JP3105662B2 - 網膜ディスプレー装置 - Google Patents

網膜ディスプレー装置

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JP3105662B2 JP04274232A JP27423292A JP3105662B2 JP 3105662 B2 JP3105662 B2 JP 3105662B2 JP 04274232 A JP04274232 A JP 04274232A JP 27423292 A JP27423292 A JP 27423292A JP 3105662 B2 JP3105662 B2 JP 3105662B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は網膜ディスプレー装置に
関するものであり、更に詳しくは、眼球の網膜上に直接
的に可視光線を投影し目的の映像焦点を結ばせる網膜デ
ィスプレー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なディスプレー装置には、ブラウ
ン管,LCD(Liquid Crystal Display)パネル等の表示
デバイスが必要とされる。これらの表示デバイスは大き
な空間を占めるため、映像表示装置全体が大型化し、設
置場所には大きなスペースが必要となる。
【0003】そこで、映像表示装置の軽量・コンパクト
化及びポータブル化を図るため、表示デバイスの不要な
網膜ディスプレー装置が、特開平4-22919号,同4-23579
号,特開昭49-45629号,同49-45630号,同49-45632号等
で提案されている。
【0004】特開平4-22919号,同4-23579号公報に開示
されている網膜ディスプレー装置は、液晶パネルの映像
を直接眼球の網膜に投影する構成となっている。一方、
特開昭49-45629号,同49-45630号,同49-45632号公報に
開示されている網膜ディスプレー装置は、映像信号によ
って輝度変調された光源からの光を、直接眼球の網膜に
2次元的に走査展開して映像を形成する構成となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液晶パネルを
用いた上記網膜ディスプレー装置には、次のような問題
がある。すなわち、液晶パネル上には常に平面的な映像
が形成されるにもかかわらず、視力や網膜のカーブには
個人差があるため、ピントの合った映像が観察されるよ
うにするには、装置の使用者ごとに、近視,遠視,乱視
等の眼の特性に応じた視度,収差補正等の光学的調整を
行わなければならないといった問題がある。特に、左右
の眼の視力が異なる場合等では調整が難しく、適正に調
整されていないと眼に大きな負担がかかるといった問題
がある。
【0006】一方、光を網膜上に2次元的に走査展開す
る上記構成では、光学系(対物レンズ)の焦点調節が考慮
されていないため、前記液晶パネルを用いた従来例と同
様に、装置の使用者ごとに、眼の特性に応じた光学的調
整を行わなければならないといった問題がある。また、
映像信号によって輝度変調された光から同期信号を検出
して用いているため、光偏向器の誤動作により画質が低
下しやすいといった問題もある。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであって、近視,遠視,乱視等の眼の特性に応じた視
度,収差補正等の光学的調整が不要で、適正な映像を形
成するコンパクトな網膜ディスプレー装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の網膜ディスプレー装置は、眼球の網膜上に直接
可視光線を照射することにより、映像を認識させる網膜
ディスプレー装置において、映像信号を前記可視光線に
変換する発光手段と,前記可視光線を集光する収束光学
系と,該収束光学系によって集光された可視光線が網膜
上において合焦するように、前記網膜からの反射光によ
って網膜上の合焦状態を検出するとともに該検出信号に
基づいて前記収束光学系を駆動制御する自動焦点調節手
段と,前記映像信号に基づき前記可視光線を偏向させる
光偏向手段と,を備えたことを特徴としている。
【0009】更に、前記自動焦点調節手段が、前記収束
光学系を光軸方向に沿って移動させる光学系駆動手段
と,前記網膜からの反射光を受光する受光素子と,該受
光素子の受光面積に応じた信号を出力する検出器と,該
検出器からの信号に基づいて前記光学系駆動手段の動作
を制御する焦点制御回路と,から構成されているのを特
徴としている。
【0010】
【作用】このような構成によると、発光手段によって映
像信号から変換された可視光線が、収束光学系によって
集光し、光偏向手段によって偏向するに際して、自動焦
点調節手段が収束光学系を駆動して、可視光線を網膜上
において合焦させる。従って、網膜上のいずれの部分に
おいても可視光線は合焦状態を保つため、眼の特性によ
らず、認識される映像も常に合焦状態となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例の概略構成を示すブロッ
ク図である。図2はその要部構成を示す斜視図である。
【0012】本実施例の網膜ディスプレー装置は、眼球
20の網膜25上に直接可視光線を照射することによ
り、映像を認識させる網膜ディスプレー装置であり、主
として次のような構成になっている。即ち、図1に示す
ように、入力端子9から入力された映像信号を可視光線
に変換する発光ダイオード(以下、「LED」という)2
と,その可視光線を集光する収束光学系8と,収束光学
系8によって集光された可視光線が網膜25上において
合焦するように、前記収束光学系8を駆動制御する自動
焦点調節手段10と,前記映像信号に基づき前記可視光
線を偏向させる(即ち、発光角度を変化させる)光偏向装
置18とを備えた構成となっている。
【0013】LED2は、増幅器1で増幅された映像信
号によって輝度変調された単色の可視光線を発する発光
手段である。このLED2に固定の集光用光学系を設け
ることによって、LED2から放射された光の有効利用
を図ることができる。
【0014】LED2の代わりに、半導体レーザ等の他
の発光手段を用いてもよい。その場合、回折によるビー
ムの広がりを無視できるのであれば、収束光学系8や自
動焦点調節手段10を用いずにレーザビーム自身の鋭い
指向性のみを利用して網膜25上を走査してもよい。し
かし、網膜25の大きさに対するレーザビームスポット
の大きさを考慮すると、高精度の映像を形成するために
は、収束光学系8を用いて網膜25上により微小なビー
ムスポットが形成されるようにするのが好ましい。
【0015】本実施例に用いられているLED2は、単
色発光を行うものであるが、図4に示すように、入力端
子9(図1)から入った映像信号R,G,Bによって、そ
れぞれR,G,Bの3原色発光を行うLED2R,2
G,2Bを用いて、カラー表示を行う構成としてもよ
い。
【0016】前記入力端子9から入力される映像信号
は、テレビカメラ,テレビチューナ,VTR等の映像信
号源から送られてくるものである。入力端子9の構造
は、前記映像信号源の出力端子と着脱自在に接続されう
るように、コネクタ構造になっているのが好ましい。コ
ネクタ構造とすることにより、取扱いが容易になるとと
もに、装置全体のコンパクト化,ポータブル化が可能に
なる。また、映像信号源を適宜選択することができるの
で、用途の多様化が可能になる。
【0017】収束光学系8は、LED2から発せられた
可視光線を集光して網膜25上に微小なビームスポット
を形成する。それとともに、後述する光学系駆動手段7
によって光軸方向に移動するフォーカシングレンズとし
ても機能する。
【0018】本実施例では自動焦点調節装置10によっ
て、網膜25上の映像形成領域30の走査中、常にピン
ト調整が行われるので、LED2から網膜25に至る光
路中のいずれの位置に収束光学系8を配置してもよい。
よって、装置の設計上の自由度が高いといったメリット
がある。
【0019】前記自動焦点調節手段10は、前記収束光
学系8をその光軸(ここでは、眼球20の光軸と一致
し、Z軸に対して平行である)の方向に沿って移動させ
る光学系駆動手段7と,網膜25からの反射光を受光す
るフォトセンサ4と,フォトセンサ4の受光面積に応じ
た信号を出力する検出器5と,検出器5からの信号に基
づいて前記光学系駆動手段7の動作を制御する焦点制御
回路(Z軸コントローラ)6とから構成されている。
【0020】前記網膜25からの反射光は、図2に示す
ように、LED2から網膜25に向けて可視光線を導く
(実線矢印)後記プリズム16,17等の要素中を逆に進
む(破線矢印)ため、LED2の下流側に配されたプリズ
ム3によって、LED2から網膜25に向かう光路から
分離される。つまり、プリズム3は、ビームスプリッタ
として機能する。分離された反射光は、次のようにして
焦点検出に用いられる。
【0021】図3に、網膜25とフォトセンサ4との位
置関係を示す。尚、同図中、プリズム3,16,17等
は省略する。フォトセンサ4は、同図に示すようにアレ
イ状にフォトダイオード素子4aが複数配されたユニッ
トとして用いられる。網膜25の表面に向けて収束する
可視光線B1,B2,B3は、前記プリズム3等で反射
された後フォトセンサ4を照射する。ここで、前ピンの
場合には、網膜25に対する入射光B1は反射光B3と
なり、フォトセンサ4の範囲A1を照射する。合焦の場
合には、網膜25に対する入射光B2は反射光B2の光
路を戻り、フォトセンサ4の範囲A2を照射する。後ピ
ンの場合には、網膜25に対する入射光B3は反射光B
1となり、フォトセンサ4の範囲A3を照射する。
【0022】このように、フォトセンサ4に対する照射
面積の違い(A1>A2>A3)により、ピント状態を知
ることができるのである。つまり、アレイ状に配された
複数のフォトダイオード素子4aのうち、受光したもの
がどれか、又は受光した個数はいくつか等の受光面積の
情報を意味する信号が、図1に示すように検出器5から
焦点制御回路6に送られ、その信号に基づいて焦点制御
回路6が光学系駆動手段7を動作させることになる。こ
のように、眼のピントのズレがフィードバックされるこ
とによって、網膜25上に形成される映像の全面につい
て焦点調節が行われ、ビームスポットの合焦状態が保た
れるのである。
【0023】図2に示すように、網膜25上のX−Y軸
で規定される映像形成領域30を一通り走査した後にお
いては、その走査時に記憶学習したデータに基づいて、
2回目以降の走査時の焦点調節を行うように構成しても
よい。例えば、ファジー制御を採用してもよい。また、
所定時間ごと又は所定走査回数ごとに焦点検出,焦点調
節を行う構成としてもよい。これらの構成によれば、光
学系駆動手段7の動作を高速・円滑に行うことができ
る。
【0024】光学系駆動手段7(図1)としては、例え
ば、収束光学系8が固定された鏡枠を、モータ駆動のカ
ムで光軸方向に沿って前後に移動させるような構成を採
用することができる。尚、自動焦点調節装置としては、
CD(Compact Disk)プレーヤ等に用いられている自動焦
点調節装置を用いることができる。
【0025】ところで、網膜25上に可視光線が照射さ
れると、網膜25奥の視細胞(不図示)から視神経22に
情報が伝達される。網膜25上に形成される可視光線の
ビームスポット径と視細胞の大きさとの関係から予め焦
点深度を設定し、焦点制御回路6でその焦点深度に基づ
いて焦点調節を行うことができる。網膜25上に形成さ
れる映像の全面(図2中の映像形成領域30のすべての
点)について焦点調節を行ってもよいが、例えば映像に
応じて部分的にピントを外すことにより、所定の被写界
深度を生じさせて遠近感を認識させることも可能であ
る。
【0026】光偏向装置18は、X−Y軸コントローラ
11,X軸ドライバ12,Y軸ドライバ13,ダイレク
トモータ14,15,X軸用プリズム16,Y軸用プリ
ズム17から構成されている。
【0027】光偏向装置18は、網膜25に対し、直接
的な照射及びX,Y軸方向で規定される2次元的な走査
が行われるように、映像信号から変換された可視光線を
偏向させる装置である。X,Y軸方向のそれぞれについ
て、反射面を3面有するX軸用プリズム16及びY軸用
プリズム17と,前記可視光線が前記反射面によって偏
向するようにX軸用プリズム16及びY軸用プリズム1
7を駆動するダイレクトモータ14及び15並びにその
モータ14及び15をそれぞれ駆動するX軸ドライバ1
2及びY軸ドライバ13とを独立に備えている。更に、
X軸ドライバ12及びY軸ドライバ13の動作を、前記
映像信号に基づいて同期制御するX−Y軸コントローラ
11を備えている。このように、X,Y軸のそれぞれに
ついて、独立した系により偏向を制御するようになって
いるので、網膜25上に直接的に鮮明な映像を形成する
ことができる。
【0028】また、映像信号から変換された可視光線
は、プリズム16,17で反射されて網膜25上を照射
するが、プリズム16,17を駆動することにより可視
光線の走査を行うモータ14,15等は、X−Y軸コン
トローラ11によって映像信号に基づいて同期制御され
るため、例えば、ノイズとなる光によって同期信号が影
響を受けることはない。
【0029】図2では、光偏向装置18の機械的な部分
が示されているが、収束光学系8等については図示省略
されている。同図に示すように、ダイレクトモータ1
4,15は、それぞれ固定コイル14a,15a,可動
コイル14b,15b及び軸14c,15cから成って
いる。軸14c,15cにはX,Y軸用プリズム16,
17がそれぞれ固定されており、モータ14,15がO
Nすると、軸14c,15cが一方向に回転する。尚、
ダイレクトモータ14,15としては、CDプレーヤー
等に用いられている薄型のモータを用いることができ
る。
【0030】X,Y軸用プリズム16,17は、図2に
示すように正三角柱状を成す光偏向器である。従って、
それぞれ120°の回転角度で、映像形成領域30のX,
Y軸方向の1辺の走査が完了する。X,Y軸用プリズム
16,17のような光偏向器に限らず、反射面を3面有
する正三角柱状ミラーや回転多面鏡(ポリゴンミラー),
ガルバノ式スキャナ等、従来よりレーザプリンター,フ
ァクシミリ,電子複写機等に用いられている光偏向器を
用いてもよい。ガルバノ式スキャナのように、平面鏡を
所定角度の範囲で回動させる構成では、X,Y軸用プリ
ズム16,17のように一方向の回転で走査する構成に
比べてコンパクトであるため、装置内の省スペース化を
図ることが可能である。
【0031】X−Y軸コントローラ11(図1)によっ
て、前記映像信号から同期信号が分離され、その同期信
号によって、X軸ドライバ12及びY軸ドライバ13が
X,Y軸用モータ14,15を駆動する。LED2から
の可視光線は、X,Y軸用モータ14,15によって回
転するプリズム14,15で偏向する。図2に示すよう
に、偏向された可視光線が映像形成領域30を走査する
ことによってラスターを形成し、視覚的には空間に2次
元的に展開された映像として、観察者に認識させる。
尚、上記可視光線による走査は、偏向周波数30Hz程度で
一定の順序により行われる。
【0032】左右の眼球20の同一の映像形成領域30
に対して可視光線の走査を行ってもよいが、左右の眼球
20に対し映像形成領域30に所定量のズレを持たせる
ことにより、視差を生じさせ、結果として、立体的な映
像や遠近感をもった映像を認識させることが可能であ
る。
【0033】また、本実施例の装置を、眼球20の視界
を遮らないように頭部に固定することによって、実際に
見ているものに対するスーパーインポーズ的な表示を行
うことも可能である。例えば、視界の全面又は視界の端
に映像をオーバーラップさせた場合であっても、実際に
見ている物と2次元的に走査展開された映像との双方に
眼のピントが合っているので、眼に負担をかけることな
く、常に物と映像の双方を見ることができる。
【0034】このように本実施例では、直接網膜25上
に可視光線で描画する方法を採用しているので、顔の向
きに拘らず常に鮮明な画質の映像を見ることができる。
しかも、超小型構造とすることができるので、頭部に固
定して使用すれば設置場所も不要である。また、視力や
網膜形状等の特性は、人によって(つまり、眼球ごとに)
異なるが、本実施例では網膜25からの反射光により焦
点調節を行う構成となっているので、かかる特性に依存
することなく、だれでも適正な映像を見ることが可能で
ある。
【0035】本発明の網膜ディスプレー装置は、バーチ
ャルリアリティー等に用いる映像表示装置;TV,VT
R,パソコン,映画,セキュリティシステム,プレゼン
テーションツール等に用いる映像表示装置;3次元TV
等に用いる映像表示装置;自動車,飛行機,宇宙船,船
舶,鉄道等の操縦パネル用表示装置に好適に用いること
が可能である。特に、視界に常に表示が行われている必
要がある用途には好適である。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、眼球
の網膜上に直接可視光線を照射することにより、映像を
認識させる網膜ディスプレー装置において、映像信号を
前記可視光線に変換する発光手段と,前記可視光線を集
光する収束光学系と,該収束光学系によって集光された
可視光線が網膜上において合焦するように、前記収束光
学系を駆動制御する自動焦点調節手段と,前記映像信号
に基づき前記可視光線を偏向させる光偏向手段とを備え
た構成となっているので、近視,遠視,乱視等の眼の特
性に応じた視度,収差補正等の光学的調整が不要で、適
正な映像を形成するコンパクトな網膜ディスプレー装置
を実現することができる。
【0037】前記自動焦点調節手段を、前記収束光学系
を光軸方向に沿って移動させる光学系駆動手段と,前記
網膜からの反射光を受光する受光素子と,該受光素子の
受光面積に応じた信号を出力する検出器と,該検出器か
らの信号に基づいて前記光学系駆動手段の動作を制御す
る焦点制御回路とから構成することによって、用途に応
じた焦点調節制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を概略的に示すブロック
図。
【図2】本発明の実施例の要部構成を示す斜視図。
【図3】本発明の実施例に用いられるフォトセンサと前
ピン,合焦及び後ピンとの関係を示す図。
【図4】本発明の実施例に用いることができるカラー表
示用発光素子の構成を示す模式図。
【符号の説明】
1 …増幅器 2 …LED 2R,2G,2B …LED 3 …プリズム 4 …フォトセンサ 5 …検出器 6 …焦点制御回路 7 …光学系駆動手段 8 …収束光学系 9 …入力端子 18 …光偏向装置 11 …X−Y軸コントローラ 12 …X軸ドライバ 13 …Y軸ドライバ 14 …X軸用ダイレクトモータ 14a …固定コイル 14b …可動コイル 14c …軸 15 …Y軸用ダイレクトモータ 15a …固定コイル 15b …可動コイル 15c …軸 16 …X軸用プリズム 17 …Y軸用プリズム 20 …眼球 22 …視神経 25 …網膜 30 …映像形成領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼球の網膜上に直接可視光線を照射するこ
    とにより、映像を認識させる網膜ディスプレー装置にお
    いて、 映像信号を前記可視光線に変換する発光手段と,前記可
    視光線を集光する収束光学系と,該収束光学系によって
    集光された可視光線が網膜上において合焦するように、
    前記網膜からの反射光によって網膜上の合焦状態を検出
    するとともに該検出信号に基づいて前記収束光学系を駆
    動制御する自動焦点調節手段と,前記映像信号に基づき
    前記可視光線を偏向させる光偏向手段と,を備え、 前記自動焦点調節手段が、前記収束光学系を光軸方向に
    沿って移動させる光学系駆動手段と,前記網膜からの反
    射光を受光する受光素子と,該受光素子の受光面積に応
    じた信号を出力する検出器と,該検出器からの信号に基
    づいて前記光学系駆動手段の動作を制御する焦点制御回
    路と,から成ることを特徴とする網膜ディスプレー装
    置。
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