JP3105393B2 - モータ - Google Patents

モータ

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JP3105393B2
JP3105393B2 JP7811594A JP7811594A JP3105393B2 JP 3105393 B2 JP3105393 B2 JP 3105393B2 JP 7811594 A JP7811594 A JP 7811594A JP 7811594 A JP7811594 A JP 7811594A JP 3105393 B2 JP3105393 B2 JP 3105393B2
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JP
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bearing
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notch recess
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広志 坂下
淳 山下
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータに関するもので、
特に軸受及びステータコアの固定に関する。
【0002】
【従来例】例えば、磁気ディスク駆動装置に使用される
モータとして、先に出願した実願平5−42992号に
記載のものがある。このようなモータの例について図面
を参照しながら説明する。図6、図7おいて、基板33
のほぼ中央にはスラスト軸受42が取り付けられてい
る。スラスト軸受42の外周はフランジ状となってお
り、このフランジ状の部分には、軸受32の下端面の内
周縁部が乗せられている。軸受32下端面の外周縁部は
下方に突出しており、基板33の上端面と当接してい
る。軸受32の外周にはコアホルダー41が取り付けら
れており、コアホルダー41にはステータコア39が取
り付けられている。ステータコア39は複数のコア素体
から成り、外周に複数の突極を有している。また、各突
極にはコイル40が巻回されている。
【0003】図8、図9において、軸受32は、外周面
に複数個の略半円弧状の切欠凹部32aが形成されてい
る。一方、軸受32の外周に取り付けられるステータコ
ア39の内周面にも複数個の略半円弧状の切欠凹部39
aが形成されている。このため、軸受32の外周にステ
ータコア39の内周面を配置することにより、各切欠凹
部32aと、各切欠凹部39aとから、略円状の締結部
材挿入孔45が構成され、この締結部材挿入孔45には
締結部材であるねじ34が挿入されている。
【0004】図6、図7において、締結部材挿入孔45
に挿入されるねじ34の先端部は、基板33に対してね
じ込まれている。ねじ34の先端が基板33にねじ込ま
れることにより、軸受32とステータコア39の上端面
は、ねじ34の頭部によって基板33側に押さえつけら
れ、かつ、軸受32、ステータコア39、コアホルダー
41が基板33上に固定保持されている。
【0005】軸受32の中心孔には回転軸31が挿入さ
れている。回転軸31の先端部はスラスト軸受42と当
接しており、回転軸31はスラスト軸受42によってス
ラスト方向に支持されている。また、回転軸31は軸受
32によってラジアル方向に支持されている。これら軸
受32及びスラスト軸受42により回転軸31は回転自
在となっている。
【0006】回転軸31の上端側の外周にはカップ状の
ロータケース37が取り付けられている。ロータケース
37の周壁内面には駆動マグネット38が取り付けられ
ており、駆動マグネット38の内周面はステータコア3
9の突極と一定の間隙をおいて対向している。このた
め、ステータコア39の突極に巻回されたコイル40を
通電制御することにより、駆動マグネット38は付勢さ
れ、ロータケース37及び回転軸31が回転駆動され
る。
【0007】回転軸31のロータケース37よりも上方
には、磁気ディスクが搭載されるハブ台36が取り付け
られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成のモ
ータは、軸受ハウジングを使用しないため、製造コスト
や部品費を低減することができるという利点がある。そ
の反面、締結部材であるねじ34を基板33にねじ込ん
で軸受32及びステータコア39を固定する場合、基板
33のねじ34の周りの部分に盛り上がりが生ずること
がある。これは、ねじ34がセルフタッピングタイプの
ねじであろうと、予め孔に雌ねじを形成しておくタイプ
のねじであると同様に起こる。盛り上がりが生ずると、
基板に直接取り付けられた軸受33が盛り上がりによっ
て押されて、基板33と軸受32の垂直度が損なわれた
り、あるいは、基板33が反り、図示しない周波数発電
器の出力低下の原因となる。また、ステータコア39に
対する押圧力が不足し、がたつくなどの不具合が生ず
る。
【0009】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、基板に対する軸受の取付け精度を
向上したモータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
回転軸を支承する軸受と、この軸受の半径方向外側に配
置されたステータコアとを有し、ステータコアと軸受が
基板上に固定されたモータであって、軸受の外周面には
略半円弧状の切欠凹部を有し、ステータコアの内周面に
は略半円弧状の切欠凹部を有し、軸受の切欠凹部とステ
ータコアの切欠凹部により締結部材挿入孔が構成されて
いると共に、締結部材挿入孔を構成する軸受の切欠凹部
の基板側の周縁が窪んでいることを特徴とする。
【0011】
【0012】
【作用】締結部材を基板にねじ込むことにより、基板上
の締結部材の外周には盛り上がりが生ずるが、盛り上が
りは締結部材挿入部の基板側の周縁の窪みに吸収され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明にかかるモータついて説明す
る。図1、図2において、基板3のほぼ中央にはスラス
ト軸受12が取り付けられている。スラスト軸受12の
外周はフランジ状となっており、このフランジ状の部分
には、軸受2の下端面の内周縁部が乗せられている。軸
受2下端面の外周縁部は下方に突出しており、基板3の
上端面と当接している。軸受2の外周にはコアホルダー
11が取り付けられており、コアホルダー11にはステ
ータコア9が取り付けられている。ステータコア9は複
数のコア素体から成り、外周に複数の突極を有してい
る。また、各突極にはコイル10が巻回されている。
【0014】図3において、軸受2には複数個の略半円
弧状の切欠凹部2aが形成されている。この各切欠凹部
2aの上端面側の円弧状の部分には窪み2bが形成され
ている。このような軸受2を基板3に対して取り付ける
場合、窪み2bが基板3側となるような体勢で取り付け
られる。一方、軸受2の外周に取り付けられるステータ
コア9の内周面にも複数個の略半円弧状の切欠凹部9a
が形成されている。このため、図4に示すように、各切
欠凹部2aと、各切欠凹部9aとから、略円状の締結部
材挿入孔15が構成される。
【0015】図1、図2において、締結部材挿入孔15
には締結部材であるねじ4が挿入されている。締結部材
挿入孔15に挿入されるねじ4の先端部は、基板3に対
してねじ込まれている。このため、軸受2とステータコ
ア9の上端面は、ねじ4の頭部によって基板3側に押さ
えつけられ、かつ、軸受2、ステータコア9、コアホル
ダー11が基板3に固定保持されている。
【0016】軸受2の中心孔には回転軸1が挿入されて
いる。回転軸1の先端部はスラスト軸受12と当接して
おり、回転軸1はスラスト軸受12によってスラスト方
向に支持されている。また、回転軸1は軸受2によって
ラジアル方向に支持されている。回転軸1は、これら軸
受2及びスラスト軸受12により回転自在となってい
る。
【0017】回転軸1の上端側の外周にはカップ状のロ
ータケース7が取り付けられている。ロータケース7の
周壁内面には駆動マグネット8が取り付けられており、
駆動マグネット8の内周面はステータコア9の突極と一
定の間隙をおいて対向している。このため、ステータコ
ア9の突極に巻回されたコイル10を通電制御すること
により、駆動マグネット8は付勢され、ロータケース7
及び回転軸1が回転駆動される。
【0018】回転軸1のロータケース7よりも上方に
は、磁気ディスクが搭載されるハブ台6が取り付けられ
ている。
【0019】以上のような構成のモータによれば、軸受
2の外周面の切欠凹部2aとステータコア9の切欠凹部
9aから締結部材挿入孔15を構成し、締結部材挿入孔
15に締結部材であるねじ4を挿入して基板3に軸受2
とステータコア9を固定すると共に、締結部材挿入孔1
5を構成する切欠凹部2aの基板3側の周縁に窪み2b
が形成されてるため、ねじ4の先端を基板3にねじ込ん
だ際、基板3のねじ4の外周部分に生ずる盛り上がり3
aを、窪み2bで吸収することができる。このため、盛
り上がり3aによって軸受2が直接押されることがな
く、軸受2の垂直度が損なわれることはない。従って、
軸受2の基板3に対する取付け精度を向上させることが
できる。また、基板3の盛り上がり3aを軸受2の窪み
2bで吸収することにより、基板3の反りを防止するこ
とができるため、これによっても、軸受2の垂直度が損
なわれるのを防止して、軸受2の基板3に対する取付け
精度を向上させることができるし、図示しない周波数発
電器の出力低下を防止することができる。
【0020】なお、窪み2bの形状は特に限られたもの
ではなく、締結部材による基板3の盛り上がり3aを吸
収できる形状であればどのような形状でもよい。例え
ば、窪み2bを軸受2の半径方向に一定幅の溝状となる
ように形成してもよい。
【0021】また、図5に示すように、軸受2のみに締
結部材挿入孔2dが形成されている場合は、この締結部
挿入孔2dの基板3側の開口部周縁に窪み2bを形成
し、この窪み2bにより基板3の盛り上がりを吸収する
ように構成してもよい。前述した実施例と同様な効果を
奏する。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、軸受の外
周面には略半円弧状の切欠凹部を有し、ステータコアの
内周面には略半円弧状の切欠凹部を有し、軸受の切欠凹
部とステータコアの切欠凹部により締結部材挿入孔が構
成すると共に、締結部材挿入孔を構成する軸受の切欠凹
部の基板側の周縁が窪んでいるため、締結部材挿入孔に
締結部材を挿入して軸受を基板上に固定する場合に、基
板の締結部材の周りに生ずる盛り上がりを窪みによって
吸収し、基板に対する軸受の取付け精度を向上させるこ
とができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるモータの実施例を示す断面図。
【図2】同上要部拡大断面図。
【図3】同上モータに適用される軸受の実施例を示す斜
視図。
【図4】同上モータの要部を拡大して示す平面図。
【図5】本考案にかかるモータの別の実施例を示す断面
図。
【図6】従来のモータの例を示す断面図。
【図7】同上要部拡大断面図。
【図8】同上モータに適用される軸受の例を示す斜視
図。
【図9】同上モータの要部を拡大して示す平面図。
【符号の説明】
1 回転軸 2 軸受 2a 切欠凹部 2b 窪み 9 ステータコア 9a 切欠凹部 15 締結部材挿入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00,21/00 H02K 5/15 H02K 5/167

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を支承する軸受と、この軸受の半
    径方向外側に配置されたステータコアとを有し、上記ス
    テータコアと上記軸受が基板上に固定されたモータであ
    って、 上記軸受の外周面には略半円弧状の切欠凹部を有し、 上記ステータコアの内周面には略半円弧状の切欠凹部を
    有し、 上記軸受の上記切欠凹部と上記ステータコアの上記切欠
    凹部により締結部材挿入孔が構成されていると共に、 上記締結部材挿入孔を構成する上記軸受の切欠凹部の上
    記基板側の周縁が窪んでいることを特徴とするモータ。
JP7811594A 1994-03-24 1994-03-24 モータ Expired - Fee Related JP3105393B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0483093U (ja) * 1990-11-30 1992-07-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0483093U (ja) * 1990-11-30 1992-07-20

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JPH07274466A (ja) 1995-10-20

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