JP3098014U

JP3098014U - 車両用サンバイザー

Info

Publication number: JP3098014U
Application number: JP2003002935U
Authority: JP
Inventors: 陳建源
Original assignee: 積智科技股▲分▼有限公司
Priority date: 2003-05-23
Filing date: 2003-05-23
Publication date: 2004-02-19
Anticipated expiration: 2009-05-23

Abstract

【課題】本考案は、省スペースの車載音響装置およびリアルタイムのモニター部を含む車両用サンバイザーである。
【解決手段】本考案は、メモリカードスロット１１１及び操作パネル１１２などを有する車載音響装置１１と、ＣＣＤカメラ１２２ａ，１２２ｂ，１２２ｃを有する監視装置のディスプレー１２とを一体的に備えた。デジタル音楽を記録するメモリカードを挿入し、車載音響装置に入力する。メモリカードは小型、大容量、省スペース、携帯性など利点がある。外部を監視するＣＣＤカメラを接続し、撮像結果をリアルタイムでサンバイザーにあるディスプレーで確認できる。多角度、高安全性など利点がある。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、省スペースの車載音響装置およびデジタル報知装置を含むデジタル化の車両用サンバイザーである。
【０００２】
【従来の技術】
デジタル社会の到来に伴い、車載用音響装置の開発歴史について、過去ラジオ、カセットテープからＣＤまで発展してきた。音声出力の質は改善されたが、音響装置の体積を縮小することができない。一般的に、パネルの下に車載用音響装置を設置し、その近くにカセットテープかＣＤの収納機構を設け、結構スペースを占めている。更に、一般用の自動車バックミラーおよびサイドミラーは、運転手の視界の角度、夜間の景色画像の照度に限られているから、後方に注意しても監視することは出来なく、事故が多発している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述の車両用サンバイザーの改善であり、特に車載音響装置およびデジタル報知装置を含むデジタル化の車両用サンバイザーである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
従来の車両用サンバイザーを改善することは、目的であり、本考案は、メモリカードスロット及び操作パネルなどを含んでいる車載音響装置と、ＣＣＤカメラを有する監視装置のディスプレーとを一体的に備えたことにより、デジタルミュージックを配信するメモリカードを採用し、車載用音響設備の体積を縮小させる。かつメモリカードは小型、大容量、省ペース、携帯性などの利点がある。
また、本考案において、車両の外部にＣＣＤを配置し、車輛の周囲に設けられた障害物を検知し、迅速に探知結果を車両用サンバイザーのモニター装置に送信することにより、多角度、高安全性である。
【０００５】
【考案の実施の形態】
本考案のほかの目的と詳細は、以下の説明で、より明確となり、同時に、付属各図を参照すれば、本考案の技術内容が、更に理解できる。
図１と図２に示すように、本考案の好ましい実施の形態である車両用サンバイザー１０において、車載用音響装置１１には、メモリカードスロット１１１と操作パネル１１２の構造を備えており、メモリカードスロット１１１は大容量、小型のメモリカード（図示せず）を挿入することにより、メモリカードに保存されている音楽情報を放送でき、操作パネル１１２の操作により、音量、音質を調整できる。この操作パネル１１２はスピーカーなど出力設備に接続し、ここで、この周知技術の説明を省略する。
【０００６】
また、モニター装置１２には、それぞれ液晶ディスプレーからなる左ディスプレー１２１ａ、右ディスプレー１２１ｂ、後ディスプレー１２１ｃが備えられており、これらの左ディスプレー１２１ａ、右ディスプレー１２１ｂ、後ディスプレー１２１ｃは車両の外部に配置に配置された障害物を検知する左ＣＣＤカメラ１２２ａ、右ＣＣＤカメラ１２２ｂ、後ＣＣＤカメラ１２２ｃにそれぞれ接続されている。図のように、左ＣＣＤカメラ１２２ａを左ヘッドランプ２１の上方に、右ＣＣＤカメラ１２２ｂを右ヘッドランプ２２の上方に、後ＣＣＤカメラ１２２ｃをトランクリット２３の上方にそれぞれ配置させる。勿論、ほかの部位にも配置できる。
【０００７】
また、図３は本実施の形態の車載音響装置の伝送ブロック図の一例であり、デジタル信号処理部（ＤＳＰ）１１３は、デジタル音楽処理部１１４より伝送するオーディオ／ビデオ信号を処理し、信号を操作パネル１１２および出入力処理部１１５に伝送する。デジタル信号処理部１１３は、オーディオ／ビデオなどのアナログ信号を処理する高機能ワンチップ・マイクロプロセッサーであり、データ、画像、文字および音声をリアルタイムのマルチメディア応用装置に統合し、小型、高機能、高速度、利便性、低コストなどのメリットがあり、車両用サンバイザーに施される理想の装置である。
【０００８】
図４は、本実施の形態における好ましいＣＣＤの伝送ブロック図であり、左ＣＣＤカメラ１２２ａ、右ＣＣＤカメラ１２２ｂ、後ＣＣＤカメラ１２２ｃより検知結果を制御部１２３に伝送し、左ディスプレー１２１ａ、右ディスプレー１２１ｂ、後ディスプレー１２１ｃにより監視される正確な現場状況をドライバーに知らせる。
【０００９】
以上説明した本実施の形態は、あくまでも便宜上の一手法として採用するものである。すべて本考案の構造、装置、特徴などに類似するものは、本考案の実用新案登録の範囲である。また、実施例のみに限定するものでは決してなく、他の一切の利用範囲もその中に含めている事を重ねて申し上げる。
【００１０】
【考案の効果】
以上のように、本考案は十分に車両用サンバイザーのスペースを利用し、車両用サンバイザーをデジタル化させ、特に車載音響装置およびデジタル報知装置等、従来の車両用サンバイザーの機能を拡張する車両用サンバイザーである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の好ましい実施の形態についての説明図である。
【図２】図１に示した実施の形態におけるＣＣＤカメラの設置位置説明図である。
【図３】図１に示した実施の形態における車載音響装置の伝送ブロック図である。
【図４】図１に示した実施の形態におけるＣＣＤの伝送ブロック図である。
【符号の説明】
１０　サンバイザー
１１　車載音響装置
１１１　メモリカードスロット
１１２　操作パネル
１１３　デジタル信号処理部
１１４　デジタル音楽処理部
１１５　出入力処理部
１２　モニター装置（表示手段）
１２１ａ　左ディスプレー（表示手段）
１２１ｂ　右ディスプレー（表示手段）
１２１ｃ　後ディスプレー（表示手段）
１２２ａ　左ＣＣＤカメラ（撮像手段）
１２２ｂ　右ＣＣＤカメラ（撮像手段）
１２２ｃ　後ＣＣＤカメラ（撮像手段）
１２３　制御部
２０　車両
２１　左ヘッドランプ
２２　右ヘッドランプ
２３　トランクリット

Claims

メモリカードスロット及び操作パネルなどを有している車載音響装置と、ＣＣＤカメラ及びディスプレーを有している監視装置のディスプレーとを一体的に備えたことを特徴とする車両用サンバイザー。
上記監視装置が、車両の外部にＣＣＤカメラを配置して、車輛の周囲に設けられた周辺障害物を検知する請求項１に記載の車両用サンバイザー。
上記ディスプレーを、液晶パネルにより構成した請求項１に記載の車両用サンバイザー。
上記車載音響装置が、オーディオ、ビデオの信号を処理するデジタル信号処理部ＤＳＰを備える請求項１に記載の車両用サンバイザー。