JP3106726U - 複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料等を充填した2〜4本の缶容器の上周縁巻締め鍔部を同時に連結、結束して携行とスタッキングを可能とし、各種の袋入り景品又はおつまみ等の小物収容部付き缶容器のキャップ体を提供する。
【解決手段】ほぼ瓢箪状に形成され、その下端内周壁には環状の保持溝1、係止部2、テーパー面2aを形成し、上面周縁部には立上り部Pbを立設し、缶容器A、Bの鍔部a、bの半周以上を嵌合、係止し、キャップ体Pの中央内側には、下方を開口した小物収容部3を設け、把持部4は、缶容器A、Bの接合部Sに向って形成した円弧状の外周壁で、これに対応するキャップ体Pの内壁と小物収容部3の近接部位に、リブを設けた。
【選択図】図2

Description

本考案は、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付き缶容器のキャップ体に係り、さらに詳しくは、飲料等を充填した2〜4本の缶容器の上周縁巻締め鍔部を同時に連結、結束して携行可能であると共に、複数の缶容器をスタッキング可能な、小物収容部付き缶容器のキャップ体に関する。
近年、清涼飲料、アルコール飲料等を充填した缶容器が多量に使用されている。その理由は、瓶容器に較べて軽量で、製造コストも安価であり、かつコップ等が不要であり、さらに行楽、アウトドアスポーツに好適である等々が挙げられる。
複数の缶容器類を連結、結束して携行可能とする携行具も種々提案されている。例えば、特開平10−218231、特開平7−89573、実開平6−3865等があるが、いずれも複数の缶容器を連結し、把手部等を持って運搬ないし携行することを主目的としており、小物類の収容部は設けられてはいない。
一方、缶容器の上部又は下部に、各種の袋入りの景品、玩具、フィギュア(人形)又はおつまみ等小物類の収容部を設けた例えば、特開2000−177744、実開平6−11634等が開示されている。これらは、単体の缶容器の上部又は下部に、袋入り景品等の小物類収容部は設けられてはいるが、複数の缶容器を連結、結束して携行する手段は設けられてはいない。
特開平10−218231号公報 特開平7−89573号公報 実開平6−3865号公報 特開2000−177744号公報 実開平6−11634号公報
本考案の目的は、上記の特許文献1ないし特許文献5のいずれもが有しない特長である、飲料等を充填した2〜4本の缶容器の上周縁巻締め鍔部を同時に連結、結束して携行かつ缶容器を複数段スタッキング可能とし、各種の袋入りの景品、玩具、フィギュア(人形)又はおつまみ等小物収容部付き缶容器のキャップ体を提供することにある。
上記の課題を解決するための第1の考案は、飲料等を充填した2〜4本の缶容器を、一纏めに連結・結束して携行可能なキャップ体であって、前記キャップ体の下端部内周壁に環状の保持溝と係止部を形成し、上面周縁部には立上り部を立設すると共に、把持部を設けかつ、キャップ体の内側に、下方を開口した小物収容部を設けたことを特徴としている。
第2の考案は、請求項1記載の複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体において、前記把持部が、連接された缶容器の接合部に向かって、平面視円弧状とした複数の外周壁の凹部であることを特徴としている。
第3の考案は、請求項1ないし請求項2記載の複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体において、前記係止部にはテーパー部が形成されていることを特徴としている。
第4の考案は、請求項1ないし請求項3記載の複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体において、前記外周壁の凹部に対応する内壁と小物収容部が近接する部位に、垂直状のリブを形成したことを特徴としている。
第5の考案は、請求項1ないし請求項4記載の複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体において、前記キャップ体の上面、正面、背面又は側面には、小物収容部内に収容されている内容物を表示していることを特徴としている。
第6の考案は、請求項1ないし請求項5記載の複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体において、前記キャップ体の素材が、少なくともポリプロピレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂又はポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂のいずれかであることを特徴としている。
本考案に係る、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体は、上記の構成になるから以下の効果を奏する。即ち、第1及び第5の考案によれば、キャップ体の下端部内周壁に環状の保持溝と係止部を形成しているので、飲料等を充填した2〜4本の缶容器の上周縁巻締め鍔部を確実に係止できる。また上面周縁部には立上り部が立設されているので、複数の缶容器を順次スタッキングでき、車のトランクルーム等を有効に活用できる。またキャップ体の内側に、下方を開口した小物収容部を設けているので、各種の袋入りの景品、玩具、フィギュア(人形)又はおつまみ等を簡便に収容することができ、またキャップ体の上面、正面、背面又は側面には、小物収容部内に収容されている内容物又は広告対象物等を表示しているので販売促進と広告、宣伝等にも有効に活用でき、さらにコップ等が不要なので行楽、アウトドアスポーツに好適な携行具となると共に、キャップ体は缶容器から取り外された後は、これを反転して受け皿として使用できる。
第2の考案によれば、把持部が、連接された缶容器の接合部に向かって、平面視円弧状とした複数の外周壁の凹部なので、吊り具や把手部等を設けることなく、片手で把持して携行できる。
第3の考案によれば、係止部にはテーパー面が形成されているので、缶容器の上周縁巻締め鍔部への着脱が容易である。
第4の考案によれば、外周壁の凹部に対応する内壁と小物収容部が近接する部位に、垂直状のリブを形成しているので、キャップ体の保形性が高められる。
第6の考案によれば、キャップ体の素材が、少なくともポリプロピレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂又はポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂のいずれかであるので、製品重量は軽量となり、かつ一体成型が可能であり、大量生産できるので製造コストが安価となる。
以下、本考案に係る、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体(以下、キャップ体Pという)に関する好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、キャップ体Pの斜視図、図2は、図1の2−2線断面図、図3は、キャップ体P2の第2の実施形態を示す平面図、図4は、キャップ体P3の第3の実施形態を示す平面図である。
図1ないし図2に示すキャップ体Pは、例えばアルコール飲料等を充填した缶容器A及びBの2個を連結、結束するもので、外観上ほぼ瓢箪状に形成され、その下端部内周壁には環状の保持溝1と係止部2及びテーパー面2aが形成され、缶容器A及びBそれぞれの上周縁巻締め鍔部a及びbのほぼ半周以上を嵌合、係止する。キャップ体Pの上面周縁部には立上り部Pbが立設され、またその中央内側には、下方を開口した小物収容部3が設けられ、袋詰めのおつまみK等が両面接着テープTでキャップ体Pの下面Paに止着されている。なお小物収容部3は、図1に示す仮想線(二点鎖線)のように外形線に沿って瓢箪状にすることもできる。
4、4’は把持部であり、缶容器A及びBの接合部S(図2、参照)に向って形成された平面視円弧状の外周壁で、該把持部4、4’に対応するキャップ体Pの内壁と小物収容部3が近接する部位に、把持部4、4’を補強する垂直状のリブ5、5’が設けられている。
6は、小物収容部3内に収容されているおつまみ等の内容物Kを示す表示で、キャップ体Pの上面、正面、背面又は側面に印刷又はシールとして貼付され、商品名やスポンサー名等を表示して広告媒体とすることも可能である。
キャップ体Pの製造素材は、ポリプロピレン、ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)又はポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂のうちから選択され、公知技術の射出成型法等によって一体的に製造される。
次にキャップ体Pの使用について説明する。その缶容器A及びBへの装着は、まずおつまみK等が封入された袋の上面に貼付された両面接着テープTの片面を、キャップ体Pの下面Paに止着した後、缶容器A及びBの上周縁巻締め鍔部a及びbにキャップ体Pの係止部2のテーパー面2aを当接し、これを上方から下方に押圧すれば、上周縁巻締め鍔部a及びbは、テーパー面2aを外方に拡開しながら保持溝1に嵌合され、係止部2のテーパー面2aは、合成樹脂の弾性力で原型形状となり、鍔部a及びbの下面を確実に係止する。これを携行するときは、把持部4、4’を片手の親指、中指、薬指等でつり下げて携行する。
キャップ体Pを缶容器A及びBから取り外すときは、一方の手で把持部4、4’を掴み、他方の手で缶容器A又はBの胴部c又はdを掴み、一方の手の把持部4、4’を僅かにひねると、鍔部a及びbはキャップ体Pの保持溝1から解放される。おつまみK等は袋から出されて、小物収容部3内に収容されキャップ体Pは受け皿として使用される。
他に連結、結束された缶容器A’、B’は、図1及び図2に示すように、キャップ体Pの上面周縁部に立設された立上り部Pb内に保持されて、順次、複数段スタッキングすることもできる。
図3は、缶容器A、B及びC、3本の缶容器を連結、結束するキャップ体P2を示し、平面視ほぼ三角形状とされ、図1及び図2のキャップ体Pと同様に下端部内周壁には環状の保持溝と係止部及びテーパー面が形成され、缶容器A、B及びCそれぞれの上周縁巻締め鍔部のほぼ半周以上を嵌合、係止する。キャップ体P2の内側には、下方を開口した小物収容部23が設けられ、把持部24、24’、24’’は、缶容器A、B、Cの接合部Sに向って形成された円弧状の外周壁であって、該把持部24、24’、24’’に対応するキャップ体P2の内壁と小物収容部23が近接する部位に、把持部24、24’、24’’を補強する垂直状のリブ25、25’、25’’が設けられている。キャップ体P2の着脱は、キャップ体Pとほぼ同様なので、説明は省略する。
図4は、缶容器A、B、C、D4本の缶容器を連結、結束するキャップ体P3を示し、平面視ほぼ四角形状とされ、図1及び図2のキャップ体Pと同様に下端部内周壁には環状の保持溝と係止部及びテーパー面が形成され、缶容器A、B、C及びDそれぞれの上周縁巻締め鍔部のほぼ半周以上を嵌合、係止する。キャップ体P3の内側には、下方を開口した小物収容部33が設けられ、把持部34、34’、34’’、34’’’は、缶容器A、B、C、Dの接合部Sに向って形成された円弧状の外周壁であり、該把持部34、34’、34’’、34’’’に対応するキャップ体P3の内壁と小物収容部33が近接する部位に、把持部34、34’、34’’、34’’’を補強する垂直状のリブ35、35’、35’’、35’’’が設けられている。キャップ体P3の着脱は、キャップ体Pとほぼ同様なので、説明は省略する。
本考案に係る、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体の斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 本考案に係る、第2の実施形態を示す平面図である。 本考案に係る、第3の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
P、P2、P3 キャップ体
A、B、C、D 缶容器
A’、B’ 缶容器
Pb 立上り部
a 缶容器Aの上周縁巻締め鍔部
b 缶容器Bの上周縁巻締め鍔部
1 保持溝
2 係止部
2a テーパー面
3、23、33 小物収容部
4、4’ 把持部
24、24’、24’’ 把持部
34、34’、34’’、34’’’ 把持部
5、5’ リブ
25、25’、25’’ リブ
35、35’、35’’、35’’’ リブ
6 表示
S 接合部

Claims (6)

  1. 飲料等を充填した2〜4本の缶容器を、一纏めに連結・結束して携行可能なキャップ体であって、
    前記キャップ体の下端部内周壁に環状の保持溝と係止部を形成し、上面周縁部には立上り部を立設すると共に、把持部を設けかつ、キャップ体の内側に、下方を開口した小物収容部を設けたことを特徴とする、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体。
  2. 前記把持部が、連接された缶容器の接合部に向かって、平面視円弧状とした複数の外周壁の凹部であることを特徴とする、請求項1記載の、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体。
  3. 前記係止部にはテーパー面が形成されていることを特徴とする、請求項1ないし請求項2記載の、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体。
  4. 前記外周壁の凹部に対応する内壁と小物収容部が近接する部位に、垂直状のリブを形成したことを特徴とする、請求項1ないし請求項3記載の、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体。
  5. 前記キャップ体の上面、正面、背面又は側面には、小物収容部内に収容されている内容物又は広告対象物等を表示していることを特徴とする、請求項1ないし請求項4記載の、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体。
  6. 前記キャップ体の素材が、少なくともポリプロピレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂又はポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂のいずれかであることを特徴とする、請求項1ないし請求項5記載の、複数の缶容器を携行可能な小物収容部付きキャップ体。
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