JP3095752U - 縁無しメガネのレンズ止めワッシャー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】縁無しメガネのレンズ止めワッシャーは、レン
ズをワッシャーの広い面で押さえ、固定している事が望
ましい。その為には、ワッシャーはレンズと広い面で接
触し、保持具と連結出来るように、ボルト頭の底部、或
いは、ナットの底部とワッシャーの接触部分が可動する
ことが課題であった。 【解決手段】本考案では、縁無しメガネのレンズ止めワ
ッシャーの穴を、ボルト軸５の直径より、概算２０％〜
５０％大きい円形もしくは、楕円にするとともに、そ
の、ワッシャー８とボルト頭６の底部１０、或いは、ナ
ット７の底部１１との接触個所９に、ボルト頭の底部、
或いは、ナットの底部より大きい座グリ１２を設けるこ
とによって、ボルト或いはナットを締め付けるとワッシ
ャーはレンズを均一の力で押さえ込む様に可動し、本課
題を解決する事が出来る。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、縁無しメガネに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】以下、従来の実施例を図２の（Ａ）、及び（Ｂ）に基づいて構 成を説明すると、縁無しメガネ（１）のレンズ止めの方法は、レンズ（２）とレ ンズに連結する保持部（３）をワッシャー（８）を介してボルト、もしくは、ナ ットで締め付けて固定しているが、ワッシャー（８）は常にボルト軸（５）に対 して直角に位置しているために、斜めのレンズ面（４）にはワッシャーは面全体 に均一の圧力でレンズを固定することが出来ない。 したがって、ワッシャーの一部分がレンズを強く圧迫している個所（１３）にス トレスが生じて、そこからレンズが破損する事がある。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 縁無しメガネ（１）に使用されるレンズ止めワッシャー（８）が斜めのレンズ 面（４）を均等の圧力で接触保持出来るようにするため、ワッシャー（８）の角 度は可動させる必要がある。 かつまた、ボルト頭の底部（１０）、或いは、ナットの底部（１１）がワッシャ ーをしっかりと締め付け固定出来るようにする事によって、前述の欠点を解決し ようとするものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 本考案では、縁無しメガネのレンズ止めワッシャーの穴を、ボルト軸の直径よ り、概算２０％〜５０％大きい円形もしくは、楕円にするとともに、その、ワッ シャーとボルト頭の底部、或いは、ナットの底部との接触個所（９）に、ボルト 頭の底部、或いは、ナットの底部より大きい座グリを設けることによって、ボル ト或いはナットを締め付けるとワッシャーはレンズを均一の力で押さえ込む様に 可動し、本課題を解決する事が出来る。 【０００５】 【発明の実施の形態】 本考案は、一般的な縁無しメガネのレンズ止めワッシャーとして使用するもの である。 【０００６】 以下、本考案の請求項１の実施例として、図３の（Ａ）に基づいて構成を説明 する。 図３の（Ａ）は、ボルトを締めると、ボルト頭の底部（１０）がワッシャーの座 グリ部（１２）に接触し、斜めのレンズ面（４）をワッシャー（８）が均一の力 で押さえ込んでいる説明図である。 【０００７】 以下、本考案の請求項１の実施例として、図３の（Ｂ）に基づいて構成を説明 する。 図３の（Ｂ）は、ナット（７）を締めると、ナットの底部（１１）がワッシャ ーの座グリ部（１２）に接触し、斜めのレンズ面（４）をワッシャー（８）が均 一の力で押さえ込んでいる説明図である。 【０００８】 【考案の効果】 本考案は、上述した形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。 【０００９】 上述の様に、本考案の縁無しメガネのレンズ止めワッシャーは、レンズ面がボ ルトに対して斜めであっても、ワッシャーはレンズ面に広く接触することになる 。したがって、ワッシャーがレンズを固定する圧力は均一に加わるため、レンズ に対するストレスが分散しレンズの破損が起こり難くなる。

【図面の簡単な説明】 【図１】縁無しメガネの斜視図である。 【図２】（Ａ）は、従来の技術のボルトを締めてレンズ
を固定する方法の説明図である。ワッシャーの一部分が
レンズを強く圧迫している個所（１３）と隙間となる個
所（１４）が出来ることを説明している。（Ｂ）は、従
来の技術のナットを締めてレンズを固定する方法の説明
図である。ワッシャーの一部分がレンズを強く圧迫して
いる個所（１３）と隙間となる個所（１４）が出来るこ
とを説明している。 【図３】（Ａ）は、本考案の実施例の１つで、ボルトを
締めてレンズを固定する方法の説明図である。ボルトを
締めると、ボルト頭の底部（１０）がワッシャーの座グ
リ部（１２）に接触し、斜めのレンズ面（４）をワッシ
ャー（８）が均一の力で押さえ込んでいる説明図であ
る。（Ｂ）は、本考案の実施例の１つで、ナットを締め
てレンズを固定する方法の説明図である。ナット（７）
を締めると、ナットの底部（１１）がワッシャーの座グ
リ部（１２）に接触し、斜めのレンズ面（４）をワッシ
ャー（８）が均一の力で押さえ込んでいる説明図であ
る。 【符号の説明】 １ 縁無しメガネの斜視図 ２ レンズ ３ 保持部 ４ 斜めのレンズ面 ５ ボルト軸 ６ ボルト頭 ７ ナット ８ ワッシャー ９ ワッシャーとボルト頭の底部、或いは、ナットの底
部との接触個所 １０ ボルト頭の底部 １１ ナットの底部 １２ ワッシャーの座グリ部 １３ ワッシャーの一部分がレンズを強く圧迫している
個所 １４ 隙間となる個所

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】縁無しメガネ（１）のレンズ止めワッシャ
   ー（８）の穴を、ボルト軸（５）の直径より、概算２０
   ％〜５０％大きい円形もしくは、楕円にするとともに、
   その、ワッシャーとボルト頭の底部、或いは、ナットの
   底部との接触個所（９）に、ボルト頭の底部（１０）、
   或いは、ナットの底部（１１）より大きい座グリ（１
   ２）を設けることを特徴とするもの。