JP3100168U - 敷物のチューブ状包装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装紙が不要で廃材を減少でき、汚れや水に強くて密封状態に包装でき、内部の商品の保護を良好になし、包装状態のままで内部の敷物を確認することができ、そのまま陳列できる敷物のチューブ状包装材を提供する。
【解決手段】ロール状に巻回した敷物の包装体Aにおいて、巻回した敷物2の径より口径の大きい合成樹脂フィルム製の透視性のあるチューブ10よりなり、巻回状の敷物2を収容した状態で両端をシールしたものとする。
【選択図】    図1

Description

 本考案は、カーペット、マット、ラグ等の敷物の包装体におけるチューブ状包装材に関するものである。
 従来より、カーペット、マット、ラグ等の敷物は、通常一般に、合成樹脂製のパイプ、紙管あるいは竹等の巻芯を使用して巻回した状態で包装し、こうして出荷、輸送しさらには保管するようにしている。また最近では、チューブ状袋体を巻芯にして巻回することも提案されている。
 この巻回した敷物の出荷等の包装においては、巻回状の敷物の全体をクラフト紙等の巻き包装紙で包み、その包装紙の端部を粘着テープにより端部を止め、あるいは紐やバンドにより緊締して包装するようにしている。
 しかしながら、クラフト紙等の包装紙を使用する場合は、包装作業に手数がかかるばかりか、不透明で内部が見えず、一旦包装した後は内部の商品を確認することができないため、出荷の際に色違い等の内部商品の間違いをチェックすることができない。その上、輸送先では、陳列等のために、いちいち包装紙を取り除いて内部の商品を取り出す必要がある。しかも、クラフト紙等は比較的嵩が高く、取り除かれた包装紙の廃材が多量に発生することになり、粘着テープ等が混在していることもあって、そのままゴミとして廃棄処理する必要があり、その処理が面倒なものとなっている。
 また、前記のクラフト紙等の包装紙は、紙製であるために、汚れや水に弱く、運搬等の取り扱い作業において雨に濡れたりすると、破れが生じて、内部の商品が汚れたり損傷するおそれがある。さらに密封状態に包装できないため、内部の敷物に虫がついたり、臭いがついたりするおそれもある。
 本考案は、上記に鑑みてなしたものであり、カーペット等の敷物を包装紙を使用せずに容易に包装でき、廃材を減少でき、しかも汚れや水に強くて、かつ密封状態に包装でき、内部の商品の保護を良好になし得るチューブ状包装材、特には包装状態のままで内部商品の敷物を確認することができ、開封せずにそのまま陳列に供することができる敷物のチューブ状包装材を提供しようとするものである。
 本考案は、上記の課題を解決する敷物のチューブ状包装材であって、ロール状に巻回した敷物の包装体において、巻回した敷物径より口径の大きい合成樹脂フィルム製の透視性のあるチューブよりなり、巻回状の敷物を収容した状態で両端がシールされてなること特徴とする。
 このチューブ状包装材であれば、巻回状の敷物に被せて両端をシールするだけで包装でき、包装作業が容易であり、密封状態に包装でき、包装紙も不要になる。しかも、透視性のある合成樹脂フィルムのチューブよりなるので、包装状態において内部の敷物を容易に確認でき、出荷の際に商品間違いを容易にチェックでき、また輸送先では、包装材を開封することなく、そのまま陳列に供することができ、陳列作業も容易になる。
 また、密封状態に包装できるため、輸送及び保管中に、内部に埃が侵入したり、内部の商品(敷物)に虫や臭いがつくおそれがない。また、合成樹脂フィルム製のチューブは、汚れや水に強く、運搬等の取り扱い作業において、濡れたり汚れがついたりしても、これを容易に拭き取ることできるとともに、濡れた部分が破損するおそれもなく、内部の敷物の保護を良好になし得る。
 前記のチューブ状包装材としては、前記チューブが長尺状に形成されたものよりなり、内部に巻回状の敷物を挿入した状態で所定の長さにカットされて両端が熱融着手段によりシールされてなるものとすることができる。この場合、長尺のチューブを包装対象の巻回状の敷物がどのようなサイズのものであっても、それに対応した長さにカットして包装できる。
 また、前記のチューブ状包装材として、前記チューブの一端側のシール部よりやや内方の内側面に、幅方向の凸条と該凸条が嵌合し得る凹条とからなる開閉自在なファスナーを設けておくことができる。この場合、敷物を使用する購買者が、チューブ状包装材の一端側のシール部を、該シール部と前記ファスナー部との間でカットして開封すれば、内部敷物の取り出し後、該包装材を開閉用のファスナーつきの包装材として再利用でき、例えば、夏物、冬物等の季節毎の交換用の敷物の保管袋等として利用することができる。
 前記のチューブ状包装材において、前記チューブは厚み50〜300ミクロンの透明な合成樹脂フィルムよりなものが、包装状態での内部の敷物の視認性、強度及び使用後の廃棄処理の容易性等の点から特に好適である。
 また、前記チューブ状包装材による包装対象の巻回状の敷物としては、合成樹脂フィルム製のチューブ状袋体に気体を充填封入して緊張状態に保持してなるチューブ形巻芯を中心にしてロール状に巻回されてなるものが好適である。すなわち、購買者が敷物を取り出した後は、前記巻芯も、また前記包装材も、内部空気を抜くことにより嵩低く折り畳むことができ、容易に廃棄処理できる。
 前記チューブ形巻芯が、巻回した敷物の長さよりやや短く、該敷物内部に保持されてなる場合、巻回状の敷物の端部に巻芯による余分な突出部分を有さないため、チューブ状包装材による包装の邪魔にならず、また包装状態で立てかけて陳列する際の邪魔になることもない。
 本考案の敷物のチューブ状包装材によれば、包装作業が容易であって、包装紙を使用する必要がなく、廃材の発生を減少でき、また購買者の廃棄処理も容易になる。しかも、汚れや水に強くて、かつ密封状態に包装でき、内部の商品の保護を良好になし得る。さらに包装状態のままで内部商品の敷物を確認することができ、出荷の際の商品チェックが容易になるうえ、店頭等において包装状態のまま陳列に供することができる。
 次に本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
 図1は、巻回状の敷物を本考案のチューブ状包装材により包装した状態の包装体の一部を切欠した斜視図、図2は巻回状の敷物を包装材に収容する前の斜視図である。図3は他の実施例を示す包装前の包装材の斜視図である。図4及び図5はさらに他の実施例を示す一部の斜視図及び一部の拡大断面図である。
 図において、1は本考案に係るチューブ状包装材、2は包装対象のロール状に巻回したカーペット、マット、ラグ等の敷物、Aは前記包装材1に前記敷物2を包装した状態の包装体を示している。
 前記の包装体Aにおける本考案に係るチューブ状包装材1は、包装対象の巻回状の敷物2の外径より口径の大きい透視性を有する合成樹脂フィルム製のチューブ、特には筒状に押出し成形したチューブ10よりなり、その内部に前記敷物2を収容した状態で両端が主として熱融着手段により接合されシールされてなる。3,4は両端のシール部を示す。
 前記チューブ状包装材1は、長尺状のチューブを包装対象の巻回状の敷物2を収容できる所定の長さにカットしたチューブ10を用い、図2のように該チューブ10の一端をシールした袋状に形成しておいて、これを巻回状の敷物2に被せるようにして該敷物2を収容した状態で開口端をシールするようにして実施できる。これにより、図1の包装形態の包装体Aを容易に得ることができる。この場合、前記チューブ10よりなる袋状の包装材1は、敷物2のサイズに応じて複数のサイズのものを製作しておばよい。
 前記のチューブ状包装材1を構成するチューブ10を、図3に示すように長尺状に形成しておいて、使用の際に、その開口端側から巻回状の敷物2に被せた状態で所定の長さにカットして両端をシールすることにより、図1の形態の包装体Aを得るようにして実施することもできる。この場合、包装対象の敷物2がどのような長さのものであっても、前記チューブ10を該敷物2に適合した長さにカットして使用できることになる。
 また、図4および図5に示すように、前記のチューブ状包装材1として、前記チューブ10の一端側のシール部3よりやや内方の内側面に、幅方向の凸条11と、該凸条11が嵌合し得る凹条12とからなる開閉自在なファスナー13を設けておくことができる。この場合、敷物2を使用する購買者が、チューブ状包装材1の一端側のシール部3を、該シール部3と前記ファスナー13部との間でカットして開封すれば、内部の敷物2の取り出し後、該包装材1を開閉用のファスナー13つきの包装材として再利用できる。なお、前記ファスナー13は、テープ状の凸条部材と凹状部材をチューブ10の内面に貼着することにより形成できる。
 上記のいずれの実施例のチューブ状包装材1においても、包装作業が容易で、密封状態に包装でき、包装紙も不要になるばかりか、包装状態において内部の敷物を容易に確認でき、輸送先では、包装材を開封することなく、そのまま陳列に供することができる。また、合成樹脂フィルム製のチューブは、汚れや水に強く、運搬等の取り扱い作業において、濡れたり汚れがついたりしても、これを容易に拭き取ることできるとともに、濡れた部分が破損するおそれもない。その上、輸送及び保管中に内部に埃が侵入したり、内部の敷物に虫や臭いがつくおそれもなく、包装した敷物の保護を良好になし得る。
 前記のチューブ状包装材1において、これを構成するチューブ10としては、熱融着手段によるシールが可能なナイロンやポリエチレン等の各種の熱可塑性の合成樹脂フィルム、中でも内部の視認性の点から透明な合成樹脂フィルムが好適に用いられる。このフィルムの厚みは、使用上の強度や経済面などから任意に設定できるが、実施上は、厚みが50〜300ミクロンの範囲のものが用いられる。すなわち、前記フィルムの厚みが50ミクロン未満になると、強度的に問題があり、また厚みが300ミクロンを越えると、使用樹脂量が多く高価になり、廃棄処理も容易でなくなる。なお、二軸延伸の合成樹脂フィルムのチューブを用いると、包装状態での伸び変形等を抑制でき、実施上さらに好適なものとなる。また、必要に応じて、複数の樹脂素材の積層フィルムを使用することもでき、さらに表面に種々の印刷表示を施しておくこともできる。
 なお、前記チューブ10の両端を熱融着以外の接着手段でシールすることも可能であるが、実施上は熱融着手段が有利である。
 前記チューブ状包装材1による包装対象の巻回状の敷物2は、通常、巻芯を中心にロール状に巻回されるが、この巻芯としては、図に示すように、合成樹脂フィルム製のチューブ状袋体に気体を充填封入して緊張状態に保持してなるチューブ形の巻芯5が好適に用いられる。この巻芯5を中心にしてカーペット等の敷物2をロール状に巻回されて使用される。この合成樹脂フィルム製のチューブ形の巻芯5であると、すなわち、購買者が敷物2を取り出した後は、前記巻芯5と前記包装材1とを嵩低く折り畳むことができ、容易に廃棄処理できる。51,52は該巻芯5の両端のシール部を示す。
 前記巻芯5は、図のように巻回した敷物2の長さよりやや短く、該敷物2内部に保持されていると、巻回状の敷物2の端部に巻芯5による余分な突出部分を有さないため、チューブ状包装材1による包装の邪魔にならず、また包装状態で立てかけて陳列する際の邪魔になることもなく、一層好ましいものとなる。もちろん、前記の巻芯として、従来同様の合成樹脂製パイプや竹等を用いることも可能である。
 本発明は、カーペット、マット、ラグ等の敷物の包装に好適に利用できる。
巻回状の敷物を本考案のチューブ状包装材により包装した状態の包装体の一部を切欠した斜視図である。 巻回状の敷物を包装材に収容する前の斜視図である。 他の実施例を示す包装前の包装材の斜視図である。 さらに他の実施例を示す一部の斜視図である。 同上の一部の拡大断面図である。
符号の説明
 A  包装体
 1  チューブ状包装材
 2  巻回した敷物  
 3,4 両端のシール部
 5  チューブ形の巻芯
 51,52 両端のシール部
 10 チューブ
 11 凸条
 12 凹条
 13 ファスナー

Claims (6)

  1.  ロール状に巻回した敷物の包装体において、巻回した敷物径より口径の大きい合成樹脂フィルム製の透視性のあるチューブよりなり、巻回状の敷物を収容した状態で両端がシールされてなること特徴とする敷物のチューブ状包装材。
  2.  前記チューブが長尺状に形成されたものよりなり、内部に巻回状の敷物を挿入した状態で所定の長さにカットされて両端が熱融着手段によりシールされてなる請求項1に記載の敷物のチューブ状包装材。
  3.  前記チューブには、一端側のシール部よりやや内方の内側面に、幅方向の凸条と該凸条が嵌合し得る凹条とからなる開閉自在なファスナーが設けられてなる請求項1に記載の敷物のチューブ状包装材。
  4.  前記チューブが、厚み50〜300ミクロンの透明な合成樹脂フィルムよりなりる請求項1〜3のいずれか1項に記載の敷物のチューブ状包装材。
  5.  前記巻回状の敷物が、合成樹脂フィルム製のチューブ状袋体に気体を充填封入して緊張状態に保持してなるチューブ形の巻芯を中心にしてロール状に巻回されてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の敷物のチューブ状包装材。
  6.  チューブ形の巻芯が、巻回した敷物の長さよりやや短く、該敷物内部に保持されてなる請求項5に記載の敷物のチューブ状包装材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021138384A (ja) * 2020-03-03 2021-09-16 株式会社スミノエ カーペット梱包品およびその展示方法

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