JP3101864U

JP3101864U - キャスター付ワンタッチ式四脚篭盛り台

Info

Publication number: JP3101864U
Application number: JP2003271751U
Authority: JP
Inventors: 祐一郎河野
Original assignee: 祐一郎河野
Priority date: 2003-10-14
Filing date: 2003-10-14
Publication date: 2004-06-24
Anticipated expiration: 2009-10-14

Abstract

【課題】老若男女誰にでも簡単に組み立てができ、移動にも無理が無く、優しさと簡便性を重視したキャスター付ワンタッチ式四脚篭盛り台を提供する。
【解決手段】篭盛り台本体は、前脚３と後脚３aを横棒７と７aで固定し、さらに前脚４と、後脚４aを横棒８と８aで固定してあり、それぞれ♯型を形成している。♯型脚部を更に心棒１で止めて、♯型脚部の横棒にストッパー２を取付けて脚部の開脚範囲を調整している。また横棒７・８の上部に角板盤・丸板盤・角紙盤・丸紙盤・プラスチック製盤等の台座を置いて、四方の脚部に切れ込みを入れて♯型脚部の固定・閉脚のストッパーの役割りをしている。４本の脚３、３a、４、４aの脚裏には移動用のキャスターが取付けてある。またストッパー付キャスターも取付けられる。部材は心棒１(木製、竹製も可能)とキャスター６以外はそれぞれ木製及び合板製又は集成材や竹製・紙類・プラスチック製とする。
【選択図】図１

Description

本考案はキャスター付ワンタッチ式四脚篭盛り台。より詳しくは初盆及び仏事や慶事等に供物・供花・花輪・写真・祝辞・トロフィー・光ファイバー・電飾回転マリン灯・電飾回転灯・3Dレーザークリスタル・造花・電飾品等を載置して、飾るために使用される儀式用飾り台である。

従来より、供物等をお供えする際に、その見栄えを良くする為に、篭盛り台が使用されている。

従来の篭盛り台は、簡便性に乏しくお供え後の移動に不便である。更に移動時に転倒し破損することも多々有り、更には、上部のお供え物が落下し、人身に危害を加える危険性も充分に考えられる。また組み立ても複雑化している為に、考案者は如何に簡単な方法で組み立てができて、尚更移動が簡単で安全な移動や畳み込みが容易にできる篭盛り台を提供することを目的とする。

本考案者は、上記の目的を達成するために、脚底部にキャスターを取り付け、移動しやすくした。更に複雑な組み立てを容易にし、脚部をより簡単にする為に、回転軸となる心棒を設け脚部全体を一体化したことを特徴とする。

本考案によって以下の効果を奏することができる。

脚部全体が一体化となり、部品の欠品・破損も少なく、容易に組み立てられる。

移動も簡単になり、商品及び供用物額の落下も少なく安全である。

組み立ての作業時間が短くなり、無駄な時間・労費が減少する。

脚部の管理が容易で簡便性に優れている。

片付け収納が容易である。

本考案においては、回転軸となる心棒を設けることにより、組み立てがワンタッチ式で簡単であると同時に収納もより簡単にできる。更に移動も簡単で破損等の危険度が少なく機能性に優れている。

図１は本考案のキャスター付ワンタッチ式四脚篭盛り台を示す正面図、図２はキャスター付ワンタッチ式四脚篭盛り台を示す平面図、図３は備品図である。

図１において、１は回転軸心棒を示す図である。

ストッパー２は♯型脚を開いた後、止めるために取付けられている。

前脚３と後脚３aとは、それぞれ弓型の曲線を描いているが、後脚３aの方がお供物の入った額を支える為に長くなっている。

前脚４と後脚４aとは、それぞれ弓型の曲線を描いているが、後脚４aの方がお供物の入った額を支える為に長くなっている

台座５は丸型・四角型・楕円型・多角型等が配置できるが、四方の脚面に当る箇所は切れ込みを入れ脚が閉じるのを止める役割りを果たし、さらに上に飾り物である造花・光ファイバー・回転マリン灯・回転灯篭・３Dレーザークリスタル・電飾品等を配置できる。

キャスター６は脚部の底に取付けられ、篭盛り台の移動が簡単にできる。

横棒７と７aは前脚３と３aを繋ぐ役割りを果たし、さらに前脚４と４aを繋ぐ横棒８と８aと交差し、その交差する箇所に縦穴が抜けて居り、その縦穴に回転軸となる心棒を取付けられている。

横棒８と８aは前脚４と４aを繋ぐ役割りを果たし、さらに前脚３と３aを繋ぐ横棒７と７aと交差し、その交差する箇所に縦穴が抜けて居り、その縦穴に回転軸となる心棒を取付けられている。

図２のワンタッチ式脚部平面図Aは、四方の脚を組み立てた状態で、１が回転軸の心棒で、２が四方脚を止めるストッパーである。

図２のワンタッチ式脚部閉脚平面図Bは四方の脚を畳んだ状態である。

図３の心棒１の備品(A)(B)は金属製で、木製心棒備品(C)も取付けられる。断面図(A)(B)と部品図が心棒を取付け完了図である。

図１の１〜８a迄の脚部組み立てが完了したら、供用物入り額部９を篭盛り台本体の上面に載置する。

本考案の一実施例であるキャスター付ワンタッチ式四脚篭盛り台正面部位図である。図1の上部からの平面図である。ワンタッチ部の備品図とストッパー付キャスターである。

符号の説明

１心棒
２ストッパー
３前脚
３a 後脚
４前脚
５台座
６キャスター
７下部横棒
７a 上部横棒
８下部横棒
８a 上部横棒

Claims

四本の脚をそれぞれ♯型に固定し、２部位に形成した。脚部横棒に回転軸となる心棒を入れて１個の脚部を構成し、更に四本の脚裏に移動用キャスターを設けたことを特徴とするキャスター付ワンタッチ式四脚篭盛り台。