JP3101075U - 布の幅を広く取り肩への負担を軽減したポケット及び帽子兼用付きの乳幼児用スリング - Google Patents

布の幅を広く取り肩への負担を軽減したポケット及び帽子兼用付きの乳幼児用スリング Download PDF

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Abstract

【目的】布の幅を広く取り肩への負担を軽減したポケット及び帽子兼用付きの多目的乳児用スリングの提供。
【構成】未使用状態で開放すると、単純な一枚布でありながら、片端環状固定部に二つのリングを通し、その環状固定部は肩にかけた際に肩を包み込むほどに幅広く形成しクッション材を封入、クッション材の固定及び環状部を固定させるために一筆書き状に縫製、反対側の開放された布の両端には別布を渡し袋を成し、使用する向きによってポケット及び帽子の役割を果たす部分を設け、開放された布端を適宜通し形成した保持部(袋)はその大きさを問わず自在に形を変えて使用することを可能にした乳幼児用スリング。
【選択図】 図5

Description

この考案は、乳幼児を抱くための乳幼児用スリングに関する
乳幼児を保持して移動する際の保持具として、背中に背負う形式のものと、体の前方に抱く形式のものと、乳幼児スリングというものが存在する。
乳幼児スリングには、布がはじめから環状になって形成されているものと、未使用の状態で展開した布の片端に二つのリングが固定されているものと、未使用の状態で展開した布の両端にオスメス接続部材で固定するものが存在する。
はじめから環状になっているものは、乳幼児の成長の過程において変形が不可能であり、使用者の大小や子供の成長において別のものを用意する必要がある。
未使用の状態で展開した布の両端に二つのリングが固定されているものの中には、乳幼児を包み込む部分に補強部を取り付けてあり、乳幼児と使用者の密着度を高めたいときに限度がある場合がある。
未使用の状態で展開した布の両端にオスメス接続部材で固定するものも、密着度を高めたり、緩めたりする固定幅が限られており、極端に体型の違うもの同士が兼用するには問題があった。
上述したように、従来の乳幼児用スリングでは二つのリングともに、乳幼児を保持する際に環状に固定したとき装着する人の体格の大小により固定幅に限りがあり、着脱の自由が十分に足りないことがある。
また、二つのリングで適宜固定するものの場合、リング断面が円形のものは乳幼児が成長するにつれ、その重みで布を固定した部分が緩み乳幼児が落下する恐れがあり、落下や撓みに注意を払わねばならず、使用者は装着時に乳幼児に手を添えていなければならない。
さらに布製部材の片端を環状にし二つのリング接地部に当たる箇所に補強がしていない場合は、長期間使用することにより、布が衰退し擦り切れる恐れがある。
しかし、布製部材の片端を環状にし二つのリングを固定した部分は、使用者が肩にかける部分でもあるので、幅広くしなければならない。
さらにまた、布製部材の両端を束ねたり固定しているものは、使用者が装着したまま乳幼児に授乳をした場合に、胸元が見える恐れがあり、屋外の授乳をためらうことがある。
加えて、布製部材の両端を束ねたり固定しているものは、展開したときに広く広げることが出来ず、オ厶ツ換えや屋外での下敷きとして使うことや、昼寝の上掛けに兼用しにくいので、外出する際にオムツ換え下敷きや昼寝の毛布等を別に持参する必要があり、使用者が乳幼児と外出する際の荷物が多くなっている。
そこでこの考案は、乳幼児の取出しが使用者の大小に関わらず容易に行なえ、おもちゃやハンドタオルを入れるためのポケットに、授乳時の目隠し、強風のときには風除けになる帽子機能を備え、展開したときにはオムツ換え下敷き、昼寝の上掛けにもなる多目的な乳幼児スリングの提供を目的とする。
長方形の一枚布の片端を環状に形成、二つのリングを固定し、固定部内部には綿などクッションを封入、左右双方で使用可能とするための片端環状固定部は観音開状に形成、2つのリングの収まりがよくなるように、片端環状固定部をさらに左右から畳み形成、補強した。
またもう一方端の両角に別布と、内部には紐を環状にしたものと別布と同時に固定し、紐で形成された環状部はおもちゃやハンドタオルを結びつけられるように、別布部分はポケットになるとともに、別布固定部を抱きかかえた乳幼児の頭に被せ、帽子にすることを可能にした乳幼児用スリングであることを特徴とする。
リング断面を楕円形にしたことにより、布製部材の開放されている片端を適宜通し形成された乳幼児保持部が抱っこまたはおんぶで使用すると自然に食い込み締め付けあうことを可能にする。(請求項1)
単純な一枚布でありながら、片端環状固定部を肩にかけた際に肩を包み込むほどに幅広く構成し、クッションを封入することにより、使用者の方への負担を軽減、固定部はクッションのずれ防止の役目となる一筆書き状(図3c)に縫製、形成する。(請求項2)
さらに2つのリングが収まる位置は、左右から折畳み形成することにより、リングの安定と布のリング接地部の補強(図3d)され、長期間の使用に対応できる。(請求項3)
布製部材の開放されている片端の両角には、三角形の別布を固定しポケット(図4a)としておしゃぶりやおもちゃを入れることができる。(請求項4)他の使用法については後述。
実開平7−14921号公報に記載された考案には、保持部を形成する両側縁部分にクッションを補強しているが、本考案は、クッションを入れないことにより布製部材の開放されている片端を適宜通し形成された乳幼児保持部の大きさは自由に変えられ、歩行し始めの乳幼児の胴体につけ、そこから伸びる開放された布端を支持者が保持することにより、歩行補助具としても使用可能である。(請求項5)
乳幼児スリングの展開状態を示す平面図は図1であり、一枚の布から形成されている。
布製部材の片端に二つのリングを固定した環状固定部は綿などのクッション材を封入して内側部分を覆い、左右より折畳み観音開状になるように、かつ、肩にかける部分でもあるので幅広に構成、固定部には一筆書き状(図3c)にクッション材の固定手段を形成している。
リング接地部には、環状固定部をさらに左右内側方向に畳み、固定手段を形成している(図3d)ことにより、保持部を形成した際に起きるリングの摩擦によるリング接地部付近の磨耗を最小限に抑え、かつ、補強を加え長期間使用可能にした。
布製部材の反対端は開放されており、適宜通して形成する保持部(袋)は使用者の大小、乳幼児の成長や抱き方により大きさを自由に変えられるようにしてある。
ポケット及び帽子兼用部aは、リングに適宜通した垂れた状態ではポケットとしておもちゃやハンドタオルを入れることが可能(図4)、かつ、その部分を乳幼児の頭に被せれば(図5)帽子の役目も果たし、授乳時の目隠しや強風の際の風除けにして使うことができる。
必ずしも乳幼児を入れる保持部(袋)は左右均等に引き締める必要はないので、必要に応じて二つのリングで固定した開放された布端を乳幼児の包み込み具合により、撓みや引き締め具合をまとめて引き締めずに、必要な箇所を微妙に調整することが簡単にできる。(図6)
実開平7−14921号公報に記載された考案には保持部を形成する両側縁部分にクッションを補強しているが、本考案は、両側縁には何も施されていないが、クッションで補強した部分を作らないことにより、使用者の大小に関わらず、共用することが可能である。(図7)
首の据わらない新生児から使用することもできるが、歩行し始めの乳幼児の歩行補助に保持部を乳幼児の身体に巻きつけ、開放された布端を補助者が持つことによって歩行補助具の役割(図7)も可能である。
乳幼児スリング本体の平面展開図である。 布製部材の片端を固定しているリング本体とリングの断面図である。 布製部材の片端の固定部拡大図である。 乳幼児スリングの代表的な装着方法を示した図である。 布製部材の片端の開放された布端両角にあるポケット部を帽子にして使用した代表例である。 使用者が乳幼児を密着させて使用していることを示す図である。 歩行補助具として使用した場合の図である。
符号の説明
a ポケット及び帽子兼用部
b おもちゃ固定用の紐とりつけ環状部
c 環状固定の縫製部分
d リング接地部の補強部分
e リング
f リング断面図
g 保持部(袋)

Claims (5)

  1. 布製部材の片端のみ環状に形成され、2つのリングを固定し、反対側の開放された布を適宜通し袋状にし、乳幼児を前記袋に出し入れし乳幼児を保持するための、この環状部と保持部が一体化された乳幼児用スリングであって、2つのリングの断面を円形より楕円形にしたことにより布で形成した乳幼児を入れるための保持部(袋)が緩みにくくした乳幼児用スリング。
  2. 布製部材の片端すなわちリング側は、観音開状に内側部分を覆うように折畳み固定部を一筆書きになるように飾りを兼ねた縫製を施してあることを特徴とする請求項1記載の乳幼児用スリング。
  3. 布製部材の片端に環状に形成された2つのリング固定部に肩の保護と補強をかねてクッションを入れ、環状部の中心には2つのリング接地部が安定するように左右側面より観音開状に内側に折畳み固定部に縫製されたことを特徴とする請求項1又は2記載の乳幼児用スリング。
  4. 布製部材の片端が開放されており、その両角に別布を渡しポケットになるように構成、前記ポケット部は抱きかかえた乳幼児の頭に被せることにより帽子の役割も兼ねる、ポケット内部には環状にした紐を縫い止めおもちゃやハンドタオルを固定し持ち運ぶことを可能にしてあることを特徴とする請求項1〜3記載の乳幼児用スリング。
  5. 布製部材の環状部と保持部が一体化されていることにより、乳幼児保持具としてだけでなく、歩行し始めの乳幼児の歩行補助具にも使用可能にしてあることを特徴とする請求項1〜4記載の乳幼児用スリング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038343A1 (ja) * 2004-10-05 2006-04-13 Hokkyoku Shirokumado Yugen Kaisha 乳幼児用抱っこ具

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