JP3104520B2 - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の変速制御装置

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JP3104520B2
JP3104520B2 JP06054021A JP5402194A JP3104520B2 JP 3104520 B2 JP3104520 B2 JP 3104520B2 JP 06054021 A JP06054021 A JP 06054021A JP 5402194 A JP5402194 A JP 5402194A JP 3104520 B2 JP3104520 B2 JP 3104520B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用自動変速機の変
速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の前進ギヤ段を有する車両用自動変
速機において、予め設定された変速線図から、実際のア
クセルペダル操作量やスロットル弁開度などのようなエ
ンジン負荷量と車速とに基づいて変速すべきギヤ段を判
断し且つ変速出力する形式の変速制御装置がある。この
ような変速制御装置によれば、自動変速機が車両の走行
状態に適したギヤ段に自動的に切り換えられる利点があ
る。たとえば、特開昭59−50261号公報に記載さ
れた車両用自動変速機の変速制御装置がそれである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
車両用自動変速機の変速制御装置では、運転者によりア
クセルペダルが踏み込み操作されることによって前記変
速線図から決まる低速側ギヤ段へシフトダウンが行われ
ると、その後に駆動力と共に車速が増加することにより
変速線図からアップシフトが直ちに判断されてその低速
側ギヤ段よりも高速側のギヤ段への切り換えが直ちに行
われる場合がある。このような場合には、自動変速機の
アップシフト動作期間に対応する時間だけエンジン回転
速度の上昇が遅れるので、車両の中間加速性が損なわれ
るとともに、頻繁なシフトによるビジーシフト感を運転
者に与える可能性があった。
【0004】たとえば、図4の変速線図に示すように、
アクセルペダルの踏み込み操作によって車両状態を示す
点がA点からB点へ移動したとすると、第2速ギヤ段へ
のシフトダウンが実行される。このため、駆動力と共に
車速が増加することにより車両状態を示す点が上記B点
からC点へ向かって移動することにより2→3シフトア
ップ線を横断するので、上記シフトダウンに続いてシフ
トアップが直ちに判断されて第3速ギヤ段へのシフトが
直ちに実行されるのである。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、アクセルペダル
の踏込み操作に関連するダウンシフト時において中間加
速性の低下やビジーシフトの発生が好適に防止される変
速制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の発明の要旨とするところは、複数の前進ギヤ段を有す
る車両用自動変速機において、エンジンの負荷を検出す
るエンジン負荷検出手段と、車速を検出する車速検出手
段と、予め設定された変速線図からエンジン負荷量およ
び車速に基づいて切り換えるべきギヤ段を指令する変速
指令手段とを備えた形式の変速制御装置であって、(a)
前記変速指令手段により前記自動変速機に達成されてい
たそれまでのギヤ段よりも低速側の第1低速側ギヤ段へ
の変速指令が行われたことを判定する低速側変速指令判
定手段と、(b) その低速側変速指令判定手段により前記
第1低速側ギヤ段への変速指令が行われたときに、その
第1低速側ギヤ段によって開始される加速によって車速
が予め定められた所定の車速に到達するまでの第1到達
時間を推定する第1到達時間推定手段と、(c) 前記低速
側変速指令判定手段により前記第1低速側ギヤ段への変
速指令が行われたときに、前記第1低速側ギヤ段よりも
高速側の第2低速側のギヤ段によって開始される加速に
よって車速が前記所定の車速に到達するまでの第2到達
時間を推定する第2到達時間推定手段と、(d) 前記第1
到達時間が前記第2到達時間よりも短い場合には前記第
1低速側ギヤ段を達成するための信号を前記自動変速機
に出力し、前記第1到達時間が第2到達時間よりも長い
場合には前記第2低速側ギヤ段を達成するための信号を
前記自動変速機に出力する変速出力手段とを、含むこと
にある。
【0007】
【作用】このようにすれば、第1到達時間推定手段は、
低速側変速指令判定手段により第1低速側ギヤ段への変
速指令が行われたときに、その第1低速側ギヤ段によっ
て開始される加速によって車速が前記所定の車速に到達
するまでの第1到達時間を推定する。また、第2到達時
間推定手段は、前記低速側変速指令判定手段により前記
第1低速側ギヤ段への変速指令が行われたときに、前記
第1低速側ギヤ段よりも高速側の第2低速側のギヤ段に
より開始される加速によって車速が前記所定の車速に到
達するまでの第2到達時間を推定する。そして、変速出
力手段は、第1到達時間が第2到達時間よりも短い場合
には前記第1低速側ギヤ段を達成するための信号を自動
変速機へ出力し、第1到達時間が第2到達時間よりも長
い場合には前記第2低速側ギヤ段を達成するための信号
を自動変速機へ出力する。
【0008】
【発明の効果】これにより、アクセルペダル踏み込み操
作に応答する自動変速機の第1低速側ギヤ段へのシフト
ダウン変速に際し、第1到達時間が第2到達時間よりも
短い場合にはその第1低速側ギヤ段へのダウンシフトが
実行され、長い場合には前記第2低速側ギヤ段へのダウ
ンシフトが実行されることから、加速性が高い側のギヤ
段へ自動変速機がダウンシフトされる。また、自動変速
機のアップシフト変速動作によりエンジン回転速度の上
昇が遅れるので、上記のように低速ギヤ段が選択される
ことによって、ダウンシフトに続くアップシフトの発生
が回避される。したがって、アクセルペダルの踏込み操
作に関連するダウンシフト時において中間加速性の低下
やビジーシフトの発生が好適に防止される。
【0009】ここで、好適には、前記第1到達時間推定
手段および第2到達時間推定手段は、車速が前記所定の
車速に到達するまでに実行される前記自動変速機の変速
時間を考慮して前記第1到達時間および第2到達時間を
推定する。このようにすれば、アクセルペダルの踏込み
操作に関連して変速出力手段から出力される低速側ギヤ
段が一層適切に決定される利点がある。
【0010】また、好適には、前記第1到達時間推定手
段および第2到達時間推定手段は、車両の走行抵抗を考
慮して前記第1到達時間および第2到達時間をそれぞれ
推定する。このようにすれば、アクセルペダルの踏込み
操作に関連して変速出力手段から出力される低速側ギヤ
段が一層適切に決定される利点がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の油圧制御装置
により変速制御される車両用自動変速機を示す骨子図で
ある。図において、エンジン10の出力は、トルクコン
バータ12を介して自動変速機14に入力され、図示し
ない差動歯車装置および車軸を介して駆動輪へ伝達され
るようになっている。
【0013】上記トルクコンバータ12は、エンジン1
0のクランク軸16に連結されたポンプインペラ18
と、自動変速機14の入力軸20に連結されたタービン
ランナー22と、それらポンプインペラ18およびター
ビンランナー22の間を直結するロックアップクラッチ
24と、一方向クラッチ26によって一方向の回転が阻
止されているステータ28とを備えている。
【0014】上記自動変速機14は、ハイおよびローの
2段の切り換えを行う第1変速機30と、複数の前進段
の切り換えが可能な第2変速機32を備え、それ等の切
り換えによって後進ギヤ段および前進5段のいずれかが
達成されるようになっている。第1変速機30は、サン
ギヤSo、リングギヤRo、およびキャリヤKoに回転
可能に支持されてそれらサンギヤSoおよびリングギヤ
Roに噛み合わされている遊星ギヤPoから成るHL遊
星歯車装置34と、サンギヤSoとキャリヤKoとの間
に設けられたクラッチCoおよび一方向クラッチFo
と、サンギヤSoおよびハウジング40間に設けられた
ブレーキBoとを備えている。
【0015】第2変速機32は、サンギヤS1、リング
ギヤR1、およびキャリヤK1に回転可能に支持されて
それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合わさ
れている遊星ギヤP1から成る第1遊星歯車装置36
と、サンギヤS2、リングギヤR2、およびキャリヤK
2に回転可能に支持されてそれらサンギヤS2およびリ
ングギヤR2に噛み合わされている遊星ギヤP2から成
る第2遊星歯車装置38とを備えている。
【0016】上記キャリヤK1およびリングギヤR2は
出力軸42に一体的に連結され、サンギヤS1とサンギ
ヤS2はスリーブ軸44により互いに一体的に連結され
ている。そして、リングギヤRoに連結された中間軸4
6とリングギヤR1との間にクラッチC1が設けられ、
中間軸46とスリーブ軸44との間にクラッチC2が設
けられている。また、スリーブ軸44の回転を止めるた
めのバンド形式のブレーキB1がハウジング40に設け
られている。また、スリーブ軸44とハウジング40と
の間には、一方向クラッチF1およびブレーキB2が直
列に設けられている。そして、上記キャリヤK2とハウ
ジング40との間には、ブレーキB3と一方向クラッチ
F2とが並列に設けられている。
【0017】以上のように構成された自動変速機14で
は、たとえば図2に示す作動表に従って後進1段および
前進5段のギヤ段が切り換えられる。図2において○印
は係合状態を示し、×印は非係合状態を示している。こ
こで、上記クラッチCo、C1、C2およびブレーキB
1、B2、B3は油圧式摩擦係合装置であって、後述の
油圧制御回路84の電磁弁S1、S2、S3の作動の組
合わせに従って作動させられる。なお、油圧制御回路8
4のリニヤソレノイド弁SLU は、ロックアップクラッチ
24の制御などを行う信号圧を発生し、リニヤソレノイ
ド弁SLT は、前記各摩擦係合装置の元圧となるライン圧
を伝達トルクに応じて調圧するライン圧制御のためにス
ロットル弁開度に応じた信号圧を発生し、リニヤソレノ
イド弁SLN は、アキュムレータの背圧を制御する信号圧
を発生する。
【0018】図3に示すように、車両のエンジン10の
吸気配管には、アクセルペダル50によって操作される
第1スロットル弁52とスロットルアクチュエータ54
によって操作される第2スロットル弁56とが設けられ
ている。また、エンジン10の回転速度を検出するエン
ジン回転速度センサ58、エンジン10の吸入空気量を
検出する吸入空気量センサ60、吸入空気の温度を検出
する吸入空気温度センサ62、上記第1スロットル弁5
2の開度θthを検出するアイドルスイッチ付スロットル
センサ64、出力軸42の回転速度などから車速Vを検
出する車速センサ66、エンジン10の冷却水温度を検
出する冷却水温センサ68、ブレーキの作動を検出する
ブレーキスイッチ70、シフトレバー72の操作位置を
検出する操作位置センサ74などが設けられており、そ
れらのセンサから、エンジン回転速度NE 、吸入空気量
Q、吸入空気温度THa 、第1スロットル弁の開度θt
h、車速V、エンジン冷却水温THw 、ブレーキの作動
状態BK、シフトレバー72の操作位置Pshを表す信号
がエンジン用電子制御装置76および変速用電子制御装
置78に供給されるようになっている。また、路面勾配
センサ75、油温センサ77から、路面勾配θL および
自動変速機14の作動油温度TOIL を表す信号が変速用
電子制御装置78に供給されるようになっている。
【0019】エンジン用電子制御装置76は、CPU、
RAM、ROM、入出力インターフェースを備えた所謂
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、種々のエンジン制御を実
行する。たとえば、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁
80を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ82を
制御し、トラクション制御などのためにスロットルアク
チュエータ54により第2スロットル弁56を制御す
る。
【0020】変速用電子制御装置78も、上記と同様の
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の各電
磁弁或いはリニヤソレノイド弁を駆動する。変速用電子
制御装置78は、予め記憶された変速線図から実際のス
ロットル弁開度θthおよび車速Vに基づいて自動変速機
14のギヤ段を決定し、この決定されたギヤ段が得られ
るように電磁弁S1、S2、S3を駆動する。図4は、
上記変速線図の一例である。また、変速用電子制御装置
78は、予め記憶された関係からロックアップクラッチ
24の係合状態を決定し、この決定された係合状態が得
られるようにリニヤソレノイド弁SLU などを駆動する。
【0021】図5は、前記変速用電子制御装置78の制
御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。図5
において、エンジン負荷検出手段90はエンジン10の
負荷を直接的に、或いはスロットル弁開度θ、燃料噴射
量F、アクセルペダル操作量AC などにより間接的に検
出するものであり、前記スロットルセンサ64はこれに
対応している。車速検出手段92は、自動変速機14の
出力軸回転速度などに基づいて車両の速度Vを検出する
ものであり、前記車速センサ66はこれに対応してい
る。変速指令手段94は、たとえば図4に示す予め記憶
された変速線図から実際のスロットル弁開度θthおよび
車速Vに基づいて自動変速機14のギヤ段を決定してそ
のギヤ段の変速を指令するものであり、前記変速用電子
制御装置78の主要な機能の一つである。
【0022】低速側変速指令判定手段96は、上記変速
指令手段94によって第1低速側ギヤ段へのダウンシフ
トが指令されたか否かを判定する。ダウンシフト指令時
車速記憶手段98は、低速側変速指令判定手段96によ
りダウンシフト指令が判定されたときの車速VB を記憶
する。ダウンシフト変速時間算出手段100は、予め求
められ且つ記憶されたマップからたとえば自動変速機1
4のダウンシフトされるギヤ段、スロットル弁開度θ、
および車速Vに基づいて自動変速機14のダウンシフト
変速時間tSDを算出する。また、アップシフト変速時間
算出手段102は、予め求められ且つ記憶されたマップ
からたとえば自動変速機14のアップシフトされるギヤ
段、スロットル弁開度θ、および車速Vに基づいて自動
変速機14のアップシフト変速時間tSUを算出する。
【0023】第1到達時間推定手段104は、上記低速
側変速指令判定手段96により第1低速側ギヤ段への変
速指令が行われたときに、その第1低速側ギヤ段により
開始される加速によって車速Vが予め定められた所定の
車速VT に到達するまでの第1到達時間tA を推定す
る。また、第2到達時間推定手段106は、上記低速側
変速指令判定手段96により第1低速側ギヤ段への変速
指令が行われたときに、前記第1低速側ギヤ段よりも高
速側の第2低速側のギヤ段により開始される加速によっ
て車速Vが前記所定の車速VT に到達するまでの第2到
達時間tB を推定する。そして、変速出力手段108
は、第1到達時間tA と第2到達時間tB とを比較して
いずれが短いかを判定する比較手段110と、到達時間
が短い方の低速側ギヤ段をシフトダウン変速の目標ギヤ
段として決定する目標ギヤ段決定手段112とを備え、
第1到達時間tA が第2到達時間tB よりも短い場合に
は第1低速側ギヤ段を達成するための信号を自動変速機
14に出力し、第1到達時間t A が第2到達時間tB
りも長い場合には第2低速側ギヤ段を達成するための信
号を自動変速機14に出力する。
【0024】上記第1到達時間推定手段104および第
2到達時間推定手段106は、車速Vが前記所定の車速
T に到達するまでに自動変速機14のダウンシフト或
いはシフトアップが行われる場合には、その自動変速機
14のダウンシフト変速時間tSD或いはアップシフト変
速時間tSUを考慮して上記第1到達時間tA および第2
到達時間tB をそれぞれ推定する。また、第1到達時間
推定手段104および第2到達時間推定手段106は、
車両の走行抵抗Rを考慮して上記第1到達時間tA およ
び第2到達時間tB をそれぞれ推定する。
【0025】図6は、変速用電子制御装置78の制御作
動の要部を示している。図のステップSA1(以下、ス
テップを省略する。)では、エンジン回転速度NE 、吸
入空気量Q、吸入空気温度THa 、第1スロットル弁の
開度θth、車速V、自動変速機14の実際のギヤ段、エ
ンジン冷却水温THw 、ブレーキの作動状態BK、シフ
トレバー72の操作位置Pshなどを表す各入力信号が読
み込まれる。続くSA2では、変速機14が第5速ギヤ
段であるか否かが油圧制御回路84への変速出力に従っ
て判断される。
【0026】上記SA2の判断が否定された場合には本
ルーチンが終了させられるが、肯定された場合には、前
記低速側変速指令判定手段96に対応するSA3におい
て第5速ギヤ段よりも低速側ギヤ段たとえば第2速ギヤ
段へのダウンシフトが指令されたか否かが判断される。
このSA3の判断が否定された場合には本ルーチンが終
了させられるが、アクセルペダル50の踏み込み操作に
よりたとえば図4のA点からB点へ変化させられた場合
にはSA3の判断が肯定されるので、前記ダウンシフト
指令時車速記憶手段98に対応するSA4においてダウ
ンシフト時車速VB が変速用電子制御装置78のROM
内に設けられたダウンシフト時車速記憶場所に記憶され
る。このダウンシフト時車速VB は、図4のA点或いは
B点に対応する車速である。
【0027】次いで、前記アップシフト変速時間算出手
段102に対応するSA5では、第5速ギヤ段から第2
速ギヤ段への変速判断に応じて予め設定された一定の所
定の車速VT までの間にアップシフトがあるか否かが判
断され、あると判断された場合には、自動変速機14に
おいてそのアップシフトに必要なアップシフト変速時間
SUが、予め実験的に求められ且つ記憶されたマップか
らアップシフトのギヤ段に応じてマップが選択され、そ
の選択されたマップから実際の車速Vおよびスロットル
弁開度θに基づいて算出される。図4に示す場合にはB
点からT点に至る間の2→3変速が行われるので、2→
3変速の実行に必要なアップシフト変速時間tSUが求め
られる。なお、B点からT点に至る間に複数回の変速指
令がある場合にはその合計が求められる。
【0028】また、前記ダウンシフト変速時間算出手段
100に対応するSA6では、前記A点からB点に至る
までの間において指令される3回のダウンシフトすなわ
ち5→4変速、4→3変速、3→2変速の実行に必要な
時間の合計値であるダウンシフト変速時間tSD2 が、予
め実験的に求められ且つ記憶されたマップからダウンシ
フトのギヤ段に応じてマップが選択され、その選択され
たマップから実際の車速Vおよびスロットル弁開度θに
基づいて算出される。なお、このSA6では、第5速ギ
ヤ段から上記第2速ギヤ段よりも1段高速側の第3速ギ
ヤ段へのダウンシフトが実行された場合の2回のダウン
シフトすなわち5→4変速、4→3変速の実行に必要な
時間の合計値であるダウンシフト変速時間tSD3 も算出
される。
【0029】続いて、前記第1到達時間推定手段104
に対応するSA7では、前記A点からB点へのアクセル
ペダルの踏込み操作に応答して、自動変速機14の第2
速ギヤ段により加速が開始されると仮定したときに、車
速Vが前記所定の車速VT に到達するまでの時間、すな
わち前記ダウンシフト時車速VB から所定の車速VT
でに至るまでの第1到達時間tA2が数式1を用いて推定
される。数式1においてa2 およびa3 は前記A点から
B点へのアクセルペダルの踏込み操作において第2速ギ
ヤ段による加速度および第3速ギヤ段による加速度であ
り、数式2によって表される。また、VB 、VC 、VT
は図4のB点、C点、T点に対応する車速である。な
お、車速Vが前記所定の車速VT に到達するまでアップ
シフトがない場合には、数式1の右辺第2項および第3
項が除去されて用いられる。
【0030】
【数1】
【0031】
【数2】
【0032】上記数式2において、Fは数式3により表
される駆動力であり、Rは数式4により表される車両の
走行抵抗であり、φはΔW/Wであり、Wは車両総重量
であり、ΔWはエンジン動力伝達系の回転モーメントを
駆動軸の有効半径上の重量に置き換えた回転部分慣性重
量であり、gは重力加速度である。
【0033】
【数3】
【0034】上記数式3において、iT はトルクコンバ
ータ12の出力比、ηT はトルクコンバータ12の伝達
効率、iG は自動変速機14の変速比、ηG は自動変速
機14の伝達効率、iF は図示しない差動歯車装置の変
速比、ηF は差動歯車装置の伝達効率、Te はエンジン
10の出力トルク、DO は図示しない駆動輪の有効径で
ある。上記自動変速機14の変速比iG として第2速ギ
ヤ段の変速比iG2を数式3に代入することにより第2速
ギヤ段による加速度a2 が数式2から求められ、自動変
速機14の変速比iG として第3速ギヤ段の変速比iG3
を数式3に代入することにより第2速ギヤ段による加速
度a3 が数式2から求められるのである。
【0035】
【数4】
【0036】上記数式4において、Rr はころがり抵抗
であり、ころがり抵抗係数μr と車両総重量Wとの積に
より表される。また、上記Rl は空気抵抗であり、空気
抵抗係数μC と車両の前面投影面積Aと車速Vの自乗値
との積により表される。また、上記Rs は路面勾配抵抗
であり、車両総重量Wと sinθL との積により表され
る。このθL は、路面勾配角度であり、前記路面勾配セ
ンサ75により検出されたものである。
【0037】次いで、前記第2到達時間推定手段106
に対応するSA8では、前記A点からB点へのアクセル
ペダルの踏込み操作に応答して、自動変速機14の第2
速ギヤ段よりも1段高速側の第3速ギヤ段により加速が
開始されると仮定したときに、車速Vが前記所定の車速
T に到達するまでの時間、すなわち前記ダウンシフト
時車速VB から所定の車速VT までに至るまでの第2到
達時間tB3が数式5を用いて推定される。
【0038】
【数5】
【0039】以上のようにして第1到達時間tA2および
第2到達時間tB3が算出されると、前記比較手段110
に対応するSA9において、第1到達時間tA2が第2到
達時間tB3よりも長いか否かが判断される。このSA9
の判断が否定された場合には第1到達時間tA2の方が第
2到達時間tB3よりも短いので、前記目標ギヤ段決定手
段112に対応するSA10において第2速ギヤ段が目
標変速段として決定され、続くSA12において第2速
ギヤ段を達成するための信号が自動変速機14に出力さ
れた後、前記SA1以下が繰り返し実行される。しか
し、SA9の判断が肯定された場合には第2到達時間t
B3の方が第1到達時間tA2よりも短いので、前記目標ギ
ヤ段決定手段112に対応するSA11において第3速
ギヤ段が目標変速段として決定され、続くSA12にお
いて第3速ギヤ段を達成するための信号が自動変速機1
4に出力された後、前記SA1以下が繰り返し実行され
る。本実施例では、上記SA9、SA10、SA11が
前記変速出力手段108に対応している。
【0040】上述のように、本実施例によれば、第1到
達時間推定手段104に対応するSA7では、低速側変
速指令判定手段96に対応するSA3により第2速ギヤ
段(第1低速側ギヤ段)への変速指令が行われたとき
に、その第2速ギヤ段により開始される加速によって車
速Vが所定の車速VT に到達するまでの第1到達時間t
A2が推定される。また、第2到達時間推定手段106に
対応するSA8では、上記SA3により第2速ギヤ段
(第1低速側ギヤ段)への変速指令が行われたときに、
その第2速ギヤ段よりも高速側の第3速ギヤ段(第2低
速側ギヤ段)により開始される加速によって車速Vが上
記所定の車速VT に到達するまでの第2到達時間tB3
推定される。そして、変速出力手段108に対応するS
A9、SA10、SA11では、第1到達時間tA2が第
2到達時間tB3よりも短い場合には上記第2速ギヤ段を
達成するための信号が自動変速機14へ出力され、第1
到達時間tA2が第2到達時間tB3よりも長い場合には上
記第3速ギヤ段を達成するための信号が自動変速機14
へ出力される。
【0041】このように、本実施例によれば、アクセル
ペダル50の踏み込み操作に応答する自動変速機14の
第2速ギヤ段へのシフトダウン変速指令に際し、第1到
達時間tA2が第2到達時間tB3よりも短い場合にはその
第2速ギヤ段へのダウンシフトが実行され、長い場合に
は第3速ギヤ段へのダウンシフトが実行されることか
ら、加速性が高い側のギヤ段へ自動変速機がダウンシフ
トされる。また、自動変速機のアップシフト変速動作に
よりエンジン回転速度の上昇が遅れるので、上記のよう
に低速ギヤ段が選択されることによって、ダウンシフト
に続くアップシフトの発生が回避される。したがって、
アクセルペダル50の踏込み操作に関連するダウンシフ
ト時において中間加速性の低下やビジーシフトの発生が
好適に防止される。
【0042】因に、アクセルペダル50の踏み込み操作
により車両状態が前記図4のA点からB点へ移動し、そ
の図4の変速線図に基づく変速判断にしたがって第5速
ギヤ段から第2速ギヤ段への変速出力が行われた場合
は、第2速ギヤ段により開始される加速により、図7お
よび図8の実線に示すように、エンジン回転速度Ne
よび車速Vが上昇するけれども、そのときに当初から第
3速ギヤ段による加速が開始されたとすると、図7およ
び図8の1点鎖線に示すようにエンジン回転速度Ne
よび車速Vが上昇する。上記実線と1点鎖線とを比較す
ると、第3速ギヤ段により加速が開始された場合を示す
1点鎖線の方が第2速ギヤ段により加速が開始された場
合を示す実線を、車両の出力に対応するエンジン回転速
度Ne および車速Vにおいて上回っており、加速性が高
い状態を示している。このような場合は、図4において
B点とC点との間隔すなわち第2速ギヤ段による加速期
間が短い場合であり、第5速ギヤ段から第2速ギヤ段へ
の変速判断が出たとしても第5速ギヤ段から第3速ギヤ
段へ自動変速機14を変速させた方が中間加速性を高め
且つビジーシフトを回避する点において有利である。本
実施例では、第1到達時間tA2と第2到達時間tB3とを
比較することにより、変速線図に従う変速判断の通りの
変速出力を行うか或いはその変速判断に反して第3速ギ
ヤ段への変速出力を行うかの判断を実行するようになっ
ているのである。
【0043】また、本実施例によれば、SA7およびS
A8において、車速Vが所定の車速VT に到達するまで
に実行される自動変速機14の変速時間すなわちアップ
シフト変速時間tSUおよびダウンシフト変速時間
SD2 、tSD3 を考慮して第1到達時間tA2および第2
到達時間tB3が推定されるので、アクセルペダル50の
踏込み操作に関連して変速出力手段108から出力され
る低速側ギヤ段が一層適切に決定される利点がある。
【0044】また、本実施例によれば、SA7およびS
A8において、車両の走行抵抗Rを考慮して第1到達時
間tA2および第2到達時間tB3がそれぞれ推定されるの
で、アクセルペダル50の踏込み操作に関連して、路面
の傾斜、路面状態などに応じて、変速出力手段108か
ら出力される低速側ギヤ段が一層適切に決定される利点
がある。
【0045】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明はその他の態様で実施するこ
ともできる。
【0046】たとえば、前述の実施例では、SA2にお
いて第5速ギヤ段であると判断され且つSA3において
第2速ギヤ段への変速判断が行われたときに、第2速ギ
ヤ段により開始される加速による第1到達時間tA と第
2速ギヤ段よりも1段高速側の第3速ギヤ段により開始
される加速による第2到達時間tB とを比較して短い方
のギヤ段を達成するための信号が自動変速機14へ出力
されるように構成されていたが、第4速ギヤ段から第1
速ギヤ段へのダウンシフトの判断が行われたときや、第
5速ギヤ段から第3速ギヤ段へのダウンシフトの判断が
行われたときなどにも、同様の制御が実行されてもよ
い。
【0047】また、前述の実施例の自動変速機14は前
進5段のギヤ段を備えていたが、前進4段或いは前進6
段のギヤ段を備えたものでもよいのである。このような
場合には、第6速ギヤ段、第5速ギヤ段、或いは第4速
ギヤ段などから所定の低速側ギヤ段へのダウンシフトの
判断が行われたときに上記と同様の制御が実行され得
る。
【0048】また、前述の実施例のSA5或いはSA6
では、アップシフト変速時間tSU、ダウンシフト変速時
間tSD2 或いはtSD3 が、予め実験的に求められ且つ記
憶されたマップから実際の車速Vおよびスロットル弁開
度θに基づいて算出されていたが、予め設定された一定
の変速時間がそのシフト回数に応じて用いられても差支
えない。
【0049】また、前述の実施例では、所定の車速VT
として一定値が用いられていたが、高速道路走行、市街
地走行、傾斜路走行、走行高度などの車両の走行環境に
応じて異なる値に変更されるようにしてもよい。たとえ
ば、一般市街地走行に比較して高速走行では所定の車速
T が高い値に変更されることがこのましい。
【0050】また、前述の実施例の車両に、パワー走
行、通常走行、エコノミー走行を択一的に選択してそれ
らの走行に対応した変速線図に基づいてギヤ段を自動的
に変速させる走行性選択スイッチが設けられてもよい。
このような場合には、その走行性選択スイッチにより選
択された走行性に応じて、パワー走行となる程大きな値
となるように前記走行抵抗Rを変更する走行抵抗変更手
段が設けられる。
【0051】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の変速制御装置が適用される
車両用自動変速機の機械的構成を説明する骨子図であ
る。
【図2】図1の自動変速機における、複数の摩擦係合装
置の作動の組合わせとそれにより成立するギヤ段との関
係を示す図表である。
【図3】図1の車両に設けられる電気的構成を説明する
ブロック線図である。
【図4】図3の変速用電子制御装置において変速制御の
ために用いられる変速線図である。
【図5】図3の変速用電子制御装置の制御機能の要部を
説明する機能ブロック線図である。
【図6】図3の変速用電子制御装置の制御作動の要部を
説明するフローチャートである。
【図7】図4のA点からB点へのアクセルペダル操作が
発生したときのシフトダウン変速により上昇するエンジ
ン回転速度Ne を示す図であって、実線は第2速ギヤ段
により開始される場合を示し、1点鎖線は第3速ギヤ段
により開始される場合を示している。
【図8】図4のA点からB点へのアクセルペダル操作が
発生したときのシフトダウン変速により上昇する車速V
を示す図であって、実線は第2速ギヤ段により開始され
る場合を示し、1点鎖線は第3速ギヤ段により開始され
る場合を示している。
【符号の説明】
10:エンジン 14:自動変速機 90:エンジン負荷検出手段 92:車速検出手段 94:変速指令手段 96:低速側変速指令判定手段 98:ダウンシフト指令時車速記憶手段 100:ダウンシフト変速時間算出手段 102:アップシフト変速時間算出手段 104:第1到達時間推定手段 106:第2到達時間推定手段 108:変速出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の前進ギヤ段を有する車両用自動変
    速機において、エンジンの負荷を検出するエンジン負荷
    検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、予め設定
    された変速線図からエンジン負荷量および車速に基づい
    て切り換えるべきギヤ段を指令する変速指令手段とを備
    えた形式の変速制御装置であって、 前記変速指令手段により前記自動変速機に達成されてい
    たそれまでのギヤ段よりも低速側の第1低速側ギヤ段へ
    の変速指令が行われたことを判定する低速側変速指令判
    定手段と、 該低速側変速指令判定手段により前記第1低速側ギヤ段
    への変速指令が行われたときに、該第1低速側ギヤ段に
    よって開始される加速によって車速が予め定められた所
    定の車速に到達するまでの第1到達時間を推定する第1
    到達時間推定手段と、 前記低速側変速指令判定手段により前記第1低速側ギヤ
    段への変速指令が行われたときに、前記第1低速側ギヤ
    段よりも高速側の第2低速側のギヤ段によって開始され
    る加速によって車速が前記所定の車速に到達するまでの
    第2到達時間を推定する第2到達時間推定手段と、 前記第1到達時間が前記第2到達時間よりも短い場合に
    は前記第1低速側ギヤ段を達成するための信号を前記自
    動変速機に出力し、該第1到達時間が該第2到達時間よ
    りも長い場合には前記第2低速側ギヤ段を達成するため
    の信号を前記自動変速機に出力する変速出力手段とを、
    含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1到達時間推定手段および第2到
    達時間推定手段は、車速が前記所定の車速に到達するま
    でに実行される前記自動変速機の変速時間を考慮して前
    記第1到達時間および第2到達時間をそれぞれ推定する
    ものである請求項1の車両用自動変速機の変速制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1到達時間推定手段および第2到
    達時間推定手段は、車両の走行抵抗を考慮して前記第1
    到達時間および第2到達時間をそれぞれ推定するもので
    ある請求項1または2のいずれかの車両用自動変速機の
    変速制御装置。
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