JP3093756U - 液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品のバーコードを読み取って、液晶モニタ
ーが内容を映像や音で出力する液晶モニター付のコード
読取機とパソコンの連体構造を提供する。 【解決手段】 液晶モニター付のコード読取機とパソコ
ンの連体構造は、主に液晶モニター１１、出入力ユニッ
ト板２５、内装コード読取機３０、メモリーユニット２
２から構成され、液晶モニター１１背面にはメインボー
ド２０が設置され、また出入力ユニット板２５は、電源
コードコンセント２５１、イヤホーンコンセント２５
４、ラインコンセント２５２及びＵＳＢコンセント２５
３等の関連回路の連接ポートを含み、内装コード読取機
３０は、スキャナー３１が機器の外に露出して、バーコ
ード４２を読み取る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構造に関するもの で、商品のバーコードを読み取って、液晶モニターが内容を映像や音で出力する 技術分野に属する。

【０００２】

【従来の技術】

現在、人々の生活が変化し、店に陳列する商品の種類も多くなった。以前は店 頭に出す前に店の者が各商品に価格を打ったシールを貼り、キャッシャーが値段 を打つのに便利なようにした。しかしながら、この伝統的な方法は時間がかかる 。ところで商品の包装には皆バーコードが設置されており、新しい商品はこの包 装上のバーコードを読み取る読取機を使って、商品をチェックしたり、価格をつ けたりしている。この読取機の基本はスキャナーとメモリーユニットによって構 成されており、このメモリーユニットにはバーコードデーターが保存され、商品 のバーコードをスキャナーに通すと、メモリーユニットがバーコードデーターを キャッシャーに伝え、キャッシャーが商品の品名と価格をレシート上に打ち込む 。このようにすれば、価格シールを貼る手間と時間が節約できる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながらこの種のコード読取機は店にとっては有利で、労力とコストを減 らすことができるが、消費者にとってはあまりよくない。なぜなら、多数の商品 はすでに包装してあり、中を知ることができない。例えば、映画や音楽のＣＤは 典型的な例で、価格が高く、簡単な広告だけでは消費者に映画や音楽のセールス ポイントを伝えることができず、消費者は満足できないＣＤを買うことになる。 そのため消費者に試供品を見せたり、聞かせたりするＤＶＤやＶＣＤの設備を店 は購入しなければならず、店にとっても、消費者にとっても、理想的でない。 そのため、本考案は、上述の問題を改善し、商品のバーコードを読み取って、 液晶モニターが内容を知らせる液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体 構造を提供することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、請求項１の考案は、主に液晶モニター出入力ユニッ ト板、内装型のコード読取機、メモリーユニットから構成された液晶モニター付 のコード読取機とパソコンの連体構造において、メインボードが設置された液晶 モニター及びその背面と、 電源コードコンセント、イヤホーンコンセント、ラインコンセント及びＵＳＢコ ンセント等の関連回路の連接ポートを含む出入力ユニット板と、スキャナーが機 器の外に露出して、バーコードを読み取る内装型のコード読取機と、商品データ ーの内容を保存し、その内容位置と読み取ったバーコードは対応するメモリーユ ニットから構成され、これらによって商品のバーコードをコード読取機に通すと 、液晶モニターがバーコードに対応した内容を多種のメディアで出力することを 特徴とする液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構造である。 請求項２の考案は、前記メインフレーム外部は箱体で、前枠体、後外体が組み 合わさり、前枠体は中空で液晶モニターが設置され、メインボード、出入力ユニ ット板及びコード読取機は液晶モニター背後に合わせて設置され、後外体と合わ せて閉じると、組立外体上にはスキャナーが窓から露出することを特徴とする請 求項１記載の液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構造である。 請求項３の考案は、前記後外体中央には、支持台を結合する回転軸蓋付部材が 設置されることを特徴とする請求項２記載の液晶モニター付のコード読取機とパ ソコンの連体構造である。 請求項４の考案は、前記スキャナーは、メインフレーム底面端に設置され窓か ら露出しることを特徴とする請求項２記載の液晶モニター付のコード読取機とパ ソコンの連体構造である。 請求項５の考案は、前記液晶モニターは、外からのタッチ型のモニターを設置 することを特徴とする請求項１記載の液晶モニター付のコード読取機とパソコン の連体構造である。 すなわち、前記各本考案の液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構 造は、主に液晶モニター出入力ユニット板、内装コード読取機、メモリーユニッ トから構成される。液晶モニター背面にはメインボードが設置され、また出入力 ユニット板は、電源コードコンセント、イヤホーンコンセント、ラインコンセン ト及びＵＳＢコンセント等の関連回路の連接ポートを含む。また内装コード読取 機は、スキャナーが機器の外に露出して、バーコードを読み取る。そしてメモリ ーユニットは、商品データーの内容をアクセスする空間で、その内容位置と読み 取ったバーコードは対応する。これによって商品のバーコードをコード読取機に 通すと、液晶モニターがバーコードに対応した内容を多種のメディアで出力する ことを特徴とするものである。

【０００５】

【考案実施の形態】

以下、本考案の好適な液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構造の 実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、図１から図６が示すように、本考案の実施例は、液晶モニター１１の背 面にメインボード２０が設置されている。出入力ユニット板２５は電源コードコ ンセント２５１、イヤホーンコンセント２５４、電話線コンセント２５２及びＵ ＳＢコンセント２５３等の関係回路の連接ポートを含み、内装コード読取機３０ はスキャナー３１が機器の外に出てバーコード４２を読み取る。またメモリーユ ニット２２(或いはハード)は商品のデーター内容のアクセス空間となり、その位 置と読み取りバーコード４２は相互に対応する。

【０００６】 実施時、メインフレーム１の外部は箱体であって、前枠体１０及び後外体１５ から成り、そのうち前枠体１０は中が空洞で液晶モニター１１が設置される。ま たメインボード２０、出入力ユニット板２５及び内装コード読取機３０はすべて 液晶モニター１の背後に設置され、後外体１５を被せて閉じる。組立時、そのメ インフレーム１上には窓１６が設置され、その窓１６からコード読取機３０のス キャナー３１が露出しており、図１に示すとおり、前枠体１０底面に位置する。

【０００７】 図１、５に示すとおり、本考案は壁に掛けて固定する外に、後外体１５中央の 回転軸蓋付部材１７に支持台１８を掛合してもよく、液晶モニター１１をデスク に立てることもできる。

【０００８】 また応用として、外に連接し、一つの売り場に数機を並べて使用したり、イン ターネットによって内容を更新したり、ＵＳＢコンセント２５３にパソコンや別 の周辺設備、例えばキャッシャーやプリンター等を連接すると、更に有効に利用 できる。

【０００９】 このメモリーユニット２のアクセス空間は、販売製品の関連紹介データーを記 録することができ、音楽ＣＤや映像を含むＶＣＤ、ＤＶＤを例に取ると、その内 容を記録した後、それを読み取ったバーコードに対応させ、包装トレー４１上に 貼る。消費者が封をした商品を手に取った時、バーコード４２をコード読取機３ ０のスキャナー３１下に置くだけで、コード読取機３０がバーコード４２を読み 取り、図３，４に示すとおり、メインボード２０が読み取ったデーターをＣＰＵ ２１に送り、ＣＰＵ２１を通してバーコード４２の内容を探し出し、液晶モニタ ー１１とイヤホーン５０を通して、バーコード４２の映像画面及び音を出力する 。図６に示すとおり、このようにしてＣＤ−ＲＯＭ４０の内容を簡単に知ること ができ、消費者は不本意なＣＤ−ＲＯＭを買うことがない。

【００１０】 更に液晶モニター１１にはタッチ式モニターを設置し、包装トレー４１上のバー コード４２をスキャナー３１で取り込んだ後、液晶モニター１がＣＤ−ＲＯＭ４ ０の目次を映し出し、消費者は選択した項目に軽く触れるだけで、その項目の内 容が液晶モニター１及びイヤホーン５０を通して出力される。

【００１１】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案の液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連 体構造は、主に液晶モニター出入力ユニット板、内装コード読取機、メモリーユ ニットから構成される。液晶モニター背面にはメインボードが設置され、また出 入力ユニット板は、電源コードコンセント、イヤホーンコンセント、ラインコン セント及びＵＳＢコンセント等の関連回路の連接ポートを含む。また内装コード 読取機は、スキャナーが機器の外に露出して、バーコードを読み取る。そしてメ モリーユニットは、商品データーの内容をアクセスする空間で、その内容位置と 読み取ったバーコードは対応する。これによって商品のバーコードをコード読取 機に通すと、液晶モニターがバーコードに対応した内容を多種のメディアで出力 するという特徴をもつ。それにより、商品のバーコードを読み取って、液晶モニ ターが内容を映像や音で出力し、消費者が内容を知るのに効果的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例立体図である。

【図２】本考案の実施例局部分解図である。

【図３】本考案のメインボードと周辺連接の指示図であ
る。

【図４】本考案実施例の作用流れ図である。

【図５】本考案の別の実施例立体外観図である。

【図６】本考案実施例の使用状態指示図である。

【符号の説明】

１ メインフレーム １０ 前枠体 １１ 液晶モニター １５ 後外体 １６ 窓 １７ 回転軸蓋付部材 １８ 支持台 ２０ メインボード ２１ ＣＰＵ ２２ メモリーユニット ２５ 出入力ユニット板 ２５１ 電源コードコンセント ２５２ 電話線コンセント ２５３ ＵＳＢコンセント ２５４ イヤホーンコンセント ３０ コード読取機 ３１ スキャナー ４０ ＣＤ−ＲＯＭ ４１ 包装トレー ４２ バーコード ５０ イヤホーン

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】主に液晶モニター出入力ユニット板、内装
   型のコード読取機、メモリーユニットから構成された液
   晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構造にお
   いて、メインボードが設置された液晶モニター及びその
   背面と、電源コードコンセント、イヤホーンコンセン
   ト、ラインコンセント及びＵＳＢコンセント等の関連回
   路の連接ポートを含む出入力ユニット板と、スキャナー
   が機器の外に露出して、バーコードを読み取る内装型の
   コード読取機と、商品データーの内容を保存し、その内
   容位置と読み取ったバーコードは対応するメモリーユニ
   ットから構成され、これらによって商品のバーコードを
   コード読取機に通すと、液晶モニターがバーコードに対
   応した内容を多種のメディアで出力することを特徴とす
   る液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構
   造。
2. 【請求項２】前記メインフレーム外部は箱体で、前枠
   体、後外体が組み合わさり、前枠体は中空で液晶モニタ
   ーが設置され、メインボード、出入力ユニット板及びコ
   ード読取機は液晶モニター背後に合わせて設置され、後
   外体と合わせて閉じると、組立外体上にはスキャナーが
   窓から露出することを特徴とする請求項１記載の液晶モ
   ニター付のコード読取機とパソコンの連体構造。
3. 【請求項３】前記後外体中央には、支持台を結合する回
   転軸蓋付部材が設置されることを特徴とする請求項２記
   載の液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構
   造。
4. 【請求項４】前記スキャナーは、メインフレーム底面端
   に設置され窓から露出しることを特徴とする請求項２記
   載の液晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構
   造。
5. 【請求項５】前記液晶モニターは、外からのタッチ型の
   モニターを設置することを特徴とする請求項１記載の液
   晶モニター付のコード読取機とパソコンの連体構造。