JP3095147B2 - モータ - Google Patents

モータ

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JP3095147B2
JP3095147B2 JP03126929A JP12692991A JP3095147B2 JP 3095147 B2 JP3095147 B2 JP 3095147B2 JP 03126929 A JP03126929 A JP 03126929A JP 12692991 A JP12692991 A JP 12692991A JP 3095147 B2 JP3095147 B2 JP 3095147B2
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magnet
magnetic
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隆雄 丸山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータに関し、例えばホ
ール素子等の磁気検出素子を用いてマグネツトの位置を
検出するようになされたモータに適用して好適なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄芯を有すると共にロータ及びス
テータ間のギヤツプが回転軸に対して略平行な方向に形
成されたラジアルギヤツプ型のモータにおいては、ロー
タの回転位置を検出するための例えばホール素子等の磁
気検出素子をロータ側に設けられたマグネツトの磁束を
検出し得る位置に配置するようになされている。
【0003】すなわち図3に示すように、モータ1はス
テータを形成する固定部材3の平面中心部分に円筒形状
の回転軸支持部4が植立形成され、当該回転軸支持部4
に内周面にベアリング8A及び8Bを介して回転軸11
が回転自在に枢支されている。
【0004】この回転軸11の先端部にはロータを形成
するヨーク部材12が固着され、当該ヨーク部材12の
内周面に円筒形状のマグネツト13が固着され、ヨーク
部材12及びマグネツト13が回転軸11と一体に回転
するようになされている。
【0005】また回転軸支持部4の外周面には積層構造
の鉄芯5が固定され、当該鉄芯5に巻線6が巻装されて
いる。
【0006】従つて当該巻線6に駆動電流を通電するこ
とにより、マグネツト13から発生する磁束Bを駆動電
流の通電方向に応じて鉄芯5において吸引又は反発し、
これによりヨーク部材12及びマグネツト13でなるロ
ータ部を回転させるようになされいてる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで固定部材3上に
はマグネツト13からの磁束の量を検出してマグネツト
13(すなわちロータ部)の回転位置を検出するように
なされたホール素子等の磁気検出素子15がその感磁面
15Aを上向きにしてリード15Bを固定部材3の表面
に形成された配線パターン上にはんだ16によつて固定
されている。
【0008】ところがこのようなマグネツト13に対し
て対向しない位置に磁気検出素子15を配置する場合、
マグネツト13及び鉄芯5間の漏れ磁束だけを検出する
ことになり、十分な磁束を検出し得ず、当該磁気検出素
子15の出力としてモータ1を駆動するために十分な出
力を得ることが困難な問題があつた。
【0009】この問題点を解決するための1つの方法と
して、図4に示すように磁気検出素子22の感磁面22
Aをマグネツト13に対向させると共に、できるだけマ
グネツト13に近づけて配置するような構成のものが考
えられる。
【0010】ところがこのような構成のモータ20にお
いては、図3に示すモータ1に比して磁気検出素子22
を位置決めする等の実装工程が煩雑化すると共に、不良
率が高くなる問題があり解決策としては未だ不十分であ
つた。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、モータの駆動するための十分な磁束を検出し得る磁
気検出素子を一段と簡易な工程で実装することができる
モータを提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、鉄芯5及びマグネツト13間に生
じる磁界Bによつてロータを一方向に回転させるように
なされ、磁気検出素子15によつてマグネツト13の位
置を検出するようになされたモータにおいて、鉄芯5か
ら発生する磁束及びマグネツト13から発生する磁束B
がそれぞれ反発し合つて同一方向に曲折する方向に設け
られ、当該曲折してなる磁束を横切る面に感磁面15A
を配置した磁気検出素子15を備えるようにする。
【0013】
【作用】鉄芯5から発生する磁束及びマグネツト13か
ら発生する磁束がそれぞれ反発し合つて曲折する方向に
マグネツト13の位置を検出する磁気検出素子15を設
けることにより、磁気検出素子15をマグネツトに対向
する位置に設けなくても実用上十分な範囲で鉄芯5及び
マグネツト13による磁界Bを検出することができ、こ
れにより磁気検出素子15を一段と簡単に実装すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0015】図3及び図4との対応部分に同一符号を付
して示す図1において、モータ30は固定部材3上に磁
気検出素子15がその感磁面15Aを上向きにしてはん
だ16によつてリード15Bを固定されている。
【0016】この磁気検出素子15の配設位置は、マグ
ネツト13及び鉄芯5からの磁束Bがそれぞれ常に反発
し合う位置に設けられており、反発して下向きに折り曲
げられた磁束Bを感磁面15Aによつて検出するように
なされている。
【0017】すなわちこのモータの横断面を示す図2に
おいて、ヨーク部材12及びマグネツト13の回転方向
が矢印aで示す一方向である場合、鉄芯5の巻線6に通
電される駆動電流は、当該鉄芯5に対向するマグネツト
13のうち回転方向a側に位置するマグネツト13を反
発するような方向に通電される。
【0018】従つて鉄芯5及びマグネツト13が図2に
示すような位置関係にあるとき、鉄芯5をN極とするよ
うな方向に駆動電流が通電される。
【0019】またマグネツト13が回転して図2に示す
N極マグネツト13の位置にS極のマグネツトが到来し
たときには、鉄芯5にS極が発生するような方向に駆動
電流が通電されることにより、マグネツトが反発されて
さらにa方向に回転するようになされている。
【0020】従つて当該モータ30が回転している間に
は、図2における鉄芯5の右側(すなわちマグネツト1
3の回転方向側)には、常に鉄芯5による磁束及びマグ
ネツト13による磁束がそれぞれ反発し合う状態となつ
ていることにより(図1)、この間の磁束Bは常に上下
方向(すなわち回転軸11に対して平行な方向)に折り
曲げられた状態を維持する。
【0021】また巻線6に駆動電流を通電して得られる
鉄芯5の磁界はマグネツト13の回転動作に応じてその
電流値及び方向を変化するようになされており、上下方
向に折り曲げられた鉄芯5による磁束は、マグネツト1
3の移動に応じて変化する磁束と同様にしてその量を変
化するようになされている。
【0022】従つて当該鉄芯5による磁束及びマグネツ
ト13による磁束を合わせた磁束Bを磁気検出素子15
の感磁面15Aにおいて実用上十分な量だけ検出するこ
とができる。
【0023】以上の構成によれば、磁束Bが上下方向に
折り曲げられる位置に磁気検出素子15を配置すること
により、当該磁気検出素子15の感磁面15Aを上向き
にして設けることができ、これにより従来のように感磁
面22Aをマグネツト13に対向するようにして位置検
出素子22を設ける場合(図4)に比して、磁気検出素
子15を固定部材3上に形成された配線パターン上に載
置した後、リード15Bをはんだ付けするだけの簡易な
工程によつて当該磁気検出素子15を実装することがで
きる。
【0024】かくして一段と位置検出素子15の実装工
程を簡単化することができる。
【0025】因みに巻線6によつて得られる磁束は当該
巻線6に通電される電流が多いほど多くなることによ
り、例えば始動時のようにモータ30に負荷がかかつて
駆動電流値が増加した際に磁気検出素子15においてよ
り大きな検出出力を得ることができる。
【0026】なお上述の実施例においては、磁気検出素
子15の配設位置として図2に示すように鉄芯5の右端
部を選定した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、要は鉄芯5及びマグネツト13による磁束Bが反
発し合う位置であれば良い。
【0027】また上述の実施例においては、磁気検出素
子15としてホール素子を用いた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、他の種々の磁気検出素子を
適用することができる。
【0028】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、互いに反
発し合って同一方向に折り曲がつたマグネツト及び鉄芯
の磁束を当該磁束を横切る面に設けられた感磁面で検出
するようにしたことにより、モータを駆動するために十
分な磁束を検出することができる。また、曲折した磁束
を横切る面に磁気検出素子の感磁面を設けるようにした
ことにより、磁気検出素子を一段と簡易な実装工程で実
装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータの一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明による位置検出素子の配設位置を示す断
面図である。
【図3】従来のモータを示す断面図である。
【図4】従来のモータを示す断面図である。
【符号の説明】
1、20、30……モータ、5……鉄芯、6……巻線、
11……回転軸、12……ヨーク部材、13……マグネ
ツト、15、22……位置検出素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/08,21/22 H02K 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄芯及びマグネツト間に生じる磁界によつ
    ロータを一方向に回転させるようになされ、磁気検出
    素子によつて上記マグネツトの位置を検出するようにな
    されたモータにおいて、 上記鉄芯から発生する磁束及び上記マグネツトから発生
    する磁束がそれぞれ反発し合つて同一方向に曲折する方
    向に設けられ、当該曲折してなる磁束を横切る面に感磁
    面を配置した上記磁気検出素子を具えることを特徴とす
    るモータ。
JP03126929A 1991-04-30 1991-04-30 モータ Expired - Fee Related JP3095147B2 (ja)

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