JP3101942B2 - マイクロチップ・レーザ - Google Patents

マイクロチップ・レーザ

Info

Publication number
JP3101942B2
JP3101942B2 JP25624798A JP25624798A JP3101942B2 JP 3101942 B2 JP3101942 B2 JP 3101942B2 JP 25624798 A JP25624798 A JP 25624798A JP 25624798 A JP25624798 A JP 25624798A JP 3101942 B2 JP3101942 B2 JP 3101942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
laser
microchip
medium
crystals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25624798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000091685A (ja
Inventor
豊 下地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP25624798A priority Critical patent/JP3101942B2/ja
Publication of JP2000091685A publication Critical patent/JP2000091685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3101942B2 publication Critical patent/JP3101942B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域の波長にわ
たって連続同調可能な青色レーザ発光のための能動モノ
リシック結晶ドーピング媒質に関する。周知のモノリシ
ック・レーザ・キャビティは、単一の波長またはきわめ
て限定された帯域の周波数しか発生させず、周波数2倍
効率が10%未満と低く、10%の標準偏差を超える雑
音レベルを生じさせる。
【0002】
【従来の技術】ディクソン(Dixon)等は、Opt
ics Letters,Vol.13、pp.137
−139(1988年)に発表された「Efficie
ntblue emission from an i
ntracavity−doubled 946nm
Nd:YAG laser」という名称の論文で、キャ
ビティ内倍増Nd:YAGマイクロレーザからの473
nmのコヒーレント放出を開示している。しかし、出力
パワーは5mWしかなく、周波数2倍効率は2%にすぎ
なかった。
【0003】バイヤー(Byer)等の米国特許第48
09291号では、KNbO3 が青色コヒーレント光を
発生させる有効な電気光学周波数2倍結晶であることが
示されている。レーザ結晶に結合され、ポンピング・レ
ーザ放射に位相整合する熱電気熱交換器も開示されてい
る。しかし、レーザ結晶Nd:YAGが周波数2倍結晶
から分離されていることが明らかにされており、この分
離によってパワーと振幅の両方の安定性を増すことが教
示されている。この教示は、本発明のモノリシック・マ
イクロチップ・マイクロレーザとは異なっている。
【0004】マシューズ(Matthews)等によっ
て、「Diode pumpingof a blue
(473nm)Nd:YAG/KNbO3マイクロチッ
プ・レーザ」という名称の論文(CLEO’96 Vo
l.9,pp.174−175、1996年)で、ダイ
オード・ポンピング473nm Nd:YAG/KNb
3 マイクロチップ・レーザがモノリシック・マイクロ
チップとして開示されている。しかし最大青色出力パワ
ーは26.5mWしかなく、青色強度雑音はプラスマイ
ナス7%〜20%であった。
【0005】米国特許第5377212号でタツノ等に
よってマイクロチップと熱接触するペルチェ冷却器で温
度が制御されるボンド型マイクロチップ・レーザが開示
されている。しかし、別個のミラーがあり、したがって
構造全体がモノリシックではなく、結晶組成は本発明と
は全く異なっている。さらに、この装置は同調可能では
ない。
【0006】上記の開示のいずれも出力波長の同調可能
性を備えていない。
【0007】「Gain guiding and t
hermal distortion in diod
e pumped Nd:YVO4 microchi
plasers」という名称の論文(CLEO'96,
Vol.9,pp.175−176、1996年)で、
コンボイ(Convoy)等によって、単一のNd:Y
VO4 結晶の加熱と変形の結果、結晶温度変化摂氏1度
につき1.4GHzの同調率になることが教示されてい
る。非球面集束レンズとコリメータ・レンズが開示され
ている。しかし、この熱はポンピング・レーザによって
加えられており、周波数2倍結晶がなく、結晶の外部に
熱電気装置がない。さらに、同調可能帯域は1064n
mラインについて600GHzしかなかった。
【0008】米国特許第5355246号および第51
73799号でタヌマ等によって開示されているよう
に、レンズとミラーと円錐面を持つ結晶とを使った波面
変換によってレーザ・ビームの波長を変更することが知
られているが、これは同調可能レーザには適用されな
い。
【0009】エステロヴィッツ(Esterowit
z)等の米国特許第5487079号では、UV C
e:LiSAFレーザが開示されている。しかし、レー
ザ結晶と出力ミラーとの間に配置された、複屈折同調
板、格子、またはプリズムに取り付けられたモータによ
って同調が行われる。効率は14%にすぎず、この装置
は多くの可動構成要素を有し、製作が複雑で費用が高く
つく。
【0010】ミロヴ(Mirov)等の米国特許第54
71493号では、可視スペクトル範囲のレーザに合わ
せて同調可能なSc2+ベースのUVが開示されている。
しかし、出力波長を変えるためにベース結晶の組成を変
えなければならず、回折格子を回転させるモータ・ユニ
ットがある。
【0011】ハージス(Hargis)等の米国特許第
5574740号では、4つの間隔をおいて平行に位置
する誘電体で被覆された、利得媒質表面および2倍媒質
結晶表面上の表面と、レージング媒質と2倍結晶面との
間にある好ましくは50〜500マイクロメートルの幅
の小さな環状誘電スペーサとを有する複合キャビティ・
マイクロチップ・レーザが開示されている。しかし、本
発明は誘電被覆面を4面ではなく2面しか備えない。ま
た、本発明は、2つの結晶媒質の間の界面に、誘電体と
エポキシとを問わずどのようなスペーサも必要としな
い。すなわち、従来の技術は、本発明では必要としな
い、ボンディング剤を使用してこれらの誘電スペーサを
製作する余分な製作ステップを必要とする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低雑
音で、低コストで製造可能な、実用的で単純、強力、効
率の高い連続同調可能なマイクロチップ・レーザを開発
する必要を満たすことである。
【0013】本発明の目的は、コヒーレントな青色光を
効率的に低雑音で発生させるために、少なくとも2つの
異なるレーザ結晶から成る単一のモノリシック・キャビ
ティ・レーザを提供することである。本発明の他の目的
は、可動部品または複雑な構成要素がなく、結晶組成を
変える必要なしに、広い波長範囲にわたって連続同調可
能性を実現することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記およびその他の目的
は、本発明により、最大パワー安定性が得られるように
小さなギャップを有する互いに結合された少なくとも2
つの異なる固体結晶でできたモノリシック・キャビティ
によって達成される。入力結晶が半導体ポンピング・レ
ーザによってポンピングされる。出力レーザ・ビームの
パワーを最大限にするように設計されたポンピング・レ
ーザ・ビームを集束し、コリメートするためにポンピン
グ・レーザとマイクロチップ・レーザ媒質との間に配置
された非球面レンズ系がある。
【0015】結晶レーザ媒質を加熱または冷却すること
によって屈折率を連続的に調整するレーザ・マイクロチ
ップに熱接触して付加された熱電気熱交換器によって、
430nmから480nmまでの広範な帯域にわたる同
調可能性が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の目的の達成に寄与する本
発明の主な特徴は、パワー安定性を向上させる単一軸モ
ードを得るように、厚さが最低1/2マイクロメートル
から最大3マイクロメートルまでの小さな楔形ギャップ
1を形成させた異なるレーザ媒質の結晶結合である。楔
形ギャップ1には、いかなる誘電体も空気も結合剤も不
要である。これによって、発生パワーが増大し、周波数
2倍効率が20%に向上する。雑音レベルが多くとも
0.1%の標準偏差に減少する。これらの結果は驚くべ
きものであり、従来の技術に鑑みて全く予期されないも
のである。すべての実施形態および図1から図7に共通
な他の特徴は、レーザ媒質の屈折率を連続的に変更し、
かつ制御することによって出力波長を微調節する、マイ
クロチップ・ホルダ3に付加された熱電気加熱および冷
却熱交換器2である。すべての実施形態および図1から
図7に共通の他の特徴は、半導体ポンピング・レーザ6
とレイジング媒質の第1の結晶7との間に配置された非
球面マイクロレンズ4および屈折率分布型レンズ5であ
る。ポンピング・レーザに最も近い外面と最も遠い外面
の両方が誘電体薄膜被覆8によって被覆されてミラーを
形成している。熱電気加熱および冷却熱交換器2は熱エ
ネルギーの変化をレーザ媒質へ与えることによって、そ
の屈折率を変更し、かつ制御するためのものである。非
球面マイクロレンズ4および屈折率分布型レンズ5は、
ポンピングレーザ光のコリメートと集束を行わせるもの
である。
【0017】図1に示す第1の実施形態では、レーザ媒
質は2つの結晶である。第1の結晶7は、Cr:LiS
AFであり、第2の結晶9はKNbO3 である。半導体
レーザ6のポンピング時に、第1の結晶7は最低860
nm、最高960nmの波長でレイジングし、第2の結
晶9は最低430nm、最高480nmの連続同調可能
出力波長で周波数を2倍にする。ポンピング・レーザ6
のパワーは少なくとも30mワットであり、第2の結晶
の出力パワーは少なくとも10マイクロワットである。
【0018】図2に示す第2の実施形態では、レーザ媒
質を形成する結晶が3つある。第1の結晶7はNd:Y
AGであり、第2の結晶9はKNbO3 であり、第3の
結晶10はLBOである。第3の結晶10が放出する出
力波長は最低354nm、最高356nmになるように
制御される。ポンピング・レーザ6のパワーは少なくと
も1ワットであり、第3の結晶10の出力パワーは少な
くとも10mワットである。第2の結晶9と第3の結晶
10は両方とも周波数2倍レーザ媒質である。
【0019】図3に示す第3の実施形態では、レーザ媒
質を形成する結晶は2つである。第1の結晶7はNd:
YVO4 で、第2の結晶9はKNbO3 である。半導体
レーザ6によるポンピング時に、第1の結晶7は最低9
12nm、最高918nmの波長でレイジングし、第2
の結晶9は最低456nm、最高459nmの制御され
た出力波長で周波数を2倍にする。ポンピング・レーザ
6のパワーは少なくとも1ワットであり、第2の結晶の
出力パワーは少なくとも50mワットである。
【0020】図4に示す第4の実施形態では、連続同調
光パラメトリック発振器が図示されている。レーザ媒質
を形成する結晶は3つある。第1の結晶7はNd:YA
G、第2の結晶9はKTP、第3の結晶10はKNbO
3 である。半導体レーザ6によるポンピング時に、第3
の結晶10は最低2000nm、最大4500nmの連
続同調可能範囲の波長を放出する。第2の結晶9と第3
の結晶10は両方とも周波数2倍レーザ媒質である。
【0021】図5に示す第5の実施形態では、レーザ媒
質を形成する結晶が3つある。第1の結晶7はNd:Y
AG、第2の結晶9はCr:Mg2SiO4、第3の結晶
10はKNbO3 である。半導体レーザ6によるポンピ
ング時に、第3の結晶10は最低565nm、最大68
4nmの連続同調可能出力範囲の波長を放出する。第1
の結晶7と第2の結晶9は両方ともレーザ利得媒質であ
る。
【0022】図6に示す第6の実施形態では、レーザ媒
質を形成する結晶が2つある。第1の結晶7はNd:Y
VO4で、第2の結晶9はKNbO3である。半導体レー
ザ6によるポンピング時に、第1の結晶7は最低106
2nm、最高1066nmの制御された波長でレイジン
グし、第2の結晶9は最低531nm、最高533nm
の制御された出力波長で周波数を2倍にする。
【0023】図7に示す第7の実施形態では、レーザ媒
質を形成する結晶が2つある。第1の結晶7はNd:Y
AGで、第2の結晶9はKNbO3 である。半導体レー
ザ6によるポンピング時に、第1の結晶7は最低944
nm、最高948nmの波長でレイジングし、第2の結
晶9は最低472nm、最高474nmの制御された出
力波長で周波数を2倍にする。ポンピング・レーザ6の
パワーは少なくとも1ワットであり、第2の結晶9が放
出するパワーは少なくとも50mワットである。
【0024】モノリシック構造の特別に結合されたマイ
クロチップ・レーザ、光学接触における楔形ギャップ、
ミラー、集束およびコリメートするレンズ構成はすべ
て、本発明の新規な特徴であるが、本発明は、これらの
特徴と連続同調可能レーザの単一ユニット構成における
これらの構成要素のそれぞれの相対的向きの組合せでも
ある。広い帯域の出力波長にわたって連続同調可能な、
高効率、低コスト、低雑音のマイクロ・レーザを実現す
るのはこの組合せである。したがって、本明細書に記載
のこれらすべての理由により、本発明のマイクロ・レー
ザはマイクロチップ・レーザの技術分野における大きな
進歩となり、重要な商業的メリットを有することがわか
る。
【0025】本明細書では、本発明を実施する特定の具
体的特徴を示し、説明したが、当業者には、基礎になっ
ている本発明の概念の精神および範囲から逸脱すること
なく変更を加えることができることが明らかであろう。
特許請求の範囲による以外は、本発明は本明細書に示し
説明した特定の態様は限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Cr:LiSAF/KNbO3 モノリシック
・マイクロチップ連続同調可能レーザを示す図である。
【図2】 Nd:YAG/KNbO3 /LBOモノリシ
ック・マイクロチップUVレーザを示す図である。
【図3】 Nd:YVO4/KNbO3モノリシック・マ
イクロチップ青色レーザを示す図である。
【図4】 Nd:YAG/KTP/KNbO3 モノリシ
ック・マイクロチップ同調可能光パラメトリック発振器
を示す図である。
【図5】 Nd:YAG/Cr:Mg2SiO4/KNb
3 モノリシック・マイクロチップ連続同調可能レーザ
を示す図である。
【図6】 Nd:YVO4/KNbO3モノリシック・マ
イクロチップ緑色レーザを示す図である。
【図7】 Nd:YAG/KNbO3モノリシック・マ
イクロチップ青色レーザを示す図である。
【符号の説明】
1 楔形ギャップ 2 熱電気加熱および冷却熱交換器 3 マイクロチップ・ホルダ 4 非球面マイクロレンズ 5 屈折率分布型レンズ 6 半導体ポンピング・レーザ 7 レーザ媒質の第1の結晶 8 誘電体薄膜被覆 9 レーザ媒質の第2の結晶 10 レーザ媒質の第3の結晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−229677(JP,A) 特開 平9−232665(JP,A) 特開 平3−49278(JP,A) 特開 平6−324365(JP,A) 特開 昭62−189783(JP,A) 特開 平9−266339(JP,A) 特開 平6−204595(JP,A) 特開 平4−15777(JP,A) 国際公開97/21259(WO,A1) OPTICS LETTERS Vo l.13 No.2 p.137−139 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 3/108 - 3/109 H01S 3/0941

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楔形ギャップを含む光学接触によって互
    いに結合された少なくとも2つの異なるレーザ媒質を有
    し、前記楔形ギャップの厚さが、最低0.5マイクロメ
    ートル、最高3マイクロメートルであることを特徴とす
    るマイクロチップ・レーザ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロチップ・レーザ
    において、前記レーザ媒質のポンピングを行う半導体ポンピング・
    レーザと前記レーザ媒質との間に、ポンピング・レーザ
    光のコリメートと集束を行う非球面マイクロレンズと屈
    折率分布型レンズとを配置する ことを特徴とするマイク
    ロチップ・レーザ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマイクロチップ・レーザ
    において、 前記レーザ媒質は、第1の結晶と第2の結晶の2つの異
    なる結晶からなり、前記第1の結晶はCr:LiSAF
    であり、前記第2の結晶は周波数2倍レーザ媒質である
    KNbO 3 であり、前記2つの異なる結晶がほぼ同じ屈
    折率を有することを特徴とするマイクロチップ・レー
    ザ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のマイクロチップ・レーザ
    において、 前記レーザ媒質は、第1の結晶と第2の結晶と第3の結
    晶の3つの異なる結晶からなり、前記第1の結晶はN
    d:YAGであり、前記第2の結晶はKNbO 3 であ
    り、前記第3の結晶はLBOであり、前記第2の結晶と
    前記第3の結晶は共に周波数2倍レーザ媒質であり、前
    記3つの異なる結晶がほぼ同じ屈折率を有することを特
    徴とするマイクロチップ・レーザ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のマイクロチップ・レーザ
    において、 前記レーザ媒質は、第1の結晶と第2の結晶の2つの異
    なる結晶からなり、前記第1の結晶はNd:YVO 4
    あり、前記第2の結晶は周波数2倍レーザ媒質であるK
    NbO 3 であり、前記2つの異なる結晶がほぼ同じ屈折
    率を有することを特徴とするマイクロチップ・レーザ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のマイクロチップ・レーザ
    において、 前記レーザ媒質は、第1の結晶と第2の結晶と第3の結
    晶の3つの異なる結晶からなり、前記第1の結晶はN
    d:YAGであり、前記第2の結晶はKTPであ り、前
    記第3の結晶はKNbO 3 であり、前記第2の結晶と前
    記第3の結晶は共に周波数2倍レーザ媒質であり、前記
    つの異なる結晶がほぼ同じ屈折率を有することを特徴
    とするマイクロチップ・レーザ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のマイクロチップ・レーザ
    において、 前記レーザ媒質は、第1の結晶と第2の結晶と第3の結
    晶の3つの異なる結晶からなり、前記第1の結晶はN
    d:YAGであり、前記第2の結晶はCr:Mg 2 Si
    4 であり、前記第3の結晶はKNbO 3 であり、前記
    第1の結晶と前記第2の結晶は共にレーザ利得媒質であ
    り、前記3つの異なる結晶がほぼ同じ屈折率を有するこ
    とを特徴とするマイクロチップ・レーザ。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のマイクロチップ・レーザ
    において、 前記レーザ媒質は、第1の結晶と第2の結晶の2つの異
    なる結晶からなり、前記第1の結晶はNd:YVO 4
    あり、前記第2の結晶は周波数2倍レーザ媒質であるK
    NbO 3 であり、前記2つの異なる結晶がほぼ同じ屈折
    率を有することを特徴とするマイクロチップ・レーザ。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のマイクロチップ・レーザ
    において、 前記レーザ媒質は、第1の結晶と第2の結晶の2つの異
    なる結晶からなり、前記第1の結晶はNd:YAGであ
    り、前記第2の結晶は周波数2倍レーザ媒質であるKN
    bO3 であり、前記2つの異なる結晶がほぼ同じ屈折率
    を有することを特徴とするマイクロチップ・レーザ。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のマイクロチップ・レー
    ザにおいて、 前記レーザ媒質の屈折率を連続的に変えることによっ
    て、前記レーザ媒質の出力波長が連続的に同調可能であ
    ことを特徴とするマイクロチップ・レーザ。
  11. 【請求項11】 請求項3、5、8または9記載のマイ
    クロチップ・レーザにおいて、 前記レーザ媒質と熱接触する熱電気熱交換器から前記レ
    ーザ媒質に熱エネルギーの変化を加えて前記第2の結晶
    の屈折率を変えることにより、前記第2の結晶の出力波
    長を制御することを特徴とするマイクロチップ・レー
    ザ。
  12. 【請求項12】 請求項4、6または7記載のマイクロ
    チップ・レーザにおいて、 前記レーザ媒質と熱接触する熱電気熱交換器から前記レ
    ーザ媒質に熱エネルギーの変化を加えて前記第2の結晶
    および前記第3の結晶の屈折率を変えることにより、前
    記第3の結晶の出力波長を制御することを特徴とするマ
    イクロチップ・レーザ
JP25624798A 1998-09-10 1998-09-10 マイクロチップ・レーザ Expired - Lifetime JP3101942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25624798A JP3101942B2 (ja) 1998-09-10 1998-09-10 マイクロチップ・レーザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25624798A JP3101942B2 (ja) 1998-09-10 1998-09-10 マイクロチップ・レーザ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000091685A JP2000091685A (ja) 2000-03-31
JP3101942B2 true JP3101942B2 (ja) 2000-10-23

Family

ID=17289992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25624798A Expired - Lifetime JP3101942B2 (ja) 1998-09-10 1998-09-10 マイクロチップ・レーザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3101942B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8240804B2 (en) 2009-03-18 2012-08-14 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and printing control method

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005039093A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Okazaki National Research Institutes レーザ装置
US7907646B2 (en) 2005-07-28 2011-03-15 Panasonic Corporation Laser light source and display device

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
OPTICS LETTERS Vol.13 No.2 p.137−139

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8240804B2 (en) 2009-03-18 2012-08-14 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and printing control method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000091685A (ja) 2000-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4739507A (en) Diode end pumped laser and harmonic generator using same
US5854802A (en) Single longitudinal mode frequency converted laser
US5751751A (en) Deep blue microlaser
US7046711B2 (en) High power and high gain saturation diode pumped laser means and diode array pumping device
US5256164A (en) Method of fabricating a microchip laser
US5115445A (en) Microchip laser array
US9318867B2 (en) Laser device with Kerr effect based mode-locking and operation thereof
JPH10256638A (ja) 固体レーザ装置
JPH05211370A (ja) 自己2倍化マイクロレーザ
US20050226303A1 (en) Solid-state laser pumped by semiconductor laser array
KR20060121900A (ko) 다이오드 펌핑된 마이크로 레이저를 생산하기 위한 고밀도방법
US5838713A (en) Continuously tunable blue microchip laser
JP5231806B2 (ja) レーザ光源、およびそれを用いたディスプレイ装置
US20190089120A1 (en) Solid-state laser systems
EP1186078B1 (en) Diode laser-pumped solid state laser
JP3101942B2 (ja) マイクロチップ・レーザ
JP3053273B2 (ja) 半導体励起固体レーザ
JP2003510821A (ja) 内部に周波数2倍手段を備えた、ダイオードでポンピングされるレーザー
JP4505462B2 (ja) レーザ・ダイオードによってポンピングされるモノリシック固体レーザ装置、およびこの装置の使用方法
JP3197820B2 (ja) 固体レーザ装置
JPH06120586A (ja) 固体レーザ装置
JPH11177167A (ja) 小型半導体レーザ励起固体レーザ装置
JP2666548B2 (ja) 半導体レーザ励起固体レーザ装置
JP2596462B2 (ja) 半導体レーザ励起固体レーザ装置
JP2000183433A (ja) 固体shgレーザ装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070825

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110825

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120825

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120825

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130825

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term