JP3102661B2 - 周波数掃引前置フィルタおよびその校正方法 - Google Patents

周波数掃引前置フィルタおよびその校正方法

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JP3102661B2 JP04190816A JP19081692A JP3102661B2 JP 3102661 B2 JP3102661 B2 JP 3102661B2 JP 04190816 A JP04190816 A JP 04190816A JP 19081692 A JP19081692 A JP 19081692A JP 3102661 B2 JP3102661 B2 JP 3102661B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スペクトラム・アナ
ライザの如く周波数掃引が行われる装置に同期して周波
数掃引が行われる周波数掃引前置フィルタおよびその校
正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数掃引が行われる装置と共に使用さ
れこの装置に同期して周波数掃引が行われる周波数掃引
前置フィルタは、その同期および信号レベルについて予
め校正をしておかなければならないが、この校正を従来
は如何に実施していたかについて図1を参照して説明す
る。
【0003】1は基準信号源、2は周波数掃引前置フィ
ルタ、3はスペクトラム・アナライザの如く周波数掃引
が行われる装置である。スペクトラム・アナライザ3に
対する信号は周波数掃引前置フィルタ2を介してその入
力に印加される。この際、周波数掃引前置フィルタ2が
通過せしめる周波数はスペクトラム・アナライザ3にお
ける掃引周波数に等しくなるように、周波数掃引前置フ
ィルタ2の通過帯域をスペクトラム・アナライザ3にお
ける周波数掃引に同期して掃引する。基準信号源1はそ
の発振周波数、信号レベル共に正確、安定な精密基準信
号源であるものとする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来例において
は、上記の通り発振周波数、信号レベル共に正確、安定
な精密基準信号源1を使用し、その発振周波数、信号レ
ベル共に正確であることを前提条件として周波数掃引前
置フィルタ2、スペクトラム・アナライザ3全体に関し
て周波数掃引前置フィルタ2を接続したことによる同
期、レベルについての影響の校正を行っていた。
【0005】しかし、この様な発振周波数、信号レベル
共に正確、安定な精密基準信号源はなかなか得難く、ま
た高価である。この発明は、簡易な基準信号源によって
も同期、レベルの校正を実施することができる周波数掃
引前置フィルタを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】周波数掃引前置フィルタ
に切替えスイッチを2個具備せしめ、切替えスイッチそ
れぞれの固定接点端子の内の一方は周波数掃引前置フィ
ルタに接続し、これら固定接点端子の内の他方は導線に
より相互接続し、切替えスイッチの切替え接点端子を入
出力端子とする様に構成した。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図2を参照して説明す
る。この実施例の場合、基準信号源1’は発振周波数、
信号レベル共に正確安定な精密基準信号源であることは
要せず、簡易なものであっても差し支えない。4、4’
は切替えスイッチである。切替えスイッチ4の切替え接
点端子は信号源に接続し、その固定接点端子のうちの一
方は周波数掃引前置フィルタ2の入力に接続し、その固
定接点端子のうちの他方は導線5の一端に接続してい
る。切替えスイッチ4’の切替え接点端子はスペクトラ
ム・アナライザ3の入力に接続し、その固定接点端子の
うちの一方は周波数掃引前置フィルタ2の出力に接続
し、その固定接点端子のうちの他方は導線5の他端に接
続している。
【0008】ここで、校正の手順について説明する。第
1。切替えスイッチ4、4’の切替え接点を共に他方の
固定接点端子に切替えて導線5により基準信号源1’と
スペクトラム・アナライザ3とを直接接続する直接モー
ドをとる。この直接モードにおいて、基準信号源1’を
或る出力状態に設定し、この状態において測定されたレ
ベルを基準レベルとする。
【0009】第2。切替えスイッチ4、4’の切替え接
点を共に一方の固定接点端子に切替えて基準信号源1’
とスペクトラム・アナライザ3との間に周波数掃引前置
フィルタ2を介在させる介在モードをとる。ここで、先
ず、信号値を最大にする様に周波数掃引前置フィルタ2
の同期に関する校正を実施する。
【0010】次いで、第1において測定された基準レベ
ルに一致する様に周波数掃引前置フィルタ2の利得を校
正する。この発明における校正の手順は上記の通りであ
って、第1の直接モードにおいて基準レベルが設定さ
れ、第2の介在モードにおいて基準信号源1’とスペク
トラム・アナライザ3との間に周波数掃引前置フィルタ
2を介在させた状態でそのレベルを基準レベルに一致さ
せれば周波数掃引前置フィルタ2を介在させたことに起
因する影響、レベル変動は取り除かれ、校正がなされた
こととなる。また、第2において、周波数掃引前置フィ
ルタ2の同期に関する校正により信号値を最大にすれ
ば、これで同期がとれたものとすることができることは
言う迄もない。
【0011】
【発明の効果】この発明における校正は、導線5により
基準信号源1’とスペクトラム・アナライザ3とを直接
接続する直接モードにおけるレベルを一応の基準とし、
周波数掃引前置フィルタ2を介在させた介在モードにお
けるレベルをこの基準に合わせる相対比較によるもので
あり、結局周波数掃引前置フィルタ2の校正のみがなさ
れたに過ぎない。しかし、スペクトラム・アナライザ3
自体の性能は極めて高くて安定であるので、スペクトラ
ム・アナライザ3の校正はなさずに周波数掃引前置フィ
ルタ2の校正さえなされれば、周波数掃引前置フィルタ
2とスペクトラム・アナライザ3とを組み合わせたもの
の性能は充分に保証されたこととなるのである。上述の
如く、発振周波数、信号レベル共に正確、安定な精密基
準信号源はなかなか得難く、また高価なものであり、こ
の様な基準信号源を採用して充分に高性能なスペクトラ
ム・アナライザ3迄をも含めて校正をするには及ばない
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】基準信号源、周波数掃引前置フィルタ、スペク
トラム・アナライザ3者間の校正時の接続関係の従来例
を示す図。
【図2】この発明の基準信号源、周波数掃引前置フィル
タ、スペクトラム・アナライザ3者間の校正時の接続関
係を示す図。
【符号の説明】
1’ 基準信号源 2 周波数掃引前置フィルタ 3 スペクトラム・アナライザ 4 切替えスイッチ 4’ 切替えスイッチ 5 導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 23/173 G01R 35/00 H03J 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導線により基準信号源とスペクトラム・
    アナライザとを直接接続する直接モードにおいて、基準
    信号源を或る出力状態に設定して測定されたレベルを基
    準レベルとし、 基準信号源とスペクトラム・アナライザとの間に周波数
    掃引前置フィルタを介在させる介在モードにおいて、信
    号値を最大にする様に周波数掃引前置フィルタの同期に
    関する校正を実施し、 次いで、直接モードにおいて測定された基準レベルに一
    致する様に周波数掃引前置フィルタの利得を校正する、 ことを特徴とする周波数掃引前置フィルタの校正方法。
  2. 【請求項2】 切替えスイッチを2個具備し、切替えス
    イッチそれぞれの固定接点端子の内の一方は周波数掃引
    前置フィルタに接続し、これら固定接点端子の内の他方
    は導線により相互接続し、切替えスイッチの切替え接点
    端子を信号入出力端子とすることを特徴とする周波数掃
    引前置フィルタ。
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