JP3103696B2 - 空調用吹出し装置 - Google Patents

空調用吹出し装置

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JP3103696B2 JP34190392A JP34190392A JP3103696B2 JP 3103696 B2 JP3103696 B2 JP 3103696B2 JP 34190392 A JP34190392 A JP 34190392A JP 34190392 A JP34190392 A JP 34190392A JP 3103696 B2 JP3103696 B2 JP 3103696B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調における吹出し気
流を調整する空調用吹出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、吹出し口は天井に設けられてお
り、暖房時においても冷房時においても上下の温度分布
の小さい快適な気流を提供できる吹出し装置が求められ
ている。
【0003】従来、この種の吹出し装置は空調機本体と
ダクトを通じて接続され、空調された冷気あるいは暖気
を室内に吹出していた。以下、その構成について図8を
参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、天井108に開口を設け
て設置された吹出し装置は空調機本体101より給気ダ
クト102を通じて、空調空気を供給する間で風量調節
を行う風量制御装置103が設置され、空調空気104
をチャンバー105内に取入れ、前記チャンバー105
内に搭載された吹出し枠106および風向ルーバー10
7によって構成されている。
【0005】上記構成において、室内の空調負荷に応じ
た空調空気の給気量の調節は、吹出し装置と別に設けら
れた風量制御装置103によっておこなわれており、チ
ャンバー105に供給された空調空気104は吹出し枠
106に設けられた風向ルーバー107の角度により気
流に方向性が与えられ、室内に吹き出されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空調
用吹出し装置では、冷房時には室内空気温度よりも吹出
し空気温度のほうが低く、冷気が沈降しやすいため、図
8の実線で示す斜め方向にルーバー107を設定し、気
流に水平方向の広がりをもたせる。また、暖房時には吹
出し空気温度のほうが高く暖気が上昇しやすいため、図
8の破線で示す鉛直方向にルーバー107を設定し、気
流に鉛直方向の広がりをもたせることにより、室内の上
下温度差を小さくしていた。
【0007】しかしながら、ルーバー107を用いて風
向制御をおこなうため、気流角度を大きく偏向させるこ
とができないという課題があった。また気流を大きく偏
向させる場合にはルーバー107での圧力損失が大きく
なるという課題があった。さらに、天井裏スペースにダ
クト102を設置する場合、天井裏スペースを小さくす
るため小口径ダクト102を用いるが、この場合、ダク
ト102抵抗を小さくするため、室内空気温度との温度
差の大きい空調空気を小風量搬送する。このため吹出し
風速が小さくなり、ルーバー107で風向制御をおこな
うに十分な風速を得ることができないという課題があっ
た。また、風量制御装置103は、天井裏のダクト10
2配管途中に設置されているため、図示はしていないが
電動駆動装置および遠隔操作装置が必要であり、設置後
の風量制御装置103の掃除等のメンテナンスが非常に
困難であるという課題があった。さらに、快適な空調を
行うためには、吹出し空気の温度と風速および風量と風
向の制御が重要な要素であるが、一括して総合的に制御
できる吹出し装置がないという課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、段差
により生じる負圧部によって素子壁面に気流を吸着し、
コアンダ効果を発生させ流体素子形状なる風向制御手段
によって、低圧損で大きな気流偏向角度を得ることを第
1の目的とする。
【0009】第2の目的は誘導手段によって形成される
負圧部の開口を室内に連通することによりダクトからチ
ャンバーに供給された空調空気に室内空気を混合して室
内空気との温度差を小さくし、さらに吹出し風量を増加
させることによって、風向制御を容易にすることにあ
る。
【0010】第3の目的は吹出し装置に風量制御装置を
付加することにより、吹出し装置から遠隔操作装置を必
要とせずに容易に風量調節をおこなうことができ、風量
制御装置の掃除等のメンテナンスを吹出し装置から容易
におこなうことができることにある。
【0011】第4の目的は空調空気温度および室内空気
温度を検知し、その温度差から最適な風速および風量と
気流風向位置を演算し、水平駆動することにより、吹出
し空気の温度と風速および風量と風向を総合的に制御し
快適な吹出し気流性状を提供することにある。
【0012】本発明の第1の目的を達成させるための第
1の手段は、空調用吹出し口において、流路に段差を設
けることにより生じる負圧部と、気流の風向を制御する
風向制御手段と、前記負圧部の下流にあってコアンダ効
果によって気流を誘導する誘導手段を備えた構成とした
ものてある。
【0013】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、負圧部の下流に設けられた気流を誘導する誘導
手段と、室内空気を空調空気に誘引する誘引手段とを備
えた構成としたものである。
【0014】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、チャンバーの空調空気入口部にあって、吹出し
風量を制御する風量制御手段を備えた構成としたもので
ある。
【0015】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、空調空気温度検知手段と、室内空気温度検知手
段と、その温度差より最適な風向制御手段の位置を演算
する演算手段と、演算手段よりの出力により風向制御手
段を水平駆動する風向制御手段と風量制御手段を駆動す
る風量調節手段を備えた構成としている。
【0016】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、
路の段差による急拡大で生じる負圧部により、コアンダ
効果によって気流を誘導し偏向するため、流路における
抵抗によって偏向する装置に比べ低圧損で吹出し気流の
偏向角度を大きく変えることができるものである。
【0017】また、第2の手段の構成により、室内の空
気を吹出し空気に混合し、吹出し空気温度と室内空気温
度の差を小さくし、さらに風量増をはかることによっ
て、風速が増加し、風向制御を容易にできるものであ
る。
【0018】また、第3の手段の構成により、吹出し口
に風量制御装置を設けることにより、吹出し装置から容
易に風量調節をおこなうことができ、風量制御装置の掃
除等のメンテナンスを吹出し口から容易におこなうこと
ができるものである。
【0019】また、第4の手段の構成により、空調空気
および室内空気の温度を検知し、風量制御手段と風向制
御手段とによって吹出し空気の気流方向と風量が総合的
に制御可能となり、室内環境を最適にする吹出し空気の
気流性状を自動的に提供できるものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1〜
図4を参照しながら説明する。
【0021】なお、従来例と同一部分については、同一
番号を付し説明は省略する。図1に示すように、チャン
バー105内にあって、給気ダクト102より供給され
た空調空気を整流しながら風速を増大する加速素子1、
加速素子1の下流に段差を設けることによって生じる負
圧部4と風向を制御する風向制御素子2、風向制御素子
2によって偏向された気流をコアンダ効果により吸着す
るコアンダ素子3より構成されている。
【0022】上記構成により、チャンバー105内に供
給された空調空気は加速素子1によって整流されながら
絞られ加速される。加速された気流は風向制御素子2に
よって直進流と偏向流に分流され、偏向流は加速素子1
との段差に生じる負圧部4の負圧によりコアンダ素子3
に吸着され天井面に沿った水平方向にまで大角度に偏
向される。前記風向制御素子2はチャンバー105内に
水平方向の駆動機構を設けることにより直進流のみが必
要な場合には、図2に示すように風向制御素子2を加速
素子1下流内に水平移動収納することにより、風向制御
素子2が作用せず直進流のみを得ることができる。ま
た、偏向流の角度を変更する場合には、図3に示すよう
に風向制御素子2の位置を水平移動調節することによ
り、コアンダ素子3に吸着される度合を調節し、鉛直下
向きから天井面に沿った水平方向まで任意に角度を設定
することができる。
【0023】このように本発明の第1実施例の空調用吹
出し装置によれば、吹出し気流を鉛直下向きと水平方向
に分流することができ、かつ、加速素子の段差による急
拡大で生じる負圧部の負圧によりコアンダ素子に吸着さ
れ、コアンダ効果によって風向を変えるので圧力損失が
小さく水平方向にまで気流を大きく偏向することができ
る。
【0024】なお、風向制御素子2の形状はL字形とし
て水平方向の移動としたが、コアンダ効果を発生させる
ことができれば、風向制御素子は他の形状としてもよ
く、駆動機構も回転等の他の機構としても、同様の効果
が得られることはいうまでもない。
【0025】つぎに本発明の第2実施例について、図5
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分につ
いては、同一番号を付し説明は省略する。
【0026】図に示すように、チャンバー105内にあ
って、ダクト102より供給された空調空気を整流しな
がら風速を増大する加速素子1、加速素子1の下流にあ
って風向を制御する風向制御素子2、風向制御素子2に
よって偏向された気流をコアンダ効果により吸着するコ
アンダ素子5、コアンダ素子5と吹出し枠106の間に
チャンバー内の負圧部4と大気圧となっている室内とを
連通する誘引路6より構成されている。
【0027】上記構成により、チャンバー105内に供
給された空調空気は加速素子1によって整流されながら
絞られ加速される。加速された気流は風向制御素子2に
よって直進流と偏向流に分流され、偏向流は加速素子1
とコアンダ素子5による急拡大部に生じる負圧部4によ
りコアンダ素子5に吸着される。このとき、負圧部4は
大気圧である室内に誘引路6を通じて連通しているた
め、室内の空気が負圧部4に導入され吹出し気流に混合
されて吹出し空気と室内空気の温度差が小さくなり、風
量は増加される。風向制御素子2の位置を調整すること
により、直進流のみ、あるいは、コアンダ素子5に吸着
される度合を調節することにより、鉛直下向きから天井
面に沿った水平方向まで任意に角度を設定することがで
きる。
【0028】このように本発明の第2実施例の空調用吹
出し装置によれば、吹出し気流を鉛直下向きと水平方向
に分流することができ、かつ、加速素子の下流側の段差
による急拡大で生じる負圧部の負圧によりコアンダ素子
に吸着され、コアンダ効果によって風向を変えるので
力損失が小さく水平方向にまで気流を大きく偏向するこ
とができる。さらに、急拡大による負圧部を室内に連通
することにより室内の空気を吸引し、吹出し空気に混合
させることによって、吹出し空気と室内空気の温度差が
小さくなり、風量および風速が増加されて風向制御を容
易にできる。
【0029】なお、誘引路6はコアンダ素子5と吹出し
枠106によって形成し、吹出し装置内で室内に連通し
たが、開口部を吹出し装置の外に設けても同様の効果が
得られることはいうまでもない。
【0030】つぎに、本発明の第3実施例について、図
6を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分に
ついては、同一番号を付し説明は省略する。
【0031】図に示すように、給気用ダクト102とチ
ャンバー105の接合部にあって、給気ダクト102よ
り供給された空調空気の風量を調節する風量制御ダンパ
ー7、前記風量制御ダンパー7に回転力を伝達するため
のダンパー回転軸8、室内から前記風量制御ダンパー7
を回転駆動するための風量調節ツマミ9、チャンバー内
に供給された空調空気を整流しながら風速を増大する加
速素子1、加速素子1の下流にあって風向を制御する風
向制御素子2、風向制御素子2によって偏向された気流
をコアンダ効果により吸着するコアンダ素子3より構成
されている。
【0032】上記構成により、室内の空調負荷に応じた
必要風量に調節するために風量を調節する場合には、吹
出し装置に設置された風量調節ツマミ9を操作する。風
量調節ツマミ9はダンパー回転軸8を通じて、風量制御
ダンパー7を軸回転する。この軸回転運動により、風量
制御ダンパー7の開度が変化されて、風量を調節する。
風量調節された空調空気はチャンバー内に供給され、加
速素子1によって整流されながら絞られ加速される。加
速された気流は風向制御素子2によって直進流と偏向流
に分流され、偏向流は加速素子1とコアンダ素子3によ
る急拡大部に生じる負圧部4によりコアンダ素子3に吸
着される。風向制御素子2の位置を調節することによ
り、直進流あるいは、コアンダ素子3に吸着される度合
を調節することにより、鉛直下向きから天井面に沿った
水平方向まで任意に角度を設定することができる。
【0033】このように本発明の第3実施例の空調用吹
出し装置によれば、室内の空調負荷に応じた必要風量を
吹出し口の直近で容易に得ることができ、かつ、吹出し
気流を鉛直下向きと水平方向に分流することもでき、か
つ、コアンダ効果によって風向を変えるので圧力損失が
小さく水平方向にまで気流を偏向することができる。ま
た、風量制御ダンパー7が吹出し装置内に設置されてい
るため、風量制御ダンパー7の掃除等のメンテナンスも
吹出し装置から容易にできる。
【0034】なお、風量制御ダンパー7は手動としたが
駆動装置を設けることにより、電動で駆動してもよいこ
とはいうまでもない。
【0035】つぎに本発明の第4実施例について、図7
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分につ
いては、同一番号を付し説明は省略する。
【0036】図に示すように、給気用ダクト102とチ
ャンバー105の接合部にあって、給気ダクト102よ
り供給された空調空気の風量を調節する風量制御ダンパ
ー7、前記風量制御ダンパー7を回転駆動するためのダ
ンパーモーター10、チャンバー内にあって空調空気温
度を検知する吹出し温度サーミスタ11、空調空気を整
流しながら風速を増大する加速素子1、加速素子1の下
流にあって風向を制御する風向制御素子2、前記風向制
御素子2を水平駆動するための風向駆動装置12、風向
制御素子2によって偏向された気流をコアンダ効果によ
り吸着するコアンダ素子3、室内空気温度を検知する室
内温度サーミスタ13、吹出し温度と室内温度の差よ
り、空調負荷処理に応じて最適な風量制御ダンパー7の
開度および最適な風向制御素子2の位置を演算する演算
部14より構成されている。
【0037】上記構成により、設定された室温に対し室
内温度サーミスタ13によって検知された温度差より、
演算部14によって空調負荷を算出する。演算部14は
さらに空調空気温度サーミスタ11および室内温度サー
ミスタ13によって検知された温度差と空調負荷より必
要風量を算出し、風量制御ダンパー7開度を決定する。
風量制御ダンパー7開度はダンパーモーター10に送信
されて必要開度に風量制御ダンパー7を駆動する。風量
調節された空調空気は、チャンバー105内に供給さ
れ、加速素子1によって整流されながら絞られ加速され
る。演算部14は、空調空気温度サーミスタ11および
室内温度サーミスタ13によって、検知された温度差を
風量から得られる風速を演算し、鉛直下向き気流の到達
距離と、水平方向の到達距離の予測をおこない、鉛直成
分と水平成分の最適な風量比となる風向制御素子2の位
置を決定する。風向制御素子位置は、風向駆動装置12
に送信されて、最適位置にまで風向制御素子2を移動し
て、上下温度差を小さくする最適な気流を吹き出すこと
ができる。
【0038】このように本発明の第4実施例の空調用吹
出し装置によれば、室内の空調負荷に応じた最適な風量
に自動的に調節し、吹出し気流を鉛直下向きと水平方向
に分流することができ、かつ、コアンダ効果によって風
向を変えることから圧力損失が小さく水平方向にまで気
流を偏向することができる。さらに、気流の鉛直成分と
水平成分を上下温度差を小さくするよう最適な風量比に
自動的に調節することができ、吹出し空気の気流性状を
総合的に制御することができる。
【0039】なお、風量制御ダンパー7を駆動するため
にダンパーモーター10を用いたが、他の駆動装置を用
いてもよいことはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、吹出し気流を鉛直下向きと水平方向にする
ことができ、かつ、流路の段差による急拡大で生じる負
圧部の負圧により、コアンダ素子に吸着され、コアンダ
素子により、気流を誘導し偏向するため、圧力損失が小
さく水平方向に大きく気流を変更することができる効果
のある空調用吹出し装置が提供できる。
【0041】また、室内の空気を吸引し、空調空気に混
合させることにより、吹出し空気と室内空気温度の差が
小さくなり、風量も増えるため風向制御を容易におこな
うことができる効果のある空調用吹出し装置が提供でき
る。
【0042】さらに、室内の空調負荷に応じた必要風量
を吹出し口の直近で容易に調整操作でき、掃除等のメン
テナンスが容易にできる効果のある空調用吹出し装置が
提供できる。
【0043】さらに、室内の空調負荷に応じた必要風量
を自動的に調節し、気流の吹出し角度も自動的に調節で
き、最適な吹出し気流性状を総合的に制御できる効果の
ある空調用吹出し装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空調用吹出し装置の気流
分流時の構成断面図
【図2】同気流直進時の構成断面図
【図3】同気流角度調整時の構成断面図
【図4】同外観斜視図
【図5】同第2実施例の構成断面図
【図6】同第3実施例の構成断面図
【図7】同第4実施例の構成断面図
【図8】従来の空調用吹出し装置の構成断面図
【符号の説明】
1 加速素子 2 風向制御素子 3 コアンダ素子 4 負圧部 6 誘引路 7 風量制御ダンパー 8 ダンパー回転軸 9 風量調節ツマミ 10 ダンパーモーター 11 空調空気温度サーミスタ 12 風向駆動装置 13 室内温度サーミスタ 14 演算部 15 室温設定器 103 風量制御装置 105 チャンバー 107 風向ルーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関原 典子 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61 号 松下精工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−5044(JP,A) 特開 平2−171520(JP,A) 実開 昭61−101314(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/08 F24F 13/068 F24F 13/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調用吹出し口において、流路に段差を
    設けることにより生じる負圧部と、気流の風向を制御す
    る風向制御手段と、前記負圧部の下流にあってコアンダ
    効果によって気流を誘導する誘導手段を備えた空調用吹
    出し装置。
  2. 【請求項2】 負圧部の下流に設けられた気流を誘導す
    る誘導手段と、室内空気を空調空気に誘引する誘引手段
    とを備えた請求項1記載の空調用吹出し装置。
  3. 【請求項3】 チャンバーの空調空気入口部にあって、
    吹出し風量を制御する風量制御手段を備えた請求項1記
    載の空調吹出し装置。
  4. 【請求項4】 空調空気温度検知手段と、室内空気温度
    検知手段と、その温度差により最適な吹出し風量を得る
    風量制御手段の開度および風向制御手段の位置を演算す
    る演算手段と、演算手段よりの出力により風向制御手段
    を水平駆動する風向駆動手段と風量制御手段を駆動する
    風量調節手段を備えた請求項1記載の空調用吹出し装
    置。
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