許3,900,954である。
【0006】上記の射出器や構造はそれぞれ特徴があ
る。例えば米国特許第3,581,399号記載の噴射
器は交換可能な先端部またはノズルを有する。ノズルは
歯科用材料を歯の位置まで運ぶために、例えば薄い通路
状に曲げられている。
【0007】ドイツ特許出願A1 42 00 044
号は多成分の材料を歯科充填用に投与するための歯科用
カートリッジを開示しているが、これはいわゆるレバー
型噴射器で、カートリッジの出口端部に出口ノズルが固
定されている。
【0008】ドイツ実用新案 78 37 177号は
歯科充填材料を直接に応用するための噴射器を開示して
いる。その際充填材料容器は、出口ノズルを持つ折り畳
み可能なカプセルとして構成され、カプセルはカートリ
ッジに収容されている。
【0009】米国特許第3,900,954号は米国特
許第3,581,399号の噴射器に類似の噴射器を記
載している。ここでピストンはカートリッジ内に摩擦し
ながら送入される。このピストンは突出した先端部をも
ち、この先端部は、歯科材料を納めた鞘状部材を押す。
小さな鞘状部材はカートリッジの端部に置かれ、かつ同
時に材料出口ノズルをなしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的および課
題は、粘性工作材料、とくに歯科用工作材料の投与のた
めの噴射器における上記した従来の公知技術を改良し、
粘性工作材料の排出制御が容易にでき、かつ製造者にと
って組立てや粘性工作材料の充填のし易い粘性工作材料
の噴射器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、粘性工作材料収納用のカートリッジと、
該カートリッジの一端から挿入されるように配置され、
少なくとも一部がねじ棒として形成された回転ピストン
と、該回転ピストンの挿入端部により押圧されるように
配置された内部ストッパと、前記ねじ棒を移動可能に保
持するように配置された軸受とを有する粘性工作材料の
噴射器において、前記軸受は、ねじ棒の軸方向に少なく
とも2つに分割された軸受部材を有し、該分割された軸
受部材は、前記ねじ棒の半径方向において相互に距離を
隔て、かつ前記ねじ棒とも距離を隔て保持されるように
するための拡張部材を有し、また前記分割された軸受部
材の前記ねじ棒に面する表面には、外圧により前記軸受
部材の抵抗に対抗して前記ねじ棒と噛合うようにするた
めの外圧付与部を設けてなる排出制御可能な粘性工作材
料の噴射器を特徴とするものである。
【0012】
【作用】上記した本発明において、2つの軸受部材は外
圧付与面で外圧を受けることによりねじ棒と噛合うの
で、ねじ棒を粘性工作材料に接する内部ストッパに対し
てねじ込むことによって、前記粘性工作材料の適量をカ
ートリッジから排出させることができる。カートリッジ
に貯蔵された粘性工作材料を多量に排出させる必要があ
るときは、回転ピストンのねじ棒を単にカートリッジに
押込むだけでよく、この場合には使用者は軸受部材に対
して外圧を加える必要はない。この場合には軸受部材は
ねじ棒との噛合いがないのでねじ棒はカートリッジの軸
方向に自由に動くことができる。すなわち、これは軸受
部材が拡張部材によってねじ棒の半径方向に離間し、ま
た相互に離間して支持されているので、軸受部材がねじ
棒に形成されたねじと噛合うことがないからである。
【0013】とくに高粘性またはペースト状の粘性工作
材料を用いるときは、軸受部材の外圧付与面を外方から
押圧して軸受部材をねじ棒と噛合わせて、回転ピストン
を回転させると、ねじ棒の進行によって粘性工作材料は
押圧されるので、僅かな回転で強い排出力を粘性工作材
料に与えることができる。軸受部材への外圧を停止する
と軸受部材の噛合いは解放され、したがってねじ棒は自
由な状態に戻る。ねじ棒を軸受から完全に引き抜くこと
により、内部ストッパまたはカートリッジ中の粘性工作
材料から圧力を完全に除去することができる。それぞれ
使用される特定のカートリッジに挿入される1つの回転
ピストンを具えた1組のカートリッジを用いる場合に、
カートリッジが空になった後、または貯蔵目的のために
その回転ピストンを抜取ることもできる。前記回転ピス
トンを再使用するときには、軸受部材は解放されるかま
たは広く離間しているので、回転ピストンをその端部が
内部ストッパに達するまで速やかに前進させることがで
きる。しかる後、大きな力を消費することなく容易に歯
科用工作材料を排出させるためには、軸受部材をねじ棒
のねじ部に噛合わせて回転ピストンを回転させればよ
い。
【0014】2つの軸受部材を相互に離間させ、またね
じ棒とも離間させて保持するために、軸受部材に弾性変
形の可能なウエブ形状の拡張部材が設けられる。この拡
張部材はねじ棒に押圧結合する方向に対抗する張力によ
り支持されている。この拡張部材は、例えば噴射器また
はカートリッジに形成された係合用の溝部に係合するこ
とにより保持されている。1つの簡単な軸受部材の配置
では、対向する軸受部材に面して2つ相対する拡張部材
の少なくとも1つまたは両者が対向する軸受部材に面し
て形成される。この軸受部材に結合する拡張部材または
ウエブは、相応した圧縮応力で対向する軸受部材の表面
に押付けられているので、2つの軸受部材は相互に前記
拡張部材を介して一定の距離をおいて保持されることに
なる。他の軸受部材の配置においては、1つの軸受部材
の拡張部材は他の軸受部材の対向する表面に常に結合さ
れているので、やはり軸受部材は相互に一定の距離をお
いて保持されることになる。
【0015】本発明の噴射器は、好ましくはねじ棒の半
径方向に対峙して形成される2つの軸受部材は具えてい
る。簡単な複数の拡張部材の設計においては、後方の部
材は軸受部材の端面、すなわち回転ピストンの軸に面す
る側に配置されている。この設計には、軸受部材の圧縮
方向に位置し、かつねじ棒の方向に斜め向きに配置され
た短いピン状の突起が含まれ、該突起は好ましくは静止
状態においてカートリッジの対応する溝に弾性的に保持
されているので、使用者が軸受部材に与える圧力に応じ
て動くことができる。
【0016】使用者が各軸受部材を均等な操作で掴むこ
とができるように十分な大きさの操作面を形成するため
に、各軸受部材は回転ピストンまたはねじ棒の軸方向に
一定の大きさの面積を持つ必要があり、このためには各
軸受部材における拡張部材を軸方向に相互に離して2つ
の群に分け、各群が各軸受部材を上部および下部の部分
で弾性的に支持するようにする。
【0017】外圧が加えられたときに軸受部材とねじ棒
との正確な噛合わせを行ったり、その噛合わせを解除す
るために、軸受部材がねじ棒の方向に動き得るようにそ
の半径方向において案内部材により案内される。この案
内は、例えば案内部材を軸受部材に設けた案内溝により
行われる。
【0018】経済的な噴射器または噴射システムを提供
するために、例えば軸受の軸受部材はアダプタ部材と組
合わせて配置され、該アダプタ部材中にカートリッジお
よび回転ピストンが挿入されるので、ねじ棒は2つの軸
受部材間に案内される。この配置では、アダプタ部材と
軸受部材とは一体に形成されるので、その中に必要に応
じて異なるカートリッジを挿入することができる。また
この配置では、回転ピストンは、挿入すべきカートリッ
ジまたはアダプタ部材と組合わせることができ、また回
転ピストンは別の構成部品としてアダプタ部材を介して
その中に挿入されたカートリッジ中にその端部が該カー
トリッジ中の内部ストッパに接するように案内される。
アダプタ部材に挿入されたカートリッジは、軸方向への
移動を防止するために該アダプタ部材にしっかりと固定
される。
【0019】アダプタ部材に挿入されたカートリッジを
簡単に、しかも効果的に固定するためには回転ピストン
が挿入されるカートリッジの端部にバヨネット止め具を
設ければよい。この場合にはカートリッジをその固定端
において短い距離だけ挿入すればよく、カートリッジの
残りの部分はアダプタ部材の下側から突出するようにす
る。アダプタ部材内のカートリッジをその長さ方向に亘
って案内し、その位置を確保するためには、アダプタ部
材内のカートリッジを挿入端部の反対側の端部において
案内部材により案内するのがよい。これによりカートリ
ッジの横方向へのずれをなくすことができる。
【0020】簡単な構成のアダプタ部材の一例におい
て、アダプタ部材はカートリッジの端部において輪形キ
ャップで閉じられ、回転ピストンはカートリッジに挿入
されている。アダプタ部材の組立の際、輪形キャップは
除かれるので、アダプタ部材のハウジング内に前側から
軸受部材を挿入することができる。つぎに前側の輪形キ
ャップを端部に挿入する。この種の輪形キャップを二つ
の半分からなるアダプタのハウジングの連結に用いるこ
ともできる。このアダプタ部材またはアダプタのハウジ
ングは、実用的に、二つの半単体構造とくに同一のもの
からなる。
【0021】軸受部材、ねじ棒及びアダプタ部材の部分
は実用的にはPOM(ポリオキシメチレン)製である。
【0022】カートリッジは実用的にはポリプロピレン
製である。これはPOMと反対に比較的柔軟なので、カ
ートリッジを容易に正確にアダプタ部材に挿入すること
ができる。
【0023】別の実施例において、内部ストッパとし
て、カートリッジにこの種のストッパが挿入される。内
部ストッパは膜面を有し、これは回転ピストンの端部と
接している。無負荷の状態において、膜面は、回転ピス
トンがカートリッジから材料を送出する方向と反対方向
に突出している。材料がカートリッジから送出された時
は、回転ピストンは反転し、圧力はストッパまたは膜面
から除かれる。つぎに膜面は、元の圧力のない状態に戻
ろうとする。ここに材料の範囲に背圧が発生し、材料は
出口ノズルから引き戻され、ノズルに材料が残らない。
とくにねじ棒を支えるために分割された軸受に関して
は、材料の送出後に軸受部分が解放され、したがって軸
受部材は、拡張部材の作用によって、ねじ棒のねじとの
結合がなくなり、ただちにねじ棒を解放する。この解放
後、ピストン棒は膜面により押し返される。
【0024】
【実施例】本発明のその他の詳細及び特徴は下記の実施
例及び図面により明らかである。
【0025】図1および図2において、計量された粘性
工作材料を送出するための噴射器はアダプタ部材1を有
する。そこに挿入されたカートリッジ2は縦長で、その
アダプタ部材1から突出した自由端部にはキャップ3が
被されている。粘性工作材料はカートリッジ2に充填さ
れ送出される。アダプタ部材1の他端から挿入された回
転ピストン4は、部分的にねじ棒4′として構成されて
おり、その自由端部にハンドル5が設けられている。挿
入された回転ピストン4は、その先端で内部ストッパ6
を押圧する。この内部ストッパ6は図1および図2には
示されていないが、図7および図8に示される。回転ピ
ストン4のねじ棒4′は、2つの軸受部材7からなる軸
受により支持されている。
【0026】図9から図11までにおいて示されるよう
に、2つの軸受部材7は、それぞれ操作面8を有する。
操作面8はアダプタ部材1から僅かに突出するように形
成されているので、噴射器の使用者は容易にこれを掴む
ことができる。軸受部材7の内面に形成されたねじ部9
は、それぞれねじ棒4′に形成されたねじ部10に対応
する。図2に示されるように2つの軸受部材7は、アダ
プタ部材1において相互に対向して設けられているの
で、ねじ棒4′は軸受部材7のねじ部9によりアダプタ
部材1内を案内される。使用前の位置において2つの軸
受部材7は、変形可能な可撓性のウエブからなる拡張部
材11によりねじ棒4′から離間して支持されている。
そして拡張部材11は、これに対応するアダプタ部材1
の溝部(図示せず)により支持されている。また軸受部
材7は、ねじ棒4′の半径方向において図9に示される
縁テープ12によりアダプタ部材1内に支持されてい
る。
【0027】粘性工作材料をカートリッジ2からキャッ
プ3が被せられたノズル23を経て噴射させるために
は、先ず使用者はアダプタ部材1を片手で掴む。つまり
軸受部材7に設けられた2つの操作面8を親指と人差し
指で掴み、軸受部材7を半径方向外方に働く拡張部材1
1の張力に対向して同時に圧迫すると、軸受部材7のね
じ部9はねじ棒4′のねじ部と噛合わされる。この位置
において回転ピストン4のハンドル5を回すと、ねじ棒
4′を徐々にカートリッジ2内を進行させることができ
る。ねじ棒4′の進行により内部ストッパー6が粘性工
作材料を押圧し、所定の進行速度に見合った定量の粘性
材料をカートリッジ2の出口ノズル23から送出するこ
とができる。
【0028】所定量の粘性工作材料が噴射された後、操
作面8を解放すれば、拡張部材11の作用により軸受部
材7はねじ棒4′の半径方向外方に押し出され噛合わせ
が解かれる。このときにカートリッジ2中の内部ストッ
パー6により押圧されていた粘性工作材料は、その押圧
力から解放されるので、これ以上粘性工作材料が送出さ
れることはない。粘性工作材料にかかる圧力をさらに緩
めるためには、ねじ棒4′をカートリッジ2から引き抜
くとよい。これにより粘性工作材料にかかる圧力は完全
に除去されるとともに、生ずる背圧により出口ノズル2
3付近に存在する粘性工作材料はカートリッジ2内に引
き戻される。このようにしてカートリッジ2をキャップ
3で閉じた後、噴射器をそのまま次の使用まで保存する
ことができる。その際は勿論粘性材料送出時にねじ棒
4′に加えられた全圧力は粘性工作材料から除去された
状態である。
【0029】次にアダプタ部材1を、他のカートリッジ
2を受容するために用いることができるが、使用済みの
カートリッジを除去して、異なる材料を入れた別のカー
トリッジ2を使ってもよい。この種の交換は、とくに歯
科技術及び薬品の範囲において有利である。なぜなら歯
科の分野では、患者ごとに異なる型や色の材料が使用さ
れるからである。一つのアダプタ部材を準備すれば充分
で、これに種々のカートリッジ2を入れることができ
る。カートリッジ2の一部がすでに空になり、ストッパ
6の一定の長さがすでにそこに押し込まれた場合、もし
も使用者がアダプタ部材1を、その最初の位置におい
て、軸受部材7のねじ部分9を掴んでいないなら、使用
者は、回転ピストン4の端部がストッパ6に接するま
で、回転ピストン4をさらに前進させることができる。
次に両方の軸受部材7は、ねじ部材9がねじ付棒4′の
ねじ10を掴むまで、操作面8によって押される。その
後ハンドル5で回転ピストン4を回すと、次の歯科材料
の定量の射出を容易に行うことができる。
【0030】図3、4のアダプタ部材1の形態は、図2
のものと異なり、軸受部材7は矩形の操作面8を有す
る。さらに各軸受部材7は、ねじ棒4′の軸13の方向
において、ウエブ14により軸方向に支えられている。
ウエブ14は、アダプタ部材1のハウジング上の突起1
7に接し、それぞれ図3の二重矢印16方向に、ねじ棒
4′の軸方向にかつねじ棒4′から離れるように運動す
ることができる。図3に示された軸受部材7の静止状態
において、そのねじ部分9はねじ棒4′のねじ10と連
動していない。この位置において、軸受部材7は、図示
された対向するばね素子24で支えられている。ばね素
子は適当なものでよいが、ウエブ状の拡張部材を挿入す
ることもでき、実用的である。図示されたように、この
位置において、ねじ棒4′を自由に、その軸13の周囲
で自転することなく、二重矢印16の方向にアダプタ部
材1の方に押し込みまたは引き抜くことができる。
【0031】カートリッジ2は、ある種のバヨネット式
止め金によって交換可能にアダプタ部材1に固定されて
いる。この場合、アダプタ部材1の内面すなわちアダプ
タ部材の解放側と反対の端に突起17が設けられてい
る。その先端は図3、5、7に示されている。突起17
は、例えば短いウエブ部材の形で、装入されるカートリ
ッジ2の端部において対応するウエブ部材25(図8参
照)を囲んでいる。したがってカートリッジ2をアダプ
タ部材1に入れた後、カートリッジ2及びアダプタ部材
1を放射状に互いに回転される。カートリッジ2を確実
にアダプタ部材1に確実に装入するために、突起17を
斜面にするかまたはねじ棒4′の軸に垂直な平面に対し
て角度を付けると有利である。その際、この斜面は、カ
ートリッジ2においてウエブを囲んでいる(バヨネット
式止め金)。図示されたこの種の突起17は斜面18を
有する(図3、5及び7参照)。
【0032】構成を簡単化にするため、アダプタ部材1
は、一対の半単体構造(Halbschale)19か
らなる(図5参照)。これらの表面はねじ棒4′の軸1
5を通る分離平面20の範囲において、互いに重なって
いる。分離平面20はまたねじ棒4′の軸13が通る平
面である。アダプタ部材1の二つの半単体構造は、カー
トリッジ2が突出している端部において、互いに噛み合
う連結部材26(図3参照)によって互いに連結され、
そして他端すなわちねじ棒4′がアダプタ部材1に挿入
された端において、正面側の輪形キャップ21で互いに
支えられている。連結部材26は対応する孔に納められ
たノブでもよい。輪形キャップ21は一対の半単体構造
19の部分に被さっている(図6、8参照)。輪形キャ
ップ2の構造を、それが半単体構造19を固定した後、
この状態を長く保つようにすることができる。このため
に、一方では、半単体構造19及び輪形キャップ2に、
他方では、周囲のウエブに、周縁の溝を設け、相互に作
用させることができる。
【0033】回転ピストンを通すため、輪形キャップ2
1の開口22の寸法は、ねじ棒4′の外径よりもわずか
に大きくされ、こうしてねじ棒4′のガイドを形成す
る。とくに二つの軸受部材7のねじ部分9が、ねじ棒
4′のねじ10と結合していない場合に、そうである。
二つの軸受部材7は同一の部材であり、アダプタ部材1
の組立て以前に、輪形キャップ2の取付け前に、内側か
ら半単体構造19に挿入される。
【0034】図8は、図7に示されたアダプタ部材1に
挿入されたカートリッジを通る断面図である。ここでは
内部ストッパ6は2通り示されており、右側のものは粘
性工作材料を充填した直後で挿入された回転ピストン4
が未だ静止している状態のもの、左側のものは粘性工作
材料の充填後、回転ピストン4を前進させた状態のもの
である。内部ストッパ6は杯型をしており、側壁27お
よび柔軟な膜面28で構成された底面を有する。また側
壁27の前後周縁部にはカートリッジ2の内壁と接する
弾性リップ片29が設けられている。図8において右側
の回転ピストン4が静止状態のものでは内部ストッパ6
の膜面28と回転ピストン4の前端部と接触面は、該前
端部に対してアーチ状に突出している。左側のように回
転ピストン4を前進させると内部ストッパ6は、回転ピ
ストン4の前端部で押圧されてノズル23方向に移動す
るとともに、その膜面28の形状は反転し回転ピストン
4の前端の形状に見合った丸み形状になる。このとき内
部ストッパ6は移動時に、その周縁部に設けられている
リップ片29によってカートリッジ2の内壁に密接に押
しつけられている。
【0035】所望量の粘性工作材料が排出ノズル23を
経てカートリッジ2から送出された後に、使用者は軸受
部材7とねじ棒4′の噛合わせが解消するように軸受部
材7に対する圧力を緩める。この緩めた状態において内
部ストッパー6の膜面28は再び最初の、回転ピストン
4に向って突出するアーチ型に戻る。膜面28がこのよ
うにアーチ型に戻るとカートリッジ2内に残留する粘性
工作材料には背圧がかかり、出口ノズル23付近にある
粘性工作材料はカートリッジ2の内方に引き戻されるの
で、残留する粘性工作材料は漏れることがない。軸受部
材を2つに分割してあればこそ、粘性工作材料の噴射後
に急速なねじ棒4′の噛合いを解くことができるのであ
る。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の噴射器によ
るときは、粘性工作材料、歯科用工作材料の定量的な射
出を行うことができ、また粘性工作材料の交換や充填が
容易であるので、相手によって材料の交換が必要な歯科
用工作材料の噴射器に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】アダプタ部材及びそこに納められたカートリッ
ジとをもつ噴射器の側面図である。
【図2】図1の噴射器を軸方向に90°回転した図であ
る。
【図3】図1及び2に類似のアダプタ部材の縦断面図で
ある。
【図4】図3の矢印方向におけるアダプタ部材の平面図
である。
【図5】別の実施例によるアダプタ部材の縦断面図であ
る。
【図6】図5の矢印VI−VI方向における断面図であ
る。
【図7】回転ピストンを挿入した他の実施例によるアダ
プタ部材の一部分解断面図である。
【図8】図7のアダプタ部材の縦軸に沿う図である。
【図9】図7のアダプタ部材を挿入した軸受部材の前側
端面を示す図である。
【図10】図9の矢印X方向における平面図である。
【図11】図9のXI−XI方向における断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アダプタ部材 2 カートリッジ 3 キャップ 4 回転ピストン 4′ ねじ棒 5 ハンドル 6 ストッパ 7 軸受部分 8 操作面 9 ねじ部分 10 ねじ 11 ウエブ、拡張部材 12 縁テープ 13 軸 14 ウエブ 16 二重矢印 17 突起 18 斜面 19 半単体構造 20 分離平面 21 輪形キャップ 22 開口 23 ノズル 24 ばね素子 25 ウエブ部材 26 連結部材 27 側壁 28 膜面 29 肉厚リップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨチム.フリッツ ドイツ連邦共和国.デ−61381.フリー ドリッシュドルフ.ガーテンストラッ セ.21 (72)発明者 バーギット.ユーリ ドイツ連邦共和国.デ−61267.ニュー −エンスパッシュ.エッシュバッハー. ストラッセ.3 (72)発明者 ディーター.ショーデル ドイツ連邦共和国.デ−65193.ベスバ デン.アベッグストラッセ.5 (72)発明者 ホルガー.ブックハルド ドイツ連邦共和国.デ−60596.フラン クルフト/メイン.モルゲンスターンス トラッセ.16 (56)参考文献 特開 平57−177741(JP,A) 特開 平63−143055(JP,A) 実開 平4−126771(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 5/04 B05C 5/00 B05C 17/01

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘性工作材料収納用のカートリッジ
    (2)と、該カートリッジ(2)の一端から挿入される
    ように配置され、少なくとも一部がねじ棒(4′)とし
    て形成された回転ピストン(4)と、該回転ピストン
    (4)の挿入端部により押圧されるように配置された内
    部ストッパ(6)と、前記ねじ棒(4′)を移動可能に
    保持するように配置された軸受とを有する粘性工作材料
    の噴射器において、前記軸受は、ねじ棒(4′)の軸方
    向に少なくとも2つに分割された軸受部材(7)を有
    し、該分割された軸受部材(7)は、前記ねじ棒
    (4′)の半径方向において相互に距離を隔て、かつ前
    記ねじ棒(4′)とも距離を隔て保持されるようにする
    ための拡張部材(11)を有し、また前記分割された軸
    受部材(7)の前記ねじ棒(4′)に面する表面には、
    外圧により前記軸受部材(7)の抵抗に対抗して前記ね
    じ棒(4′)と噛合うようにするための外圧付与部を設
    けてなることを特徴とする排出制御可能な粘性工作材料
    の噴射器。
  2. 【請求項2】 前記拡張部材(11)は、少なくとも1
    つの可撓性を有する変形可能なウエブからなることを特
    徴とする請求項1記載の排出制御可能な粘性工作材料の
    噴射器。
  3. 【請求項3】 前記拡張部材(11)は、対向する軸受
    部材(7)の対向する2面の少なくとも一面に形成され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の排出制
    御可能な粘性工作材料の噴射器。
  4. 【請求項4】 前記拡張部材(11)は、軸受部材
    (7)の対向面と結合されていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項記載の排出制御可能な粘性工作
    材料の噴射器。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つの軸受部材(7)は、前
    記ねじ棒(4′)の半径方向の対向面に位置するように
    形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か1項記載の排出制御可能な粘性工作材料の噴射器。
  6. 【請求項6】 前記拡張部材(11)は、前記軸受部材
    (7)のねじ棒(4′)に面する側に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の排出
    制御可能な粘性工作材料の噴射器。
  7. 【請求項7】 前記拡張部材(11)は、その端部が溝
    により支持されていることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれか1項記載の排出制御可能な粘性工作材料の噴射
    器。
  8. 【請求項8】 軸方向において少なくとも2群の拡張部
    材(11)が前記軸受部材(7)に対応して設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載
    の排出制御可能な粘性工作材料の噴射器。
  9. 【請求項9】 前記軸受部材(7)は、その軸方向の両
    端部に設けられたウエブ(14)によりねじ棒(4′)
    の軸方向に支持されていることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれか1項記載の排出制御可能な粘性工作材料の
    噴射器。
  10. 【請求項10】 前記軸受部材(7)がアダプタ部材
    (1)内に配置され、また前記アダプタ部材(1)には
    前記カートリッジ(2)と前記回転ピストン(4)とが
    挿入され、かつアダプター部材(1)に挿入された前記
    回転ピストン(4)のねじ棒(4′)は、前記軸受部材
    (7)が外圧を受けたときに前記軸受部材と噛合って軸
    方向に案内されるようにしたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項9のいずれか1項に記載の排出制御可能な粘
    性工作材料の噴射器。
  11. 【請求項11】 前記カートリッジ(2)は、軸方向へ
    移動しないように前記アダプタ部材(1)に固定されて
    いることを特徴とする請求項10に記載の排出制御可能
    な粘性工作材料の噴射器。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジ(2)の前記アダプ
    タ部材(1)への固定は、バイオネット止め金によって
    なされていることを特徴とする請求項11記載の排出制
    御可能な粘性工作材料の噴射器。
  13. 【請求項13】 前記バイオネット止め金は、カートリ
    ッジ(2)の回転ピストン挿入端部に配置されているこ
    とを特徴とする請求項12記載の排出制御可能な粘性工
    作材料の噴射器。
  14. 【請求項14】 前記アダプタ部材(1)内において前
    記カートリッジ(2)は、回転ピストン(4)の軸方向
    への回転移動に伴って半径方向に回転しないように固定
    されていることを特徴とする請求項11または12記載
    の排出制御可能な粘性工作材料の噴射器。
  15. 【請求項15】 前記カートリッジ(2)は、挿入端の
    反対端においてアダプタ部材(1)内に設けられた案内
    溝により案内されることを特徴とする請求項10〜14
    のいずれか1項記載の排出制御可能な粘性工作材料の噴
    射器。
  16. 【請求項16】 前記アダプタ部材(1)は、前記ねじ
    棒(4′)の挿入端部において輪形キャップ(21)に
    より端部面が封止され、該端部面を通して前記ねじ棒
    (4′)が通過することを特徴とする請求項10〜15
    のいずれか1項記載の排出制御可能な粘性工作材料の噴
    射器。
  17. 【請求項17】 前記アダプタ部材(1)は、2つの半
    単体(19)から形成されていることを特徴とする請求
    項16記載の排出制御可能な粘性工作材料の噴射器。
  18. 【請求項18】 前記2つの半単体(19)は、実質的
    に同形であることを特徴とする請求項17記載の排出制
    御可能な粘性工作材料の噴射器。
  19. 【請求項19】 前記2つの軸受部材(7)は、実質的
    に同形であることを特徴とする請求項1記載の排出制御
    可能な粘性工作材料の噴射器。
  20. 【請求項20】 前記内部ストッパ(6)は、前記回転
    ピストン(4)の挿入端部に接触する柔軟な膜面を有
    し、前記膜面は前記挿入端部により押圧されていないと
    きは前記挿入端部に対してアーチ状に突出しているが、
    前記挿入端部により押圧されると反転して前記挿入端部
    の形状に見合った形状に逆突出するように形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の排出制御可能な粘
    性工作材料の噴射器。
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