JP3105048U - 看護用エプロン - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、看護者の作業の自由度を確保すると共に、前屈姿勢をとったような場合にも、臀部付近の下着が透けて見えるようなことがなく、さらに、生理の出血が漏れ出すことがなく、安心して看護作業を行うことのできる看護用エプロンを提供することを目的とする。
【解決手段】本考案は、下半部が横開きの看護用エプロンにおいて、体の後面を覆う布地内面の臀部付近に位置する部分に遮水性のシートを着脱自在に添着することを特徴とするものである。また、本考案は、前身頃及び後ろ身頃を縫合してなるワンピース形状の看護用エプロンにおいて、上半部を背開きとするとともに、下半部を横開きとし、下半部の布地内面の臀部付近に位置する部分に遮水性のシートを着脱自在に添着することを特徴とするものである。
【選択図】 図 3

Description

本考案は、病人の看護及び老人等の介護をするために、女性の看護師及び介護者(本明細書においては「看護者」と総称する。)が装着して使用する看護用エプロンに関する。
従来の、この種の看護用エプロンとしては、図6(正面図)及び図7(背面図)に示すものが知られている。このものは、幅をゆったり取った背開きタイプのワンピース形状をなしていて、首を通す襟部1と腕を通す袖部2には所定形状の開口が設けられ、背開き部3の上部及び中間部にはボタン4が設けられている。また、胸部には結び紐5の一端が逢着されている。さらに、図には示していないが、別のタイプとして横開きタイプのワンピース形状のものも知られている。この横開きタイプの看護用エプロンは、看護者が前傾姿勢をとるような場合には、看護用エプロンの後側の布地が背中に密着して窮屈なことからあまり採用されていない。
これら従来の看護用エプロンは、ポリエステル及び綿等を素材とする布製で、女性の看護者が洋服の上から着用するものである。看護は、前屈姿勢で行うことが多く、また、窮屈な姿勢で作業をすることもあることから、体の自由度を保つため、比較的薄手で柔軟性のあるものが要求される。また、看護における清潔感を出すため、その色調は、白を基調とした薄いブルー、ピンク等が選ばれるのが通常である。
しかしながら、図6及び図7に示す従来の看護用エプロンにおいては、背開きタイプのため、看護者が前屈姿勢をとったような場合、看護用エプロンの臀部6付近が左右に開いてしまい、看護用エプロンの下に装着しているスカートあるいはズボンを通して下着が透けて見えてしまったり、下着の概形が浮き彫りにされてしまうという問題があった。
また、従来の横開きタイプの看護用エプロンは、臀部が1枚の布地で覆われるものの、前屈姿勢をとったような場合には臀部付近6の看護用エプロン、スカート等が体に密着した状態となり、また、看護用エプロン自身の光透過性も比較的良好なことと相俟って、臀部付近の下着が透けて見えてしまったり、下着の概形が浮き彫りにされるという問題は解消されなかった。
さらに、女性の看護者は、生理日においても看護を休むことができないばかりか、自力移動が困難な人等を抱き起こしたりする力の要する作業も必要とされることから、場合によっては、出血が外部に漏れて沁み出してしまうこともあった。
本考案は、看護者の作業の自由度を確保すると共に、前屈姿勢をとったような場合にも、臀部付近の下着が透けて見えるようなことがなく、さらに、生理の出血が漏れ出すことがなく、安心して看護作業を行うことのできる看護用エプロンを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、下半部が横開きの看護用エプロンにおいて、体の後面を覆う布地内面の臀部付近に位置する部分に遮水性のシートを着脱自在に添着することを特徴とするものである。
同様に前記目的を達成するために、請求項2記載の考案は、前身頃及び後ろ身頃を縫合してなるワンピース形状の看護用エプロンにおいて、上半部を背開きとするとともに、下半部を横開きとし、下半部の布地内面の臀部付近に位置する部分に遮水性のシートを着脱自在に添着することを特徴とするものである。
同様に前記目的を達成するために、請求項3記載の考案は、胸当て部及びスカート部からなる看護用エプロンにおいて、スカート部は体の後面を二重に覆う形状とし、内側の布地内面の臀部付近に位置する部分に遮水性のシートを着脱自在に添着することを特徴とするものである。
本考案は、以下のような優れた効果を奏する。
(1)看護者の作業の自由度を確保すると共に、前屈姿勢をとったような場合にも、臀部付近の下着が透けて見えるようなことを防止した看護用エプロンを提供できる。
(2)看護者が生理であった場合にも、その出血が漏れ出すことがなく、安心して看護作業を行うことのできる看護用エプロンを提供できる。
本考案に係る看護用エプロンを実施するための最良の形態を図面を参照して以下に説明する。
まず、本発明の第一の実施の形態を図1乃至図3を参照して説明する。
図1は、第一の実施の形態の構成を示す正面図、図2は、同背面図、図3は、同展開図である。
第一の実施の形態に係る看護用エプロンは、襟ぐり11、袖ぐり12を有するワンピース形状のものであり、裾丈は膝下までの長さを有している。看護用エプロンの前面部10は、図1に示すように、ほぼ台形状をしており、上下方向の中間部の左右にポケット13、13を有し、また、中間部より下の図左側にボタン14、14が逢着されている。
一方、看護用エプロンの後面部15は、図2に示すように、その上半部16が背開きタイプに形成されており、また、その下半部17は横開き(図の右端が開く)タイプに形成されている。下半部17の上部右側には、上半部16内面に逢着されて垂下するボタン止片18のボタン穴に嵌入するボタン19が逢着されている。さらに、上半部16には、ボタン20及びボタン止片21が設けられており、また、下半部17の横位置には、図1に示すボタン14を止めるボタン止片22が逢着されている。なお、下半部17の裾には、必要に応じてスリット23を形成しても良い。
この看護用エプロンを装着するには、上半部を止めるボタン20、20及び下半部を止めるボタン14、14、19を外し、前面部10と後面部15とを開いた状態で襟ぐり11に首を通し、また、袖ぐり12に腕を通し、その後、後面部15の上半部16の背開き部分をボタン20、20で止めるとともに、下半部17を体の後面を巻くようにしてその端部を体の横位置で前面部10とボタン19、14、14で結合させるものである。
この看護用エプロンの構造を図3の展開図を参照しながら、より詳細に説明する。
前面部10は前身頃として、また、後面部15は後ろ身頃として裁断され、前身頃及び後ろ身頃は縫目24、24で逢合される。前身頃10は、図に示す形状のものであり、中心線25が体の正面中心に位置している。後ろ身頃15は、上半部16及び下半部17からなり、上半部16は、中心線25に対して左右対称に形成され、背中の中心26でほぼ合わされるようになっている。一方、下半部17は、図の左側部分において前身頃10の幅Wと同じ幅Wを有するように上半部16と一体的に裁断される。したがって、下半部17で体を覆った場合に、下半部17が背面中心26を越えて体の横位置まで延びることになるため、前身頃10と体の横位置で合わされることになる。すなわち、上半部16は背開きタイプであり、下半部17は横開きタイプである。
後面部15をなす後ろ身頃の下半部17の布地内面には、体の臀部を覆う位置に遮水性のシート27が着脱自在に装着される。遮水性のシート27は、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリエチレン等の材料から形成され、高さ方向には腰部から膝上まで、左右方向には体の幅の範囲をほぼ覆う寸法を有し、体の臀部を中心に装着されるものである。
この遮水性のシート27は、ある程度の厚みを有し、遮光性も有することが望ましい。
また、冬期などにおける体の保温のため、保温性も兼ね備えた材料で形成するか、または、遮水性のシートの一面に保温性の良い布地からなるシートを添着しても良い。
図3に示した遮水性のシート27は、ボタン28で着脱自在に装着されており、洗濯時、または、交換時には、取り外すことができる。
図4及び図5は、第二の実施の形態を示すもので、図4は正面から見た展開図であり、図5は裏面から見た展開図である。なお、図1乃至図3と同じ符号は同一の部材を示している。
この看護用エプロンは、胸当て部30とスカート部33からなり、胸当て部30には紐31がクロス形状に設けられていて、この紐31を看護者の肩に掛け、その端部をボタン32で止めるようになっている。また、スカート部33は、体の前面を覆うとともに体の後面を二重に覆う幅を有しており、装着した場合、左右の端部が体の後面を通って体の左右の端部に位置するようになっている。すなわち、スカート部33が体の後面を二重に覆う構造となっている。さらに、スカート部33の上縁に沿って紐34が左右に延びて設けられ、装着時にスカート部33を体に巻き付け固定することができる。
また、スカート部33の左右に延びた布地の一方の内面には、臀部を覆う位置に遮水性のシート27が着脱自在に装着されている。この遮水性のシート27は、第一の実施の形態に装着される遮水性のシートと全く同じ材料から形成され、寸法及び装着位置も第一の実施の形態の場合と同じである。また、この遮水性のシート27は、ある程度の厚みを有し、遮光性も有することが望ましい。さらに、冬期などにおける体の保温のため、保温性も兼ね備えた材料で形成するか、または、遮水性のシートの一面に保温性の良い布地からなるシートを添着しても良い。
図5に示した遮水性のシート27は、ボタン28等で着脱自在に装着されており、洗濯時、または、交換時には、取り外すことができる。
第一の実施の形態の構成を示す正面図である。 第一の実施の形態の構成を示す背面図である。 第一の実施の形態の構成を示す展開図である。 第二の実施の形態の構成を示すもので、正面から見た展開図である。裏面から見た展開図である 第二の実施の形態の構成を示すもので、裏面から見た展開図である。 従来の看護用エプロンを示す正面図である。 従来の看護用エプロンを示す背面図である。
符号の説明
1 襟部
2 袖部
3 背開き部
4 ボタン
5 結び紐
6 臀部付近
10 看護用エプロンの前面部
11 襟ぐり
12 袖ぐり
13 ポケット
14 ボタン
15 看護用エプロンの後面部
16 上半部
17 下半部
18 ボタン止片
19 ボタン
20 ボタン
21 ボタン止片
22 ボタン止片
23 スリット
24 縫目
25 中心線
26 背中の中心
27 遮水性のシート
28 ボタン
30 胸当て部
31 紐
32 ボタン
33 スカート部
34 紐


























Claims (3)

  1. 下半部を横開きとした看護用エプロンにおいて、体の後面を覆う布地内面の臀部付近に位置する部分に遮水性のシートを着脱自在に添着することを特徴とする看護用エプロン。
  2. 前身頃及び後ろ身頃を縫合してなるワンピース形状の看護用エプロンにおいて、上半部を背開きとするとともに、下半部を横開きとし、下半部の布地内面の臀部付近に位置する部分に遮水性のシートを着脱自在に添着することを特徴とする看護用エプロン。
  3. 胸当て部及びスカート部からなる看護用エプロンにおいて、スカート部は体の後面を二重に覆う形状とし、内側の布地内面の臀部付近に位置する部分に遮水性のシートを着脱自在に添着することを特徴とする看護用エプロン。















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