JP3098688B2 - 位置測量方法および位置決め装置 - Google Patents

位置測量方法および位置決め装置

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JP3098688B2
JP3098688B2 JP07002942A JP294295A JP3098688B2 JP 3098688 B2 JP3098688 B2 JP 3098688B2 JP 07002942 A JP07002942 A JP 07002942A JP 294295 A JP294295 A JP 294295A JP 3098688 B2 JP3098688 B2 JP 3098688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は位置測量方法および該
方法に使用する位置決め装置に関するものであり、特
に、土木や建築現場での墨出し作業等における位置決め
に用いられる位置測量方法および位置決め装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、墨出し作業における位置決めは、
目標点と考えられる地点に作業者がプリズム等のターゲ
ットを持って立つとともに、他の作業者が光波距離計や
トランシット等の測量器で前記ターゲットを視準し、視
準値が目標点の座標値と異なる場合には該視準している
作業者が前記ターゲットを持っている作業者に指示して
ターゲットを移動させ、再び視準するという工程によっ
て行っている。かかる視準とターゲットの移動とを何度
も繰り返すことにより最終的な位置の確定がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のターゲットを持
つ者と測量器を視準する者とによる位置測量方法は、多
大の時間と労力とを要するだけでなく、作業者の熟練度
によって精度にムラが生じる。一方、かかる問題を解決
するために出願人が先に提案した特願平5−28152
号(特許第2904388号・平成11年6月14日
付特許公報発行)の如く、ターゲット側に演算部と制御
部と駆動部とを備えたいわゆる自動位置設定装置を設置
し、トータルステーション等によって測量されたデータ
がワイヤレス通信等で該自動位置設定装置に送られるこ
とにより、自動的に位置決めがなされる手段もある。し
かし、該手段による自動位置設定装置は重くて大きく、
持ち運びに不便であり、電力消費量も大きいので電源の
確保が必要である。
【0004】そこで、短時間かつ簡易に、しかも作業者
の熟練度に依らず高精度に位置測量をすることができ、
また、該位置測量方法に使用される装置を小型かつ軽量
化して、電源を確保する必要を除去するために解決され
るべき課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解
決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、二次元絶対座標上の
2個の既知点に基づき、目標点の位置決めを行う測量方
法において、前記2個の既知点に夫々基準ターゲットを
設けるとともに、二次元絶対座標上の任意の点に測量手
段を設け、更に、所定の2個の位置に夫々位置決めター
ゲットが配設された位置決め装置を目標点近傍の任意の
点に載置し、且つ、該位置決め装置は相互に直交する2
個の目盛を有することにより二次元相対座標を形成し、
更に、前記二次元絶対座標上における前記2個の既知点
と前記目標点との座標値および前記二次元相対座標上に
おける前記2個の位置決めターゲットの配設された点の
座標値とが入力された演算手段を設けることにより、前
記測量手段によって前記2個の基準ターゲットを測量す
るとともに該測量結果に基づき前記演算手段によって該
測量手段の位置を算出し、更に、該測量手段によって前
記2個の位置決めターゲットを測量するとともに該測量
結果および前記算出結果に基づき前記演算手段によって
二次元相対座標上における前記目標点の座標値を算出
し、該座標値を前記位置決め装置の相互に直交する2個
の目盛によって読み取ることにより、目標点の位置決め
を行う位置測量方法、および前記位置決め装置におい
て、横軸の左右端部に夫々位置決めターゲットを配設す
るとともに、縦軸目盛が横軸目盛に対して左右に摺動自
在に形成されている前記位置測量方法に用いる位置決め
装置を提供するものである。
【0006】
【作用】二次元絶対座標上の任意の点に置いた測量手段
の座標値は、該測量手段と二次元絶対座標上の2個の既
知点との距離や相対角度によって一義的に定まる。そこ
で、該距離および相対角度を測量手段によって測量し、
その測量結果を予め2個の既知点の座標値と演算プログ
ラムとが入力された演算手段にインプットすれば、該測
量手段の二次元絶対座標上における座標値を自動的に求
めることができる。斯くして、任意の点に置いた測量手
段の二次元絶対座標上における座標値が定まれば、その
他の任意の点の二次元絶対座標上における座標値は、前
述と同様に該測量手段によって該その他の任意の点を測
量することにより前記演算手段を用いて自動的に求める
ことができる。従って、目標点近傍の任意の点に載置さ
れた位置決め装置の2個の位置決めターゲットの二次元
絶対座標上における座標値は、上述した方法によって自
動的に求められる。
【0007】一方、前記位置決め装置は相互に直交する
2個の目盛を有することにより二次元相対座標を形成し
ており、また、前記演算手段には前記2個の位置決めタ
ーゲットの二次元相対座標上における座標値が入力され
ている。従って、該2個の位置決めターゲットの二次元
絶対座標上における座標値と二次元相対座標上における
座標値とを比較すれば、二次元絶対座標と二次元相対座
標との相対関係を知ることができる。更に、前記演算手
段には目標点の二次元絶対座標上における座標値が予め
入力されているので、前記相対関係に基づき該目標点の
二次元相対座標上における座標値が自動的に求められる
ことになる。
【0008】斯くして、算出された目標点の二次元相対
座標上における座標値を作業者が前記位置決め装置の相
互に直交する2個の目盛を用いて読み取ることにより、
該目標点の位置決めが完了する。
【0009】尚、前記位置決め装置において、2個の位
置決めターゲットを夫々横軸の左右端部に配設し、横軸
目盛を固定して該横軸目盛に対して縦軸目盛が左右に摺
動自在になるように形成すれば、測量手段から見た2個
の位置決めターゲットの相対角度が大きくなり、また、
該位置決めターゲットも横軸目盛と共に固定されている
ので測量精度が可及的に向上する。また、目盛を読み取
る際は、先ず縦軸目盛を摺動させて目標値の値に該縦軸
目盛が位置するようにし、次に目標値の縦軸の値を該縦
軸目盛で読み取ればよいので、読み取り作業が極めて簡
単に行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3に従
って詳述する。図1は土木建築現場での墨出し作業時に
おける目標点Qの位置決め測量の模様を図示したもので
あり、図2は該測量に係わる各座標および各点の関係を
図示したものである。先ず、地表水平面に二次元絶対座
標X−Yを定め、該X−Y座標上の既知点A,Bに基準
ターゲットとして夫々ミラー1,2を立設する。尚、位
置決めしようとする目標点Qは該X−Y座標上の座標値
として設定されている。
【0011】次に、X−Y座標上の任意の点Pに測量手
段としてトータルステーション3を立設する。該トータ
ルステーション3はレーザ光でスキャニングして自動的
にミラー1を捜索した後、測距光L1 を発射して該トー
タルステーション3とミラー1との距離PAを自動測量
する。ついでミラー2を捜索した後、測距光L2 を発射
することによって距離PBおよび角度θ1 =∠APBを
自動測量する。二次元空間における任意の点は既知の2
点との距離および相対角度がわかれば一義的に定まるの
で、上記A,Bの座標値、距離PA,PBおよび角度θ
1 よりトータルステーション3が設けられた任意の点P
の座標値が算出されることになる。而して、トータルス
テーション3側にいる作業者4の右手にあるハンディコ
ンピュータ5には上述の任意の点Pを算出する演算プロ
グラムが組み込まれており、また初期データとして前記
既知点A,Bの座標値が入力されている。そして、該ハ
ンディコンピュータ5とトータルステーション3とがケ
ーブル6で接続されることによって、該トータルステー
ション3より前述の測量データ(距離PA,PBおよび
角度θ1 )が該ハンディコンピュータ5に自動入力され
る。斯くして、該ハンディコンピュータ5においてトー
タルステーション3のX−Y座標上における座標値Pが
自動的に算出される。該座標値Pが定まることにより、
その他の任意の点のX−Y座標上における座標値は、該
任意の点をトータルステーション3で測量して点Pと該
任意の点との相対関係を調べることによって知ることが
できる。
【0012】一方、他の作業者7はおおよそ目標点Qと
思われる地点に位置決め装置8を載置する。ここで、該
位置決め装置8の構成を図3に従って説明する。該位置
決め装置8のベースフレーム9は横長の長方形状に形成
されている。該ベースフレーム9の左右端部に夫々コの
字形のミラーフレーム10,11が鉛直軸まわりに回動
自在に枢着され、該ミラーフレーム10,11に夫々位
置決めターゲットとしてミラー12,13が水平軸まわ
りに回動自在に枢着されている。従って、該ミラー1
2,13は鉛直軸および水平軸まわりに回動自在である
が、該ミラー12,13の中心点はベースフレーム9に
対して不動である。測量時には該ミラー12,13を測
量手段の方向へ向けて使用する。そして、該ミラー1
2,13はベースフレーム9の左右両端に設けられてい
るので、測量手段から見た両者の相対角度が大きくなり
測量精度を可及的に向上させることができる。
【0013】また、ベースフレーム9の後部には把持部
14が左右に架設されることによって持ち運び易くなっ
ており、また、同じくベースフレーム9後部の中央には
逆L字形のブラケット15が固設され、該ブラケット1
5の上辺端部にはボルト穴16が開設されている。そし
て、位置決め装置8の使用時には該位置決め装置8を所
定の水平面上に載置した後、該ブラケット15の下方に
マグネットキュービック等を嵌め込み、ボルト穴16を
介して該ブラケット15とマグネットキュービック等と
をボルト締めすることによって位置決め装置8を固定す
る。
【0014】ベースフレーム9の前方の側辺にはミリメ
ートル単位の目盛が刻設されることによってx軸スケー
ル17を形成している。また、ベースフレーム9の中央
には長手方向に薄板状のガイドレール18が固設され、
該ガイドレール18の前後には夫々ロッドシャフト1
9,20が配設されている。そして、x軸スケール17
とガイドレール18とロッドシャフト19,20とは相
互に平行になっている。更に、ベースフレーム9の上部
には台車21が載設されている。該台車21の下面には
左右に凹部22が形成されることによって前記ガイドレ
ール18を跨ぐとともに、該凹部22の前後には該凹部
22と平行に挿通孔23,24が開穿されることによっ
て夫々前記ロッドシャフト19,20を軸受を介して挿
通している。斯くして、該台車21はガイドレール18
およびロッドシャフト19,20に案内されて左右に摺
動自在に形成されている。
【0015】そして、該台車21の前方にはy軸スケー
ル25が前記x軸スケール17と直交するように延設さ
れることによって台車21と一体になって摺動するとと
もに、該y軸スケール25の左辺にはミリメートル単位
の目盛が刻設されている。斯くして、x軸スケール17
と該x軸スケール17に直交するy軸スケール25とに
よって二次元相対座標x−yが形成される。また、前記
台車21の上面中央には螺子26が設けられ、該螺子2
6を締めるとその先端が前記ガイドレール18の上端辺
に圧着することによって台車21およびy軸スケール2
5が固定される。
【0016】而して、該位置決め装置8が目標点Q近傍
に載置されると、図1および図2に図示する如く、トー
タルステーション3のレーザ光によって該位置決め装置
8の左端のミラー12が捜索され、測距光L3 が発射さ
れることによって該トータルステーション3とミラー1
2が位置する点Cとの距離PCおよびトータルステーシ
ョン3から見た既知点AまたはBに対する点Cの相対角
度θ2 =∠APCまたはθ3 =∠BPCが自動測量され
る。尚、前述した如く、距離PCおよび角度θ 2 または
θ3 がわかれば点CのX−Y座標上の座標値を求めるこ
とができ、その演算プログラムが前記ハンディコンピュ
ータ5に組み込まれている。そして、前記測量データ
(距離PCおよび角度θ2 またはθ3 )がケーブル6を
介して該ハンディコンピュータ5へ入力されることによ
って、点CのX−Y座標上の座標値が自動的に算出され
る。
【0017】同様にトータルステーション3がレーザ光
で位置決め装置8の右端のミラー13を捜索して測距光
4 を発射することによって、該トータルステーション
3とミラー13が位置する点Dとの距離PDおよびトー
タルステーション3から見た既知点AまたはBまたは前
記点Cに対する点Dの相対角度θ4 =∠APDまたはθ
5 =∠BPDまたはθ6 =∠CPDが自動測量され、前
記ハンディコンピュータ5によって点DのX−Y座標上
の座標値が自動的に算出される。
【0018】一方、該ハンディコンピュータ5には前記
位置決め装置8が形成している二次元相対座標x−y上
におけるミラー12,13の位置する座標値c,dが入
力されている。X−Y座標上における座標値C,Dとx
−y座標上における座標値c,dとは夫々墨出ししよう
とする水平面の同一点であるので、両者を比較すればX
−Y座標とx−y座標との相対関係がわかり、該相対関
係がわかればX−Y座標上の任意の点がx−y座標上で
とる座標値を求めることができる。即ち、座標値C,D
およびc,dを比較することによって、x−y座標がX
−Y座標に対してX軸方向にXO 、Y軸方向にYO だけ
平行移動し、且つ、時計回りにθO だけ回転していたと
すると、X−Y座標上の任意の点(X,Y)とx−y座
標上の任意の点(x,y)との関係は次式で与えられ
る。
【0019】
【数1】
【0020】従って、位置決めしようとする目標点Qの
X−Y座標上における座標値(QX,QY )とx−y座
標上における座標値(qx ,qy )≡qとの関係は次式
で与えられる。
【0021】
【数2】
【0022】而して、前記ハンディコンピュータ5には
目標点QのX−Y座標上における座標値(QX ,QY
が入力されているとともに、前記座標値C,Dおよび
c,dを比較してXO ,YO およびθO を算出し、式2
によって目標点Qをx−y座標上の座標値(qx
y )≡qに変換する演算プログラムが組み込まれてい
る。斯くして、該ハンディコンピュータ5により座標値
(qx ,qy )≡qが自動的に算出され、該ハンディコ
ンピュータ5に設けられた表示部にqx およびqy が表
示される。
【0023】作業者4は該表示部qx およびqy を視認
して、左手に持ったトランシーバ27によってトランシ
ーバ28を持った作業者7に報知する。而して、該作業
者7は位置決め装置8のy軸スケール25を摺動させて
該y軸スケール25の原点がx軸スケール17における
目盛qx の位置になるようにした後、螺子26を締める
ことによってy軸スケール25を固定する。そして、該
y軸スケール25における目盛qy を読み取れば、該点
q≡(qx ,qy )は、即ち、目標点Qであり、斯くし
て、短時間のうちに目標点Qの位置決めを行うことがで
きる。また、従来の如く一定の熟練度を必要とせず、簡
単な操作で誰でも高精度に位置決めをすることができ
る。更に、ハンディコンピュータ5は所定のデータに基
づき演算処理する機能があればよく、出願人が先に提案
した特願平5−281525の如く制御機能を必要とし
ないので電池で作動する電卓程度のもので十分であり、
小形・軽量化できるだけでなく電源の確保に困ることも
ない。同様に位置決め装置8は手動式であり、前記特許
出願のような駆動モータ等が無く単純な機械的構造のみ
で構成されているので電源は不必要であり、かつ、小形
軽量で持ち運びの便が良く、製作も容易で大幅なコスト
ダウンをすることができる。
【0024】尚、前記x−y座標は必ずしもX−Y座標
と同一平面上にある必要はなく、両座標が作る平面が相
互に平行であればよい。即ち、地表水平面に対して平行
になるように前記位置決め装置8を載置することによっ
て、従来の位置決め測量において周知の如く、前記既知
点A,Bと目標点Qとのレベルが異なっている場合であ
っても、目標点Qを位置決め測量することができる。ま
た、本実施例においてはトータルステーション3の測量
結果がケーブル6によって自動的にハンディコンピュー
タ5に入力されるように構成されているが、光波距離計
やトランシット等の他の簡易な測量手段を用いて手動で
測量して、その測量結果を作業者4がハンディコンピュ
ータ5へ手入力するように構成してもよい。更に、作業
者4と作業者7との距離によってはトランシーバ27,
28を用いずに肉声によって座標値(qx ,qy )を報
知してもよく、また本発明は、本発明の精神を逸脱しな
い限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が
該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0025】
【発明の効果】この発明は上記一実施例にて詳述した如
く、測量手段による測量データに基づき、演算手段によ
り目標点を位置決め装置がつくる二次元相対座標上の座
標値に変換して、該位置決め装置の相互に直交する2個
の目盛により該座標値を読み取ることによって目標点の
位置決めを行うように構成されている。従って、極めて
短時間に、しかも作業者の熟練度に関係なく簡易かつ高
精度に位置決め測量を行うことができる。また、演算手
段は所定のデータに基づいて演算プログラムを実行する
だけでよいので、コンパクトでハンディに形成すること
ができ、電力消費量も微弱であるので電池で十分作動
し、別途電源コードをつなげる必要はない。また、位置
決め装置は位置決めターゲットと目盛とによる単純な構
成であり、電源が不要なだけでなく小形化・軽量化が可
能であり、製作が容易で安価に提供することができる。
【0026】更に、該位置決め装置について横軸の左右
端部に位置決めターゲットを設け、縦軸目盛が横軸目盛
に対して左右に摺動自在に形成することによって、測量
精度が可及的に向上するとともに目標点の座標値が極め
て簡易迅速に読み取ることができる等、正に諸種の効果
を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、その解説図。
【図2】各座標および各点の相対関係を示す解説図。
【図3】図1における位置決め装置の斜視図。
【符号の説明】
1,2,12,13 ミラー 3 トータルステーション 4,7 作業者 5 ハンディコンピュータ 6 ケーブル 8 位置決め装置 17 x軸スケール 25 y軸スケール 27,28 トランシーバ X−Y 二次元絶対座標 x−y 二次元相対座標 A,B 既知点 C,D X−Y座標上における位置決め装置のミ
ラーの位置する点 c,d x−y座標上における位置決め装置のミ
ラーの位置する点 P トータルステーションの位置する点 Q X−Y座標上における目標点 q x−y座標上における目標点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−19712(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 15/00 - 15/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元絶対座標上の2個の既知点に基づ
    き、目標点の位置決めを行う測量方法において、前記2
    個の既知点に夫々基準ターゲットを設けるとともに、二
    次元絶対座標上の任意の点に測量手段を設け、更に、所
    定の2個の位置に夫々位置決めターゲットが配設された
    位置決め装置を目標点近傍の任意の点に載置し、且つ、
    該位置決め装置は相互に直交する2個の目盛を有するこ
    とにより二次元相対座標を形成し、更に、前記二次元絶
    対座標上における前記2個の既知点と前記目標点との座
    標値および前記二次元相対座標上における前記2個の位
    置決めターゲットの配設された点の座標値とが入力され
    た演算手段を設けることにより、前記測量手段によって
    前記2個の基準ターゲットを測量するとともに該測量結
    果に基づき前記演算手段によって該測量手段の位置を算
    出し、更に、該測量手段によって前記2個の位置決めタ
    ーゲットを測量するとともに該測量結果および前記算出
    結果に基づき前記演算手段によって二次元相対座標上に
    おける前記目標点の座標値を算出し、該座標値を前記位
    置決め装置の相互に直交する2個の目盛によって読み取
    ることにより、目標点の位置決めを行うことを特徴とす
    る位置測量方法。
  2. 【請求項2】 前記位置決め装置において、横軸の左右
    端部に夫々位置決めターゲットを配設するとともに、縦
    軸目盛に対して左右に摺動自在に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の位置測量方法に用いる位置決
    め装置。
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