JP3105037U - 化粧綿 - Google Patents

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Abstract

【課題】竹繊維が有する特徴を化粧綿に活かし、肌にやさしく安全であるとともに、肌触りもよく吸水性に優れ、さらに、抗菌・消臭作用を備えて衛生面にも優れた新規な化粧綿を提供する。
【解決手段】一又は複数種類の天然繊維をシート状に形成した不織布が少なくとも1以上積層された内層部20及び外層部30とからなる化粧綿10であって、前記外層部30が綿繊維と竹繊維とを混綿した不織布35によって構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、化粧,化粧落とし等に使用する化粧綿に関し、特に一又は複数種類の天然繊維をシート状に形成した不織布が少なくとも1以上積層された内層部及び外層部とからなる化粧綿に関する。
従来、化粧,化粧落とし等に使用する化粧綿は、種々の繊維素材を用いてシート状に形成した不織布とし、このシート状の不織布を折り返したり重ねたりして少なくとも1以上積層させて、クレンジング液等の化粧水を吸水する内層部と、実際に肌に接触する外層部とに構成するものが一般的である。
このような化粧綿にあっては、内層部は吸水性に優れた綿繊維等の天然繊維をシート状の不織布として積層し、外層部は綿繊維等の天然繊維に合成繊維を混綿したり、化学薬品(接着剤)を塗布する等してシート状の不織布として積層することが知られている。これにより、吸水性がよく、毛羽立ちが抑制されて肌に繊維が残らず、肌触りのよい化粧綿を比較的安価に提供することが可能となっている。しかしながら、上記のような従来の化粧綿では、合成繊維や化学薬品等が含まれた外層部が直接肌と接触するため、肌が黒ずんだり肌荒れ等が生じるおそれがあり、安全面に問題があった。そのため、消費者は、合成繊維等が使用されていない天然繊維100%の化粧綿を好む傾向にある。
ところで、近年では、天然の繊維素材において、竹を原料とする繊維が注目されている。この竹繊維は、吸水性に優れ、抗菌・消臭作用を有することで知られ、さらに、比較的短期間での再生産が可能で伐採抑制等の資源問題の点でも有利な特徴を有しており、衣類等の様々な製品に利用されている(例えば、特許第3448526号公報参照。)。そこで、本考案者は、竹繊維を化粧綿に用いることを見出し、該竹繊維が有する特徴を活かした新規な化粧綿を考案するに至った。
本考案は前記の点に鑑みなされたものであり、竹繊維が有する特徴を化粧綿に活かし、肌にやさしく安全であるとともに、肌触りもよく吸水性に優れ、さらに、抗菌・消臭作用を備えて衛生面にも優れた新規な化粧綿を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、一又は複数種類の天然繊維をシート状に形成した不織布が少なくとも1以上積層された内層部及び外層部とからなる化粧綿であって、前記外層部が綿繊維と竹繊維とを混綿した不織布によって構成されていることを特徴とする化粧綿に係る。
請求項2の考案は、前記外層部の綿繊維と竹繊維との重量比が、綿繊維55〜90重量%、竹繊維10〜45重量%である請求項1に記載の化粧綿に係る。
請求項3の考案は、前記外層部の綿繊維の繊度が2.8〜5.5デニール、竹繊維の繊度が1.4〜2.8デニールである請求項1又は2に記載の化粧綿に係る。
請求項4の考案は、前記外層部の綿繊維と竹繊維の繊維長がそれぞれ28〜45mmである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の化粧綿に係る。
請求項5の考案は、前記内層部及び外層部の全層換算の目付量が90〜300g/m2である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の化粧綿に係る。
請求項1の考案によれば、一又は複数種類の天然繊維をシート状に形成した不織布が少なくとも1以上積層された内層部及び外層部とからなる化粧綿であって、前記外層部が綿繊維と竹繊維とを混綿した不織布によって構成されているため、肌にやさしく安全であるとともに、肌触りもよく吸水性に優れ、さらに、抗菌・消臭作用を備えて衛生面にも優れた新規な化粧綿を提供することができる。
請求項2の考案によれば、請求項1において、前記外層部の綿繊維と竹繊維との重量比が、綿繊維55〜90重量%、竹繊維10〜45重量%であるため、前記綿繊維と竹繊維とが程良く絡み合い、型くずれを防止することができる。
請求項3の考案によれば、請求項1又は2において、前記外層部の綿繊維の繊度が2.8〜5.5デニール、竹繊維の繊度が1.4〜2.8デニールであるため、化粧綿の表面を平らにすることができ、使用時の肌触りをよくすることができる。
請求項4の考案によれば、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記外層部の綿繊維と竹繊維の繊維長がそれぞれ28〜45mmであるため、各繊維の毛羽立ちを抑制することができる。
請求項5の考案によれば、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記内層部及び外層部の全層換算の目付量が90〜300g/m2であるため、適度な厚みと弾力を得ることができる。
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。
図1はこの考案の化粧綿の断面図である。
図1に示すように、この考案の化粧綿10は、一又は複数種類の天然繊維をシート状に形成した不織布が少なくとも1以上積層された内層部20及び外層部30とからなるものであって、前記外層部30が綿繊維と竹繊維とを混綿した不織布35によって構成されていることを特徴とする。実施例において、当該化粧綿10の内層部20は、クレンジング液等の化粧水を十分に吸水できるように、綿繊維からなる不織布25を所定枚数積層して構成されている。一方、外層部30は、前記内層部20の表裏両面に形成されて使用時に肌に直接接触するように構成され、前述のように、綿繊維と竹繊維とを混綿した不織布35が所定枚数積層される。なお、この考案の化粧綿10では、例えばサーマルボンド法等の公知の製法によって、内層部20及び外層部30の各不織布25,35が形成される。
また、外層部30において、綿繊維と竹繊維は適宜の割合で混綿されて不織布が形成されるが、請求項2の考案として規定したように、綿繊維55〜90重量%、竹繊維10〜45重量%となるように混綿することが好ましい。この割合で綿繊維と竹繊維とを混綿することにより、該綿繊維と竹繊維とが程良く絡み合って、型くずれ等を防止することができる。
さらに、混綿する綿繊維と竹繊維の各々の繊維の太さ(繊度)は、綿繊維よりも竹繊維を細くするのが好ましく、特に、請求項3の考案として規定したように、綿繊維の繊度を2.8〜5.5デニール、竹繊維の繊度を1.4〜2.8デニールとするとよい。このように構成することにより、化粧綿の表面を平らにすることができ、使用時の肌触りをよくすることができる。
混綿する綿繊維と竹繊維の各繊維長については、ほぼ同一の長さになるように構成することが好ましい。特に、請求項4の考案として規定したように、それぞれ28〜45mmとするのがよい。このように、綿繊維と竹繊維の各繊維長がほぼ同一であるため、各繊維の毛羽立ちを抑制することができ、使用時に肌に繊維が残らない。
また、本考案の化粧綿10にあっては、請求項5の考案として規定したように、内層部及び外層部の全層換算の目付量を90〜300g/m2とすることが好ましい。これにより適度な厚みと弾力を得ることができる。なお、この化粧綿10において、外層部30は内層部20の表裏両面を十分に被覆できる程度の厚みがあればよく、その目付量は42〜80g/m2(一側の外部層の目付量は21〜40g/m2)である。
このように、使用時に肌に接触する外層部が天然繊維である綿繊維と竹繊維とからなるため、使用時に肌荒れ等が生じにくくなり、安全である。また、外層部が竹繊維を含んでいるため、本考案の化粧綿では、竹繊維が有する優れた吸水性や抗菌・消臭作用等の効果を奏することができる。
この考案の化粧綿の断面図である。
符号の説明
10 化粧綿
20 内層部
25 綿繊維からなる不織布
30 外層部
35 綿繊維と竹繊維とを混綿した不織布

Claims (5)

  1. 一又は複数種類の天然繊維をシート状に形成した不織布が少なくとも1以上積層された内層部及び外層部とからなる化粧綿であって、前記外層部が綿繊維と竹繊維とを混綿した不織布によって構成されていることを特徴とする化粧綿。
  2. 前記外層部の綿繊維と竹繊維との重量比が、綿繊維55〜90重量%、竹繊維10〜45重量%である請求項1に記載の化粧綿。
  3. 前記外層部の綿繊維の繊度が2.8〜5.5デニール、竹繊維の繊度が1.4〜2.8デニールである請求項1又は2に記載の化粧綿。
  4. 前記外層部の綿繊維と竹繊維の繊維長がそれぞれ28〜45mmである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の化粧綿。
  5. 前記内層部及び外層部の全層換算の目付量が90〜300g/m2である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の化粧綿。
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