JP3091667U - 墓の納骨壺 - Google Patents
墓の納骨壺Info
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- JP3091667U JP3091667U JP2002004634U JP2002004634U JP3091667U JP 3091667 U JP3091667 U JP 3091667U JP 2002004634 U JP2002004634 U JP 2002004634U JP 2002004634 U JP2002004634 U JP 2002004634U JP 3091667 U JP3091667 U JP 3091667U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】近年都市部では土地の狭溢化に伴い、墓地も狭
くなりつつある。このため墓石の下部にある納骨壺の収
納場所も狭くなり、多数の納骨壺を収納できなくなって
いるのが実状である。この納骨壺はどうしても一定の大
きさが必要であり、その大きさの納骨壺を先祖代々を納
めるのは広い収納場所が必要であり、それは昨今では困
難なものである。 【解決手段】上記課題の解決に対し本願に係る墓の納骨
壺は従来の円筒状のものにかわり方形のものを使用する
ものである。この方形の納骨壺は、円筒形のものに比べ
隙間無く収納できることが出来、同じ面積に収納場所で
あると3割程度の面積を有効に活用でき、その分多数の
納骨壺を収納できるものとなる。
くなりつつある。このため墓石の下部にある納骨壺の収
納場所も狭くなり、多数の納骨壺を収納できなくなって
いるのが実状である。この納骨壺はどうしても一定の大
きさが必要であり、その大きさの納骨壺を先祖代々を納
めるのは広い収納場所が必要であり、それは昨今では困
難なものである。 【解決手段】上記課題の解決に対し本願に係る墓の納骨
壺は従来の円筒状のものにかわり方形のものを使用する
ものである。この方形の納骨壺は、円筒形のものに比べ
隙間無く収納できることが出来、同じ面積に収納場所で
あると3割程度の面積を有効に活用でき、その分多数の
納骨壺を収納できるものとなる。
Description
【0001】
本考案は遺骨を収納する墓の納骨壺に関するものである。
【0002】
従来より火葬にした遺体の遺骨は、納骨壺に納めて墓石の下の収納場所に安置
し、長期間の供養に供するものである。
この方法は宗派に関わらずほぼ一定した方式であり、その遺骨は先祖代々受け
継がれて行くものである。
【0003】
これら遺骨は納骨壺に収納され、納骨壺は代々のものを墓石の下部の納骨室に
収納するため、一つの墓の内部に収納する数にも限界があるものでである。
このため、たとえば50年を経過したものは納骨壺から取り出して土に返すな
どの方法もとられている。
これに合わせて近年の都市事情からしても墓地は狭くなる一方であり、勢い納
骨壺の収納個数も限られたものとならざるを得ないものである。
【0004】
このように従来よりの墓地の広さが確保出来ないと、そこに収納する納骨壺の
数も限られたものとなり、先祖代々に亘っての収納は困難なものとなっている。
このためには、従来からある納骨壺の収納スペースを有効に利用でき、できる
だけ場所をとらない納骨壺が要望されるものである。
【0005】
すなわち納骨壺の形状は図3に示すごとく従来はほぼ円筒形で一定であるが、
墓地の広さは狭隘となってきており、水平に置く以外にも上下に積み重ねたりし
ている。
それでもその収納できる数量は、近時墓地の面積が少なくなった分だけ従来よ
り少なものとならざるを得ない。
すなわち図3の従来例の円筒形の納骨壺2を並べて収納すると、図4に示すよ
うに多くの隙間が形成され、定まった収納場所の中に沢山の納骨壺が収納出来な
くなるものであった。
【0006】
上記したような課題を解決するため本考案に係る納骨壺は、その外観形状に着
眼したものである。
この納骨壺と言われるものは、従来よりその外形は円筒状の本体の上に皿状の
蓋部を乗せたものであり、その大きさもある程度決まっているものであった。
【0007】
一例をあげれば直径20センチ、高さ24センチ程度の円筒状のものが大部分
であり、素材は厚さが数ミリの陶磁器のものがほとんどであった。(図2)
この大きさは平均的な遺骨の量から定まった大きさであるが、男女や大人と子
供、あるいは分骨の有無などにより変化するものである。
【0008】
そして納骨壺の収納は図5における墓石Aの下部の収納場所Bに収納されるこ
とになる。
すなわち限られた収納場所の面積に対し、円筒状の形は収納効率が悪く隙間を
多く発生させる形状である。
このため本考案にかかる納骨壺は方形で所謂角筒状としたものであり、その形
状により同じ内容量の本体が限られた収納場所に、隙間が少なくすることにより
、より多くの納骨壺が収納できるものとなる。
【0009】
すなわち、従来の円筒状の本体に対し、方形状とすることによって3割ないし
4割程度の数の納骨壺が多く収納できるようになるものとなる。
【0010】
これは従来の円筒形に比べ方形のものは隙間が発生しないため限られた面積に
隙間無く収納できるものとなる。
図1は本考案に係る方形の納骨壺1の斜視図であるが、この納骨壺は角形の筒
状の本体11と蓋部12から構成される。
材質は従来より白色の陶磁器製のものが一般的である。
【0011】
この方形の本体11により収納した際に図2に示すごとく、納骨壺1どうしが
隙間無く配置できるものとなる。
したがって図4に示すごとく従来の円筒形のものより、限られたスペースでは
より多く収納できるものとなる。
【0012】
以下、本考案を添付図面に示した実施例により詳説する。
図1にしめす本考案の一実施例である納骨壺1は、略角筒状をなす本体11と
蓋部21から構成されている。
この納骨壺1は従来のものと外形は大きく異なり、本体11部分が四角の筒状
をなしており、その上部にほぼ同形状の蓋部12を裁置して実際に使用するもの
である。
材質はこれまでと同様に陶磁器製が長期間の収納に適しているが本考案の範囲
内であれば特に限定されるものではない。
【0013】
このように角筒形の本体部11を形成することにより、図2に示すように限ら
れたスペースに隙間無く配置できるものとなる。
隙間無く配置できることは、収納スペースを有効に利用することになり、同じ
体積の納骨壺であるとより多く収納できるものである。
この本体21は水平方向の断面が丸形をなしており、
【0014】
この本体11は水平方向の断面が略四角形をなしており、その面積は従来の丸
形と同程度でよい。
また図示例では正方形をなしているが、他にも長方形形状でも可能でありその
効果も変わらないのはもちろんである。
また六角形状でも上記したように隙間無く配置することが可能なので、六角形
でも可能である。
【0015】
また本体の上部には蓋部12が乗せられるものであり、この蓋部12も同じく
白色などの陶磁器製のものが多く用いられる。
蓋部12も本体11と同様に角形に形成されるのは当然である。
【0016】
このように角形の本体部11を形成することにより、図2に示すように限られ
たスペースに隙間無く配置でき、都市部での墓地の狭隘化に少しでも対応できる
ものである。
すなわち図5に於ける墓石Aの限られたスペースの収納場所Bにより多くの納
骨壺1を収納できるものとなる。
本考案に係る納骨壷は、人間のお骨以外にも近時のペットブームからしてペッ
トの納骨壷への利用を妨げるものではない点明らかである。
【0017】
上記したように本考案に係る墓の納骨壺は、その本体部分を方形である略四角
形或いは略六角形の筒状にする事により、限られたスペースに収納する数量を増
やせるものである。
これは従来の円筒形のものと比べて隙間を最小限にした方形の形状とすること
により達成されたものである。
【0018】
1.以上のように本考案にかかる納骨壺は、都会の狭隘な墓地の納骨スペースに
も従来と比べて、多数の遺骨が収納でき、近年の墓地不足の解消にも役立つもの
である。
2.納骨壺が方形であるため墓石の収納スペースに詰めて収納することにより、
隙間も生じないで収納した外観も良好となるものである。
3.製作も簡単で容易であるため、大量生産が容易であり安価に提供できるもの
となるなど、種々の利点を有する墓の納骨壺である。
【図1】は本考案に係る実施例である納骨壺の斜視図、
【図2】は同上の納骨壺を並べたときの斜視図、
【図3】は従来例の納骨壺の斜視図、
【図4】は同上の納骨壺を並べたときの斜視図、
【図5】は通常の墓石の外観斜視図である。
A・・・墓石
B・・・収納場所
1・・・納骨壺
11・・本体
12・・蓋部
2・・・納骨壺
21・・本体
22・・蓋部
Claims (2)
- 【請求項1】遺骨を収納する本体部分と蓋部より構成さ
れ、この本体部の外形を方形に形成して成る墓の納骨
壺。 - 【請求項2】遺骨を収納する本体部分と蓋部より構成さ
れ、この本体部の外形が略四角形か或いは六角形に形成
して成る墓の納骨壺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004634U JP3091667U (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 墓の納骨壺 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004634U JP3091667U (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 墓の納骨壺 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3091667U true JP3091667U (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=43245765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002004634U Expired - Lifetime JP3091667U (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 墓の納骨壺 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091667U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190022781A (ko) | 2016-11-16 | 2019-03-06 | 히다찌 겐끼 가부시키가이샤 | 작업 기계 |
KR20210116569A (ko) | 2019-09-26 | 2021-09-27 | 히다치 겡키 가부시키 가이샤 | 작업 기계 |
-
2002
- 2002-07-26 JP JP2002004634U patent/JP3091667U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190022781A (ko) | 2016-11-16 | 2019-03-06 | 히다찌 겐끼 가부시키가이샤 | 작업 기계 |
KR20210116569A (ko) | 2019-09-26 | 2021-09-27 | 히다치 겡키 가부시키 가이샤 | 작업 기계 |
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