JP3090839U - 紛失物探知装置 - Google Patents

紛失物探知装置

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JP3090839U JP2002003730U JP2002003730U JP3090839U JP 3090839 U JP3090839 U JP 3090839U JP 2002003730 U JP2002003730 U JP 2002003730U JP 2002003730 U JP2002003730 U JP 2002003730U JP 3090839 U JP3090839 U JP 3090839U
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隆一 大槻
誥貢 仲森
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菱井商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭内やその他、工場や事務所等の場所にお
いて、リモコンや貴重品、その他の小物等が紛失状態と
なった場合、或いは紛失とまではいかなくても早急に在
りかを見つけて使用したい場合に、簡単に探し出し、見
つけ出すことができる紛失物探知装置の提供を課題とす
る。 【解決手段】 スイッチ12オンにより一定の探査電波
を発信させる探査電波発信器10と、予め被探知物に内
蔵され或いは被探知物と組み合わすことで一緒に存在さ
せ、前記探査電波発信器10からの一定の電波を受信し
た時に一定の応答音を発信させるようにした応答器20
とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は紛失物の探知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばリモコン等は電化製品を遠隔操作するものとして一般家庭内においても 多く見られるようになったが、それらのリモコンは家庭内等において、あちこち に移動されては、その場所に置かれたりする傾向にある。また子供等がおもちゃ 代わりに触っているうちに、リモコンが椅子やソファーの下に入り込んでしまう ようなこともある。このため、人がいざリモコンを使用しようとした時に、リモ コンが何処かに行って見つからないということが生じる。 一方、鍵類、通帳類、印鑑類等は貴重品として、必要以上にしまい込んでしま う傾向にあるため、いざ使用しようとした時には何処にしまったか忘れて紛失し たような状態となったりする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来は上記見当たらないリモコンや何処かにしまい込んでしまった 貴重品等を探しだす場合、人が自己の目であちこち探し回る以外には方法がなく 、場合によっては、なかなか見つけ出すことが出来ないということがあった。
【0004】 そこで本考案は、家庭内やその他、工場や事務所等の場所において、上記リモ コンや貴重品、その他の小物等が紛失状態となった場合、或いは紛失とまでは行 かなくても早急に在りかを見つけて使用したい場合に、簡単に探し出し、見つけ 出すことができる紛失物探知装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の紛失物探知装置は、スイッチオンにより一 定の探査電波を発信させる探査電波発信器と、予め被探知物に内蔵され或いは被 探知物と組み合わすことで一緒に存在させ、前記探査電波発信器からの一定の電 波を受信した時に一定の応答音を発信させるようにした応答器とからなることを 第1の特徴としている。 また本考案の紛失物探知装置は、上記第1の特徴に加えて、複数種類の異なる 探査電波を発信することができる探査電波発信器と、該探査電波発信器から発信 された特定の探査電波を受信した時に対応する応答音を発信させる複数の応答器 とからなることを第2の特徴としている。 また本考案の紛失物探知装置は、上記第1又は第2の特徴に加えて、受信電波 の強度が大きいほど応答音を大きく、又は応答音の発信周期を短くする応答器を 用いることを第3の特徴としている。 また本考案の紛失物探知装置は、上記第1〜3の何れかの特徴に加えて、探査 電波の発信角度を広角から狭角へと変更できるようにした探査電波発信器を用い ることを第4の特徴としている。 また本考案の紛失物探知装置は、上記第1〜4の何れかの特徴に加えて、被探 知物をリモコンとし、応答器は前記リモコンを収納させるリモコンケースに設け てあることを第5の特徴としている。 また本考案の紛失物探知装置は、上記第5の特徴に加えて、リモコンケースは リモコンの大きさに応じて調整可能としてあることを第6の特徴としている。 また本考案の紛失物探知装置は、上記第1〜4の何れかの特徴に加えて、被探 知物は鍵類、通帳類、印鑑類等の小物とし、応答器は前記小物の1乃至複数個を 入れる袋状、容器状或いは箱状等の入れ物に設けてあることを第7の特徴として いる。 なお上記において、紛失物とは文字通り紛失状態にある物の他、紛失とまでは いかないものの早急に見つけ出したい物も、本考案においては紛失物と言うもの とする。
【0006】 上記第1の特徴によれば、今、手元にある探査電波発信器のスイッチを操作し 、一定の探査電波を発信させると、その発信電波をキャッチした応答器は応答音 を発信する。これによって人は被探知物の在りかを音で知ることができ、音のす る方向に沿って被探知物を見つけ出すことができる。電波は金属以外のほとんど の物を透過するので、室内のいろいろな所に隠れた状態になっている被探知物と 一緒にある応答器に達することができる。また音波も可聴音として容易に障害物 を透過して人の耳に到達することができる。 よって第1の特徴によれば、人は被探知物の在りかを耳で簡単に知ることがで き、簡単に探しあてることができる。
【0007】 また上記第2の特徴によれば、上記第1の特徴による作用効果に加えて、探査 電波発信器の複数種類の探査電波に対して、複数の応答器のそれぞれを予め前記 提供されている各特定の探査電波を受信した時に一定の応答音を発信するように セットすることで、1つの探査電波発信器に対して複数の応答器を用いて複数の 被探知物を管理することができる。勿論、前記特定探査電波を受信した時に応答 音波を出すようにするセットは、被探知物が紛失する前にしておくことになる。
【0008】 また上記第3の特徴によれば、上記第1又は第2の特徴による作用効果に加え て、受信電波が大きいほど応答音が大きくなることで、人は被探知物に近づいて いることがわかる。 また上記第4の特徴によれば、上記第1〜3の何れかの特徴による作用効果に 加えて、探査電波の発信角度を広角から狭角にしていくことで、被探査物の在り かをより狭い範囲に特定してゆくことができる。
【0009】 また上記第5の特徴において、被探知物の対象としてリモコンが挙げられる場 合、既存のリモコンには応答器が内蔵されていない。従って予め応答器を備えた リモコンケースを用意し、そのリモコンケースにリモコンを入れて使用するよう にしておけば、そのリモコンが紛失した時に容易に見つけ出すことができるので ある。 また上記第6の特徴によれば、上記第5の特徴による作用効果に加えて、リモ コンにはいろいろな縦、横、厚みのものがあるので、そのようなリモコンの大き さに応じて寸法調整ができるリモコンケースとしておくことで、かなりの種類の リモコンに対して適用が可能となる。
【0010】 また上記第7の特徴によれば、上記第1〜5の何れかの特徴による作用効果に 加えて、被探知物の対象を鍵類、通帳類、印鑑類等の貴重品やその他の小物とし た場合に備えて、応答器を備えた入れ物を用意しておくことで、貴重品等の小物 をその入れ物に入れてしまっておくことで、何処にしまったか忘れてしまった場 合でも容易に見つけ出すことができる。 前記応答器を備えた入れ物は、袋状の入れ物、容器状の入れ物、箱状の入れ物 等とすることができる。 勿論、工場等においては、例えば非常に多くの部品を用いて製品の組み立て等 に使用するわけであるが、それら各部品の部品箱として応答器を備えた部品箱を 用いることで、特定の部品箱の在りかを容易に探し出すことができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本考案の実施形態を更に説明する。 図1、図2は本考案の第1の実施形態を示し、図1は探査電波発信器と応答器 の各電気的構成の概略を示す図、図2は探査電波発信器と応答器における各部分 での波形の例を示す図である。図3、図4は本考案の第2の実施形態を示し、図 3は探査電波発信器と応答器の各電気的構成の概略を示す図、図4は探査電波発 信器と応答器における各部分での波形の例を示す図である。また図5は本考案装 置における応答器の機械的構造の実施形態を説明する図、図6は本考案装置にお ける探査電波発信器の形状についての実施形態を示す外観図である。
【0012】 先ず図1を参照して、紛失物探知装置は探査電波発信器10と応答器20とか らなる。 探査電波発信器10は電源11、スイッチ12、高周波発振器13、増幅器1 4、送信アンテナ15を少なくともその電気的構成として備えている。 探査電波発信器10は、例えばそれ自体が単体として、室内等の所定の場所に 置かれ、紛失物探知の必要が生じた際に人によって操作される。 一方、前記応答器20は電源21、受信アンテナ22、高周波増幅器23、検 波器24、可聴周波数発生器25、増幅器26、スピーカ27を備えている。 前記応答器20は、予めリモコンに内蔵される形で提供することができる。ま たリモコンに対するアタッチメントとしてリモコンの一部に後から一体的に取り 付けるようにして提供することができる。またリモコンを収容して使用に供する リモコンケースに、その一部として設備しておくことができる。 また前記応答器20は、前記リモコンに限らず、紛失が予想され或いは紛失し た場合に探し出す必要がある物に対して、取り付けておくことができるアタッチ メントとして提供することができる。 更に前記応答器20は、紛失が予想され或いは紛失した場合に探し出す必要が ある物に対して、それらの物の1個或いは複数個をまとめて入れておくことがで きる容器或いは箱の一部として設備しておくことができる。
【0013】 今、図2も参照して、人が探査電波発信器10のスイッチ12をオンすると、 そのオンの時間に対応して、高周波発振器13は一定の探査用の高周波、例えば トランシーバーと同様の周波数帯の探査電波を発振する。そしてこの探査電波は 増幅器14で増幅され、送信アンテナ15から外界へ放たれる。 前記探査電波発信器10からの探査電波を応答器20の受信アンテナ22が受 信すると、高周波増幅器23で受信電波が増幅され、検波器24に送られる。検 波器24は前記受信アンテナ22が電波を受けているか否かを判定するもので、 整流機能とフィルタ機能とを有し、増幅された受信電波を整流することで、電波 を受けている間は電圧を発生する。この検波器24による受信判定を受けて、可 聴周波数発生器25が可聴音を発生させ、この可聴音が増幅器26を介して増幅 され、スピーカ27から外界へ発せられる。 人は前記スピーカ27から発せられた可聴音を聞き取ることで、その音のする 場所に紛失物である被探知物があることを知ることができる。
【0014】 図3、図4を参照して本考案の第2の実施形態を説明する。上記図1、図2で 説明した装置は、探査電波発信器10に1つのスイッチ12が設けられたもので 、1個の応答器20だけに対応するものであるが、第2の実施形態に係る紛失物 探知装置は1台の探査電波発信器30で複数の応答器40に対応できるようにし たものである。 即ち、探査電波発信器30には複数のスイッチ32a、32b、32cからな るスイッチ部32が設けられ、且つスイッチ部32に続いて変調発振器36が設 けられている。それ以外の電源31、高周波発振器33、増幅器34、送信アン テナ35は、図1に示す既述の電源11、高周波発振器13、増幅器14、送信 アンテナ15と同様の機能を果す。 一方、応答器40には、電源41、受信アンテナ42、同調回路を兼ねる高周 波増幅器43、検波器44、可聴周波数発生器45、増幅器46、スピーカ47 が構成されており、前記図1に示す応答器20と同様の構成である。 本実施形態では、前記スイッチ部32と変調発振器36とで、各スイッチ31 、32、33に対応して異なるオンオフ信号を構成する。
【0015】 図4を参照して、今、探査電波発信器30の、スイッチ32aがオンされた場 合は、そのオンオフ信号S11に対して、変調発振器36は前記オンオフ信号S 11と同様なオンオフ信号S21を出す。一方、スイッチ32bがオンされた場 合は、そのオンオフ信号S12に対して、変調発振器36は前記オンオフ信号S 21とは異なるオンオフ信号S22を出す。また図示しないが、スイッチ32c がオンされた場合は、変調発振器36は前記オンオフ信号S21、S22とは更 に異なるオンオフ周期のオンオフ信号を出す。このようにして、変調発振器36 はスイッチ32a、32b、32c毎に異なるオンオフ周期のオンオフ信号を発 する。 そして前記高周波発振器33は、前記変調発振器36から発振された各オンオ フ信号S21、S22に対応した固有の高周波S31、S32を発振する。この 各高周波S31、S32は増幅器34で増幅され、送信アンテナ35から外部に 送り出される。 複数の応答器40は、各応答器40毎に対応する前記探査電波発信器30から 発せられる何れかの固有の高周波S31、S32を受信するようになされており 、例えばある応答器40は受信アンテナ42と同調回路を兼ねる高周波増幅器4 3とで、S31に示す固有の高周波だけを受信し、増幅して検波器44に送る。 検波器44では前記固有の高周波S31を対応するオンオフ信号S41に変換し 、このオンオフ信号S41に従って可聴周波数発生器45が一定の周波数と周期 からなる可聴周波S51を発生させる。この可聴周波S51は増幅器46で増幅 され、スピーカ47から外部に発せられる。 また他の応答器40では、受信アンテナ42と同調回路を兼ねる高周波増幅器 43とで、S32に示す固有の高周波だけを受信し、増幅して検波器44に送る 。検波器44では前記固有の高周波S32を対応するオンオフ信号S42に変換 し、このオンオフ信号S42に従って可聴周波数発生器45が一定の周波数と周 期からなる可聴周波S52を発生させる。この可聴周波S52は増幅器46で増 幅され、スピーカ47から外部に発せられる。 以上のように本第2の実施例では、1台の探査電波発信器30に対して、スイ ッチ部32のスイッチの数だけの応答器40を使用することができる。即ち、一 台の探査電波発信器30を用いて、複数のリモコンやその他の紛失物である被探 知物を管理して探し出すことができる。
【0016】 なお上記第2の実施態様は、探査電波発信器30から発せられる複数の探査電 波、及び各応答器40におけるそれら探査電波の受信に関して周波数を変える一 実施形態であるが、探査電波発信器30の各スイッチ32a、32b、32cに 応じて、変調器36にて探査電波発信及び停止の周期を変え、前記各スイッチ3 2a、32b、32に対応した応答器40では受信した電波を高周波増幅器43 で増幅して、検波器44で検波し、検波した信号の周期を図示しない高周波発振 周期照合回路によって基準周期と照合し、合致すれば可聴周波数発生器45を出 力させて、高周波増幅器46を経由してスピーカ47から可聴音を発信させるよ うにすることができる。前記検波器44と可聴周波数発生器45との間に設けら れる高周波発振周期照合回路は、前記探査電波発信器30の変調周期の1つに対 応した基準周期を内蔵し、この基準周期と前記検波器44で検波した信号の周期 とを照合する。 また探査電波発信の周期をコード化し、応答器40にも同様のコードを基準用 として対応させて記憶させておくことにより、探査電波発信器30の発信電波の コード変調と合致したときに応答器40において可聴音を発信させるようにする ことができる。
【0017】 また上記各実施形態において、探査電波発信器10、30の送信アンテナ15 、35から発せられる探査電波については、高角すぎると音の方向を正確に識別 できない場合があるので、最大でも180度とする。勿論、更に角度を絞って指 向性をもたせ、探査電波発信器10、30を回動させることで、被探知物の存在 範囲を角度的に絞り込み易くすることができる。 更に探査電波発信器10、30の送信アンテナ15、35から発せられる探査 電波の角度を、高角と低角との間で変更できる機構としてもよい。本考案はこの ような機構をもその範囲に含むものとする。 また応答器20、40においては、受信した電波の強度に対応して、スピーカ 27、47から発せられる可聴周波の強度を変更するようにしてもよい。このよ うにすれば、被探知物に近づくにつれて応答器20、40からの応答音が大きく なるので、被探知物の探知が容易になる。 また前記被探知物が近い所に在るか否かに関しては、応答器20、40が受信 する電波の強度に応じて、応答器20、40から発する応答音の周期を受信強度 が増加するほど短周期になるようにしてもよい。また受信強度が増加するほど高 音にシフトする等、音色を変更するようにしてもよい。
【0018】 図5に本考案の応答器の実施形態を示す。この応答器はリモコンケースとして 構成したものである。リモコンケース50は上部ケース50aと下部ケース50 bとからなり、上部ケース50aと下部ケース50bとが、嵌め合い部51で相 互に重なり、且つ長さ調節可能に嵌め合い固定されるようになされている。上部 ケース50aと下部ケース50bとの相互の固定は、例えば嵌め合い部51にお いて、上部ケース50aと下部ケース50bにそれぞれ複数の凹凸を付し、これ によって所定の調節位置で相互に凹凸嵌合により固定されるようにすることがで きる。 リモコンケース50には開口窓52を設け、装入したリモコンを開口窓52か ら操作できるようにされている。 上部ケース50aはリモコンからの発信電波が容易に透過する材質及び厚みを 考慮する。勿論、上部ケース50aの天井部は適当にその壁を開口したものとす ることができる。
【0019】 前記下部ケース50bには、調整用クッション53と応答器54が設備される 。調整用クッション53は、リモコンを装入した際のクッションになるもので、 前記上部ケース50aと相俟って、リモコンががたつかないようにするものであ る。 前記応答器54は上記した応答器20、40と同様のものである。
【0020】 図6に本考案装置における探査電波発信器の形状に関する実施形態を示す。 この実施形態は上記第2の実施形態に対応するもので、全体的には手で簡単に 持てる程度の大きさとし、発信器本体60の上面に複数のスイッチセレクトボタ ン61が設けられている。このボタン61は前記第2の実施形態におけるスイッ チ部32の何れかのスイッチ32a、32b、32cを選択するボタンである。 そしてこのボタン61とは別に電波発信ボタン62が設けられている。この電波 発信ボタン62は前記スイッチセレクトボタン61で選択したスイッチの波形で 現に探査電波を発信するボタンである。
【0021】
【考案の効果】
本考案は以上の構成、作用よりなり、請求項1に記載の紛失物探知装置によれ ば、スイッチオンにより一定の探査電波を発信させる探査電波発信器と、予め被 探知物に内蔵され或いは被探知物と組み合わすことで一緒に存在させ、前記探査 電波発信器からの一定の電波を受信した時に一定の応答音を発信させるようにし た応答器とからなるので、 紛失したり、直ぐに見つからないと困る物に予め応答器を組み合せて一緒にし ておくことにより、それらの物が紛失し或いは見当たらない場合には、探査電波 発信器を用いて探査電波を発信することにより、応答器からの応答を得て、これ によって容易に被探知物を見つけ出すことができる。 また請求項2に記載の紛失物探知装置によれば、上記請求項1に記載の構成に よる効果に加えて、複数種類の異なる探査電波を発信することができる探査電波 発信器と、該探査電波発信器から発信された特定の探査電波を受信した時に対応 する応答音を発信させる複数の応答器とからなるので、 1つの探査電波発信器に対して複数の応答器を用いて複数の被探知物を管理す ることができ、紛失したり見当たらない場合には直ぐに探し出すことができる。 また請求項3に記載の紛失物探知装置によれば、上記請求項1又は2に記載の 構成による効果に加えて、受信電波の強度が大きいほど応答音を大きく、又は応 答音の発信周期を短くする応答器を用いるので、 被探知物に近づくにつれて応答器からの応答音が大きくなり、又は応答音の発 声間隔が短くなることで、被探知物に近づいているか否かがわかり、被探知物の 探し出しが非常に容易になる。 また請求項4に記載の紛失物探知装置によれば、上記請求項1〜3の何れかに 記載の構成による効果に加えて、探査電波の発信角度を広角から狭角へと変更で きるようにした探査電波発信器を用いることにより、 被探査物の在りかをより狭い範囲に特定してゆくことができ、被探知物の探し 出しを速やかに行うことができる。 また請求項5に記載の紛失物探知装置によれば、上記請求項1〜4の何れかに 記載の構成による効果に加えて、被探知物をリモコンとし、応答器はリモコンを 収納させるリモコンケースに設けてあるので、 テレビやその他のリモコンを予めリモコンケースに装入して使用するようにし ておくことで、リモコンが見当たらなくなった場合に、速やかに探し出すことが できる。 また請求項6に記載の紛失物探知装置によれば、上記請求項5に記載の構成に よる効果に加えて、リモコンケースはリモコンの大きさに応じて調整可能として あるので、 リモコンの大きさに応じて寸法調整ができ、かなりの種類のリモコンに対して 適用が可能となる。 また請求項7に記載の紛失物探知装置によれば、上記請求項1〜4の何れかに 記載の構成による効果に加えて、被探知物は鍵類、通帳類、印鑑類等の小物とし 、応答器は前記小物の1乃至複数個を入れる袋状、容器状或いは箱状等の入れ物 に設けてあるので、 鍵類、通帳類、印鑑類、貴重品等の小物を、応答器を備えた入れ物に入れてし まっておくことで、何処にしまったか忘れてしまった場合でも容易に見つけ出す ことができる。 また工場等においては、非常に多くの部品を用いて製品の組み立て等に使用す るわけであるが、それら各部品の部品箱として応答器を備えた部品箱を用いるこ とで、特定の部品や部品箱の在りかを簡単、容易に探し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態を示し、探査電波発信
器と応答器の各電気的構成の概略を示す図である。
【図2】本考案の第1の実施形態を示し、探査電波発信
器と応答器における各部分での波形の例を示す図であ
る。
【図3】本考案の第2の実施形態を示し、探査電波発信
器と応答器の各電気的構成の概略を示す図である。
【図4】本考案の第2の実施形態を示し、探査電波発信
器と応答器における各部分での波形の例を示す図であ
る。
【図5】本考案における応答器の機械的構造の実施形態
を説明する図である。
【図6】本考案における探査電波発信器の形状について
の実施形態を示す外観図である。
【符号の説明】
10、30 探査電波発信器 11、31 電源 12 スイッチ 13、33 高周波発振器 14、34 増幅器 15、35 送信アンテナ 36 変調発振器 20、40 応答器 21、41 電源 22、42 受信アンテナ 23、43 高周波増幅器 24、44 検波器 25、45 可聴周波数発生器 26、46 増幅器 27、47 スピーカ 32 スイッチ部 32a、32b、32c スイッチ 50 リモコンケース 50a 上部ケース 50b 下部ケース 51 嵌め合い部 52 開口窓 53 調整用クッション 54 応答器 60 発信器本体 61 スイッチセレクトボタン 62 電波発信ボタン

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチオンにより一定の探査電波を発
    信させる探査電波発信器と、予め被探知物に内蔵され或
    いは被探知物と組み合わすことで一緒に存在させ、前記
    探査電波発信器からの一定の電波を受信した時に一定の
    応答音を発信させるようにした応答器とからなることを
    特徴とする紛失物探知装置。
  2. 【請求項2】 複数種類の異なる探査電波を発信するこ
    とができる探査電波発信器と、該探査電波発信器から発
    信された特定の探査電波を受信した時に対応する応答音
    を発信させる複数の応答器とからなることを特徴とする
    請求項1に記載の紛失物探知装置。
  3. 【請求項3】 受信電波の強度が大きいほど応答音を大
    きく、又は応答音の発信周期を短くする応答器を用いる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の紛失物探知装
    置。
  4. 【請求項4】 探査電波の発信角度を広角から狭角へと
    変更できるようにした探査電波発信器を用いることを特
    徴とする請求項1〜3の何れかに記載の紛失物探知装
    置。
  5. 【請求項5】 被探知物をリモコンとし、応答器は前記
    リモコンを収納させるリモコンケースに設けてあること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の紛失物探知
    装置。
  6. 【請求項6】 リモコンケースはリモコンの大きさに応
    じて調整可能としてあることを特徴とする請求項5に記
    載の紛失物探知装置。
  7. 【請求項7】 被探知物は鍵類、通帳類、印鑑類等の小
    物とし、応答器は前記小物の1乃至複数個を入れる袋
    状、容器状或いは箱状等の入れ物に設けてあることを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載の紛失物探知装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019074226A3 (ko) * 2017-10-13 2019-05-31 김승일 전자기기의 배터리 케이스 내부에 설치되는 반응장치

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019074226A3 (ko) * 2017-10-13 2019-05-31 김승일 전자기기의 배터리 케이스 내부에 설치되는 반응장치

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