JP3100502B2 - 自動洗髪機 - Google Patents

自動洗髪機

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JP3100502B2
JP3100502B2 JP06030247A JP3024794A JP3100502B2 JP 3100502 B2 JP3100502 B2 JP 3100502B2 JP 06030247 A JP06030247 A JP 06030247A JP 3024794 A JP3024794 A JP 3024794A JP 3100502 B2 JP3100502 B2 JP 3100502B2
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英昭 松永
武成 結城
勝 野呂
充 長縄
昭雄 西山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温水を噴射させ、噴
射される温水によって被洗髪者の髪を自動的に洗髪する
ようにした自動洗髪機に関し、特に、美容院等で使用さ
れる業務用の自動洗髪機に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば特願平4−41550号におい
て、本願出願人により、髪や頭部に温水を噴射して人手
を介さずに洗髪を行う自動洗髪機が提案されている。先
願にかかる自動洗髪機では、貯湯タンク内に温水を溜
め、この温水をポンプで汲み出す。汲み出される温水は
供給路を通してノズルに与えられ、ノズルから温水が噴
射される。この噴射される温水によって被洗髪者の髪が
自動的に洗髪される。また、供給路には2つの枝管が合
流されている。枝管の上流側には、それぞれシャンプー
収容容器およびトリートメント収容容器が接続されてい
る。また、枝管にはバルブが挿入されている。
【0003】シャンプー収容容器およびトリートメント
収容容器に収容されたシャンプー液およびトリートメン
ト液は、いずれも自動洗髪機に専用のもので、粘性の少
ないさらっとした溶液になっている。それゆえ供給路を
温水が通過中に、枝路に挿入されたバルブが開かれる
と、供給路内に比べて負圧になった枝路のシャンプー液
またはトリートメント液が供給路に流れ込む。そして供
給路を通る温水にシャンプー液またはトリートメント液
が混入されて、良好な洗髪が行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記先願にかかる自動
洗髪機においては、供給路を温水が通過することにより
枝路内に生じる負圧を利用して、枝路内のシャンプー液
またはトリートメント液が供給路内に取り込まれるよう
にされている。負圧によるシャンプー液またはトリート
メント液の取込みを容易にするためには、シャンプー液
またはトリートメント液は粘性の低いものでなければな
らず、上述のように専用のシャンプー液およびトリート
メント液が用いられている。
【0005】ところで、先願にかかる自動洗髪機は、主
として美容院や理髪店等に設置されるものであるが、美
容院や理髪店等にあっては、専用の市販シャンプーやト
リートメントを用いた洗髪を行っている店が少なくな
い。たとえば、特定のシャンプーメーカーやトリートメ
ントメーカーと契約を結んだり提携したりした美容院等
においては、その特定の市販シャンプーやトリートメン
トを用いた洗髪をその店の特徴の1つとしている。この
ような美容院等においては、たとえ自動洗髪機で洗髪を
行うにしても、上記特定の市販シャンプーおよびトリー
トメントを用いた洗髪を行うことを希望する。そして通
常、このような美容院等で使用されている市販のシャン
プーやトリートメントは、その粘性が高いものが多い。
【0006】一方、前述したように、先願に係る自動洗
髪機においては、粘性の低い専用のシャンプーおよびト
リートメントを使用するようになっている。そのため、
先願にかかる自動洗髪機では、粘性の高いシャンプーや
トリートメントを使用することが困難で、粘性の高いシ
ャンプーやトリートメントでは温水中へのシャンプー液
やトリートメント液の混入が良好に行えないという問題
があった。
【0007】そこでこの発明は、このような先願にかか
る自動洗髪機が有していた欠点を解消するためになされ
たものである。この発明の目的は、任意のシャンプーや
トリートメント、特に粘性の高いシャンプーやトリート
メントを用いた自動洗髪が可能な自動洗髪機を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
貯湯タンク内に溜められた温水を供給路を通してノズル
に与え、ノズルから温水を噴射させ、噴射される温水に
よって被洗髪者の髪を自動的に洗髪するようにした自動
洗髪機において、流側先端が供給路の所定の部分に合
流された枝路、および前記枝路の上流側に接続され
定の溶液が収容された溶液容器から溶液を取り出すため
に、前記枝路に設けられ、枝路内の溶液を圧力によっ
て強制的に上流側から下流側へ送る送り手段、を含むこ
とを特徴とする自動洗髪機である。
【0009】請求項2記載の発明は、貯湯タンク内に溜
められた温水を供給路を通してノズルに与え、ノズルか
ら温水を噴射させ、噴射される温水によって被洗髪者の
髪を自動的に洗髪するようにした自動洗髪機において、
所定の溶液が収容された溶液容器に上流側が接続可能に
され、その下流側は前記供給路の所定の部分に合流され
た枝路、および前記枝路に設けられ、枝路内の溶液を上
流側から下流側へ送る送り手段、を含み、前記送り手段
は柔軟性のあるチューブを備え、当該チューブを押しつ
ぶすようにして溶液を上流側から下流側へと送ることを
特徴とする自動洗髪機である。請求項記載の発明は、
請求項1または2記載の自動洗髪機において、前記供給
路の所定の部分は、他の部分に比べて相対的に細くされ
たベンチュリー部であることを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに
記載の自動洗髪機において、前記枝路は2つ設けられ、
各枝路にそれぞれ送り手段が設けられ、一方の枝路の上
流側に接続される容器はシャンプー収容容器であり、他
方の枝路の上流側に接続される容器はトリートメント収
容容器であることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1,2記載の発明では、送り手段によ
り、枝路内の溶液が上流側から下流側へ送られる。それ
ゆえ、従来のように負圧を利用して溶液を供給路に送り
込むのに比べると、送り手段により、溶液は積極的に枝
路内を上流側から下流側へ送られる。よって、溶液の粘
性に関わらず、枝路内の溶液を供給路内に送り込むこと
ができる。
【0011】請求項記載の発明では、枝路の下流側先
端が合流された供給路の合流部分は、他の部分に比べて
相対的に細くされたベンチュリ部になっている。したが
って供給路を通る温水はベンチュリ部でその流速が速く
なる。このためベンチュリ部につながった枝路内の負圧
も相対的に大きくなり、枝路内の溶液の供給路内への流
入がよりスムーズになる。
【0012】請求項記載の発明では、シャンプー液お
よびトリートメント液のためにそれぞれ枝路、収容容器
および送り手段が設けられているから、送り手段を必要
に応じて選択動作させることにより、自動的にシャンプ
ー洗いを行い、かつトリートメント洗いを行わせること
ができる。
【0013】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の一実
施例について詳細に説明をする。図1は、この発明の一
実施例にかかる自動洗髪機の特徴となる構成を表わす水
路図である。この自動洗髪機には、洗髪時に被洗髪者の
頭部を受け入れる水槽1が備えられている。また、水槽
1内には温水を噴射して自動的に洗髪を行うための複数
のノズル2が配置されている。より具体的には、複数の
ノズル2が備えられた上リンク3および下リンク4が備
えられている。上リンク3および下リンク4は水槽1の
側壁で一端が回動自在に支持され、水槽1内に略水平方
向に延びるように配置されており、その先端は自由端と
なっている。水槽1の側壁から外側に延び出た上リンク
3の端部およひ下リンク4の端部には駆動リンク5が連
結され、駆動リンク5には駆動源としてのリンクモータ
6が連結されている。洗髪時においては、リンクモータ
6によって駆動リンク5が駆動され、それに応じて上リ
ンク3および下リンク4が揺動される。その結果、上リ
ンク3および下リンク4に配列された複数のノズル2か
ら噴射される温水の噴射方向が変化し、被洗髪者の髪が
万遍なく、かつ良好に洗髪される。
【0014】さらに、水槽1の下方側壁には複数のノズ
2が固定配置されている。これら水槽1の下方側壁に
固定配置されたノズル2は、水槽1内に垂れ下がった被
洗髪者のロングヘアーの先方部を洗髪するためのもので
ある。また、水槽1の上部には、被洗髪者の顔面を除い
て上空間部を覆うための開閉自在なフード7が設けられ
ている。洗髪のために被洗髪者の頭部を水槽1に収容す
る際には、フード7は開かれ、洗髪時にはフード7は閉
じられる。
【0015】次に上述した上リンク3、下リンク4およ
び固定配置されたノズル2へ温水を供給するための水路
および供給機構について説明をする。図示しない外部の
給水管から供給される水は水供給部11を経てミキシン
グバルブ12へ与えられる。また、図示しない外部の給
湯管から供給される湯は、湯供給部13を経てミキシン
グバルブ12へ与えられる。ミキシングバルブ12にお
いては水と湯とが混合され、適当な温度の温水が作られ
る。ミキシングバルブ12で作られる温水の温度は、こ
の自動洗髪機のオペレータによって操作され得るように
設けられたノブ14を操作することにより調整可能であ
る。
【0016】温水は図外の電気的な制御回路によって制
御される電磁給湯バルブ15が開かれると、供給管16
を介して貯湯タンク17へ供給される。供給管16には
供給される温水の温度を検出するためのサーミスタ18
が備えられており、このサーミスタ18の出力は図外の
制御回路に与えられ、貯湯タンク17へ供給される温水
の温度は図示しない表示器に表示される。
【0017】ミキシングバルブ12で作られる温水は、
また、ノブ19が手動操作されてシャワーバルブ20が
開かれることにより、逆止弁21および供給路22を通
ってハンドシャワー23から噴射されるようになってい
る。ハンドシャワー23は、水槽1内において使用可能
に設けられており、補助的に被洗髪者の髪を手動洗髪し
たり水槽1内の洗浄等を行うのに使用される。
【0018】温水が溜められる貯湯タンク17は、たと
えば容量40リットルのタンクが採用されている。貯湯
タンク17内には、下位水量センサ24および上位水量
センサ25という2つの水量センサが備えられている。
これら2つの水量センサ24,25の出力は図外の制御
回路に与えられ、該制御回路によってたとえば給湯バル
ブ15の開閉が制御され、貯湯タンク17内に常に一定
の温水が満たされ得るようにされている。また、貯湯タ
ンク17内の下方位置には、貯湯タンク17に溜められ
た温水の温度を検出するための温度検出用サーミスタ2
6が備えられている。
【0019】さらに、貯湯タンク17の上方位置には溢
水口7が形成されていて、上位水量センサ25で検出
される以上に温水が溜まったとき、その温水が貯湯タン
ク17の外部へ溢れ出るようにされている。溢水口27
の下にはドレンパン28が備えられ、ドレンパン28で
受けられた水は排水管29を通って機外へ排出される。
【0020】なお、ドレンパン28には排水管29から
の排水が逆流等して、ドレンパン28内に水が満ちた異
常状態を検出するための水位センサ30が備えられてい
る。貯湯タンク17の下方には温水を取り出すための供
給路としての流出管31が連結されており、流出管31
はポンプ32の入口33に接続されている。ポンプ32
はインバータ34によってその回転が低速から高速に至
るまでの任意の回転数で駆動するよう制御される。
【0021】ポンプ32が駆動されると、貯湯タンク1
7に溜められた温水は流出管31を通ってポンプ32の
入口33からポンプ32内に吸い込まれ、ポンプ32の
出口35から吐き出される。ポンプ32の出口35には
吐き出される温水を4つの管に導く分岐管36が接続さ
れている。分岐管36の各分路先端には、それぞれ、リ
ンク上用バルブ37、リンク下用バルブ38、ロング用
バルブ39およびタンク排水バルブ40という4つの電
磁バルブを介して、第1供給管41、第2供給管42、
第3供給管43および第4供給管44が接続されてい
る。
【0022】第1供給管41の先端は前述した上リンク
3につなげられている。第2供給管42の先端は前述し
た下リンク4につなげられている。第3供給管43の先
方部は水槽1の下方側の側壁外方に配置されている。第
3供給管43の先方部には、所定間隔で、水槽1内へ突
出する前述した複数のノズル2が取り付けられている。
第4供給管44の先端は水槽1の底面下方に連設された
排水トラップ45に連結され、排水トラップ45へ水を
導いて排水するようにされている。
【0023】排水トラップ45には排水管46が接続さ
れており、この排水管46は前述した排水管29とつな
がっている。以上のような構成であるから、図外の制御
回路によりインバータ34を制御してポンプ3を駆動
させ、かつ、リンク上用バルブ37、リンク下用バルブ
38およびロング用バルブ39を必要に応じて選択的に
開成することにより、水槽1内の所望のノズルから温水
を噴射させ、被洗髪者の髪を自動的に洗髪することがで
きる。また洗髪の際には、前述したようにリンクモータ
6によって上リンク3および下リンク4を揺動させ、ノ
ズル2からの温水の噴射方向を変化させればよい。
【0024】次にこの実施例の特徴について説明をす
る。流出管31は、前述したように貯湯タンク17とポ
ンプ32の入口33との間をつなぐ供給路である。流出
管31の予め定める部分は他の部分に比べてその内径が
相対的に細くされたベンチュリ部51とされている。そ
して、ベンチュリ部51にはシャンプー用枝管52の下
流端が合流されている。また、トリートメント用枝管5
3の下流端が合流されている。
【0025】シャンプー用枝管52にはその下流端近傍
にシャンプーバルブ54が挿入され、その上流端側はシ
ャンプー容器55に接続されている。トリートメント用
枝管53にはその下流端側近傍にトリートメントバルブ
56が挿入され、トリートメント用枝管53の上流端に
はトリートメント容器57が接続されている。さらに、
シャンプー用枝管52における上流端からシャンプーバ
ルブ54までの間の任意の位置には、この枝管内の溶液
を上流側から下流側へ送るための送り手段としての圧送
ポンプ装置61が設けられている。同様に、トリートメ
ント用枝管53の上流端からトリートメントバルブ56
までの間の任意の位置には圧送ポンプ装置62が設けら
れている。圧送ポンプ装置61も62も同様の構成の装
置であり、枝管内の溶液を上流側から下流側に向かって
送り出すための装置である。
【0026】図2に、この圧送ポンプ装置61の構成例
を示す。なお、圧送ポンプ装置62も圧送ポンプ装置6
1と同様の構成であるから、以下の説明では、圧送ポン
プ装置61の構成を説明する。図2を参照して、圧送ポ
ンプ装置61は、ベース63に固着されたチューブ受け
部64と、ベース63に回転自在に取り付けられた回転
架体65と、回転架体65の周面から一部分が突出する
ように、かつ回転架体65に対して回転自在に保持され
た複数のローラ66と、チューブ受け部64と回転架体
65との間に配置された柔軟性のあるチューブ67とを
備えている。チューブ受け部64のチューブ67を受け
る面は、回転架体65の周面と一定間隔あけて、回転架
体65の周面に添うように円弧状に形成されている。
【0027】このような構成において、回転架体65は
矢印68方向に回転軸69を中心に回転される。する
と、回転架体65の周面はチューブ67と接触していな
いが、回転架体65の周面から突出するローラ66の一
部表面はチューブ67を押し潰すように、チューブ67
に接触しており、その接触個所が矢印68方向に移動す
る。それゆえ、チューブ67内に存在する溶液はローラ
66によって上流側から下流側へと送り出される。
【0028】この構造では、チューブ67内の溶液が粘
性のある溶液であっても上流側から下流側へ送ることが
できる。また、チューブ67の上流側は、図1に示すよ
うに、シャンプー容器55に接続されている。具体的に
は、当該容器55内のシャンプー中に浸っている。それ
ゆえ、駆動初期時にチューブ67内にシャンプー液がな
い場合でも、チューブ67内がローラ66の回転により
減圧され、シャンプー容器55内のシャンプー液が吸い
上げられて上流側から下流側へと送られる。
【0029】図2に示すような構成の圧送ポンプ装置6
1は、たとえば公知のローラーポンプ(古江サイエンス
株式会社製)等を用いることができる。図3は、上述し
た自動洗髪機におけるシャンプー容器55またはトリー
トメント容器57内のシャンプー液58またはトリート
メント液59が残り少なくなった場合にそれを報知する
残量検知構造を説明するための図解図である。
【0030】この実施例では、シャンプー容器55およ
びトリートメント容器57は、市販のシャンプーが入っ
た容器をそのまま使用できるようになっている。ところ
で、市販のシャンプーやトリートメントの入った容器
は、不透明なものが多く、その中に入ったシャンプー液
58やトリートメント液59の残量が目視確認できない
ものが多い。
【0031】そこで、この実施例では、シャンプー液の
残量およびトリートメント液の残量を検知できる構成を
採用した。この構成では、市販のシャンプー容器55の
蓋が取られた状態で、シャンプー液58の入ったシャン
プー容器が残量検知装置70上に置かれる。そして、シ
ャンプー容器55内にシャンプー用枝管52の先端部が
挿入されることによって、シャンプー容器55のセット
が完了する。トリートメント容器57のセットも同様で
あり、トリートメント容器57は残量検知装置71上に
置かれる。
【0032】残量検知装置70および71の出力は、こ
の自動洗髪機を制御する制御回路としてのマイクロコン
ピュータ72に与えられる。マイクロコンピュータ72
では、残量検知装置70または71からの信号変化によ
り、スピーカを用いてシャンプー液58またはトリート
メント液59が残り少なくなったことを報知する。図4
は、残量検知装置70の具体的な構成例を示す断面構造
図である。残量検知装置70は、上部材74および下部
材75を有している。上部材74と下部材75との対向
端面には、それぞれ電極76が形成されており、各電極
76にはリード線77が接続されている。また、上部材
74と下部材75との間にはコイルばね78が挿入され
ており、コイルばね78の弾力によって上部材74と下
部材75とは電極76同士が接触しないようにされてい
る。また、これらは防水用ゴムケーシング79内に収め
られている。
【0033】このような構成で、上部材74の上にシャ
ンプー液58の満たされたシャンプー容器55が置かれ
ると、シャンプー容器55の重みがコイルばね78の弾
力に勝り、上部材74と下部材75とが当接して、電極
76が接触する。一方、シャンプー容器55内のシャン
プー液58の残量が少なくなり、シャンプー容器55の
重量が予め定める重量以下になると、その重量にコイル
ばね78の弾力が打ち勝ち、上部材74と下部材75と
の間はコイルばね78の弾力により当接しない状態にな
る。すると、電極76同士が接触せず、この回路はオー
プンとなる。回路がオープンとなったことは前述したよ
うにマイクロコンピュータ72で検出される。
【0034】上述した実施例では、圧送ポンプ装置61
の構成の一例として図2に示す構成を説明したが、圧送
ポンプ装置はこのような構成以外のものであってもよ
い。すなわち、圧送ポンプ装置は、粘性のあるシャンプ
ー液やトリートメント液を強制的に枝管の上流側から下
流側へ送り出すことのできるものであればよい。また、
この実施例では、流出管31におけるシャンプー用枝管
52およびトリートメント用枝管53が合流する位置
は、ベンチュリ部51とされているが、このベンチュリ
部51を形成しない構成であってもよい。
【0035】また、簡易形の構成として、トリートメン
ト用枝管53のない構成であってもよい。特に、理髪店
等においては、洗髪時にトリートメントを行う必要のな
い場合もあり、トリートメント用枝管53およびそれに
付随する構成を省略した自動洗髪機としてもよい。さら
に、この実施例では、圧送ポンプ装置61,62によっ
て、シャンプー液およびトリートメント液の送り出しを
開始,停止できるから、図1の構成において、シャンプ
ーバルブ54,トリートメントバルブ56を省略しても
よい。
【0036】請求項1ないしに記載の発明によれば、
温水を噴射して洗髪を行う際に、温水に混入するシャン
プー液やトリートメント液として粘性の高い市販のシャ
ンプー液やトリートメント液を用いることができる。そ
れゆえ、この自動洗髪機を設置する美容院等の実情に適
した自動洗髪機とすることができる。
【0037】また、請求項記載の発明によれば、供給
路の所定の部分にベンチュリ部が設けられているので、
温水中へのシャンプー液やトリートメント液の混入がよ
り良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の構成
を表わす水路図である。
【図2】圧送ポンプ装置の構成例を示す図解図である。
【図3】シャンプー液およびトリートメント液の残量検
知構造を示す図解図である。
【図4】残量検知装置の具体的な構成例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 水槽 2 ノズル 3 上リンク 4 下リンク 17 貯湯タンク 31 流出管(供給路の具体例) 51 ベンチュリ部 52 シャンプー用枝管 53 トリートメント用枝管 55 シャンプー容器 57 トリートメント容器 61,62 圧送ポンプ装置
フロントページの続き (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 野呂 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 長縄 充 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 西山 昭雄 大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1号 タカラベルモント株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−192215(JP,A) 実開 昭50−55765(JP,U) 特許2974585(JP,B2) 特許2974567(JP,B2) 特公 平7−75566(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 19/06 - 19/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯湯タンク内に溜められた温水を供給路を
    通してノズルに与え、ノズルから温水を噴射させ、噴射
    される温水によって被洗髪者の髪を自動的に洗髪するよ
    うにした自動洗髪機において、 流側先端が供給路の所定の部分に合流された枝路、
    よび前記枝路の上流側に接続され所定の溶液が収容さ
    れた溶液容器から溶液を取り出すために、前記枝路に設
    けられ、枝路内の溶液を圧力によって強制的に上流側
    から下流側へ送る送り手段、 を含むことを特徴とする自動洗髪機。
  2. 【請求項2】貯湯タンク内に溜められた温水を供給路を
    通してノズルに与え、ノズルから温水を噴射させ、噴射
    される温水によって被洗髪者の髪を自動的に洗髪するよ
    うにした自動洗髪機において、 所定の溶液が収容された溶液容器に上流側が接続可能に
    され、その下流側は前記供給路の所定の部分に合流され
    た枝路、および 前記枝路に設けられ、枝路内の溶液を上
    流側から下流側へ送る送り手段、 を含み、 前記送り手段は柔軟性のあるチューブを備え、当該チュ
    ーブを押しつぶすようにして溶液を上流側から下流側へ
    と送ることを特徴とする自動洗髪機。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の自動洗髪機におい
    て、 前記供給路の所定の部分は、他の部分に比べて相対的に
    細くされたベンチュリー部であることを特徴とする自動
    洗髪機
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の自動
    洗髪機において、 前記枝路は2つ設けられ、各枝路にそれぞれ送り手段が
    設けられ、一方の枝路の上流側に接続される容器はシャ
    ンプー収容容器であり、他方の枝路の上流側に接続され
    る容器はトリートメント収容容器であることを特徴とす
    自動洗髪機
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