JP3106712U - 防犯具収納ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案は、催涙スプレー等の防犯具について、日常点検等を行い易くするとともに、細かい手順等を要することなく取り出したり、子供のいたずらを防止したりすることができる防犯具収納ボックスを提供する。
【解決手段】開口部(1a)が形成される箱状体(1)と、前記開口部(1a)を開閉可能に覆う扉体(2)と、を備え、箱状体(1)または扉体(2)には、箱状体(1)に収納される防犯具を外部から目視可能とする覗き窓(2a)が設けられている。また、箱状体(1)および扉体(2)には、扉体(2)が閉じられた状態で南京錠の閂を係合させて、扉体(2)が開かないように施錠することができる錠前係合部(3,4)が設けられており、錠前係合部(3,4)のいずれかに、過負荷を与えることにより破断する脆弱部が形成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、催涙スプレー等の防犯具を収納するための防犯具収納ボックスに関する。
近年、犯罪被害の防止策あるいは対応策として、催涙スプレー、スタンガン、カラーボール等の防犯具を常備するところが増えつつある。かかる防犯具は、いざというときに素早く取り出せることが重要であるため、取り出し易さに配慮した防犯具収納ボックスが種々提案されているところである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−190873号公報
しかしながら、日頃の点検性を考慮した場合には、防犯具が収納ボックスに収納されているか否かを容易に確認できることが重要である。また、防犯具が催涙スプレー等であって、内容物が容器から漏れ出したりするおそれがあるものの場合には、それに対応できる構造を備えておくべきである。さらに、防犯具を使用するときには、パニック状態の中で対応することが多いため、細かい動作をしなくても、防犯具を取り出せるように配慮しておかなければならない。
その他、金融機関等のように、防犯具を取り扱う者が大人に限られる場合は別として、学校や家庭に防犯具を設置する場合には、子供のいたずらが原因となって、思わぬ事故を発生させるおそれがあるので、誰でも自由に取り出しできるようにすることはあまり好ましくない。
本考案は、斯かる実情に鑑み、催涙スプレー等の防犯具について、日常点検等を行い易くするとともに、細かい手順等を要することなく取り出したり、子供のいたずらを防止したりすることができる防犯具収納ボックスを提供しようとするものである。
請求項1の発明は、開口部(1a)が形成される箱状体(1)と、該箱状体(1)にヒンジ固定されて、前記開口部(1a)を開閉可能に覆う扉体(2)と、を備えてなる防犯具収納ボックスであって、前記箱状体(1)または前記扉体(2)には、前記箱状体(1)に収納される防犯具を外部から目視可能とする覗き窓(2a)が設けられていることを特徴とする防犯具収納ボックスを提供する。
請求項2の発明は、 前記開口部(1a)は、前記箱状体(1)の側面及び上面に亘って形成されており、前記開口部(1a)の下端部(1b)は、前記箱状体(1)の底面よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の防犯具収納ボックスを提供する。
請求項3の発明は、前記開口部(1a)は、前記箱状体(1)の側面及び上面に亘って形成されており、前記扉体(2)は、前記開口部(1a)の下端部(1b)にヒンジ固定されるとともに、前記箱状体(1)よりも上方に突出する取手部(21)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防犯具収納ボックスを提供する。
請求項4の発明は、前記箱状体(1)および前記扉体(2)には、前記扉体(2)が閉じられた状態で南京錠の閂を係合させて、前記扉体(2)が開かないように施錠することができる錠前係合部(3,4)が設けられており、前記錠前係合部(3,4)のいずれかに、過負荷を与えることにより破断する脆弱部が形成されており、前記脆弱部は、施錠状態で前記扉体(2)に過負荷を与えることにより破断して、前記扉体(2)を開放可能とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の防犯具収納ボックスを提供する。
請求項5の発明は、前記脆弱部は、前記扉体(2)側の錠前係合部(4)に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の防犯具収納ボックスを提供する。
本考案の請求項1に記載の防犯具収納ボックスによれば、箱状体(1)または扉体(2)には、箱状体(1)に収納される防犯具を外部から目視可能とする覗き窓(2a)が設けられており、扉体(2)を開かなくても、防犯具が収納されているか否かを外部から確認可能なため、日常点検を容易に行うことができるものである。
本考案の請求項2に記載の防犯具収納ボックスによれば、請求項1に記載の防犯具収納ボックスが奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。開口部(1a)が、箱状体(1)の側面及び上面に亘って形成されているため、収容された防犯具を容易に取り出すことができるものである。その一方において、開口部(1a)の下端部(1b)が、箱状体(1)の底面よりも上方に位置するので、防犯具が催涙スプレー等であって内容物が容器から漏れ出した場合でも、収納ボックスの底部に溜まることにより、外部へこぼれることによる二次的被害を避けることができるものである。
本考案の請求項3に記載の防犯具収納ボックスによれば、請求項1又は2に記載の防犯具収納ボックスが奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。開口部(1a)は、箱状体(1)の側面に形成されているため、収容された防犯具を容易に取り出すことができるものである。それに加えて、扉体(2)は、開口部(1a)の下端部(1b)にヒンジ固定され、箱状体(1)よりも上方に突出する取手部(21)が設けられているので、収納ボックスの上部に手を掛けて下方に引き下ろすだけで扉体(2)を開くことができるものである。
本考案の請求項4に記載の防犯具収納ボックスによれば、請求項1乃至3のいずれかに記載の防犯具収納ボックスが奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。扉体(2)を閉じた状態で南京錠の閂を係合させて施錠する錠前係合部(3,4)が設けられているので、子供がいたずらで防犯具を取り出すことを防止することができる一方、錠前係合部(3,4)のいずれかには、過負荷を与えることにより破断する脆弱部が形成されているので、いざというときには、扉体(2)を過負荷により開放して防犯具を取り出すことができるものである。
本考案の請求項5に記載の防犯具収納ボックスによれば、請求項4に記載の防犯具収納ボックスが奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。脆弱部を扉体(2)側の錠前係合部(4)に設けたので、脆弱部を破断させて扉体(2)を開いたときに、取り付けられた南京錠が箱状体(1)の錠前係合部(3)に残されることとなり、扉体(2)を開いた手に南京錠が当たって怪我をしたりする心配が無いものである。
以下、本考案の実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。図1〜4は、本考案の実施形態となる防犯具収納ボックス(以下、単に「収納ボックス」という。)を示す斜視図である。図1は扉体2を閉じた状態、図2は扉体2を開いた状態を示す。図3は南京錠Nにより施錠された収納ボックスを緊急時に開く際の様子を示し、図4は施錠されていた扉体2が過負荷により開かれた状態を示す。図5は、脆弱部4cが形成された錠前係合部4の例を示す拡大図である。
収納ボックスは、図1〜4に示されるように、主として、開口部1aが形成される縦長の四角形状の箱状体1と、箱状体1にヒンジ軸11でヒンジ固定されて、開口部1aを開閉可能に覆う扉体2を備えてなり、催涙ガスをスプレー缶に充填した催涙スプレーS(防犯具)を収納することができるように構成される。
箱状体1は、周囲を側面パネル12,13,14,15で覆われ、その筒状体の底部開口が底面パネル16(図示なし)で塞がれており、他の側面パネルより縦寸法が短めの側面パネル15で形成される前側面の上部に、開口部1aを備えてなる。開口部1aの下端部1bは、箱状体1の底面よりも上方に位置するので、スプレー缶に充填された催涙ガスが洩れ出すようなことがあっても、すぐに収納ボックスの外部へこぼれ出す心配は無い。また、箱状体1は、開口部1aが、箱状体1の前側面から上面へ及ぶように形成されており、箱状体1に収納される催涙スプレーSを取り出し易いように構成される。その他、箱状体1の後側面には、箱状体1を壁等に固定する際の取付穴を容易に形成することができるように、マーキング及び予備加工(図示なし)がなされている。
扉体2は、概ねL字型に形成されており、そのL字の長辺側の端部が、開口部1aの下端部1bにヒンジ固定されており、L字の角部には、扉体2が閉じられた状態で箱状体1よりも上方に突出する取手部21が一体的に設けられている。したがって、図3に示されるように箱状体1の上部に設けられた取手部21に手を掛けることさえできれば、そのまま手前に引き下ろすだけで、扉体2を開くことが可能である。扉体2には、透明パネルが嵌め込まれた覗き窓2aが設けられ、開口部1aが閉じられた状態でも、収納ボックスの内部を目視点検することができる。なお、覗き窓は箱状体1側に設けても良く、透明パネルは無くても良い。
扉体2の短辺側の端部(自由端)には、図2及び図4に示されるように、マグネット22が固定されている。マグネット22は、図1及び図3に示される扉体2が閉じられた状態で、箱状体1の開口部1aに固定されるマグネット受金具16に磁着されて、扉体2が不用意に開くことがないように保持する。箱状体1及び扉体2の自由端の合わせ面には、マグネット22等以外に、金属製の板状片で形成される錠前係合部3,4が設けられている。
錠前係合部3,4は、図1に示されるように、扉体2が閉じられた状態で、それぞれ箱状体1の上方に突出するようになっており、その突出部には、図3に示されるように南京錠Nの閂を係合させて、扉体2が開かないように施錠するための閂挿通穴3a,4aがそれぞれ形成されている。一方、錠前係合部3,4の根元部は、箱状体1あるいは扉体2に固定させるビスB1,B2を挿通させるための固定穴3b,4bが形成されており、容易に外れることがないように固定されている。すなわち、施錠しておくことにより、子供が催涙スプレーSをいたずらで取り出すことを防止するとともに、通常時に、催涙スプレーSを取り出して点検する場合には、南京錠Nを開錠することで対応できるようにしたものである。
扉体2側の錠前係合部4には、過負荷を与えることにより破断する脆弱部4cが、図2に示されるように、閂挿通穴4aが形成される突出部と、固定穴4bが形成される根元部との間を横断するように形成されている。脆弱部4cは、図3に示される施錠状態において、扉体2に過負荷を与える(力強く開く)ことにより破断して、図4に示されるように、南京錠Nをかけたままで扉体2を開放可能とすることができるものである。すなわち、緊急時には、南京錠Nを開錠する手間を要することなく、催涙スプレーSを取り出すことができるようにしたものである。なお、かけられた南京錠Nは箱状体1の側に残されるので、扉体2を開いた際に遠心力で南京錠Nが振り回されて、スプレーSを取り出そうとする者の手や顔に当たったりする心配がないものである。
脆弱部4cは、図5(a)及び(b)に示されるように、錠前係合部4を横断する薄肉溝条部としても良いし、図5(c)に示されるように、錠前係合部4を横断する断続的な切れ目としても良い。図5(c)に示されるような切れ目は、レーザーカッターを使用することにより容易に形成することができる。なお、ここで、錠前係合部3,4は金属製として説明したが、これに限らず、樹脂で形成するようにしても良く、脆弱部は、箱状体1側の錠前係合部3に形成するようにしても良い。
本考案の実施形態に係る収納ボックス(閉じた状態)を示す図。 本考案の実施形態に係る収納ボックス(開いた状態)を示す図。 本考案の実施形態に係る収納ボックスについて、南京錠により施錠された状態から開こうとする際の様子を示す図。 本考案の実施形態に係る収納ボックスについて、施錠された状態から扉体が過負荷により開かれた状態を示す図。 (a)は施錠係合部の一例を示す図で、(b)は(a)のA視を示す図。(c)は施錠係合部の他の一例を示す図。
符号の説明
1 箱状体
1a 開口部
1b 下端部
2 扉体
2a 覗き窓
3,4 錠前係合部
3a,4a 閂挿通穴
4c 脆弱部
12 ヒンジ軸
14 側面パネル
15 底面パネル
16 マグネット受金具
21 取手部
22 マグネット

Claims (5)

  1. 開口部(1a)が形成される箱状体(1)と、
    該箱状体(1)にヒンジ固定されて、前記開口部(1a)を開閉可能に覆う扉体(2)と、を備えてなる防犯具収納ボックスであって、
    前記箱状体(1)または前記扉体(2)には、前記箱状体(1)に収納される防犯具を外部から目視可能とする覗き窓(2a)が設けられていることを特徴とする防犯具収納ボックス。
  2. 前記開口部(1a)は、前記箱状体(1)の側面及び上面に亘って形成されており、
    前記開口部(1a)の下端部(1b)は、前記箱状体(1)の底面よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の防犯具収納ボックス。
  3. 前記開口部(1a)は、前記箱状体(1)の側面及び上面に亘って形成されており、
    前記扉体(2)は、前記開口部(1a)の下端部(1b)にヒンジ固定されるとともに、前記箱状体(1)よりも上方に突出する取手部(21)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防犯具収納ボックス。
  4. 前記箱状体(1)および前記扉体(2)には、前記扉体(2)が閉じられた状態で南京錠の閂を係合させて、前記扉体(2)が開かないように施錠することができる錠前係合部(3,4)が設けられており、
    前記錠前係合部(3,4)のいずれかに、過負荷を与えることにより破断する脆弱部が形成されており、
    前記脆弱部は、施錠状態で前記扉体(2)に過負荷を与えることにより破断して、前記扉体(2)を開放可能とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の防犯具収納ボックス。
  5. 前記脆弱部は、前記扉体(2)側の錠前係合部(4)に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の防犯具収納ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200486949Y1 (ko) * 2017-03-31 2018-08-16 박준홍 1회용 원터치 페트병

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