JP3094360U - さや筒式開閉回転軸 - Google Patents

さや筒式開閉回転軸

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JP3094360U
JP3094360U JP2002007575U JP2002007575U JP3094360U JP 3094360 U JP3094360 U JP 3094360U JP 2002007575 U JP2002007575 U JP 2002007575U JP 2002007575 U JP2002007575 U JP 2002007575U JP 3094360 U JP3094360 U JP 3094360U
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sheath
rotary shaft
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進富 洪
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▲しん▼吉興業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】停止機能を持つ以外に反復操作によるゆるみ現
象を起こさず、かつ蓋体と機体が自動的に開閉する機能
を持つさや筒式開閉回転軸を提供する。 【解決手段】主にさや筒1、軸杆2、伸縮体3、スライド
4、及び旋回体5より構成し、さや筒1のその筒口12の縁
に少なくとも2段の溝部13を設け、スライド4のほぞ42
を挿し込むことによってその軸を移動させ、蓋体対をあ
る角度内で自動開閉する機能を持たせる。また、スライ
ド4の滑凹部43及び滑凸部44と旋回体5の端凹部53及び端
凸部52とが対接関係を形成し、その周辺縁には接続部54
を設置し関連部品と連結させる。関連部品が旋回するこ
とにより、端凹部53及び端凸部52が滑凹部43及び滑凸部
44と離接を繰り返し、蓋体と機体の開閉を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、開閉機能をもつ回転軸で、特に、さや筒式開閉回転軸に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に蓋を開閉する消耗性の電子製品として、携帯電話、PDA(パーソナル デジタルアシスト)又は携帯型音響装置等がある。これらは、大抵、キーを押す 又はパネルを覆うといった操作で蓋を開閉することによって、キーの誤触を防い だりパネルの保護をする。例えば、現在一般の開閉蓋又はスライド蓋を設けた携 帯電話を例にとれば、その使用時、蓋体を完全に開くか推移させてキーを押す必 要があり、その蓋体は機体の底縁に設置されており、軸又はほぞ方式によって機 体と連結し蓋体を開閉する。しかしながら、一定期間使用すれば摩擦による消耗 が原因で機体と蓋体がゆるむという現象を引き起こす。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記公知技術の欠点を解決するため、本考案は、さや筒式開閉回転軸の提供を 課題とする。必らず備えるべき停止機能を持つ以外に反復操作によるゆるみ現象 を起こさず、加えて蓋体と機体が自動的に開閉する機能を持つ回転軸の提供を課 題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、下記のさや筒式開閉回転軸を提供する。 さや筒式開閉回転軸は、さや筒に溝部を設け、スライドのほぞを挿し込んで軸の 位置を移動させ、蓋体がある一定角度内で自動的に開閉する機能を持たせる。 また、さや筒の連接部と旋回体の接続部を設置することで、螺合の工程を免除 し、機体と蓋体の結合を迅速に行うことができることを特徴とする。
【0005】 すなわち、本考案は、下記のとおりである。 (1)さや筒式開閉回転軸は、さや筒で、その筒口の縁に少なくとも二段の溝部 が設置され、且つ、周辺縁には連接部を設け関連部品と連結するようになってお り、軸杆は棒体でさや筒底部まで通って固着され、伸縮体は軸杆を通し、さや筒 内部に設置され、スライドはその中央の通孔に軸杆を通し、内部に伸縮体を定着 させており、縁には溝部と対応してほぞが設けられて内にはめ込まれており、外 側には滑凹部及び隣り合う二つの滑凸部が設置され、旋回体はその中央の透孔に 軸杆を通し、外側と軸杆を固定し、その内側には端凹部及び隣り合う二つの端凸 部が設置されスライドの滑凹部と滑凸部とともに対接状態を形成し、且つ、周辺 には接続部を設け関連部品と連結するようになっており、関連部品が旋回するこ とにより、端凸部は滑凸部に沿って上に移動し、ほぞは溝部に沿って内に移動し て伸縮体を押し縮め、端凸部が滑凸部を越えれば伸縮体は伸びてスライドの軸が 外に移動し、端凸部に沿う滑凸部が別側面の下に移動するといったように、端凸 部及び端凹部が滑凹部及び滑凸部と離接する事によって、関連部品と関連部品と を開閉することを特徴とするさや筒式開閉回転軸。 (2)前記さや筒式開閉回転軸は、そのうち溝部が相対して設置されており、且 つ、両側にそれぞれ斜面が設けられ階段形の溝道を形成していることを特徴とす る上記(1)のさや筒式開閉回転軸。 (3)前記さや筒式開閉回転軸は、そのうち連接部及び接続部が単面、二面のフ ライス面又は多角形の柱体のためのものであることを特徴とする上記(1)のさ や筒式開閉回転軸。 (4)前記さや筒式開閉回転軸は、そのうちスライドがバネであることを特徴と する上記(1)のさや筒式開閉回転軸。 (5)前記さや筒式開閉回転軸は、そのうち軸杆と旋回体の結合方式がリベット 止め、止め金、又は螺合止めであることを特徴とする上記(1)のさや筒式開閉 回転軸。 (6)前記さや筒式開閉回転軸は、そのうち溝部と連接部が直線に排列されて いることを特徴とする上記(1)のさや筒式開閉回転軸。
【0006】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の具体的な技術内容を図面に基づいて説明する。図1は、本考案 の立体分解図で、図2は、本考案の組み立て後の断面図で、図3及び図4は、本 考案の2種の操作状態の断面図で、図5は、本考案の組み立て後の立体図である 。
【0007】 先ず、図1及び図2に示すように、本考案の回転軸は、さや筒1、軸杆2、伸 縮体3、スライド4及び旋回体5から構成される。 そのうち、さや筒1は空洞筒体で、底部に筒孔11が開設され、軸杆2を通し 、もう一方の端の筒口12には少なくとも2段の溝部13を相対して設置し、且 つその両側にはそれぞれ斜面131を作り階段形の溝道を形成して、スライド4 の軸の滑りをよくしている。また、さや筒1の表面には連接部14を設け、例え ば、機体の差込みなどと固定するようになっており、図1に示すように、連接部 14は二つのフライス面であるが、それだけに限らず、実施時には単面・二面の フライス面又は多角形の柱体に対しても、同等の位置決め機能を実現する。この ほか、連接部14は実施時に溝部13の配列を直線にするため、さや筒1の壁の 厚みより更に薄くなっている。
【0008】 軸杆2は棒体で、後述の各素子を通って底部の軸盤21を筒孔11に固着する 。伸縮体3はバネのような弾性体で、軸杆2を通した後、さや筒1の内部に設置 される。
【0009】 スライド4は柱体で、その内側に伸縮体3を固着し、中央に通孔41を設け軸 杆2を通しており、縁には溝部13の位置に対応してほぞ42を設け、溝部13 内に挿し込むことによりスライド4はさや筒1内で軸を移動させ、伸縮体3と相 互移動を形成する。さらに、スライド4の外側には滑凹部43及び隣り合う二つ の滑凸部44が設置され、旋回体5と対接機能を形成する。
【0010】 旋回体5は柱体で、その中央に開設した透孔51に軸杆2を通した後、リベッ ト止め、止め金、又は螺合止め方式によって旋回体5の外側にて固定され、軸杆 2と連動させて回転軸の長さを定める。旋回体5の内側には、端凹部53及び隣 り合う二つの端凸部52が設置され、スライド4の二つの滑凸部44と滑凹部4 3とで対接機能を形成する。このほか、旋回体5の表面には接続部54が設置さ れており、例えば、蓋体差込みなどと固定するようになっており、前述と同じよ うに接続部54は実施時、1面、2面のフライス面又は多角形柱体に対し所期の 位置決め機能を実現する。
【0011】 図2及び図5に示すのは、本考案の組み立て後の断面図及び立体図である。図 3の操作時の状態の断面図は、スライド4の滑凹部43及び滑凸部44が旋回体 5の端凹部53及び端凸部52と離れた対接状態を形成しており、これは、機体 と蓋体とが閉じている状態を表す。蓋体を開こうとする時は、二つの端凸部52 が滑凹部43から離れ二つの滑凸部44に沿って上に移動し、スライド4が旋回 体5の軸の力を受け、ほぞ42が溝部13にそって内に移動し伸縮体3を押し縮 める。
【0012】 図3に示すように、端凸部52が滑凸部44を越えて頂点に行った時、伸縮体 3が伸びてスライド4は外に移り、端凸部52が滑凸部44に沿って別側の下に 移動し、二つの端凸部52が180度回転して再度滑凹部43に入る。これは蓋 体と機体が開かれた状態である。
【0013】
【考案の効果】
上記のように、本考案は、さや筒に溝部を設けてスライドのほぞを挿し込むこ とによってその軸を移動させ、蓋体をある角度内で自動開閉する機能を持つ。こ のほか、さや筒の連接部と旋回体の接続部を設置することによって、フライス面 又は多角形柱体との位置決め機能を実現し、且つ螺合の工程を免除し、ゆるみ現 象を起こさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の立体分解図である。
【図2】本考案の組立後の断面図である。
【図3】本考案の操作状態の断面図である。
【図4】本考案の操作状態の断面図である。
【図5】本考案の組立後の立体図である。
【符号の説明】
1 さや筒 12 筒口 131 斜面 2 軸杆 3 伸縮体 41 通孔 43 滑凹部 5 旋回体 52 端凸部 54 接続部 11 筒孔 13 溝部 14 連接部 21 軸盤 4 スライド 42 ほぞ 44 滑凸部 51 透孔 53 端凹部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 さや筒式開閉回転軸は、さや筒で、その
    筒口の縁に少なくとも二段の溝部が設置され、且つ、周
    辺縁には連接部を設け関連部品と連結するようになって
    おり、軸杆は棒体でさや筒底部まで通って固着され、伸
    縮体は軸杆を通し、さや筒内部に設置され、スライドは
    その中央の通孔に軸杆を通し、内部に伸縮体を定着させ
    ており、縁には溝部と対応してほぞが設けられて内には
    め込まれており、外側には滑凹部及び隣り合う二つの滑
    凸部が設置され、旋回体はその中央の透孔に軸杆を通
    し、外側と軸杆を固定し、その内側には端凹部及び隣り
    合う二つの端凸部が設置されスライドの滑凹部と滑凸部
    とともに対接状態を形成し、且つ、周辺には接続部を設
    け関連部品と連結するようになっており、関連部品が旋
    回することにより、端凸部は滑凸部に沿って上に移動
    し、ほぞは溝部に沿って内に移動して伸縮体を押し縮
    め、端凸部が滑凸部を越えれば伸縮体は伸びてスライド
    の軸が外に移動し、端凸部に沿う滑凸部が別側面の下に
    移動するといったように、端凸部及び端凹部が滑凹部及
    び滑凸部と離接する事によって、関連部品と関連部品と
    を開閉することを特徴とするさや筒式開閉回転軸。
  2. 【請求項2】 前記さや筒式開閉回転軸は、そのうち溝
    部が相対して設置されており、且つ、両側にそれぞれ斜
    面が設けられ階段形の溝道を形成していることを特徴と
    する請求項1記載のさや筒式開閉回転軸。
  3. 【請求項3】 前記さや筒式開閉回転軸は、そのうち連
    接部及び接続部が単面、二面のフライス面又は多角形の
    柱体のためのものであることを特徴とする請求項1記載
    のさや筒式開閉回転軸。
  4. 【請求項4】 前記さや筒式開閉回転軸は、そのうちス
    ライドがバネであることを特徴とする請求項1記載のさ
    や筒式開閉回転軸。
  5. 【請求項5】 前記さや筒式開閉回転軸は、そのうち軸
    杆と旋回体の結合方式がリベット止め、止め金、又は螺
    合止めであることを特徴とする請求項1記載のさや筒式
    開閉回転軸。
  6. 【請求項6】 前記さや筒式開閉回転軸は、そのうち溝
    部と連接部が直線に排列されていることを特徴とする請
    求項1記載のさや筒式開閉回転軸。
JP2002007575U 2002-11-06 2002-11-28 さや筒式開閉回転軸 Expired - Lifetime JP3094360U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW091217809 2002-11-06
TW91217809U TW588925U (en) 2002-11-06 2002-11-06 Sleeve type lift combination rotation axis

Publications (1)

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