JP3100275U - 出窓用天板 - Google Patents

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池田 新
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Abstract

【課題】設置作業が容易であり結露防止効果の優れた出窓用天板とする。
【解決手段】出窓の天板上面となる上表面13を有する天板本体2と、天板本体下面28の複数箇所から突出するように設けた天板レベル調整用のジャッキ3とからなる。天板本体が、化粧板で形成した上面板10と、その上面板の下面に貼り合わせたウレタンホーム層11と、そのウレタンホーム層の下面に貼り合わせた合板で形成した下面板12とからなる。ジャッキ3が、天板本体に設けた雌ねじ部15と、この雌ねじに螺合し天板本体下面からの突出量を調節可能な雄ねじ16とで構成されている。コンクリートからなる出窓の天板設置面に出窓用天板がジャッキを介しレベル調整して設置され、天板設置面と下面板との間にウレタンホームを充填してなる。
【選択図】図2

Description

 本発明は、建築物の出窓の形成に用いる出窓用天板に関する。
 出窓は、多くは外界に面して設けられるために、内外の温度差のために結露が問題になることが多い。このために結露を防止する工夫がなされている。この結露防止には、出窓の空間を囲んでいる上下の壁面構成部に断熱材層を設けるのが一般的である。例えば、出窓のテーブル構成部の本体がコンクリートで構成されている場合、出窓開口の下縁に続く天板(又はテーブル板)を設置する場合に、コンクリート面にウレタンホームを吹付けておいてその上に化粧版からなる天板を設置することが行なわれている。また、出窓空間の上下左右に壁を有する構成のものでは、全内周面に調湿建材として特殊なタイル状の建材を貼り付ける構成のものがある。また、出窓全体が別の部材を組み付けて形成されるものでは、断熱スペーサを介してテーブル板を支持する構成のものがある。
特開2001−032634号公報 特開平11−190172号公報
 本考案が解決しようとする問題点は、出窓の天板を設置する設置面がコンクリート面であるような場合に、コンクリート面にウレタンホームを吹付けてその上に天板を設置する際に、天板を水平に設置するためにはウレタンホーム上面の高さを均一にする必要があるから、高い部分を削り取るなどの作業が面倒であり、作業性が悪い点である。本考案は、設置作業が容易であり結露防止効果の優れた出窓用天板を提供することを目的とする。
 本考案の出窓用天板は、出窓の天板上面となる上表面を有する天板本体と、前記天板本体下面の複数箇所から突出するように設けた天板レベル調整用のジャッキとからなることを特徴とする(第1の考案)。この手段によれば、天板設置面がコンクリートである場合水平でないことが多いが、ジャッキを用いて簡単に水平調整ができるので、天板設置作業が極めて容易となる。ジャッキは複数箇所で点状に天板本体を天板設置面に支持しているが、その状態で天板本体と天板設置面との間に未発泡ウレタン材を注入して発泡固化させウレタンホーム層とすることができ、このようにすれば天板本体は断熱層を備えていないものであってもレベル調整された状態のままでウレタンホームの断熱材層を施工され、結露が防止される構成となる。
 前記天板本体は、化粧板で形成した上面板と、その上面板の下面に貼り合わせたウレタンホーム層と、そのウレタンホーム層の下面に貼り合わせた合板で形成した下面板とからなる構成(第2の考案)とするのがよい。この構成では予め天板に設けられているウレタンホーム層が断熱材層として作用するから、天板本体と天板設置面との間の空間に充填する充填材が必ずしも断熱材でなくても、天板上面に結露することはない。
 また、前記ジャッキは、前記天板本体に設けた雌ねじ部と、この雌ねじに螺合し前記天板本体下面からの突出量を調節可能な雄ねじとで構成されているもの(第3の考案)とするのがよい。この構成では単純なねじによるものであるから低コストで実施でき、雄ねじを回転させる簡単な操作によって天板本体のレベル調整ができるから作業性がよい。
 また、コンクリートからなる出窓の天板設置面に前記出窓用天板本体が前記ジャッキを介しレベル調整して設置され、前記天板設置面と前記天板本体下面との間にウレタンホームを充填してなる構成(第4の考案)とするのがよい。この構成では施工が容易で確実な結露防止が可能となる。
 第1の考案は、天板設置作業が極めて容易であり、天板本体と天板設置面との間にウレタンホーム層を施工すれば確実な結露防止が可能である効果を奏する。
 第2の考案は、天板本体に設けられているウレタンホーム層の断熱作用により、天板上面に結露しない効果を奏する。
 第3の考案は、低コストで実施でき、作業性がよい効果を奏する。
 第4の考案は、施工が容易で確実な結露防止が可能となる効果を奏する。
 本考案の実施形態を、図1〜図3を用いて説明する。この出窓用天板1は、天板本体2と、天板レベル調整用のジャッキ3とで構成されている。天板本体2は、図1(a)、図3(a)に示すように、上面板10と、ウレタンホーム層11と、下面板12とからなる。上面板10は、例えば木材を接合して一体の板状体に形成したもので、出窓の天板上面となる上表面13を有し、上面板10の室内側に位置せしめられる縁部には縁部材14を上面板と一体に接合して設けてあり、室内側の縁部表面及び上表面13が化粧面に形成されている。ウレタンホーム層11は、予め板状に形成した比較的硬質のものを、上面板10の下面に貼り合わせてある。下面板12は、合板で形成したものを前記ウレタンホーム層11の下面に貼り合わせてある。
 ジャッキ3は、図3(a)、(b)に示すように、前記天板本体2に設けた雌ねじ部15と、その雌ねじに螺合し天板本体下面22からの突出量を調節可能な雄ねじ16とで構成されている。例えば、雌ねじ部15は六角ナット17に座金状部18を溶接し、座金状部18に木ねじ挿通孔を穿設してあり、天板本体2の下面板12及びウレタンホーム層11にナット17の嵌入する穴19を凹設し、その穴19にナット17を嵌入させて、木ねじ20により座金状部18を天板本体2に固定してある。雄ねじ16は六角頭付きボルトであり、ナット17に螺合している。
 この出窓用天板1は、例えば、天板設置面21がコンクリートで構成されている場合に適用できる。この場合、図2に示すように、窓枠22の設置に合わせて天板本体の上表面13が適切な高さ位置となるようにジャッキ3で高さを調節して、つまり雄ねじ16の突出量を調節して天板本体の上表面13の高さ位置を決め、水平に調節してその水平状態を保持し、次に天板本体2の下面28と天板設置面21との間にウレタンホーム材を注入して発泡、固化させ、断熱材層23を施工する。これにより出窓用天板1の設置が終了する。なお、出窓用天板1の室内側縁部下側壁面は、一般的には化粧版24が断熱材層25を介して設置される。その場合、化粧版24を適切な空間を隔ててコンクリート壁面26に接着剤27で固定し、空間にウレタンホーム材を注入し、発泡、固化させて断熱材層25とする。
 このようにして構成した出窓用天板1を用いて施工した出窓の天板は、上面が水平な状態で、出窓用天板1と天板設置面21との間にウレタンホームが充填状態に施工されるから、水平状態に確実にしっかりと固定されて仕上がり状態がよく、断熱材層23を施工されているから、天板上面に結露することはない。しかもその施工において、天板の水平調整をジャッキ3の操作で簡単に行なうことができるから、従来のように断熱材として最初に吹付け形成したウレタンホーム層を平坦に且つ水平に調整する作業が省略され、また空隙にウレタンホーム材を注入して発泡、固化させることになるから、作業能率が向上し、作業性が格段と向上する。また、天板本体2が上面板10、ウレタンホーム層11、下面板12からなる構成であるから、ウレタンホーム層11の存在により十分な強度を有するものとしても軽量に形成でき、施工時の取り扱いが容易である点でも作業性がよい。また、ウレタンホーム層11は断熱性に優れているので、より結露防止作用が大きい。
 実施形態として、出窓用天板1がウレタンホーム層11を有するものとして説明したが、場合によってはそのウレタンホーム層11を省略しあるいは置き換えた構成としてもよい。例えば、ウレタンホーム層11に代えて、大部分が空洞になる補強枠材とし、あるいは別にチップボードとしてもよい。
 建築物の出窓の天板を施工する際に、天板設置面が必ずしも水平でないコンクリート面であるような場合に利用する。
本考案の一実施形態を示し、(a)は縦断側面図((b)のA−A断面図)、(b)は部分省略底面図である。 同実施形態の設置状態を示す出窓の概略縦断側面図である。 同実施形態の部分拡大図であり、(a)は図1(a)の部分拡大図((b)のB−B断面図)、(b)は図1(b)の部分拡大図である。
符号の説明
 1   出窓用天板
 2   天板本体
 3   ジャッキ
 10  上面板
 11  ウレタンホーム層
 12  下面板
 13  上表面
 14  縁部材
 15  雌ねじ部
 16  雄ねじ
 17  六角ナット
 18  座金状部
 19  穴
 20  木ねじ
 21  天板設置面
 22  窓枠
 23  断熱材層
 24  化粧板
 25  断熱材層
 26  コンクリート壁面
 27  接着剤
 28  下面


Claims (4)

  1.  出窓の天板上面となる上表面を有する天板本体と、前記天板本体下面の複数箇所から突出するように設けた天板レベル調整用のジャッキとからなる出窓用天板。
  2.  前記天板本体が、化粧板で形成した上面板と、その上面板の下面に貼り合わ せたウレタンホーム層と、そのウレタンホーム層の下面に貼り合わせた合板で形成した下面板とからなることを特徴とする請求項1に記載の出窓用天板。
  3.  前記ジャッキが、前記天板本体に設けた雌ねじ部と、この雌ねじに螺合し前記天板本体下面からの突出量を調節可能な雄ねじとで構成されていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の出窓用天板。
  4.  コンクリートからなる出窓の天板設置面に前記出窓用天板が前記ジャッキを介しレベル調整して設置され、前記天板設置面と前記下面板との間にウレタンホームを充填してなることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の出窓用天板。
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