JP3099324U - 記録媒体用ケース - Google Patents

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加藤 貴章
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株式会社サイバーガジェット
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Abstract

【課題】 複数のカードをコンパクトに体裁良く収納することができ、収納ケースへ出し入れすることによって、端子に付着した汚れを自動的にふき取ることが可能なカード収納ケースの提供。
【解決手段】 先端に開口部5を有すると共に、開口部5の内側に平板状の端子部を設けたカード1を収納するカード収納ケース6に関し、ケース6の内部に、カードの開口部5へ差し込んでカード1を支持するラック16を複数設け、端子部と接触するラック16の面に端子清拭片17を装着してある。
【選択図】  図1

Description

 本考案は、記録媒体(RAM又はROM)を扁平な外殻体に収納し、外部との接続用に端子を備えた全体をカードと呼ばれる部材の収納ケースに関する。
 この種のカードは通常、端子及びその他の機能回路を一枚の基板に形成してこれに記録媒体を取り付けたものを合成樹脂の外殻体(ケース)内に納め、端子部分だけを外殻体の開口部に臨ませた構造となっているものが多い。
 端子部は本体端子部と接触してデータの出入り部となるから、良好な接触状態が維持されなければならない。このため、カードの端子は開口部の端縁よりも内側に位置して開口部周辺の外殻体壁によって護られ、手指など外部からの直接的な接触を少なくしている。しかし、カードを例えばゲーム機等の装置本体へ抜き差しするとき、不注意で端子表面に手指が接触してしまうことも多く、また、開口部の内側にあっても露出しているので、空気中の油性粒子や微細な塵が端子表面に付着する。このような環境でカードの端子を常時清浄な状態に維持するために、カードを収納する保護ケースの内部に端子清拭片を設けてカードが差し込まれると端子面に接触して清拭するものがある(特許文献1参照)。
 このような保護ケースでは、カードを出し入れするごとに端子表面が清拭され、常時良好な接触状態を維持することができる。
 一方、カードを一つずつ保護ケースに収納して保存すると雑然として整理しにくく必要なカードを探し出すのに時間を要することがある。特に、ゲーム関係のソフトを記憶したカードはシリーズものや途中データを記録したものなど、一連のものがあるので複数のカードを利用する上からは、カードを都合よくまとめた状態で収納しておけることが好ましい。
特開2001−307040号公報
 乱雑に放置されることが多いカードを整理でき、かつ、カードの端子部を常時清浄に維持できる手段の提供。
 複数のカードを収納できると共にカードの出し入れにともなってカードの端子が清拭される構造を備えたカード収納ケースを提供する。
 複数のカードをコンパクトに整理良く保管することができる。
 カードをカード収納ケースへ出し入れする際に、カードの端子部はラックに設けた端子清拭片と接触して自動的に清拭されるため、カードの端子部を常時清浄に維持しておくことができる。
 複数のカードを収納できる大きさを備えたカード収納ケースとする。大きさは例えば、平面視A5、高さ(厚さ)15〜20mm程度の容積を有したもので本を開くように開閉できる形式のものが好ましい。これは現在のゲーム用DVD収納ケースの規模であるが、このように他の記憶媒体用ケースと共に整理良く保管できる大きさ形態とすることが好ましい。
 収納ケースの内部に、ケース内面に支持させて、ケース内面と間隔をとったラックを複数設ける。ラックは、カードの前記開口部へ差し込んでカードを支持し、収納位置に維持するものである。
 ラックの内面あるいは外面には差し込まれるカードの端子と接触する端子清拭片を装着してある。端子清拭片は不織布、スポンジ、吸水シート等である。必要に応じて、清拭を補助する溶剤や洗剤を含ませる。
 ラックは、別部材として成形した部品を収納ケースの内面に接着固定したり、収納ケースの内面を構成する合成樹脂材をプレス成形したり、あるいは切り起すなどして形成することができる。
 ラックの形態は、収納ケースの内面に支持されケースの内面と平行に立ち上がる部分であることが基本である。しかし、ラックあるいはラックを支持する部分を弾性的に構成して、ラックの上端部とケース内面との間を広狭操作できるようにし、収納ケースを振ったり、逆にするなど乱暴な扱いをしても、ラックに係合したカードがラックから抜け落ちないようにすることもできる。
 さらに、カードには外殻体の開口部に区画壁を有するものがあるので、このようなカードも支障なく収容できるように、ラックとこれに装着する端子清拭片に、カード差込方向の切り込みを設けておくことがある。この切り込みは櫛歯のように設けて汎用性を持たせる場合と特定のカードに対応させて、その区画壁の位置に設けておく場合とがある。
 図1乃至図3は、本考案の第1の実施形態を示し、図4はこれを利用するカードである。
 まず、カード1(図4)は、合成樹脂で成形した外殻体2の内部に回路基板3を封入してある。回路基板3には機能回路部と結線回路が形成されこれにRAMあるいはROMなどの記憶媒体がマウントしてある。機能回路部は回路基板3の端縁に沿って接点を整列させた端子部4を備える。端子部4は全体として剛性であり、装置本体との接続のために外殻体2の開口部5に露出している。端子部4は開口部5に露出しているが、外殻体2の周囲壁よりも引っ込んだ位置となっている。
 カード収納ケース6は、本体7とラック部材8とからなる。本体7は、この実施形態において、通常のDVD収納ケースと同様にポリプロピレンなどの合成樹脂で、同じ形状・寸法(幅14cm、長さ19cm、厚さ1.5cm程度)に形成してある。収容部9と蓋部10とが蝶番部11でつながった構造となっている。したがって、本を開閉するように蓋部10を蝶番部11で回動して収容部9を閉じることができる。
 収容部9は、上辺と下辺及び開き側の縦辺に立ち上がり壁12を設けて蓋部10を閉じたとき収容ケースとしての形態を維持できるようにすると共に、蓋部10を閉じると内部が見えないようにしている。
 蓋部10の内面には図3のラック部材8を貼り付ける。ラック部材8は、ポリプロピレンなどの剛性とある程度の弾性を備えた樹脂製の板材13に切り込み14(破線)を入れ、その部分を手前に折り曲げて支持部15を形成し、更に上方へ立ち上げる切り起し加工によってラック16を形成してある。それぞれのラック16は、基本的に板材13の面と平行となる。また、それぞれのラック16の内面に端子清拭片17(洗剤を含ませた不織布)を貼り付けてラック部材8を完成する。洗剤は乾燥したら随時補給することができる。
 ラック16の高さ寸法d1や幅寸法d2及び内板11の面からの距離d3などはこれを利用するカード1の開口部5の大きさに合わせ、カード1の開口部5にラック16が差し込まれたとき、ラック内面の端子清拭片17がカード1の端子部4における各接点と接触し、且つ、ラック16あるいは支持部15が備えた弾性によってカード1がラック部材8側へ押し付けられる状態とする。
 なお、素材段階の板材13の裏面に不織布を予め貼り付けておいてから、切り込み14を入れてこの部分を切り起し、ラック16を形成した後にその内面の不織布に洗剤を含浸させて端子清拭片17とする手順であっても良い。
 蓋部10は、上辺と下辺及び開き側の縦片にリブ18を設けて、蓋部10を閉じたとき収容部9の立ち上がり壁12とで隙間が生じないようにしている。
 以上の構成であって、カード1はラック16へ開口部5から差し込んでカード収容ケース6に収納する。カード1は差し込むときと取り出すときに端子部分4の接点が端子清拭片17によって清拭される。
 また、カード収納ケース6は、複数のカード1を収納できるので、関連する内容のカード1を集めて、整理良く保管することができる。
 収納しようとするカード1の寸法(特に開口部の寸法)が異なるときは、適合したラック16を備えたラック部材8を利用する。ラック部材8だけ交換し同じ本体7を利用してカード収納ケース6とすることができる。
 図5は、第2の実施形態であり、ラック16の部分を示している。
 ラック16は、前記と同様にラック部材8の基体である板材13の切り込み14から手前に曲げて支持部15を作り、その先端部を立ち上げることによって形成してある。ラック16は次第に板体13の面へ近づくよう傾斜させて折り曲げ、先端部で板材13との間隔を小さくしてある(図5イ)。
 カード1を差し込むときは、ラック16を支持部15の弾性を利用して開き、カード1を差し込む操作となる。場合によっては、差し込むときに手を添える必要があるが、カード1はラック16でしっかりと挟まれ、カード収容ケース6を少々乱暴に扱っても内部のカード1がラック16から外れてしまうということがない(図5ロ)。端子清拭片17はここでは不織布ではなく、紐状のもの19を貼り付けている。紐状の場合、貼着する作業などで布よりも扱いやすい。
 なお、図5(ハ)のように端子清拭片17をリングに形成しておいて、ラック16にはめ込んで利用することもできる。このようにすると利用者が端子清拭片17を取り替えるのも簡単であり、また、汚れた部分を回動して新しい部分を端子部4と接触させるようにすることもできる。ラック16の両側に少し深めの溝22を形成してラック16に対するリングの位置決めをしておくと、カード1の抜き差しで端子清拭片17が抜け出てきたり、下方へ押し込まれたりすることが少なくなる。
 図6は、カード1の他の形態を示したもので、外殻体2は開口部5に開口部5を横断する仕切り壁20を備えている。符号4は端子部分である。図7のラック16は、このような仕切り壁20を有するカード1に対応させたもので、この発明の第3の実施形態である。この形態では、ラック16の部分にカード1が抜き差しされる方向にスリット21が切り込みにより形成されている。符合17は端子清拭片であり、分割されたラック16の各片に対応して貼着してある。
 なお、スリット21は対応させたカード1の仕切り壁21の位置にだけ設けてもよいし、図のように多数を設けておいて、数種の仕切り壁位置に対応できるようにしておくこともできる。
 以上、幾つかの実施形態について説明したが、さらに、本体7の外面にカバーなどを被せる場合は、本体7とラック部材8を別体にすることなく、本体7を構成する板材から直接にラック16を切起しても良い。
 また、カード収納ケース6の収容部が深い場合には、蓋部10の内面にもラック16を形成し、カード1を2段に重ねて収納することもできる。
 端子清拭片17をラック16へ取り付ける態様は、他にも種々の手段を用いることができる。
第1の実施形態を示すカード収納ケース及びカードの斜視図。 ラック部分の断面による側面図。 ラック部材の斜視図。 カードの例を示した斜視図。 (イ)(ロ)は、ラック部分の断面による側面図(第2の実施形態)。(ハ)は、同斜視図。 カードの他の例を示した斜視図 ラック部分の斜視図(第3の実施形態)
符号の説明
 1 カード
 2 外殻体
 3 回路基板
 4 端子部分
 5 開口部
 6 カード収納ケース
 7 本体
 8 ラック部材
 9 収容部
 10 蓋部
 11 蝶番部
 12 立ち上がり壁
 13 板材
 14 切り込み
 15 支持部
 16 ラック
 17 端子清拭片
 18 リブ
 19 紐状のもの
 20 仕切り壁
 21 スリット

Claims (6)

  1.  記録媒体を扁平な外殻体に収納し、外殻体の開口部に外部接続用の端子を備えたカードを収納するケースであって、収納ケースの内部に、カードの開口部へ差し込んでカードを支持するラックを複数設け、ラックの端子と接触する側の面に端子清拭片を装着したことを特徴とするカード収納ケース。
  2.  ラックは収納ケースの内面に支持され内面と間隔をあけて平行に延びていることを特徴とした請求項1に記載のカード収納ケース。
  3.  ラックはカード収納ケース本体の内面に、内面と間隔をとり、その先端部が収納ケースの内面へ近づく方向に傾斜し、且つ、先端部と内面との間隔を広狭変化できるように弾性的に支持してあること特徴とした請求項1に記載のカード収納ケース。
  4.  収納ケースの内面を構成する板材を切り起こしてラックを形成してあることを特徴とした請求項1乃至3のいずれかひとつに記載のカード収納ケース。
  5.  ラックとその面に取り付けた端子清拭片に、カード差込方向の切り込みを入れ、カードの開口部に形成された仕切り壁が進入できる構造としてあることを特徴とした請求項1〜4の何れか一つに記載のカード収納ケース。
  6.  端子清拭片を交換可能としてあることを特徴とした請求項1〜5の何れか一つに記載のカード収納ケース。
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