JP3103464U - 消臭フィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】 空気清浄機やファンヒーター又はエアコン等の防塵フィルターの内面に配設して稼動させることにより、室内の悪臭及び当該機器の防塵フィルターから発生する悪臭を効率的に吸着して消臭することができ、更には機構的に簡素で価格的にも安価な、消臭フィルターを得る。
【解決手段】 適度な面積を有した2枚の不織布2の間に、適度な厚さを有した消臭剤4を挟んで構成する。そして、該消臭フィルター1を空気清浄機やファンヒーター又はエアコン等の防塵フィルターの内面に配設する。なお、消臭フィルター1における不織布2内の消臭剤4として、適度な大きさに粉砕した粒状又は粉状の活性炭又は竹炭が好適である。また、これらを混合したものであっても構わない。
【選択図】 図1

Description

本考案は、空気清浄機やファンヒーター又はエアコン等の防塵フィルターの内面に配設して稼動させることにより、室内の悪臭及び当該機器の防塵フィルターから発生する悪臭を効率的に吸着して消臭することができる、消臭フィルターに関するものである。
従来、家庭や事業所等の室内において当該室内の空気を循環させることにより効果を得る機器又は効果を得るために空気が循環する機器として、下記のようなものがある。
(1)室内の塵埃及びプラスイオンの除去等を行う空気清浄機
(2)上記空気清浄機にマイナスイオンを発生させる機能を持たせたマイナスイオン発生器
(3)温風を発生するセラミックファンヒーターや石油ファンヒーター又はガスファンヒーター
(4)室内の冷暖房を行うエアコン
(5)電気掃除機など
上記各機器は、室内の空気を吸入し防塵フィルターで空気中の塵埃を除去したのち、空気清浄機においてはプラスイオンを除去した新鮮な空気を放出し、マイナスイオン発生器においてはマイナスイオンを付加した新鮮な空気を放出し、セラミックファンヒーターや石油ファンヒーター又はガスファンヒーターにおいては空気を温めて放出し、エアコンにおいては空気を冷却し又は温めて放出するものである。また、電気掃除機においては空気と共に塵埃を吸入し、該塵埃をフィルター袋や容器内に残して排気を行うものである。
上記各機器において、比較的最近の機種又は高性能機種の場合は、防塵フィルターのほかに消臭フィルターが予め装着されているものが多いが、旧型機種又は廉価機種の場合には、単にナイロン製の網や紙又は布製の防塵フィルターが装着されているに過ぎない。該ナイロン製網や紙又は布製防塵フィルターには、空気中に浮遊している塵埃のほかにタバコの煙粒子,ダニの死骸,花粉,ペットの毛,カビ菌などのいわゆるハウスダストが付着して蓄積する。そして、該ハウスダストから悪臭が発生すると共に、付着物に湿気等による水分が付着することによりカビ菌が繁殖してカビ臭等の悪臭が発生するという問題点があった。
該悪臭を除去するため、活性炭等により悪臭を吸着して消臭を行う消臭具を室内に配設したり、柑橘類やハーブ類の香りにより悪臭をマスキングして消臭を行う室内用芳香剤を配設しているが、悪臭の発生源に配設するものではないため、上記各機器の稼動開始時においてはより強い悪臭が感じられるという問題点もあった。
本考案は、以上のような問題点を解決するために成されたものであり、空気清浄機やファンヒーター又はエアコン等の防塵フィルターの内面に配設して稼動させることにより、室内の悪臭及び当該機器の防塵フィルターから発生する悪臭を効率的に吸着して消臭することができ、更には機構的に簡素で価格的にも安価な、消臭フィルターを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の消臭フィルターにおいては、適度な面積を有した2枚の不織布の間に、適度な厚さを有した消臭剤を挟んで構成する。そして、該消臭フィルターを空気清浄機やファンヒーター又はエアコン等の防塵フィルターの内面に配設する。
本考案の消臭フィルターを、消臭フィルターのない空気清浄機やファンヒーター又はエアコン等の防塵フィルターの内面に配設して稼動させれば、室内の悪臭及び当該防塵フィルターから発生するカビ臭等の悪臭のある空気を強制的に消臭フィルターを通過させることができるため、該消臭フィルター内の消臭剤により悪臭を効率的に吸着して消臭することができるという効果を奏する。また、製造手段として2枚の不織布の間に消臭剤を挟んだだけの構造であるため、機構的に簡素であり価格的にも安価に製造することができ、消臭フィルターのない空気清浄機やファンヒーター又はエアコン等の防塵フィルターの内面に容易に配設して使用することができるという効果を奏する。
本考案の消臭フィルターの製作を実施するための最良の形態を図を用いて説明する。図1は、本考案の消臭フィルターの第一実施形態例における外形図であり、(a)は正面図,(b)は側面図である。図2は、図1におけるa−a拡大断面図である。
該図においては、適度な面積を有した2枚の不織布2の間に消臭剤4を適度な厚さに挟んだのち、該不織布2の外周部を縫合して消臭フィルター1を製作する。この時、該縫合部から消臭剤4がこぼれ出るのを防止したり、縫合部の糸がほつれるのを防止するため、外周部をバイアステープ3で覆って縫合すると好適である。更には、該バイアステープ3を用いると仕上げ外観も良くなり、商品価値も向上することになる。
また、該不織布2の面積が広い場合、一辺が5cm程度の長さのポケットを形成するようにキルティング加工を行って消臭フィルター1を製作すると、図2に示すように、各ポケット内の消臭剤4は両面の不織布2によりポケット内で保持されるため、偏ることがなくなり好適である。なお、図1の実施形態例では、キルティキング加工により横方向に2個、縦方向に4個の計8個のポケットを有した消臭フィルター1を描いているが、使用対象機器により消臭フィルター1の大きさは異なるため、キルティング加工における横方向及び縦方向のポケットの数は任意で構わない。
また、図3は、本考案の消臭フィルターの第二実施形態例における外形図であり、(a)は正面図,(b)は側面図である。図4は、図3におけるb−b拡大断面図である。
該図においては、適度な面積を有した2枚の不織布2の間に消臭剤4を適度な厚さに挟んだのち、該消臭剤4が不織布2の端部よりこぼれ出るのを防止するため、2枚の不織布2を高周波処理により貼り合わせ、又は接着材により張り合わせて消臭フィルター1を製作する。この場合、定尺物の大きな消臭フィルター1を予め製作しておき、用途に合わせて裁断するのが好適である。
上記消臭フィルター1における不織布2内の消臭剤4として、適度な大きさに粉砕した粒状又は粉状の活性炭又は竹炭が好適である。また、これらを混合したものであっても構わない。
本考案の実施例を図を用いて説明する。図5は本考案の消臭フィルターを防塵フィルターに装着する時の状態図を示し、図6は本考案の消臭フィルターの一使用実施例としてセラミックファンヒーター6での使用例を示している。
セラミックファンヒーター6の側面には吸気口7があり、該吸気口7の内側には防塵フィルター5が配設されている。ここで、図5に示すように、防塵フィルター5の内側に消臭フィルター1を装着して吸気口7に配設する。なお、消臭フィルター1の防塵フィルター5の内側への装着方法としては特に限定するものではなく、従来技術における一般的方法で構わない。
次に、セラミックファンヒーター6を稼動すると、セラミックファンヒーター6の側面にある吸気口7より室内の悪臭のある空気9は当該セラミックファンヒーター6内のブロワー(図示せず)により強制吸入される。そして、該悪臭のある空気及び吸気口7の内側に配設された防塵フィルター5から発生する悪臭は、防塵フィルター5の後部にある消臭フィルター1を通過する。この時、該消臭フィルター1内の消臭剤4により悪臭を吸着し、清潔な温風10として排気口8より排出することができる。
上記のようにして、一定時間当該セラミックファンヒーター6を稼動することにより、室内の空気9はセラミックファンヒーター6内の消臭フィルター1を経由して循環し、該過程において室内の悪臭のある空気9は悪臭のない清潔な温風10として排気口8より排出される。この時、室内の空気9中にある悪臭分子及び防塵フィルター5から発生する悪臭分子は、消臭フィルター1内の消臭剤4により効率的に吸着されて悪臭を消臭することができることになる。
なお、消臭フィルター1の長時間に渡る使用により消臭能力が低下した場合には、新しい消臭フィルター1と交換することにより、機器の消臭能力を復活させることができる。
上記説明では、本考案の消臭フィルターをセラミックファンヒーターに適応させた実施例として説明したが、室内の空気を循環させる機器として空気清浄機,マイナスイオン発生器,エアコン及び電気掃除機等でも同様の原理で利用することが可能である。
本考案の消臭フィルターの第一実施形態例における外形図である。 図1におけるa−a拡大断面図である。 本考案の消臭フィルターの第二実施形態例における外形図である。 図3におけるb−b拡大断面図である。 本考案の消臭フィルターを防塵フィルターに装着する時の状態図である。 本考案の消臭フィルターの一使用実施例である。
符号の説明
1 消臭フィルター
2 不織布
3 バイアステープ
4 消臭剤
5 防塵フィルター
6 セラミックヒーター
7 吸気口
8 排気口
9 空気
10 温風

Claims (3)

  1. 適度な面積を有した2枚の不織布(2)の間に消臭剤(4)を適度な厚さに挟んだのち、該不織布(2)の外周部を縫合し、更に、該不織布(2)の面積が広い場合、一辺が5cm程度の長さのポケットを形成するようにキルティング加工を行って製作し、
    または、適度な面積を有した2枚の不織布(2)の間に消臭剤(4)を適度な厚さに挟んだのち、該消臭剤(4)が不織布(2)の端部よりこぼれ出るのを防止するため、2枚の不織布(2)を高周波処理により貼り合わせ、又は接着材により張り合わせて製作したことを特徴とする、消臭フィルター。
  2. 上記消臭フィルター(1)が、空気清浄機やファンヒーター又はエアコン等の防塵フィルターの内面に装着可能な構造としたことを特徴とする、請求項1に記載の消臭フィルター。
  3. 上記消臭剤(4)が、粒状又は粉状の活性炭又は竹炭の少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1及び請求項2に記載の消臭フィルター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101324664B1 (ko) * 2013-07-03 2013-11-04 이유택 에어컨 장착용 탈취 장치

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