JP3103392U - 畜糞の発酵攪拌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小規模な堆肥舎において攪拌作業を自動化して堆肥処理の労力を軽減することができる畜糞の発酵攪拌装置を提供する。
【解決手段】畜糞の発酵攪拌装置Aを、畜糞を貯留する槽P1の上部開放面に据え付けられ、前後に往復移動可能にされた架台5と、架台5から垂下して設けられると共に、架台5上を左右に往復移動可能にされたスクリュー攪拌体1と、スクリュー攪拌体1の先端部より畜糞の発酵促進用温風が送風可能となるヒーター付きブロアー装置2とから構成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、畜糞を発酵させて堆肥化するために使用される攪拌装置に関し、とくに小規模の堆肥舎に据付が可能な小型の発酵攪拌装置に関するものである。
近年、畜産家にとって家畜の糞尿処理問題は、条例の改正(野積みの禁止等)とも相俟って重大な課題となってきている。そこで従来から、畜糞に微生物を加えて発酵処理し、堆肥化する方法が採られている。堆肥発酵処理とは、糞尿の主成分である脂肪質、繊維質、蛋白質、その他の有機質を微生物分解して、高分子状のものを低分子化して均一成分の有機肥料に変成させるもので、具体的には、畜糞貯留する堆肥舎に微生物を投入して、攪拌装置により自動的に攪拌して発酵処理する堆肥化施設が用いられている。
しかしながら、従来の堆肥化施設は大規模であり、そこで使用される発行攪拌装置も大型であるため、中小の畜産家が独自に所有する小規模な堆肥舎ではショベルカー等の重機を使用して攪拌作業を行なっているのが実状であり、こういった小規模な堆肥舎でも攪拌作業を自動化して、堆肥処理の労力を軽減することができる小型の発酵攪拌装置が切望されていた。そこで、本願出願人は、畜糞を貯留する槽の上部開放面に据え付けられ、前後に往復移動可能にされた架台と、該架台から垂下して設けられると共に、前記架台上を左右に往復移動可能にされた回転攪拌体とからなることを特徴とする畜糞の発酵攪拌装置において、回転攪拌体を複数の羽根板を有する無限履帯で形成し、羽根板に羽根板の回動方向に向かって傾斜する掬い板を設け、前記回転攪拌体が進行方向に向かって傾斜して移動するようにされていることを特徴とする畜糞の発酵攪拌装置を提案した(特許文献1。)。
特開2002−191954号公報
本考案では、回転攪拌体をスクリュー攪拌体で形成し、さらにこのスクリュー攪拌体の先端部より畜糞の発酵促進用温風の送風が可能となるブロアー装置を備えたことにより、発酵処理する小規模な堆肥舎においてさらに好適な畜糞の発酵攪拌装置を提供することを目的とするものである。
このため本考案の畜糞発酵攪拌装置は、畜糞を貯留する槽の上部開放面に据え付けられ、前後に往復移動可能にされた架台と、該架台から垂下して設けられると共に、前記架台上を左右に往復移動可能にされたスクリュー攪拌体と、該スクリュー攪拌体の先端部より畜糞の発酵促進用送風が可能となるブロアー装置とを備えたことを第1の特徴とする。
また、請求項1記載の畜糞発酵攪拌処理装置において、ブロアー装置がヒーター付きブロアー装置であり、畜糞の発酵促進用送風が温風となることを第2の特徴とする。
本考案の畜糞の発酵攪拌装置によれば、畜糞を発酵処理する小規模な堆肥舎において、堆肥処理の労力を軽減することができるという優れた効果がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本考案に係る発酵攪拌装置を堆肥舎に取付けた状態を示す平面図、図2は図1の正面図、図3は本考案に係る発酵攪拌装置の平面図、図4は発酵攪拌装置の正面図、図5は発酵攪拌装置の側面図、図6はスクリュー攪拌体の移動軌跡を示す説明図である。
図1及び図2において、Pは、牛や豚等の畜糞を発酵処理して堆肥化するためのコンクリート製の堆肥舎で、上面及び前面が開放されると共にコンクリート壁W1、W2、W3、W4でもって生糞発酵槽P1、発酵堆肥(製品)置き場P2、生糞置き場P3の3のつの貯留槽に区画されている。発酵攪拌装置Aは、生糞発酵槽P1の上面に据付けられるものであり、生糞発酵槽P1の上端に取付けられたレールR1及びR2上を前後に往復移動可能にされる架台5と、架台5から垂下して設けられると共に、架台5上を左右に往復移動可能にされたスクリュー攪拌体1とから構成されている。
図3乃至図5に示すように、架台5は、その前後左右の端部に設けられた4個の車輪12を、4個のギアボックス8及び3本の連繁シャフト7a、7b、7cを介して前後進用モーター7に連結し、生糞発酵槽P1の左右の壁W1及びW2の上端部に前後方向に沿って取り付けられた移動レールR1及びR2上を前進・後退できるようにされている。また、架台5の前後には、一対のアングルレール5bが平行に設けられ、このアングルレール5b上を、後述する移動台車5aに取付けられた嵌合断面V字型の車輪10が嵌合した状態で走行するようにされている。
架台5には、モーター6及びギアボックス6aを介してスクリュー攪拌体1が垂下して取付けられると共に、上面にモーター、畜糞発酵促進用ヒーター付きブロアー装置2が据付けられた移動台車5aが設けられている。この移動台車5a上のモーターは、移動台車を架台上を左右に往復移動させるための往復移動用モーター3であり、車輪10の回転軸に駆動チェーン3aを介して連結されている。モーター6はスクリュー攪拌体1を各々逆方向に回転させるため、ギアボックス6aを介して設置された攪拌用モーターである。尚、9は脱落防止のためにアングルレール5bの下方に配される補助輪であり、車輪10と補助輪9でもってアングルレール5bを上下から挟持するように取付けられる。これは、前記した移動レールR1及びR2と車輪12との関係も同様な構成とされており、車輪12と補助輪9でもって移動レールR1及びR2を上下から挟持するようにとりつけられる。
また、図4のようにスクリュー攪拌体1は、二軸のスクリューで構成されており、ギアボックス6aを介してモーター6と連結され、各々逆方向に回転し、効果的に畜糞を攪拌することができる。しかも、該スクリュー攪拌体1の軸部13には畜糞発酵促進用ヒーター付きブロアー装置2からパイプ4を介して送風が行われ、スクリュー攪拌体1の先端部から発酵に最適な温風が送風され、攪拌と同時に発酵促進ができる。
さらに、図5に示すスクリュー攪拌体1は、その全体が進行方向に向かって傾斜するようにされている。この傾斜角度はスクリュー攪拌体軸に対し所定の角度で傾斜し、この角度は10度〜30度程度、好ましくは15度くらいに設定されている。これにより、上記したスクリュー攪拌体1の攪拌作用と相俟って畜糞を確実に攪拌することができ、攪拌効果が増幅される。
架台5が生糞発酵槽P1上を前後に往復移動しながら、スクリュー攪拌体1が架台5上を左右に往復移動する。したがって、スクリュー攪拌体1は、図6に示すように、生糞発酵槽P1内を歯形状に移動し、貯留された畜糞と投入された微生物とを万遍なく攪拌することができる。堆肥舎Pの各槽には、熱ヒーターを内臓したブロアー11が設置され、発酵をさらに促進させるために、ブロアーにより床面から送風して給気する。また、糞の含水率が高い場合、発酵糞、おがくず等により60%〜70%程度に含水率を調整する。その後、発酵臭を除去する薬液を同時に散布しながら攪拌すると尚良い。発酵処理後の堆肥は粒子が均一のため、汚物感が無く、取り扱いが容易で良好な有機肥料として資源化し得る。
本考案に係る発酵攪拌装置を堆肥舎に取付けた状態を示す平面図である。 図1の正面図である。 本考案に係る発酵攪拌装置を示す平面図である。 発酵攪拌装置の正面図である。 発酵攪拌装置の側面図である。 スクリュー攪拌体の移動軌跡を示す説明図である。
符号の説明
1 スクリュー攪拌体
2 畜糞発酵促進用ヒーター付きブロアー装置
3 往復移動用モーター
3a 駆動用チェーン
4 パイプ
5 架台
5a 移動台車
5b アングルレール
6 モーター
6a ギアボックス
7 前後進用モーター
8 ギアボックス
9 補助輪
10 車輪
11 ブロアー
12 車輪
13 軸部

Claims (2)

  1. 畜糞を貯留する槽の上部開放面に据え付けられ、前後に往復移動可能にされた架台と、該架台から垂下して設けられると共に、前記架台上を左右に往復移動可能にされたスクリュー攪拌体と、該スクリュー攪拌体の先端部より畜糞の発酵促進用送風が可能となるブロアー装置とを備えたことを特徴とする畜糞の発酵攪拌装置。
  2. 前記ブロアー装置がヒーター付きブロアー装置であり、前記畜糞の発酵促進用送風が温風となることを特徴とする請求項1記載の畜糞の発酵攪拌装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3183148U (ja) * 2013-01-18 2013-05-09 株式会社天神製作所 堆肥舎構造
JP2015205790A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 株式会社天神製作所 畜糞の発酵攪拌装置及び攪拌方法

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