JP3103618U - マットレス - Google Patents

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Abstract

【課題】 マットレスクッション材として一体のポリマーフォームを用いたものでも、外カバーの脱着の作業性が向上すると共に、持ち運び,洗浄の際にもポリマーフォームの破損を防ぐことができるマットレスを提供する。
【解決手段】 マットレスクッション材として表面に凹凸形状(スリット溝2a)を有する一体のポリマーフォーム2と、このポリマーフォーム2の全面を被う摩擦係数の低い内カバー3と、この内カバー3の外側に脱着可能に被着される外カバー4とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本願考案は、病院や一般家庭でベッド用などとして用いられるマットレスに係わり、特に、マットレスクッション材として、体圧分散特性を持たせるため一体のポリマーフォームを用いたマットレスに関するものである。
従来から、マットレスクッション材として一体のポリマーフォームを用いたものでは、ポリマーフォームの汚れ防止や破損防止等の保護のために、脱着可能な外カバーをポリマーフォームに直接被せるようにしている。
なお、特開平11−137612号公報に示される二層構造マットレスのように、マットレスクッション材が一体のものでない場合は、個々のクッション材のばらけ防止のために複数のクッション材を袋部材等に一体収容して外カバーで被うようにしているが、一体のポリマーフォームを用いたものでは、ばらける虞がないので上述したような袋部材等は特に必要ない。
しかしながら、ポリマーフォームは摩擦係数が高く滑りにくいため、外カバーの取り付け,取り外しに非常に時間がかかる。特に取り付けの際は小さいものであれば容易にできるが、ベッドマットレスのサイズのものは、少しでも抵抗が大きくなると、外カバーに皺が発生したり、ポリマーフォームと外カバーのコーナー部分がきっちり合わない場合があり、見栄えを良くするために、それを修正する手間のかかる作業が必要となる。
また、外カバーの脱着の際、ポリマーフォームが引き千切れたり、欠けたりしやすい。特にポリマーフォームに体圧分散特性等を持たせるために、低反撥ポリマーフォームのものや、表面にスリット溝等の凹凸形状加工を施しているものは破損しやすい。
また、持ち運びの際、低反撥を含むポリマーフォームは、外カバーを取り付けたものでも、手で握った場合、局部的な力がかかり、外カバーを付けているにもかかわらず、引き千切れたりする場合がある。
また、低反撥を含むポリマーフォームは、洗浄の際、水分を含むと重量が重たくなるため、この状態で持ち運ぶと、破損しやすい。洗浄機で洗う場合、局部的に高水圧が加わると穴が開いたり、破れたりする。
そこで、本願考案はこのような課題を解決するためになされたものであり、マットレスクッション材として一体のポリマーフォームを用いたものでも、外カバーの脱着の作業性が向上すると共に、外カバーを取り外す際にもポリマーフォームの破損を防ぐことができるマットレスを提供することを目的とするものである。
上記のような目的と達成するために、本願考案は、マットレスクッション材として一体のポリマーフォームと、このポリマーフォームの全面を被う内カバーと、この内カバーの外側に脱着可能に被着される外カバーとを備えたことを特徴とするものである。
また、前記ポリマーフォームの表面に幅方向両端に達する複数のスリット溝を形成したことを特徴とするものである。
さらに、前記内カバーには、前記ポリマーフォームより摩擦係数の低いポリエステルやナイロン系繊維で編み込まれた素材を使用することを特徴とするものである。
また、前記外カバーには、防水加工が施された素材を使用することを特徴とするものである。
また、前記外カバーには、通気性を有する素材を使用することを特徴とするものである。
本願考案によれば、ポリマーフォーム全面が内カバーで被われているので、内カバーと外カバーの滑りが良くなって、外カバーの取り付け,取り外しを容易にし、作業性が向上する。また、同時にポリマーフォームを内カバーで被うことで、外カバーを取り外す際、ポリマーフォームに凹凸形状があってもむき出しにならないため、乱暴に扱っても引き千切れたり欠けたりしなくなり、ポリマーフォームの保護の役割も果たす。また、持ち運びの際、ポリマーフォームに内カバーを取り付け、さらに外カバーを取り付けると、カバーが2枚重ねになり、局部的な力が加わった場合でも破損しにくくなる。さらに、洗浄の際、ポリマーフォームは内カバーに取り付けたまま洗浄すれば、水分を含み重たくなっても、内カバーが保護の役割を果たし、破損しにくくなる。洗浄機の高圧水は、内カバーがあることにより、圧力が緩和され、穴が開いたり、破れたりしにくくなる。
また、ポリマーフォームの表面に幅方向両端に達する複数のスリット溝を形成することにより、体圧分散性能や通気性の向上を図ることができるが、外カバーを外す際にスリット溝部分が簡単に引き千切れたり欠けたりしやすいので、上述したような内カバーを備えることは特に有効である。
さらに、内カバーには、ポリマーフォームより摩擦係数の低いポリエステルやナイロン系繊維で編み込まれた素材を使用することにより、滑りやすいと共に、通気性を持たせることができる。
また、外カバーには、防水加工が施された素材を使用することにより、水分が内部に浸入するのを防ぐことができる。
また、外カバーには、通気性を有する素材を使用することにより、利用者にとって通気性のあるマットレスとなる。
以下、本願考案の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本願考案の一実施形態に係る体圧分散マットレスの長辺側の側断面図、図2はそのクッション材としてのポリマーフォームの斜視図、図3はポリマーフォームにインナーカバー(内カバー)を被せた状態を示す斜視図、図4はその外側にアウターカバー(外カバー)を被せた状態を示す斜視図であり、各図において、同一符号は同一部分を示している。
この体圧分散マットレス1は、介護用などに好適なベット用のマットレスで、図1に示すように、クッション材として表面に体圧分散性能の向上と通気性を確保するためのスリット溝2aが長辺方向にわたって多数形成されたポリマーフォーム2に、メッシュ状のポリエステルやナイロン系繊維で袋状に縫製されたインナーカバー3を被着し、その外側にポリエステルやナイロン系繊維又はそれらにポリウレタン系樹脂をラミネートした素材で袋状に縫製されたアウターカバー4を脱着可能に被着して構成されている。
上記ポリマーフォーム2は、図2に示すように一体のもので、大きさはベット用として例えば長さは1800mm又は1910mm、幅は830mm又は910mm、厚さは70〜150mmのものである。このポリマーフォーム2の表面には、体圧分散性能の向上と就寝中に感じる不快感のムレ等を予防するための通気性の向上を図るべく、切り込みが幅方向両端に達するスリット溝2aが長辺方向にわたって多数形成されている。
また、上記インナーカバー3は、図3に示すように、ポリマーフォーム2より摩擦係数の低いポリエステルやナイロン系繊維でメッシュ状に編みこまれた通気性を有する素材を使用し、袋状に縫製されている。なお、図示はしないが、このインナーカバー3は、枕カバー方式で開口しており、ポリマーフォーム2の破損等のやむを得ない場合には利用者でもインナーカバー3を外すことができるようになっている。
一方、アウターカバー4は、図4に示すように、ポリエステルやナイロン系繊維又はそれらにポリウレタン系樹脂をラミネートするなどして防水加工が施された素材を使用し、袋状に縫製して、ファスナー4aで開閉できるように構成されている。上記ファスナー4aは長辺側の側面から短辺側の側面にわたって設けられており、これによりファスナー4aの口を大きく開けることができるようにして、ポリマーフォーム2に被着されたメッシュ状のインナーカバー3が脱着時にファスナー4aに噛み込まれたりしないように工夫されている。
以上の構成において、この体圧分散マットレス1をベット上に敷いて利用することにより、ポリマーフォーム2の表面に多数形成されたスリット溝2aによって、利用者が就寝中に感じる不快感のムレ等も抑えることができて、快適な寝心地を提供することができる。
そして、利用者がマットレス1のアウターカバー4を汚した際には、アウターカバー4を取り外し、洗濯後、取り付ける作業をする必要があるが、この体圧分散マットレス1は、摩擦係数の高いポリマーフォーム2の表面に更に上述したようなスリット溝2aが多数形成されていても、摩擦係数の低いインナーカバー3で被われていて、インナーカバー3とアウターカバー4が滑りやすくなっているので、アウターカバー4の取り外し,取り付けは容易に行うことができるため、これらの作業性が格段に向上する。
また、インナーカバー3で被われているポリマーフォーム2は、上述したようなスリット溝2aが多数形成されていても、アウターカバー4を外す際にスリット溝部分2aが引き千切れたり欠けたりすることがなく、持ち運んだりしても破損することはない。
また、洗浄の際、ポリマーフォーム2は水分を含み重たくなるため、その状態で両手で握って持ち運ぶと、ポリマーフォーム2の自重により握った部分に局部的に力がかかり千切れてしまう。また、スリット溝2a部分も千切れてしまう恐れがある。さらに、洗浄機で洗う場合、局部的な水圧がポリマーフォーム2に加わると穴が開いたり、破れたりすることがあるが、上記のようにインナーカバー3を装着すれば、これらの破損防止が可能となる。
また、一般的なマットレスは、ポリマーフォーム2にアウターカバー4で構成されているが、持ち運びの際、手で握った部分に局部的な力がかかり、アウターカバー4を付けているにもかかわらず、ポリマーフォーム2が破損するケースがある。これに上記のようにインナーカバー3を装着することにより、上記の破損防止も可能となる。
一方、アウターカバー4として、ポリウレタン系樹脂をラミネートするなどして防水加工が施された素材を使用したものを用いることにより、利用者の汗や尿等の水分が内部に浸入するのを防ぐことができる。また、アウターカバー4として、防水加工が施されていないか又は防水加工が施されていても通気性を有する素材を使用したものを用いることにより、全体として通気性の優れたマットレスとなる。
なお、上記実施形態では、インナーカバー3として、枕カバー方式で長辺方向片側が袋状に開口したものを用いて、ポリマーフォーム2の破損等のやむを得ない場合には利用者でもインナーカバー3を外すことができるようにしたが、開口を縫製で完全に閉じて利用者がポリマーフォーム2の取り出しをできないようにしたり、ファスナー方式で取り出し可とすることもできる。
本願考案の一実施形態に係る体圧分散マットレスの長辺側の側断面図。 上記体圧分散マットレスのクッション材としてのポリマーフォームの斜視図。 同じく、上記ポリマーフォームにインナーカバーを被せた状態を示す斜視図。 同じく、その外側にアウターカバーを被せた状態を示す斜視図。
符号の説明
1 体圧分散マットレス
2 ポリマーフォーム
2a スリット溝
3 インナーカバー(内カバー)
4 アウターカバー(外カバー)
4a ファスナー

Claims (5)

  1. マットレスクッション材として一体のポリマーフォームと、このポリマーフォームの全面を被う内カバーと、この内カバーの外側に脱着可能に被着される外カバーとを備えたことを特徴とするマットレス。
  2. 前記ポリマーフォームの表面に幅方向両端に達する複数のスリット溝を形成したことを特徴とする請求項1記載のマットレス。
  3. 前記内カバーには、前記ポリマーフォームより摩擦係数の低いポリエステルやナイロン系繊維で編み込まれた素材を使用することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマットレス。
  4. 前記外カバーには、防水加工が施された素材を使用することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のマットレス。
  5. 前記外カバーには、通気性を有する素材を使用することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のマットレス。
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