JP3096493B2 - 吸気量調整機構付曝気機 - Google Patents

吸気量調整機構付曝気機

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JP3096493B2
JP3096493B2 JP19257991A JP19257991A JP3096493B2 JP 3096493 B2 JP3096493 B2 JP 3096493B2 JP 19257991 A JP19257991 A JP 19257991A JP 19257991 A JP19257991 A JP 19257991A JP 3096493 B2 JP3096493 B2 JP 3096493B2
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hollow shaft
propeller
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negative pressure
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真人 西村
秀実 長川
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日立機電工業株式会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロペラの回転より生じ
る負圧を利用して空気を吸い込む自吸式曝気機に於て、
中空軸の軸受を汚水中の夾雑物にて閉鎖しないようにな
した吸気量調整機構付曝気機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下端にプロペラを取り付けた中空軸上端
にモータを接続し、かつこの中空軸をカバーで覆い、こ
のカバー下端に中空軸のプロペラを突出させ、かつこの
中空軸を軸受を介してカバーに回動自在に支持した自吸
式曝気機がある。これはモータにてプロペラを回転させ
ることによりプロペラ先端水域に負圧を発生させ、この
負圧を中空軸内より空気を吸入して水中に散気させるよ
うになしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自吸式曝気機に
おいてその吸気量を調整するものとしてバルブを設け、
このバルブの開閉操作をしている。しかしバルブを閉じ
るとカバー内が負圧となり、このカバー内負圧に応じて
汚水がカバー下端より軸受を経てカバー内へ侵入してく
る。この時中空軸を軸支した軸受に汚水中に含有する夾
雑物等が付着し、軸受が閉塞され、モータに過負荷を与
えたり軸受を破損したりする。
【0004】本発明はカバーに設けた吸気量調整用のバ
ルブを閉じたとき、カバー内に生じる負圧によっても汚
水が中空軸の軸支用の軸受を通過せず、軸受の閉鎖が生
じないようになすことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、プロペラを下端に設けた中空
軸にモータを接続し、このプロペラを回転させてプロペ
ラ先端水域に発生する負圧を利用して中空軸に穿設した
吸気孔より空気を吹き込む曝気機に於て、前記中空軸を
覆い、かつ下端が水面下にあるようにしてカバーを設け
るとともにこのカバーには、水面上方位置に吸気量制御
弁を、水中部に差圧調整用孔を夫々設け、さらにこのカ
バーに中空軸支持用の軸受より上方位置にシール機構を
設けたことを要旨とする。
【0006】
【作用】嫌気運転時、プロペラ先端水域に発生する負圧
にてカバー内に負圧が発生しても、シール機構より上方
で、かつ水中に開口した差圧調整孔より汚水がカバー内
に侵入し、これによりシール機構より下方にある軸受内
にはこの差圧の影響を受けない。このため軸受内を汚水
が流下することがなく、夾雑物にて詰まることがないの
で、円滑な運転が行える。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例にもとづいて説明
する。図において1は所要径と長さを有する中空軸で、
この中空軸1の上端にモータ2を接続し、下端には汚水
を撹拌曝気するのに適した形状を有するプロペラ5を取
り付けると共にこの中空軸1の下端を除いてほぼ全長を
覆うようにしてカバー3を配設し、このカバー3の上端
をモータ2のハウジングと固定する。
【0008】カバー3内の中空軸1で、常に水面上方位
置にあるようにして吸気口1Hを穿孔し、カバー下端部
に軸受6を設けて、この軸受6にて前記中空軸1の下部
を回動自在に支持するとともに、カバー下端より突出す
る中空軸下端外周に所望のプロペラ5を設ける。そして
このカバー3には常に水面より上方となる位置に弁取付
部8を穿設し、この弁取付部8に吸気量調整弁9を設け
るとともにカバーの水面より下方位置すなわち常に水中
にある位置に差圧調整孔7を穿設する。
【0009】さらにカバー3内には軸受6より上方位置
にシール機構4を設け、中空軸1は回動可能なるもこの
シール機構4にてカバー3内を上室と下室に仕切り、カ
バー3の上下両室の導通を遮断し、これによりカバー3
内特にカバー上室内と下室内の差圧の影響を受けないよ
うにする。
【0010】従って上述の如く構成したる曝気機におい
て、好気運転をする際、吸気量調整弁9を開いてモータ
を駆動すると中空軸1を介してプロペラ5が回動し、こ
れによりプロペラ先端水域に発生する負圧にて前記弁9
より大気の空気はカバー3内を経てさらに吸気口1Hよ
り中空軸1内を経て中空軸下端の散気口より水中へ微細
な気泡となって放出され、汚水の撹拌曝気が行われる。
この時、弁9の開閉度を調整することにより吸気量が調
整される。またカバー3内の圧力Pは大気圧か大気圧に
近い圧力を保つ。
【0011】嫌気運転を行うには上記吸気量調整弁9を
閉じてモータの駆動にてプロペラ5を回転させると汚水
はこの回転するプロペラにて撹拌されるが、曝気すなわ
ち吸気はされない。しかしこのプロペラの回転にてプロ
ペラ先端水域には負圧は発生し、この負圧はカバー3内
の空気を吸引する。従って嫌気運転時カバー3内の圧力
Pは負圧となる。しかしこのカバー3には水中に開口す
る差圧調整孔7が穿設されているので、カバー内に生じ
る負圧にて該孔7より汚水がカバー内に侵入し、これに
よりカバー内圧力Pは好気運転時と同様大気圧もしくは
大気圧に近い状態となる。またこの場合、カバー内はシ
ール機構4にてカバー内の上室と軸受6を有する下室と
は圧力的に分離されているので、カバー内に発生する負
圧にてもカバー端より軸受を通過して汚水は侵入するこ
とがない。このため軸受は汚水中の夾雑物が付着し、か
つ閉鎖するのを未然に防止できる。
【0012】
【発明の効果】本発明によるときは、嫌気運転時におい
てもカバー内は差圧調整孔より汚水の侵入し、軸受内を
汚水が通過しないため軸受内に夾雑物が侵入して詰まり
が生じないので、嫌気運転を円滑に行える利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明曝気機の断面図である。
【符号の説明】
1 中空軸 1H 吸気孔 2 モータ 3 カバー 4 シール機構 5 プロペラ 6 軸受 7 差圧調整孔 9 吸気量調整弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 3/20 G02F 3/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロペラを下端に設けた中空軸にモータ
    を接続し、このプロペラを回転させてプロペラ先端水域
    に発生する負圧を利用して中空軸に穿設した吸気孔より
    空気を吹き込む曝気機に於て、前記中空軸を覆い、かつ
    下端が水面下にあるようにしてカバーを設けるとともに
    このカバーには、水面上方位置に吸気量制御弁を、水中
    部に差圧調整用孔を夫々設け、さらにこのカバーに中空
    軸支持用の軸受より上方位置にシール機構を設けたこと
    を特徴とする吸気量調整機構付曝気機。
JP19257991A 1991-07-05 1991-07-05 吸気量調整機構付曝気機 Expired - Fee Related JP3096493B2 (ja)

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DE10120111A1 (de) * 2001-04-25 2002-11-07 Fachhochschule Oldenburg Ostfr Verfahren zum Einbringen eines Gases, insbesondere von Sauerstoff, in tiefere Bereiche einer Flüssigkeitsansammlung, insbesondere eines Sees, und Vorrichtung zum Durchführen des Verfahrens
WO2006102802A1 (fr) * 2005-03-30 2006-10-05 Shulin Sun Aerateur a oxygene dissous active
JP2007229692A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Towa Koso Kk 廃水処理槽及び湿式塗装ブース
CN102417233B (zh) * 2011-09-29 2013-07-10 太原卫安环保科技有限公司 水力空化增氧曝气机

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