JP3097129U - 玄関ベンチ - Google Patents

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JP3097129U
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upper frame
cane
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bench
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太田 啓一
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合名会社大和屋
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Abstract

【課題】杖などを脇に立て、荷物を脇におき、片肘をつき、かつ腰掛けた状態で履物を脱いだり、履いたりが容易にできる玄関ベンチを提供する。
【解決手段】長方形の上枠と、該長方形の上枠の内側は、すのこ状板で覆われて座板を形成し、座板の下に長方形の下枠があり、該下枠の内側はすのこ状の棚板があり、上枠と下枠の四隅は一定の間隔をおいて連結した構造であって、上枠の長方形の一辺に、杖立がついている。杖立がついていない他の一辺に、肘掛が付属している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、老人など体力のない訪問者、或いは半身不随や腰のひどく曲がった訪問者のための改良された玄関ベンチに関する。
【0002】
【従来の技術】
玄関は、通例として、何も置かれておらず、老人など体力のない訪問者、或いは半身不随や腰のひどく曲がった訪問者の場合、履物を脱いだり立ち上がったりするのに苦労が伴う。杖立や肘掛のない単純なベンチを玄関が置かれていても、同様に、靴など履物を脱いだり履いたりするのに苦労が伴う。
これらの人にとって、杖は重要な役割を果たしている。杖立てのない玄関ベンチの場合、杖を別の場所に持っていくこと自体困難が伴うので、杖をベンチに立てかけることになり、杖が滑り落ち、床乃至地面に滑落しやすい。このとき、床や地面に滑落した杖を拾い上げることは極めて困難で、健常者には理解しがたい苦痛が伴う。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案の目的は、杖などを脇に立て、荷物を脇におき、片肘をつき、かつ腰掛けた状態で履物を脱いだり、履いたりが容易にできる玄関ベンチを
提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を解決するための玄関ベンチにおいては、
(1)長方形の上枠と、該長方形の上枠の内側は、上枠すのこ状板で覆われて座板を形成し、
上枠の下に長方形の下枠があり、該下枠の内側は下枠すのこ状板で覆われて、棚板が形成され、
上枠と下枠の四隅は一定の間隔をあけ、柱で連結した構造となっていること、
及び
上枠及び座板からなる長方形の一辺に、杖立がついていることを特徴とする。
(2)上枠及び座板からなる長方形の一辺に、杖立がついていることを特徴とする(1)の玄関ベンチにおいて、杖立がついていない他の一辺に、肘掛が付属してしているとよい。
(3)上枠及び座板からなる長方形の一辺に、杖立がついていることを特徴とする(1)において、あるいは上枠及び座板からなる長方形の一辺に杖立、他の一辺に肘掛がついていることを特徴とする(2)において、玄関ベンチ上段の座板の片隅に、小物トレイを置くとよい。
【0005】
【考案の実施の態様】
以下に、本考案の一実施例について、図1〜図5を参照しながら説明する。
図1は、本考案の玄関ベンチの平面図である。図2は、正面図、図3は、側面図である。図4は玄関ベンチの肘掛金具の拡大図でありAは正面図、Bは側面図である。図5は小物トレイの斜視図である。
本考案の玄関ベンチは、上枠用短辺110と上枠用長辺120により長方形の上枠1を形成する。対となっている上枠用長辺120の各々は、上枠すのこ用板210の端を嵌め込むための窪み(図示せず)が、左右対象になるように一定の間隔をおいて形成されている。この窪みに、複数の上枠すのこ用板210の端を挿嵌して、座板2を形成している。
座板2の下に長方形の下枠3がある。該下枠3の内側は、座板2と同様な方法で形成したすのこ状の棚板4があり、上枠1と下枠3の四隅は、柱5で連結した構造となっている。
上枠用短辺110の一つに、肘掛6がついている。別の上枠用短辺110の一辺に杖立7がある。
【0006】
本考案の材料は、木材が好ましい。しかし近年資源保護の観点から合成樹脂からなる合成木材も注目されており、合成木材を利用することも可能である。
そして本考案の玄関ベンチは、釘や金具の使用を可及的に少なくしている。
【0007】
本考案の玄関ベンチの組み立て方の一例として、以下の工程があげられる。
上枠用短辺110の二つと、予め、上枠すのこ用板210の端を挿嵌するための窪み(図示せず)を有する上枠用長辺120の3辺は、まず嵌め込まれ、次に座板2の形成のため、複数の上枠すのこ用板210の端が嵌め込まれる。また、下枠3の3辺及び棚板4の形成のための下枠すのこ用板(図示せず)も、同様に嵌め込まれ、柱の2本も嵌め込まれる。
次に、上枠すのこ用板210の端を挿嵌するための窪みを有する上枠用長辺120の1辺と、下枠の1辺及び2本の柱5がねじ8で締め付けられて玄関ベンチ本体が作成される。
この操作で、上枠すのこ用板210の両端は、上枠用長辺120の窪みに挿嵌されて座板2が形成される。同様に棚板4が形成される。
【0008】
次に、杖立7をつける。杖立7の部分拡大図を図4に示す。杖立7の主要部品は金具9であり、中央に穴10がある。金具9は、上枠用短辺110の一つに取付ける。取付には、ネジ(図示せず)が使用される。
また、上枠用短辺110の杖立7を取付けた辺と向かい合った上枠用短辺110に肘掛6をつける。肘掛6は、サポートバー610とサポートバー用支柱620からなり、取付にはネジ8が使用される。杖立7で、杖15を立てることができる。
【0009】
本考案においては、好ましくは玄関ベンチの上段の片隅に、小物トレイ11が置かれている。来訪者が手荷物などを収納するのに好ましいからである。
小物トレイ11の具体例として、長方形の底板12の四辺を囲い板13で高くした箱や、竹でできたかごなどを挙げることが出来る。
【0010】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかなように、本考案による玄関ベンチは、以下に列記したような実用上の優れた効果を発揮できる。
(a)一般的に、杖はベンチに、傾けた状態で置くが、滑って杖が転倒するおそれがある。本考案では、玄関ベンチの脇に杖立があるため、杖が転倒したりすることがなく、別途設置された杖立まで立ち上がって別の場所に行く必要がない。
(b)肘かけが存在するため、手で玄関ベンチを捕まえやすく、体力がない人、半身不随の人にとって有利である。
(c)従来、杖立や肘掛のないベンチは、公園など用途が限定されていたが、玄関ベンチなどとして、一般家庭で利用することも可能である。
(d)また、医院、歯科医院、美容院、理髪店、銀行、郵便局などの待合室に用途を広げることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案玄関ベンチの平面図である。
【図2】本考案玄関ベンチの正面図である。
【図3】本考案玄関ベンチの側面図である。
【図4】玄関ベンチの肘掛金具の拡大図でありAは正面図、Bは側面図である。
【図5】小物トレイの斜視図である。
【符号の簡単な説明】
1   上枠
110 上枠用短辺
120 上枠用長辺
2   座板
210 上枠すのこ用板
3   下枠
4   棚板
5   柱
6   肘掛
610 サポートバー
620 サポートバー用支柱
7   杖立
8   ねじ
9   金具
10  穴
11  小物トレイ
12  底板
13  囲い板
14  肘掛金具
15  杖

Claims (3)

  1. 長方形の上枠と、該長方形の上枠の内側は、上枠すのこ状板で覆われて座板を形成し、
    上枠の下に長方形の下枠があり、該下枠の内側は下枠すのこ状板で覆われて、棚板が形成され、
    上枠と下枠の四隅は一定の間隔をあけ、柱で連結した構造となっていること、
    及び
    上枠及び座板からなる長方形の一辺に、杖立がついていることを特徴とする玄関ベンチ。
  2. 上枠及び座板からなる長方形の一辺に、杖立がついていることを特徴とする請求項1の玄関ベンチにおいて、杖立がついていない他の一辺に、肘掛が付属してしていることを特徴とする玄関ベンチ。
  3. 上枠及び座板からなる長方形の一辺に、杖立がついていることを特徴とする請求項1において、あるいは上枠及び座板からなる長方形の一辺に杖立、他の一辺に肘掛がついていることを特徴とする請求項2の玄関ベンチにおいて、玄関ベンチ上段の座板の片隅に、小物トレイを置いたことを特徴とする玄関ベンチ。
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