JP3092432B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP3092432B2
JP3092432B2 JP06020133A JP2013394A JP3092432B2 JP 3092432 B2 JP3092432 B2 JP 3092432B2 JP 06020133 A JP06020133 A JP 06020133A JP 2013394 A JP2013394 A JP 2013394A JP 3092432 B2 JP3092432 B2 JP 3092432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路を介して供給さ
れるディジタル情報信号を記録再生する情報記録再生装
置に関し、特に伝送・記録されるディジタル情報の著作
権を保護する機構を有した情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像および音声情報の符号化(ディジタ
ル化)技術およびその圧縮技術の進歩や、マイクロプロ
セッサやディジタルシグナルプロセッサなどに代表され
るディジタル信号処理LSIの進歩に伴い、AVシステ
ムと通信システムおよびコンピュ−タシステムの融合が
可能になりつつあり、マルチメディアと呼ばれるシステ
ムが注目されてきた。このマルチメディアの1分野に、
例えば双方向ケーブルテレビ(CATV)がある。この
CATVは現在アナログ伝送であるが将来的にはディジ
タル伝送へと移行して行くものと思われる。その場合、
供給される情報(テレビ信号)は、現行のアナログNT
SC信号のような画一的な情報だけでなく映像および音
声の品質(情報圧縮率)とデ−タ−の伝送レ−トを、視
聴者の要求に応じてある程度自由に設定できるようにな
り、さらに伝送情報自身もテレビ信号だけでなく広くそ
の他のディジタル情報の伝送も可能になるものと思われ
る。なお、CATVに関する技術情報は、例えばテレビ
ジョン学会誌,Vol.47,No.8 1993の
「小特集:ケ−ブルテレビの技術動向」P1048〜P
1087に記載されている。
【0003】また、現在映像(動画像)情報のディジタ
ル信号処理による圧縮方法として動き補償とDCT(離
散コサイン変換)を用いたMPEG(Moving Picture I
mageCoding Expert Group)方式等が開発され、大幅な
圧縮が可能になりつつある。一般に映像情報等において
圧縮率と品質は相反するが、これらは用途・目的に応じ
て使いわけられ、例えば、現行テレビ(NTSC)信号
の場合に、圧縮後の品質をVTR録画レベル相当の品質
にする場合は、音声信号を含めて1.5Mbps程度で
伝送可能との報告がある。以下、1.5Mbps伝送程
度のビデオ信号(音声含む)を圧縮ビデオ信号と呼ぶ。
なお映像情報の圧縮技術に関しては、例えば、テレビジ
ョン学会誌,Vol.47,No.6 1993の「小
特集:ディジタル記録技術とその応用,1−2:ディジ
タル映像技術の動向とディジタル記録技術」P801〜
P806や同誌,Vol.47,No.10 1993
の「ディジタル映像伝送技術の動向」P1269〜P1
276等に記載されている。上記のような低伝送レート
の情報を、例えば1チャンネル当たり6MHz程度の帯
域有するCATV等の伝送路を用いて伝送する場合は、
20〜25Mbps程度の伝送レートが可能になり、上
記のような圧縮テレビ信号であれば、冗長データを含め
ても12チャンネル程の情報が伝送可能になる。また高
品質のビデオ信号の場合も圧縮技術により10Mbps
程度で伝送可能であり、この場合は2チャンネルの伝送
が可能である。
【0004】一方上記CATV等の伝送路に対して、デ
ィジタル情報を記録再生するVTRにおいても、例えば
日経エレクトロニクス,1993.7.19(no.5
86)P66に記載されているように、記録再生におけ
る伝送レートは磁気ヘッドとテープの相対速度の増加に
より、民生品レベルでもシングルヘッド構成で25Mb
ps程度、マルチヘッド(2チャンネル)構成で50M
bps程度の記録再生伝送レートのディジタルVTRが
技術的には実現可能の状況にある。したがって、この2
5Mbps程度の記録再生伝送レートを有するディジタ
ルVTRを用いれば、冗長デ−タ等を含めて上記の圧縮
ビデオ信号を12チャンネル、高品質圧縮ビデオ信号の
場合は2チャンネルの記録が可能になる。なお、上記の
品質とデ−タ−伝送レ−トは具体例を示したものであ
る。
【0005】また、映像情報あるいは音声情報をディジ
タル信号として扱う場合、そのディジタル情報は、映
像、音声、コンピュ−タで扱われるプログラムおよびデ
−タその他のあらゆるディジタル情報と区別無く伝送あ
るいは記録することができる。すなわち、ディジタル情
報の伝送および記録に関しては、その対象となる情報の
種類を問わずに処理できることになり、将来的にはCA
TV等の伝送路を用いて、ビデオ信号だけでなくコンピ
ュ−タで扱われるプログラムやそのデ−タ等のあらゆる
ディジタル情報を供給することができる。
【0006】一方、現在ビデオソフトやコンピュータソ
フト(ゲームソフト含む)等の情報の供給体制は、パッ
ケージ(カセットテープやディスクあるいはROM等)
メディアが中心であり、これらのソフト情報は販売ある
いはレンタル(貸出)により行われている。これに対
し、上記のようなディジタル情報網の整備とディジタル
情報の記録再生が可能なVTRの普及は、上記のパッケ
ージメディアに代わって多くのソフト情報を上記ディジ
タル情報伝送網を介しての供給を可能にするものと思わ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記よ
うなディジタル情報網による情報の伝送とディジタルV
TRによる記録再生では、伝送および記録再生過程での
品質劣化が少なく、そのままでは供給ソフト情報の著作
権の保護が図られない。これは伝送されたビデオソフト
等の情報を使用者(視聴者)が記録し、半永久的に使用
者の所有物にする場合にはソフト情報の販売になり、今
までのようなレンタルビデオ的な低価格での供給は難し
くなる。逆に言えば、現行のレンタルビデオ的な低価格
でのソフト情報の配給を可能にするためには、今までと
は異なるソフト情報の著作権保護の手段が必要である。
【0008】そこで、従来の著作権保護がダビング防止
(アンチコピー)が中心であったのに対し、本発明で
は、ソフト情報の入手および記録段階では著作権情報を
使用したことにならず、これを再生することを著作権情
報の使用と考えた。そこで本発明の目的は、伝送路を経
由して供給される情報を記録再生する情報記録再生装置
において、著作権保護を目的に記録された情報の再生を
制限することが可能な情報記録再生装置を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、情報記録再生装置において、伝送路を
介して供給される主情報信号とこの主情報信号に付随し
た主情報信号の再生有効期限を示す有効期限信号とを記
録する記録手段と、上記主情報信号と有効期限信号を再
生する再生手段と、年月日および時刻等の時間軸情報信
号を発生あるいは入手する時間軸情報発生手段と、上記
再生手段により再生された上記有効期限信号と上記時間
軸情報発生手段により検出された時間軸情報信号とを比
較する比較手段と、上記比較手段の比較信号に従い上記
再生された主情報信号の出力を遮断するようにした信号
遮断手段とを備え、上記時間軸情報信号の値が上記有効
期限信号の値を超えている場合には、上記信号遮断手段
において、上記主情報信号の出力を遮断するように構成
している。
【0010】また、上記遮断装置が上記主情報信号を遮
断する場合に、主情報信号の再生有効期限を過ぎたこと
を表示する表示情報の発生手段を備える構成にしてい
る。
【0011】
【作用】上記各手段の作用として、記録手段は、伝送路
を介して供給される主情報信号とこの主情報信号に付随
した主情報信号の再生有効期限を示す有効期限信号とを
記録する。再生手段は、記録された上記主情報信号と有
効期限信号を再生する。時間軸情報発生手段は、年月日
および時刻等の時間軸情報信号を安定なクロックをカウ
ントするタイマー等により発生するか、あるいは上記伝
送路介して供給される時間軸情報を検出することにより
発生する。比較手段は、上記再生手段により再生された
有効期限信号と上記時間軸情報発生手段により発生ある
いは検出された時間軸情報信号とを比較し、再生に際し
て上記時間軸情報(年月日を含む時刻等)が有効期限を
超えているかどうかを比較し、比較信号を遮断装置に供
給する。信号遮断手段は、上記比較手段の比較信号に従
い、上記時間軸情報が上記有効期限を超えている場合は
再生された主情報信号の出力を遮断する。以上の構成お
よび作用により、伝送路を介して供給される主情報信号
の再生有効期限が設定でき、有効期限を超えている場合
は主情報信号の再生ができなくなり、よって伝送情報信
号の著作権が保護される。
【0012】また表示情報の発生手段は、上記主情報信
号の有効期限が過ぎているために再生できないことを表
示可能にするものであり、再生できないことを装置の故
障とまちがえることが無く使い勝手をよくすることがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。まず、本発明の情報記録再生装置の詳細な説
明の前に、本装置の使用環境について図2により簡単に
説明しておく。図2は本情報の記録再生装置の使用環境
を示したものである。図2において、破線部36がディ
ジタル情報信号を供給する送信局系を示し、37がディ
ジタル情報信号の伝送路、そして破線部38が本情報記
録再生装置を有する視聴者(ユ−ザ−)装置系を示して
いる。送信局36は、例えば、ディジタルVTR39や
ディスク装置40、あるいは大容量メモリを用いた半導
体記録再生装置41等を用いて、ディジタル情報信号
(主たるディジタル情報信号)のMPEG方式等による
情報圧縮と時間軸圧縮を行い、所定の伝送レ−トにてP
CMエンコーダ42に供給する。PCMエンコーダ42
では、上記ディジタル情報信号の伝送過程における符号
誤り(エラ−)発生による悪影響を防ぐためエラ−検出
訂正符号や同期信号が発生・付加されると共に、カレン
ダータイマ回路43から供給される年月日および時刻等
の時間軸情報(以下、日付時刻情報と記す。)と、有効
期限情報発生回路45から供給される伝送情報の有効期
限を定める有効期限情報をインデックス信号として伝送
情報に付加する。上記有効期限情報は、一意的に決めら
れるものではなく情報受信者(ユーザー)の要求によ
り、例えば図2に示すように、電話回線50等を用いて
供給されるユーザーの希望情報をコントローラ44で検
出・デコードし、有効期限を決定するようにしている。
一般に有効期限を長くするほど情報供給価格は高く設定
される。なお、ユーザーの希望は電話回線の利用だけで
なく、伝送路37が双方向伝送路、例えば双方向CAT
V等の伝送路である場合は、当然その双方向伝送路を用
いても良い。PCMエンコーダ42で上記冗長データを
付加されたディジタル情報信号は、変調回路46に供給
される。変調回路46は、ディジタル情報信号を次段の
伝送路37の特性に適した効率の良い信号形態、例えば
多値QAM等に変換し出力する。伝送路37を介して供
給されるディジタル情報信号は、本情報記録再生装置4
7にて元の時間軸に伸長され、伝送情報が映像および音
声信号の場合は情報伸長(解凍)され、アナログ信号に
変換されてテレビモニタ−装置48に出力される。伝送
情報信号がコンピュ−タ機器等に用いられるプログラム
やデ−タの場合は、外部からの命令(制御信号)により
外部機器に適した伝送レ−トで再生され、コンピュ−タ
等のディジタル情報機器49に供給される。なお、伝送
されるディジタル情報信号が映像・音声信号であるの
か、プログラムおよびデ−タ等の信号であるのかは、上
記PCMエンコーダ42にて付加されるインデックス信
号を検出することで容易に判別可能である。
【0014】本発明の情報記録再生装置の詳細な説明を
図1を用いて行う。図1は本発明を適用した情報記録再
生装置の構成を示すブロック図である。図1において、
1は磁気テ−プ、2はドラム(ドラムモ−タ−を含
む)、3a,3bは磁気ヘッド、4はキャプスタン、5
はキャプスタンモ−タ、6はCTLヘッド、7〜11は
信号の入力あるいは出力端子、12はチャンネルセレク
タ(チュ−ナ−)、13は復調回路、14はPCMデコ
−ダ、15,26はインデックス信号検出回路、16は
ディジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPと記
す。)、17は変調回路、18は記録アンプ、19はシ
ステムコントロ−ラ、20はドラムサ−ボ回路、21は
CTL信号発生・検出回路、22はキャプスタンサ−ボ
回路、23は再生アンプ、24は復調回路、25はDS
P、27は有効期限情報検出回路、28は日付時刻情報
検出回路、29は比較回路、30は信号遮断回路、31
はメモリ回路、32はMPEGデコ−ダ(情報伸長回
路)、33はDAコンバ−タ、34はキャラクタジェネ
レータ、そして35は加算回路ある。まず記録時の動作
を信号の流れに沿って説明する。
【0015】図1において、入力端子7を介して供給さ
れた入力情報信号は、チャンネルセレクタ12に供給さ
れる。チャンネルセレクタ12は、システムコントロ−
ラ19から供給されるチャンネル指定信号CHに従い所
望のチャンネルの情報信号を選択し、復調回路13に供
給する。なお、チャンネル指定信号CHは、入出力端子
8を介して供給されるユ−ザ−命令信号にて設定され
る。復調回路13は、先の伝送路37に適した信号形態
に変調されている入力情報信号を復調し、元のディジタ
ル信号に変換しPCMデコ−ダ14に供給する。PCM
デコ−ダ14は、入力されたディジタル情報信号のエラ
−検出および訂正を行い、次段のDSP16にディジタ
ル情報信号を供給すると共に、多重されているインデッ
クス信号TIDをインデックス信号検出回路15に供給
する。さらに、入力ディジタル信号のデータブロック構
成を検出するための同期信号SYCを分離しドラムサ−
ボ回路20に供給する。インデックス信号TDIを供給
されたインデックス信号検出回路15は、インデックス
信号の中から時間軸圧縮率の情報や記録情報信号の種類
を示す情報等の再生時に必要となるデ−タと、伝送され
てきた情報信号の再生有効期限を示す有効期限情報のデ
ータおよび伝送された日付時刻情報のデータを記録信号
RIDとして、DSP16に供給する。また、入力イン
デックス信号情報は、システムコントローラ19に供給
され、ここから入出力端子8を介して図示していないが
表示系に供給し、ユ−ザ−にインデックス信号の情報を
表示する。DSP16は、PCMデコ−ダ15から供給
されるディジタル情報信号とインデックス信号検出回路
15から供給される再生時に必要なインデックス信号と
を磁気記録再生に適した信号形態に変換する。すなわ
ち、磁気記録再生における符号誤りに対応するために、
デ−タのブロック化とアドレスデ−タの付加、インタ−
リ−ブおよびリ−ドソロモン符号等のエラ−検出訂正符
号が付加される。
【0016】図3に記録情報信号のブロック構造の一例
を示す。DSP16に入力されたディジタル情報および
インデックス信号は、例えば1トラック(磁気ヘッドが
一回の走査で形成するトラック)に記録される情報を単
位として図3の下部に示すように配置される。そして縦
の方向で外検査符号が付加された後に、横の方向で内検
査符号が付加される。なお、この内検査符号の発生で
は、図3の上部に示すようにデータAとアドレス情報に
対しての発生とデータBに対して発生している。以上の
ようにエラー検出訂正符号を付加された記録情報信号
は、アドレス情報の手前にブロックの先頭を示すブロッ
ク同期信号(以下、SYNCと記す。)を付加され変調
回路17に供給される。また、図4に記録インデックス
信号のデータ構成例を示す。図4において、インデック
ス信号はバイト単位で構成され、ID0はインデックス
信号のモードを決定するものである。ID1〜ID7が
記録時の日付時刻情報データであり、ID8が有効期限
のモードを決定するものであり、ID9〜IDFが有効
期限データである。なお、ID1からIDFはID0の
データにより、先に述べた時間軸圧縮率情報や記録情報
信号の種類情報あるいはMPEG方式等の圧縮方法の種
類情報等のデータや、ユーザーズデータ等に用いられ
る。このインデックス信号は例えばトラック毎に、異な
るインデックス信号モードで記録することにより各種の
インデックス情報が記録できる。
【0017】上記冗長データを付加された記録ディジタ
ル信号は、変調回路17に供給され磁気記録に適した例
えば8−10変換等の変調処理を受け、シリアル信号と
して記録アンプ18に供給される。記録アンプ18は、
記録ディジタル信号を磁気記録に適したレベルに増幅
し、最適な記録電流で磁気ヘッド3aおよび3bを介し
て磁気テ−プ上に記録する。
【0018】ではここで、記録時のドラム2およびキャ
プスタン4のサ−ボについて説明する。ドラム2および
キャプスタン4の制御は、システムコントロ−ラ19か
ら供給されるドラムおよびキャプスタンの指令信号D
C,CCに応じてドラムサ−ボ回路20およびキャプス
タンサ−ボ回路22にて行われる。図5にドラムサ−ボ
回路20およびキャプスタンサ−ボ回路22の構成を表
すブロック図を示す。
【0019】図5において、破線部20がドラムサ−ボ
回路であり、破線部22がキャプスタンサ−ボ回路であ
る。そして51〜54および66〜68は入力端子、5
5,56,69は出力端子であり、57,70は速度検
出回路、58,71は速度目標設定回路、59,62,
72は減算回路、60は位相検出回路、61は位相目標
設定回路、63,75は加算&特性補償回路、56,7
6はDAコンバ−タ、65,77はモ−タ−ドライバ−
アンプ(以下、MDAと記す。)、63は積分回路、そ
して74はスイッチである。
【0020】まず、ドラムサ−ボについて説明する。図
5において入力端子52を介して供給されるDFG(Dr
am Frequency Generater)信号は速度検出回路57に供
給される。DFG信号の発生機構は図示していないがド
ラム2の回転周波数に比例して発生される周波数信号で
ある。速度検出回路57はDFG信号の周期を計測する
ことによりドラム2の回転速度を検出し、その速度検出
情報を減算回路59に供給する。システムコントロ−ラ
19から入力端子51を介して供給されるドラム指令信
号DCは速度目標設定回路58および位相目標設定回路
61に供給される。速度目標設定回路58は、ドラム指
令信号DCに従いドラム2の回転速度目標を発生し、そ
の速度目標情報を減算回路59に供給する。減算回路5
9は、上記の速度検出情報と速度目標情報との減算を行
い、その差分である速度エラ−情報を加算&特性補償回
路63に供給する。一方、入力端子53を介して供給さ
れるDPG(Dram Phase Generater)信号は位相検出回
路60に供給される。DPG信号は、図示していないが
ドラム2の回転に同期し、磁気ヘッド3aあるいは3b
の回転位相と所定の位相関係となる位相信号である。位
相検出回路60は、DPG信号の位相を検出することに
よりドラム2の回転位相を検出し、その位相検出情報を
減算回路62に供給する。位相目標設定回路61は、記
録時はPCMデコ−ダ14から入力端子54を介して供
給される入力情報信号の同期信号から位相目標情報を発
生し、その位相目標情報を減算回路62に供給する。ま
た、この位相目標設定回路61は、ドラム2の回転位相
に同期してドラム2の回転周波数の基準信号を出力端子
55を介してCTL発生・検出回路21に供給する。減
算回路62は、上記の位相検出情報と位相目標情報との
減算を行い、その差分である位相エラ−情報を加算&特
性補償回路63に供給する。加算&特性補償回路63
は、上記速度エラ−情報と位相エラ−情報とを加算する
と共に、所望のサ−ボ特性になるように位相遅れ補償等
の特性補償フィルタ処理を行いDAコンバ−タ64に供
給する。DAコンバ−タ64は、加算&特性補償回路6
3から供給されたドラム制御信号をアナログ信号に変換
しMDA65に供給する。MDA65はドラム制御信号
の電力増幅を行いドラム駆動信号として出力端子56を
介してドラム2に供給し、ドラム2を所定の速度で所定
の位相で回転させる。なお、上記の位相目標情報を入力
情報信号の同期信号を用いて発生しているが、これは入
力情報信号の伝送レ−トに応じてドラム2を回転制御す
ることにより、入力情報信号を過不足無く記録できるよ
うにしているものである。
【0021】次にキャプスタンサ−ボについて説明す
る。図5において入力端子67を介して供給されるCF
G(Capsutan Frequency Generater)信号は速度検出回
路70に供給される。CFG信号の発生機構は図示して
いないがDFG信号と同様にキャプスタン4の回転周波
数に比例して発生される周波数信号である。速度検出回
路70はCFG信号の周期を計測することによりキャプ
スタン4の回転速度を検出し、その速度検出情報を減算
回路72に供給する。システムコントロ−ラ19から入
力端子66を介して供給されるキャプスタン指令信号C
Cは、速度目標設定回路71に供給される。速度目標設
定回路71は、キャプスタン指令信号CCに従いキャプ
スタン4の回転速度目標を発生し、その速度目標情報を
減算回路72に供給する。減算回路72は、上記の速度
検出情報と速度目標情報との減算を行い、その差分であ
る速度エラ−情報を加算&特性補償回路75および積分
回路73に供給する。積分回路73は、減算回路72か
ら供給される速度エラ−情報を順次累積することで速度
エラ−の積分情報を発生し、この速度エラ−積分情報を
スイッチ74に供給する。スイッチ74は、記録時はA
入力端子側に閉じており積分回路73の出力である速度
エラ−積分情報を加算&特性補償回路75に供給する。
加算&特性補償回路75は、上記速度エラ−情報と速度
エラ−積分情報とを加算すると共に、所望のサ−ボ特性
になるように位相遅れ補償等の特性補償フィルタ処理を
行いDAコンバ−タ76に供給する。DAコンバ−タ7
6は、加算&特性補償回路75から供給されたキャプス
タン制御信号をアナログ信号に変換しMDA77に供給
する。MDA77はキャプスタン制御信号の電力増幅を
行いキャプスタン駆動信号として出力端子69を介して
キャプスタンモ−タ5に供給し、キャプスタン2を所定
の速度で回転し、磁気テ−プ1を所定の速度で走行させ
る。なお、上記の積分回路73は定常速度偏差がゼロに
なるように速度系(比例制御系)に加えて積分制御系を
設けたものである。
【0022】上記の記録時の動作において、ドラム系の
位相目標設定回路61から供給されたドラム2の回転基
準信号は、図1に示したCTL発生・検出回路21に供
給され、ここで上記基準信号を逓倍した周波数のコント
ロール信号(以下、CTL信号と記す。)となる。この
CTL信号は、磁気記録に適した信号レベルに変換の後
CTLヘッド6を介して磁気テープ上のリニアトラック
に記録される。なお、本実施例では上記CTL信号の周
波数逓倍率は、記録情報信号の時間軸圧縮倍率に等しく
設定している。
【0023】では次に本発明において重要な再生時の動
作について説明する。図1において、磁気ヘッド3aあ
るいは3bにて磁気テ−プ1から再生された再生信号
は、再生アンプ23において充分に増幅された後、復調
回路24に供給される。復調回路24は、供給された再
生情報信号を波形等化の後、クロック成分を抽出しこの
クロックを用いて再生データーのストローブを行いロジ
ック信号に変換する。そして記録時と逆変換の復調処理
を行いDSP25に復調された再生ディジタル信号を供
給する。DSP25は、再生ディジタル信号のエラー検
出・訂正を行うと共にアドレス情報を基にデインターリ
ーブを行い元のデータ順列に戻し、インデック信号PI
Dをインデックス信号検出回路26に供給し、再生ディ
ジタル情報を信号遮断回路30に供給する。
【0024】上記のインデックス信号検出回路26と有
効期限情報検出回路27と日付時刻情報検出回路28と
比較回路29および信号遮断回路30は、本発明の目的
である供給情報の著作権保護を図るのに重要な働きをす
る。インデックス信号検出回路26は、図4に示したI
D0のモードデコードを行い、各種インデックス信号を
有効期限情報検出回路27およびシステムコントローラ
19に供給する。有効期限情報検出回路27は、入力さ
れた、再生インデックス信号から、記録されているディ
ジタル情報信号の再生有効期限情報に関するインデック
ス信号(図4のID9〜IDF)を抽出し、このインデ
ックス信号PDTを比較回路29に供給する。また、上
記のインデックス信号が入力されているシステムコント
ローラ19は、再生インデックス信号により再生のモー
ドを決定すると共に、ユーザーに知らせるた方が良い情
報、例えば記録された日時や記録情報の種類等に関する
情報は、入出力端子8を介して図示していないが表示系
に供給される。上記再生有効期限情報に関するインデッ
クス信号が入力されている比較回路29は、再生時点の
日付時刻が再生信号の有効期限を過ぎているかどうかを
判断する回路であり、そのために再生時点の絶対的な日
付時刻情報が必要である。上記再生時点の絶対的な日付
時刻情報は、日付時刻情報検出回路28から供給され
る。日付時刻情報検出回路28は、記録時と同様に伝送
路37から入力端子7,チャンネルセレクタ12,復調
回路13,PCMデコーダ14そしてインデックス信号
検出回路15を介して供給されている日付時刻情報を比
較回路29に供給する。比較回路29は上記の再生有効
期限情報と再生時点の絶対的な日付時刻情報とを比較
し、制御信号を信号遮断回路30およびキャラクタジェ
ネレータ34に供給する。
【0025】なお、上記の場合は再生時に用いる日付時
刻情報を伝送される主たるディジタル情報信号の冗長デ
ータとして伝送される場合について述べているが、この
絶対的な日付時刻情報はを伝送路37における別のチャ
ンネルを用いて、主たるディジタル情報信号と独立して
伝送および受信・検出するようにしても良い。
【0026】上記DSP25から供給された再生ディジ
タル信号が入力されている信号遮断回路30は、上記の
比較回路29から供給される制御信号に従い、入力され
た再生ディジタル信号を、次段のメモリ回路39に供給
するか遮断するかを切り換える。この切り換えは、上記
までの主旨から明らかなように、再生時点の日付時刻が
再生有効期限を過ぎている場合には再生ディジタル信号
を遮断し、再生時点の日付時刻が再生有効期限の範囲内
である場合には再生ディジタル信号をメモリ回路31に
供給する。メモリ回路31は、再生ディジタル信号を所
定の伝送レートに変換し、MPEGデコーダ32および
出力端子10に供給する。MPEGデコーダ32は、シ
ステムコントローラ19から供給される再生ディジタル
信号の識別信号およびデコード方式等の設定信号に従
い、再生信号がMPEG方式の圧縮信号である場合に
は、デコードにより圧縮を解凍(伸長)し、ディジタル
映像信号およびディジタル音声信号をDAコンバータ3
3に供給する。DAコンバータ33は、供給されるディ
ジタル映像および音声信号をアナログ信号に変換し、映
像信号は加算回路35に音声信号は出力端子11に供給
する。加算回路35は、上記再生映像信号とキャラクタ
ジェネレータ34から供給されるキャラクタ信号を合成
加算し、出力端子10を介して出力する。上記キャラク
タジェネレータ34は、比較回路29から供給される制
御信号に従い信号遮断回路30で再生信号が遮断される
場合には、ユーザーに有効期限が切れていることを伝え
るために有効期限切れの表示をモニター48上に表示す
べくキャラクタ信号を発生する。
【0027】なお、再生ディジタル信号が、コンピュー
タ機器等に用いるデータ信号の場合は、所定の伝送レー
トに変換された後、出力端子10を介して出力される。
【0028】次に再生時におけるサーボ制御について、
先の図5を用いて簡単に説明する。まず、ドラムサ−ボ
について説明する。図5においてドラム2の速度制御
は、先に説明した記録時と同様の処理により速度検出回
路57と速度目標設定回路58および減算回路59とに
より速度エラ−情報が発生されて行われる。位相制御
は、再生時は入力ディジタル情報信号の同期信号が供給
されるとは限らないので、図5に示した位相目標設定回
路61では、図示していないが水晶発信器等で発生され
た安定なクロックを用いてドラム2の回転における位相
基準信号を発生し、この位相基準信号により位相目標信
号を発生し、減算回路62に供給している。そして減算
回路62で、上記の位相検出情報と位相目標情報との減
算を行い、その差分である位相エラ−情報を加算&特性
補償回路63に供給する。加算&特性補償回路63以降
の処理は、記録時と同様である。
【0029】再生時のテープ走行制御すなわちキャプス
タン制御は、テープ走行速度を記録されたディジタル情
報信号の時間軸圧縮率に合わせて減速制御する必要があ
る。
【0030】図5において速度検出回路70はCFG信
号の周期を計測することによりキャプスタン4の回転速
度を検出し、その速度検出情報を減算回路72に供給す
る。速度目標設定回路71は、システムコントロ−ラ1
9から入力端子66を介して供給されるキャプスタン指
令信号CCに従いキャプスタン4の回転速度目標を発生
し、その速度目標情報を減算回路72に供給する。シス
テムコントロ−ラ19は、再生インデックス信号から再
生ディジタル信号の時間軸圧縮率情報を検出し、この情
報からキャプスタン4の速度目標を決定し、キャプスタ
ン指令信号CCとして速度目標設定回路71に供給す
る。したがって、再生ディジタル信号の時間軸圧縮率が
1/Nの場合には、再生時のテープ速度目標は記録時の
テープ速度の1/Nに設定される。
【0031】記録時のテープ速度に対し再生時のテープ
速度を正しく制御するために速度の積分制御系を構成す
る必要があるが、これは再生CTL信号を用いて行って
いる。再生CTL信号による速度の積分制御は、図1に
おけるCTL発生・検出回路21において、CTLヘッ
ド6から検出される再生CTL信号と図5に示した位相
目標設定回路61で安定なクロックを用いて発生された
ドラム2の回転基準信号の位相基準信号との位相比較を
行い位相エラー信号を発生している。この再生CTL信
号による位相エラー信号は、図5に示した入力端子68
を介してスイッチ74に供給される。スイッチ74は再
生時にはB端子側に閉じられており、上記再生CTL信
号から生成された位相エラー信号を加算&特性補償回路
75に供給する。上記動作により、再生CTL信号周波
数を記録CTL信号周波数に対し1/Nになるようにテ
ープ走行速度が制御される。
【0032】以上説明したように本実施例に依れば、伝
送路を経由して供給される再生期間を限定した情報信号
を記録再生する場合に、供給されるディジタル情報の再
生有効期限を主たる情報と共に記録しておき、再生時に
この有効期限情報を検出し、再生時点の日付および時刻
が再生有効期限を過ぎている場合には再生ディジタル情
報の出力を遮断することができる。これにより、期間の
限定範囲を超えて供給された情報の再生を防止すること
ができ伝送情報(記録再生情報)の著作権を保護するこ
とができる。また、上記有効期限の判断の基準となる再
生時点の日付および時刻情報を上記伝送路から供給する
ようにしており、ユーザーが、かってに再生時点の日付
および時刻を変更できなくしているので、正しく有効期
限の判断が行える。
【0033】なお、上記実施例において、ユーザーの海
賊行為すなわち有効期限の切れている情報を再生しよう
として、再生時に本情報記録再生装置47と伝送路37
を遮断することにより再生時点の絶対的な日付時刻の更
新を停止するような場合にも確実に著作件の保護である
再生信号の遮断をできるようにする必要がある。この海
賊行為を防止するためには、例えば図6の破線部78に
示すような伝送されてくる絶対的な日付時刻情報の遮断
検出回路を図1に示した日付時刻情報検出回路28と比
較回路29の間に設けることにより対策可能である。図
6において、27,28,29の符号を付けたブロック
は先の図1の同一符号ブロックであり、81は信号合成
回路、82は制御信号の出力端子である。そして日付時
刻情報の遮断検出回路78はラッチ回路79と比較回路
80で構成されている。図6において、ラッチ回路79
は、日付時刻情報検出回路28から供給される日付時刻
情報を所定のタイミング間隔でラッチし、ラッチされた
日付時刻情報を比較回路80に供給する。比較回路80
は、上記ラッチされた日付時刻情報と日付時刻情報検出
回路28から直接供給される日付時刻情報を比較し、日
付時刻が更新されていない場合には日付時刻情報が供給
されていないと判断し、制御信号を信号合成回路81に
供給する。信号合成回路81は、比較回路29から供給
される先に述べた制御信号と上記比較回路80から供給
される制御信号とから信号遮断回路30およびキャラク
タジェネレータ34に供給する新たな制御信号を発生す
る。上記信号合成回路81から供給される制御信号は、
日付時刻情報が供給されていない場合は信号遮断回路3
0が再生ディジタル信号を遮断するように制御すると共
に、キャラクタジェネレータ34が、日付時刻情報が供
給されていないので伝送路37との接続の確認を促すよ
うなキャラクタ信号を発生するように制御する。一方日
付時刻情報が供給されている場合は、先に述べた比較回
路29の出力制御信号が、そのまま信号遮断回路30お
よびキャラクタジェネレータ34に供給されるように動
作する。
【0034】上記のように日付時刻情報の遮断検出回路
を設けることにより、再生時に本情報記録再生装置47
と伝送路37を遮断することにより再生時点の絶対的な
日付時刻の更新を停止し有効期限の切れている情報を再
生しようとするユーザーの海賊行為に対しても確実に著
作件の保護である再生信号の遮断が実現できる。
【0035】では次に第2の実施例について説明する。
本第2の実施例が先の実施例と大きく異なる点は、再生
ディジタル情報の有効期限の設定の仕方である。先の第
1の実施例では、再生有効期限を情報が伝送され記録さ
れた日時に関係なく絶対的な年月日および時刻により設
定していたのに対し、本実施例では情報が伝送され記録
された日時に対する相対的再生有効期間により再生期間
を制限しようとしたものである。以下、図7を用いて詳
細に説明する。図7は本発明を適用した情報記録再生装
置の構成を示すブロック図である。図7において、先の
図1に示したブロックと同一符号を付けたブロックは、
図1のブロックと同一あるいは同様の働きをするもので
ある。なお、図7における83は、図1におけるドラム
サーボ回路20とCTL発生・検出回路21およびキャ
プスタンサーボ回路22を統合してサーボ回路として表
しているだけでその動作は、上記3つのブロックと同様
の働きをするものである。図7の装置が図1の装置と異
なる点は、再生情報の有効期限判断を行う部分であり、
図1における有効期限情報検出回路27が削除されてい
る反面、新たに有効期間情報検出回路84と記録日時情
報検出回路85および演算回路86が設けられている点
である。以下、この再生情報の有効期限判断部分の動作
を中心に説明する。
【0036】まず本実施例では、伝送された情報の再生
有効期限を設定するに当たり、伝送および記録した時点
の日付時刻情報と、この伝送および記録した時点の日付
時刻に対する相対的な再生有効期間を設定するようにし
ている。これは、まず情報供給側の図2に示した有効期
限情報発生回路45において、有効期限情報を発生する
場合に絶対的な有効期限を設定するのに対し、カレンダ
タイマー回路43で発生される日付時刻情報を参照する
ことにより相対的な有効期間を発生し主たるディジタル
情報信号と共に伝送路へ供給する。次に7図に示した情
報記録再生装置の記録系において、図4に示したインデ
ックス信号の内のID8〜IDFの情報を伝送路を介し
て供給される相対的な有効期限情報、すなわち有効期間
情報に置き換える。そして、再生系では再生時に、図7
に示したインデックス信号検出回路26から供給される
再生インデックス信号PIDから、有効期間情報検出回
路84で再生情報の有効期間情報を検出し、記録日時情
報検出回路85で情報の記録された日付時刻情報を検出
する。上記有効期間情報と記録された日付時刻情報は、
演算回路86に供給され、記録された日付時刻に再生有
効期間が加算され絶対的な有効期限情報PDTとされ
る。この絶対的な有効期限情報PDTは、比較回路29
に供給される。比較回路29は、図1に示した先の第1
の実施例と同様に日付時刻情報検出回路28から供給さ
れる再生時点における日付時刻情報RDTと演算回路8
6から供給される有効期限情報PDTを比較し、制御信
号を信号遮断回路30およびキャラクタジェネレータ3
4に供給する。信号遮断回路30以降とキャラクタジェ
ネレータ34の動作は、先の第1の実施例と同様であ
る。
【0037】以上説明したように本第2の実施例に依れ
ば、伝送路を経由して供給される再生期間を限定した情
報信号を記録再生する場合に、供給されるディジタル情
報の記録時における日付時刻情報とその相対的な再生有
効期間情報を主たる情報と共に記録しておき、再生時に
上記記録時の日付時刻情報とその相対的な再生有効期間
情報を再生し、この2つの情報から絶対的な再生有効期
限を算出し、再生時点の日付および時刻が上記再生有効
期限を過ぎている場合には再生ディジタル情報の出力を
遮断することができる。これにより、期間の限定範囲を
超えた情報の再生を防止することができ伝送情報(記録
再生情報)の著作権を保護することができる。また、上
記有効期限の判断の基準となる再生時点の日付および時
刻情報を上記伝送路から供給するようにしており、ユー
ザーが、かってに再生時点の日付および時刻を変更でき
なくしているので、正しく有効期限の判断が行える。
【0038】なお、上記第2の実施例では、再生有効期
間情報を記録するのに図4に示したID8〜IDFの8
バイトのインデックス信号を割り付けて年,月,日,時
刻の情報として記録再生するようにしているが、多くの
場合有効期間は時間単位あるいは日数単位でも良いと思
われる。そこで、その場合は実際の時間あるいはおよび
日数の情報をインデックス信号に記録するのではなく、
例えば、図4に示したID8の1バイトを有効期間情報
に割り当てて、ID8が「00」の場合は、以下のID
9〜IDFで任意の年,月,日,時刻の有効期間を表現
し、ID8が「00」以外の場合は、「01」が1時
間、「02」が3時間、「03」が6時間、「04」が
半日、「05」が1日、「06」が2日、……というふ
うに、複数の特定の有効期間を1バイトのインデックス
信号で表すことも可能であり、その場合はインデックス
信号の削減あるいは他用途利用ができる。
【0039】さらに、有効期間を情報記録時点から例え
ば1日と言うように固定の有効期間にのみ対応すれば良
いシステムの場合は、図4に示したインデックス信号
は、ID0〜ID7の記録時点の日付および時刻情報だ
けで良いことになる。この場合は、図7に示した有効期
間情報検出回路84は不要になり、演算回路86で記録
日時情報検出回路85から供給される情報記録時点の日
付時刻情報に、固定の1日を加算して、絶対的な再生有
効期限情報PDTを発生することができる。
【0040】また上記までの実施例では、再生時に伝送
路を介して供給される絶対的な日付時刻情報が必要にな
るので、この伝送される日付時刻情報は常時容易に検出
できることが望ましい。したがって、例えば主たるディ
ジタル情報信号をユーザー指定の秘話化処理して伝送す
る場合でも、上記絶対的な日付時刻情報はユーザーフリ
ーで非秘話化あるいは別チャンネルで送られてもよい。
【0041】では次に第3の実施例について説明する。
本第3の実施例が先の第1あるいは第2の実施例と大き
く異なる点は、有効期限情報と比較する再生時点におけ
る日付および時刻情報の発生手段である。先の実施例で
は、再生時点における日付時刻情報を、常に伝送路37
を経由して情報の送信局側36から供給されるようにし
ていたのに対し、本第3の実施例では、本情報記録再生
装置47の内部に絶対的な日付および時刻情報を発生す
る手段を設けるようしたものである。以下、図8を用い
て詳細に説明する。図8は本発明を適用した情報記録再
生装置の構成を示すブロック図である。図8において、
先の図1あるいは図7に示したブロックと同一符号を付
けたブロックは、図1のブロックと同一あるいは同様の
働きをするものである。図8の装置が図1の装置と異な
る点は、比較回路29に供給される再生時点の絶対的な
日付時刻情報の発生手段であり、新たに水晶等の発振子
88を備えた日付時刻情報発生回路87が設けられてい
る点である。以下、この日付時刻情報発生回路87の動
作を中心に説明する。
【0042】まず本実施例では、伝送されたインデック
ス信号の中から日付時刻情報検出回路28で日付時刻情
報RDTが抽出され日付時刻情報発生回路87に供給さ
れる。日付時刻情報発生回路87は、水晶発振子88に
より安定なクロックを発生し、このクロックを用いたタ
イマーにより日付時刻情報を発生するものである。この
日付時刻情報発生回路87は、上記日付時刻情報検出回
路28から供給される日付時刻情報RDTによりプリセ
ットされ絶対的な日付時刻情報を発生する。この絶対的
な日付時刻情報は、再生時に比較回路29に供給され再
生信号に含まれる有効期限情報と比較される。比較回路
29と信号遮断回路30以降の動作は、先に説明した第
1あるいは第2の実施例と同様である。
【0043】なお、上記のように日付時刻情報を発生す
る回路は、例えば現行のVTRにもタイマー予約録画を
実現するために設けられている場合が多いが、この現行
VTRにおける日付時刻情報発生回路の日付時刻のプリ
セットは、ユーザーにより自由に設定できるようになっ
ている。したがって、本実施例の日付時刻情報発生回路
87を、現行VYRと同様にユーザーにより日付時刻を
自由に設定可能にすると、海賊行為として再生有効期限
の過ぎた情報を再生したい場合に、日付時刻情報発生回
路87の日付時刻を有効期限内にプリセットすることが
考えられる。この場合は記録情報の著作権保護が保たれ
なくなる。そこで、この問題を解決する手段としては、
上記の日付時刻情報発生回路87を、伝送路を介して供
給される絶対的な日付時刻情報でのみプリセットされる
構成にする。あるいは、ユーザーによるプリセットと伝
送路を介して供給される日付時刻情報でのプリセットと
の両方を可能にする場合は、再生有効期限の設定された
情報を再生する場合は、日付時刻情報発生回路87の直
近のプリセットが、伝送路を介して供給される日付時刻
情報によるものの場合はそのまま再生可能にし、直近の
プリセットがユーザーによるもの場合は、信号遮断回路
30にて再生信号を遮断すると共に、キャラクタジェネ
レータ34にて伝送路を介して供給される日付時刻情報
でのプリセットを促す情報を発生する構成にすることに
より対応可能である。前者の構成は、単にユーザーによ
るプリセット機構を設けないことで実現でき、後者の場
合はユーザーによるプリセットと伝送路からの日付時刻
情報でのプリセットとを検出するフリップフロップ機能
等を用いることにより実現できる。
【0044】以上説明したように本第3の実施例に依れ
ば、伝送路を経由して供給される再生期間を限定した情
報信号を記録再生する場合に、再生時において有効期限
情報と比較する再生時点における日付および時刻情報を
装置内部で発生できるので、再生時に伝送路からの日付
時刻情報を常に供給しておく必要が無くなり、本装置を
ポータブルユース等としても利用可能にでき使用範囲が
広がる。そして、有効期限の設定された情報を再生する
場合は、再生時点の日付時刻情報の発生を海賊行為が防
止できるように常に絶対的な正しい日付時刻情報とする
ことができるので、伝送情報(記録再生情報)の著作権
を保護することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明に依れば、伝
送路を経由して供給される情報を記録再生する情報記録
再生装置において、伝送および記録された情報の再生有
効期限を定め、この有効期限を過ぎた場合には伝送情報
の再生信号を遮断するようにしており、供給情報の著作
権を保護することが可能になる。これにより、ディジタ
ル情報網により低価格にて多くのビデオソフト等の情報
の配給が可能になり、ディジタル情報網の発達と低価格
にて多くの情報を入手したいというユーザーニーズを実
現するうえでその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の情報記録再生装置の使用環境を示す構
成図である。
【図3】記録情報信号のエラー検出訂正符号構造とブロ
ック構成を示す図である。
【図4】インデックス信号の構成例を示す図である。
【図5】ドラムサーボ回路およびキャプスタンサーボ回
路の構成を示すブロック図である。
【図6】伝送される日付時刻情報の遮断検出回路の構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の情報記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の情報記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
12……チャンネルセレクタ 13,24……復調回路 14……PCMデコーダ 15,26……インデックス信号検出回路 16,25……ディジタルシグナルプロセッサ 17,46……変調回路 19……システムコントローラ 20……ドラムサーボ回路 21……CTL発生・検出回路 22……キャプスタンサーボ回路 31……メモリ回路 27……有効期限情報検出回路 28……日付時刻情報検出回路 29,80……比較回路 30……信号遮断回路 32……MPEGデコーダ 33……DAコンバータ 34……キャラクタジェネレータ 37……伝送路 42……PCMエンコーダ 43……カレンダタイマー回路 44……コントローラ 45……有効期限情報発生回路 79……ラッチ回路 81……信号合成回路 84……有効期間情報検出回路 85……記録日時情報検出回路 86……演算回路 87……日付時刻情報発生回路
フロントページの続き (72)発明者 岡本 宏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 野口 敬治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 小野 裕明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 尾鷲 仁朗 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 荒井 孝雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (56)参考文献 特開 平5−258463(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 H04N 5/91

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路を介して供給される主情報信号であ
    る第1の情報信号とこの第1の情報信号に付随した年月
    日および時刻等の時間軸情報に同期した第1の時間軸情
    報信号とを記録する記録手段と、 上記第1の情報信号と第1の時間軸情報信号を再生する
    再生手段と、 再生時に上記伝送路を介して供給される年月日および時
    刻等の時間軸情報である第2の時間軸情報信号を検出す
    る検出手段と、 上記再生手段により再生された上記第1の時間軸情報信
    号と上記検出手段により検出された第2の時間軸情報信
    号とを比較する比較手段と、 上記比較手段の比較信号に従い上記第1の情報信号の再
    生出力信号を遮断するようにした信号遮断手段と、 を備え、上記第2の時間軸情報信号が上記第1の時間軸
    情報信号に対して所定の有効期限を超えている場合に
    は、上記信号遮断手段において、上記第1の情報信号の
    出力を遮断するようにしたことを特徴とする情報記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】伝送路を介して供給される主情報信号であ
    る第1の情報信号とこの第1の情報信号に付随した第1
    の情報信号の再生有効期限を示す第2の情報信号とを記
    録する記録手段と、 上記第1の情報信号と第2の情報信号を再生する再生手
    段と、 再生時に上記伝送路を介して供給される年月日および時
    刻等の時間軸情報である第3の情報信号を検出する検出
    手段と、 上記再生手段により再生された上記第2の情報信号と上
    記検出手段により検出された第3の情報信号とを比較す
    る比較手段と、 上記比較手段の比較信号に従い上記再生された第1の情
    報信号の出力を遮断するようにした信号遮断手段と、 を備え、上記第3の情報信号である時間軸情報が上記第
    2の情報信号である再生有効期限を超えている場合に
    は、上記信号遮断手段において、上記第1の情報信号の
    出力を遮断するようにしたことを特徴とする情報記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】伝送路を介して供給される主情報信号であ
    る第1の情報信号とこの第1の情報信号に付随した第1
    の情報信号の再生有効期間を示す第2の情報信号と年月
    日および時刻等の時間軸情報である第3の情報信号を記
    録する記録手段と、 上記第1の情報信号と第2の情報信号と第3の情報信号
    をを再生する再生手段と、 再生時に上記伝送路を介して供給される年月日および時
    刻等の時間軸情報である第4の情報信号を検出する検出
    手段と、 上記再生手段により再生された上記第2の情報信号と第
    3の情報信号から再生有効期限を算出する演算手段と、 上記演算手段により算出された再生有効期限情報と上記
    検出手段により検出された第4の情報信号とを比較する
    比較手段と、 上記比較手段の比較信号に従い上記再生された第1の情
    報信号の出力を遮断するようにした信号遮断手段と、 を備え、上記第4の情報信号である時間軸情報が上記演
    算手段により算出された再生有効期限を超えている場合
    には、上記信号遮断手段において、上記第1の情報信号
    の出力を遮断するようにしたことを特徴とする情報記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】伝送路を介して供給される主情報信号であ
    る第1の情報信号とこの第1の情報信号に付随した第1
    の情報信号の再生有効期限を示す第2の情報信号とを記
    録する記録手段と、 上記第1の情報信号と第2の情報信号を再生する再生手
    段と、 年月日および時刻等の時間軸情報である第3の情報信号
    を発生する時間軸情報発生手段と、 上記再生手段により再生された上記第2の情報信号と上
    記時間軸情報発生手段により発生された第3の情報信号
    とを比較する比較手段と、 上記比較手段の比較信号に従い上記再生された第1の情
    報信号の出力を遮断するようにした信号遮断手段と、 を備え、上記第3の情報信号である時間軸情報が上記第
    2の情報信号である再生有効期限を超えている場合に
    は、上記信号遮断手段において、上記第1の情報信号の
    出力を遮断するようにしたことを特徴とする情報記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】上記時間軸情報発生手段における年月日お
    よび時刻等の時間軸情報が、上記伝送路を介して供給さ
    れる年月日および時刻等の時間軸情報によりプリセット
    されることを特徴とする請求項第4項記載の情報記録再
    生装置。
  6. 【請求項6】上記遮断装置が上記第1の情報信号を遮断
    する場合に、上記第1の情報信号の再生有効期限が過ぎ
    たことを表示する表示情報の発生手段を備えたことを特
    徴とする請求項第1項から第5項のいずれかの項に記載
    の情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】上記比較手段に伝送路を介して供給される
    年月日および時刻等の時間軸情報である上記第2の時間
    軸情報信号が供給されていない場合は、上記比較手段は
    常に上記再生された第1の情報信号を遮断するように上
    記遮断手段に制御信号を供給することを特徴とする請求
    項第1項記載の情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】少なくとも主情報信号である第1の情報信
    号とこの第1の情報信号に付随した年月日および時刻等
    の時間軸情報に同期した第1の時間軸情報信号とが記録
    されている記録媒体の情報を再生する情報再生装置であ
    って、 上記第1の情報信号と第1の時間軸情報信号を再生する
    再生手段と、 再生時に上記伝送路を介して供給される年月日および時
    刻等の時間軸情報である第2の時間軸情報信号を検出す
    る検出手段と、 上記再生手段により再生された上記第1の時間軸情報信
    号と上記検出手段により検出された第2の時間軸情報信
    号とを比較する比較手段と、 上記比較手段の比較信号に従い上記第1の情報信号の再
    生出力信号を遮断するようにした信号遮断手段と、 を備え、上記第2の時間軸情報信号が上記第1の時間軸
    情報信号に対して所定の有効期限を超えている場合に
    は、上記信号遮断手段において、上記第1の情報信号の
    出力を遮断するようにしたことを特徴とする情報再生装
    置。
  9. 【請求項9】少なくとも主情報信号である第1の情報信
    号とこの第1の情報信号に付随した第1の情報信号の再
    生有効期限を示す第2の情報信号とを記録が記録されて
    いる記録媒体の情報を再生する情報再生装置であって、 上記第1の情報信号と第2の情報信号を再生する再生手
    段と、 再生時に上記伝送路を介して供給される年月日および時
    刻等の時間軸情報である第3の情報信号を検出する検出
    手段と、 上記再生手段により再生された上記第2の情報信号と上
    記検出手段により検出された第3の情報信号とを比較す
    る比較手段と、 上記比較手段の比較信号に従い上記再生された第1の情
    報信号の出力を遮断するようにした信号遮断手段と、 を備え、上記第3の情報信号である時間軸情報が上記第
    2の情報信号である再生有効期限を超えている場合に
    は、上記信号遮断手段において、上記第1の情報信号の
    出力を遮断するようにしたことを特徴とする情報再生装
    置。
  10. 【請求項10】少なくとも主情報信号である第1の情報
    信号とこの第1の情報信号に付随した第1の情報信号の
    再生有効期間を示す第2の情報信号と年月日および時刻
    等の時間軸情報である第3の情報信号とが記録されてい
    る記録媒体の情報を再生する情報再生装置であって、 上記第1の情報信号と第2の情報信号と第3の情報信号
    をを再生する再生手段と、 再生時に上記伝送路を介して供給される年月日および時
    刻等の時間軸情報である第4の情報信号を検出する検出
    手段と、 上記再生手段により再生された上記第2の情報信号と第
    3の情報信号から再生有効期限を算出する演算手段と、 上記演算手段により算出された再生有効期限情報と上記
    検出手段により検出された第4の情報信号とを比較する
    比較手段と、 上記比較手段の比較信号に従い上記再生された第1の情
    報信号の出力を遮断するようにした信号遮断手段と、 を備え、上記第4の情報信号である時間軸情報が上記演
    算手段により算出された再生有効期限を超えている場合
    には、上記信号遮断手段において、上記第1の情報信号
    の出力を遮断するようにしたことを特徴とする情報再生
    装置。
  11. 【請求項11】少なくとも主情報信号である第1の情報
    信号とこの第1の情報信号に付随した第1の情報信号の
    再生有効期限を示す第2の情報信号とが記録されている
    記録媒体の情報を再生する情報再生装置であって、 上記第1の情報信号と第2の情報信号を再生する再生手
    段と、 年月日および時刻等の時間軸情報である第3の情報信号
    を発生する時間軸情報発生手段と、 上記再生手段により再生された上記第2の情報信号と上
    記時間軸情報発生手段により発生された第3の情報信号
    とを比較する比較手段と、 上記比較手段の比較信号に従い上記再生された第1の情
    報信号の出力を遮断するようにした信号遮断手段と、 を備え、上記第3の情報信号である時間軸情報が上記第
    2の情報信号である再生有効期限を超えている場合に
    は、上記信号遮断手段において、上記第1の情報信号の
    出力を遮断するようにしたことを特徴とする情報再生装
    置。
  12. 【請求項12】上記時間軸情報発生手段における年月日
    および時刻等の時間軸情報が、上記伝送路を介して供給
    される年月日および時刻等の時間軸情報によりプリセッ
    トされることを特徴とする請求項第11項記載の情報再
    生装置。
  13. 【請求項13】上記遮断装置が上記第1の情報信号を遮
    断する場合に、上記第1の情報信号の再生有効期限が過
    ぎたことを表示する表示情報の発生手段を備えたことを
    特徴とする請求項第8項から第12項のいずれかの項に
    記載の情報再生装置。
  14. 【請求項14】上記比較手段に伝送路を介して供給され
    る年月日および時刻等の時間軸情報である上記第2の時
    間軸情報信号が供給されていない場合は、上記比較手段
    は常に上記再生された第1の情報信号を遮断するように
    上記遮断手段に制御信号を供給することを特徴とする請
    求項第8項記載の情報再生装置。
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