JP3103512U - 溝蓋取外し装置 - Google Patents

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俊之 平野
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株式会社平野鉄工
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Abstract

【課題】 簡易な機構でありかつ容易な操作によって重量物である溝蓋を効率よく取り外すこと。特に溝蓋が溝から取り外しにくくなっている場合にも迅速かつ確実に取り外すことができる溝蓋取外し装置を提供する。
【解決手段】 下端に車輪30を取り付けたハンドル10を構成し、このハンドル10の下部前方に溝蓋取外し手段2を支持する支持体20を構成し、この支持体20の前方に係合部50,51を備えた台車1を構成し、一方、内部に間隙を構成した基台60を構成し、この基台60の両端にボルト装着部80を備えると共に、上記間隙に溝蓋の吊上手段72を移動自在に配置し、この吊上手段72の先端に吊上部を形成した溝蓋取外し手段2を構成した。
【選択図】図8

Description

本考案は、U字溝などの溝の上部を覆っている溝蓋を効率よく取り外すための取外し装置及びその補助具に関するものである。
従来よりU字溝などの溝の上部を覆っている溝蓋の取外し装置が提案されていた。例えば、特許文献1に開示された溝蓋脱着具は当接部で溝蓋を両側から挟持した後、操作ハンドルを2人で操作して溝蓋の取り外し、取り付け作業を行うものである。
また、特許文献2に開示された側溝蓋移動機は油圧ジャッキを用いたもので大重量の側溝蓋を保持したり外したりするものである。
特開平8−270062 特開2001−80872
しかしながら、上記特許文献1に開示された溝蓋脱着具は、操作時に常に2人の人間が必要である上に、操作も容易には行えなかった。
特許文献2に開示された側溝蓋移動機は特に大重量の側溝蓋を取り外したりする装置であり、油圧ジャッキを備えるなど大掛かりな機構であり操作も難しく汎用性に乏しいという問題点があった。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであり、重量物からなるU字溝などの溝を覆っている溝蓋を、効率よく取り外すための取外し装置を提供するものである。
本考案の要旨とするところは、下端に車輪を取り付けたハンドルを構成し、このハンドルの下部前方に溝蓋取外し手段の支持体を構成し、この支持体の前方に係合部を備えた台車を構成する一方、内部に間隙を構成した基台を構成し、先端に吊上部を形成した溝蓋の吊上手段を上記間隙に移動自在に配置した溝蓋取外し手段を構成し、上記吊上部で溝蓋を支持した後、溝蓋取外し手段を台車の支持体の係合部に係合させ、車輪を支点とし台車を後方に倒して吊上部を上昇させて溝蓋を溝から取り外す溝蓋取外し装置である。
また、上記溝蓋取外し装置の基台の両端にボルト装着部を備えたものである。
本考案は上記の如き構成であるため、簡易な機構でありかつ容易な操作によって重量物である溝蓋を効率よく取り外すことができる。特に溝蓋が長年の使用により土砂や砂利などが挟まりU字溝から取り外しにくくなっている場合にも迅速かつ確実に取り外すことができる等の効果を奏する。
本考案を実施するための最良の形態は、下端に車輪を取り付けたハンドルを構成し、このハンドルの下部前方に溝蓋取外し手段の支持体を構成し、この支持体の前方に係合部を備えた台車を構成する。
一方、内部に間隙を構成した基台を構成し、この基台の両端にボルト装着部を備えると共に、上記間隙に溝蓋の吊上手段を移動自在に配置し、この吊上手段の先端に吊上部を形成した溝蓋取外し手段を構成したものである。
図1は台車の一実施例の斜視図、図2は溝蓋取外し手段の平面図、図3は溝蓋取外し手段の使用状態を示す一部切欠正面図、図4は図3のB―B線断面図、図5は溝蓋の平面図、図6は図5のA−A線断面図、図7及び図8は溝蓋取外し装置の使用説明図である。
本実施例の溝蓋取外し装置の構成を図に基づいて説明する。
図1乃至図8において、符号1は台車であり、この台車1は鉄パイプで作成したハンドルと、このハンドル10の下端両側に設けた車輪30及びその前方に設けた支持体20からなる。
この支持体20は後述の溝蓋取外し手段を係合して支持するものであり、本実施例では鉄板で作られているがこれに限らず他の材質でもよい。この支持体20の先端に2本の係合片50と係合凹部51からなる係合部が構成されている。
また支持体の他例としては、ハンドル10から延長したパイプを支持体とし、その先端に係合片50、50を設けてもよい。また支持体20は取り外した溝蓋を載せて運搬できるという働きもする。
次に溝蓋取外し手段2について説明する。
図において、符号60は基台である。この基台60は同一形状の2枚の鉄板60aを中間材61を介して固定してある。この中間材61は鉄板60aより短いため、基台60の両端内部には間隙62が構成されている。
そして、基台60の両端には、ボルト81を支持するためのボルト装着部80を構成する。
上記間隙62には、一対の吊上手段70が収容されている。この吊上手段70は長方形の鉄板からなり、中央部分を90度ねじり、下部に上部と直交した状態の吊上部72を構成し、この吊上部72の先端を内側に折曲して折曲部73を構成してなるものである。
そして溝蓋90の大きさによっては、上記一対の吊上手段70の間隔を広げる必要があるため、吊上手段70は間隙62内を移動可能に配置されているのである。
なお、図中符号71は吊上手段70を基台60上に支持するためのピン、74は断面L字状のストッパーである。
上記のように構成した溝蓋取外し装置の作用を説明する。
まず溝蓋取外し手段2を移動させU字溝の溝蓋90の近くに配置する。その後、吊上部72を溝蓋90の端部に形成してある凹部91に挿入する。このとき、上記ストッパー74が凹部91を跨いで2個の溝蓋90の上に載置されるため、吊上手段70の凹部91への落下が防止できると共に、吊上手段70がストッパー74によって溝蓋90の上に安定して自立することができる。
次いで基台60を持ち上げて、その間隙62に吊上手段70を上方から挿通させながら、両端に置いた高さ調節具85,86の上にボルト81の下端を当接させて安定して配置する。そして、吊上手段70の上端にピン71を取り付けて吊上手段70が基台60から外れるのを防止する。
その後、ボルト81を回転すると基台60が上昇し、これに伴い基台60の上端に当接しているピン71及びそのピン71に固定した吊上手段70が上昇し、吊上部72の下端の折曲部73が溝蓋90の下端の角部90aに当接して図3の状態となる。
その後、ボルト81をさらに回転して吊上部72を上昇させることによって、下端の折曲部73に支持された溝蓋90が上方に移動してくる。
このようにボルト81の回転によって吊上手段70は強い上昇力を得ることができるため、溝蓋90が外れにくい場合でも容易に取り外すことができる。
なお、ボルト81を回転する作業は通常手で行うが、さらに強力な力を必要とする場合は、図9に示すようなボルトの締結具82を用いることもできる。この締結具82は、下端に構成した締結部84をボルト81の上端にかぶせて固定し、上端のハンドル83を手で回してボルト81を回転させるものである。
また、溝蓋90が容易に取り外せる場合はボルト81を使用せずに以下の作業だけで取り外すこともできる。このような場合に使用するために上記ボルト装着部80を構成していない基台を作成することもできる。
その後、図7に示すように台車1を移動させてその係合片50,50の間の係合凹部51に基台60下部に構成した丸棒40を係合する。その後、車輪30を支点としてハンドル10を後方(図中矢印Y方向)に倒す。この場合ハンドル10は支持体20に比べて長いため、ハンドル10の上部にかけた力は吊上部72に大きな力となって働き、その結果吊上部72は大きな力によって上方に引っ張られることになる。そして、この吊上部72によって溝蓋90も上方に持ち上げられてU字溝92から取り外されるのである。
このとき丸棒40は係合凹部51に係合しているが、丸棒40と係止片50,50は互いに摺動して回動可能であるため、基台60と吊上部72は常に垂直状態を保ったまま上方に引き上げられる。そのため溝蓋90は常に垂直に吊り上げられるためU字溝92の上縁部に衝突して破損させることもなく、スムーズに取り外すことができるのである。
このように作用する溝蓋取外し装置によれば、簡易な構成であり、かつ容易な操作によって重量物である溝蓋90を、台車1のハンドル10を倒すことによって迅速に取り外すことができる。溝蓋90が土砂や砂利などによってU字溝92の上部に強固に固定されている場合でも、ボルト81の作用により小さな力で無理なく作業が行えるのである。
さらに、取り外した溝蓋90は、支持体20にのせて移動することができる。
台車の一実施例の斜視図 溝蓋取外し手段の平面図 溝蓋取外し手段の使用状態を示す一部切欠正面図 図3のB―B線断面図 溝蓋の平面図 図5のA―A線断面図 溝蓋取外し装置の使用説明図 溝蓋取外し装置の使用説明図 ボルトの締結具の斜視図
符号の説明
1 台車
2 溝蓋取外し手段
10 ハンドル
20 溝蓋取外し手段の支持体
30 車輪
40 丸棒
50 係止片(係合部)
51 係止凹部(係合部)
60 基台
61 中間材
62 間隙
70 吊上手段
71 ピン
72 吊上部
73 折曲部
74 ストッパー
80 ボルト装着部
81 ボルト
82 ボルトの締結具
85 高さ調節具
86 高さ調節具
90 溝蓋
91 凹部
92 U字溝

Claims (2)

  1. 下端に車輪を取り付けたハンドルを構成し、このハンドルの下部前方に溝蓋取外し手段の支持体を構成し、この支持体の前方に係合部を備えた台車を構成する一方、内部に間隙を形成した基台を構成すると共に先端に吊上部を形成した溝蓋の吊上手段を上記間隙に移動自在に配置した溝蓋取外し手段を構成し、
    上記吊上部で溝蓋を支持した後、溝蓋取外し手段を台車の支持体の係合部に係合させ、車輪を支点とし台車を後方に倒して吊上部を上昇させて溝蓋を溝から取り外す溝蓋取外し装置。
  2. 上記基台の両端にボルト装着部を備えたことを特徴とする請求項1記載の溝蓋取外し装置。
JP2004000742U 2004-02-20 2004-02-20 溝蓋取外し装置 Expired - Lifetime JP3103512U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106185A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Chubu Corporation 格子状溝蓋の取外し装置
JP2013112941A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Nagai Concrete Kogyo Kk 溝蓋吊上げ具
JP2017178413A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 サントリー食品インターナショナル株式会社 取外し治具

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