JP3089622U - 背もたれローラーマッサージ器の構造 - Google Patents

背もたれローラーマッサージ器の構造

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JP3089622U
JP3089622U JP2002002435U JP2002002435U JP3089622U JP 3089622 U JP3089622 U JP 3089622U JP 2002002435 U JP2002002435 U JP 2002002435U JP 2002002435 U JP2002002435 U JP 2002002435U JP 3089622 U JP3089622 U JP 3089622U
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ウー ドン−ヘー
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ウー ドン−ヘー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 指圧マッサージ等の特有の効果を有すると共
に、マッサージするための柔軟な動きを可能とするなど
の機能性を向上させることができる。 【解決手段】 伝動体22と、駆動モーター23と、滑
動座30と、スウィングロッド50と、複数のマッサー
ジローラー41,42と、設置基体21とを有し、伝動
体は、駆動モーターの伝動により滑動座を設置基体の軌
道上で滑動し、スウィングロッドに別々に独立したスウ
ィングロッド前部51及びスウィングロッド後部52を
形成し、設置基体の軌道上の斜導面25をスウィングロ
ッド前部及びスウィングロッド後部の滑動座30が強制
的に移動させられるとき、ウィングロッド前部及びスウ
ィングロッド後部はスウィングしながら移動するため、
スウィングロッド前部及びスウィングロッド後部の起伏
動作が指圧に似たマッサージ効果を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は背もたれローラーマッサージ器の構造に係るものであり、特に、ロー ラーによりマッサージを行うことができる背もたれローラーマッサージ器の構造 に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、従来の背もたれローラーマッサージ器の構造を示す内部正面図である 。図2は、従来の背もたれローラーマッサージ器の構造を示す内部側面図である 。 図1、2に示すように、従来の背もたれローラーマッサージ器には、一つの設置 本体10の中に一つの台座11が組み入れられている。台座11内にはネジ山1 2を具備する一つの伝動スクリュー13、或いはチェーンが設置される。伝動ス クリュー13の一端と一つの駆動モーター14とを連動させる。また、伝動スク リュー13と平行に一つの軌道15が設けられると共に、伝動スクリュー13上 に一つの滑動座16が枢軸固定される。それぞれ数個のローラー18が枢軸固定 された2つのフレーム17が活動座16の両側に固定されている。
【0003】 これにより、伝動スクリュー13に連動して滑動座16が上下移動する時、ロ ーラー18が軌道15上を滑動し、ローラー18の一部分が、使用者の背中に接 触してマッサージを行うことができる。このような背もたれローラーマッサージ 器の機能を向上させるために、研究、開発が行われ、改良が進んでいる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の背もたれローラーマッサージ器において、フレーム の支点が一つであるため、そのフレームは支点を中心としてシーソーのようにフ レームの左右が上下に動作するだけで、マッサージするための柔軟な動きができ ないという問題点があった。
【0005】 また、上記背もたれローラーマッサージ器において、使用者の身体に沿って曲 線移動するが、そこに起伏を生じさせるのみで、指圧マッサージ等の特有の効果 を生み出すことができないという問題点があった。
【0006】 また、上記マッサージローラーの起伏度には限界があり、使用者の身体の曲線 に対応せず、マッサージの機能性に欠けるという問題点があった。
【0007】 本考案は、背もたれローラーマッサージ器において、指圧マッサージ等の特有 の効果を有すると共に、マッサージするための柔軟な動きを可能とするなどの機 能性を向上させることができる背もたれローラーマッサージ器を提供することを 目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を図るために、本考案は、伝動体と、駆動モーターと、滑動座と、 前記滑動座の片サイド、あるいは両サイドに枢軸設置されたスウィングロッドと 、前記スウィングロッドの上下両端の両サイドに枢軸設置された複数のマッサー ジローラーと、前記伝動体と、前記駆動モーターと、前記滑動座と、前記スウィ ングロッドと、前記マッサージローラーとが組み入れられた前記設置基体とを有 し、前記伝動体は、前記駆動モーターの伝動により前記滑動座を前記設置基体の 軌道上で滑動し、前記スウィングロッドの中間に一つのスウィングロッド関節部 を設けることにより、別々に独立したスウィングロッド前部及びスウィングロッ ド後部を形成し、前記スウィングロッド前部及び前記スウィングロッド後部とが 結合する部分に可動する方向に回復力が働くような復元ばねが組み込まれ、前記 駆動モーターと前記伝動体により、前記設置基体の軌道上に設置した斜導面を前 記スウィングロッド前部及び前記スウィングロッド後部の前記滑動座が強制的に 移動させられるとき、前記スウィングロッド前部及び前記スウィングロッド後部 はスウィングしながら移動するため、前記スウィングロッド前部及び前記スウィ ングロッド後部の起伏動作が指圧に似たマッサージ効果を有することにより、マ ッサージするための柔軟な動きを可能とするなどの機能性を向上させることがで きる。
【0009】 以下に添付図面を参照して本考案のある好適な実施の形態を詳細に説明するが 、それらの構成は本考案の構造の絶対的な制限にならない。
【0010】
【考案の実施の形態】
図3は、本考案の背もたれローラーマッサージ器の構造を示す平面図である。 図4は、本考案の滑動座を示す斜視図である。図5は、本考案の滑動座を示す分 解斜視図である。本考案の背もたれローラーマッサージ器の構造は、設置基体2 1と、一つの伝動体22と、一つの駆動モーター23と、一つの滑動座30と、 2つのスウィングロッド50と、数個のマッサージローラー41、42等で構成 されている。伝動体21は駆動モーター23の伝動により、滑動座30を設置基 体21の軌道24上を滑動させる。マッサージローラー41、42が別々にスウ ィングロッド50の上下両端に枢軸設置されている。スウィングロッド50が滑 動座30両サイドの滑動軸31に枢軸設置されている。
【0011】 スウィングロッド50の中間に一つのスウィングロッド関節部Aを設けること により、別々に独立したスウィングロッド前部51及びスウィングロッド後部5 2を形成することができる。スウィングロッド前部51及びスウィングロッド後 部52が連結する所のそれぞれが対合する所に軸穴53、54が設けられている 。そこにストッパー55が貫通され、可動できる状態で滑動座30の滑動軸31 の側面に枢軸固定される。これにより、ストッパー55を支点として、スウィン グロッド前部51及びスウィングロッド後部52とが可動することができるよう になる。
【0012】 また、軸穴53、54及びストッパー55とが嵌合する部分に復元ばね60が 組み込まれている。復元ばね60の復元ばね先端部61、62の両端のそれぞれ をスウィングロッド前部51及びスウィングロッド後部52の可動する側の枢軸 固定する部分の近くに、可動方向と反対方向に力が働くように、また、ばねの役 割が果せるように組み込まれている。これにより、スウィングロッド前部51及 びスウィングロッド後部52は可動方向と反対方向の回復力を具備することがで きる。
【0013】 スウィングロッド前部51及びスウィングロッド後部52の可動端の下端に軌 道24上を滑動できるように滑動輪70が枢軸設置されている。
【0014】 図6は、本考案の背もたれローラーマッサージ器を示す斜視図である。図7は 、本考案の背もたれローラーマッサージ器の使用状態を示す内部側面図である。 図8は、本考案の変形例である背もたれローラーマッサージ器の構造を示す平面 図である。
【0015】 スウィングロッド関節部Aを具備するスウィングロッド50の構造の改良であ り、図6、図7に示すように、マッサージ器を内装するマッサージチェアーの背 もたれ部分に応用できる。例えば、スウィングロッド前部51及びスウィングロ ッド後部52が設けられた滑動座30が移動するとき、軌道24上の預設範囲( 一般的には、身体の頚部から腰に対応する高さ)の斜導面25上をスウィングロ ッド前部51及びスウィングロッド後部52はスウィングしながら移動する 。同時に、スウィングロッド前部51及びスウィングロッド後部52上のマッサ ージローラー(41或いは42)もスウィングすることになる。スウィングロッ ド前部51及びスウィングロッド後部52が斜導面25上を強制的に移動させら れるとき、マッサージローラー(41或いは42)に使用者が寄りかかった状態 で、指圧に似たマッサージ効果が提供される。スウィングロッド前部51及びス ウィングロッド後部52の上部それぞれ別々に単独で動作することができるため 、相対的に連動する関係にはないので、上記スウィングロッド前部51及びスウ ィングロッド後部52は別々に対応する軌道の高さに応じて柔軟に動かすことが できる。
【0016】 従って、上記背もたれローラーマッサージ器の構造において、マッサージロー ラーを別々に独立して動かすことができると共に、指圧に似たマッサージなどの 特有の効果を有する。また、マッサージローラーは比較的起伏の大きい移動が可 能であるため、身体に沿って移動が可能となる。従って、背もたれローラーマッ サージ器の機能性を向上させることができる。
【0017】 尚、伝動体22は、図3に示すように一つの交差溝221を有する伝動俸でも 適応可能である。また、伝動体22は、図8で示すような一つのチェーンでも適 応可能である。
【0018】 尚、復元ばね60は他の種類のばねでも適応可能である。
【0019】
【考案の効果】
前記の説明と図面の掲載からわかるように、本考案の背もたれローラーマッサ ージ器の構造において、指圧マッサージ等の特有の効果を有すると共に、マッサ ージするための柔軟な動きを可能とするなどの機能性を向上させることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の背もたれローラーマッサージ器の構造を
示す内部正面図である。
【図2】従来の背もたれローラーマッサージ器の構造を
示す内部側面図である。
【図3】本考案の背もたれローラーマッサージ器の構造
を示す平面図である。
【図4】本考案の滑動座を示す斜視図である。
【図5】本考案の滑動座を示す分解斜視図である。
【図6】本考案の背もたれローラーマッサージ器を示す
斜視図である。
【図7】本考案の背もたれローラーマッサージ器の使用
状態を示す内部側面図である。
【図8】本考案の変形例である背もたれローラーマッサ
ージ器の構造を示す平面図である。
【符号の説明】
10 設置本体 11 台座 12 ネジ山 13 伝動スクリュー 15 軌道 16 滑動座 17 フレーム 18 ローラー 21 設置基体 22 伝動体 23 駆動モーター 24 軌道 25 斜導面 30 滑動座 31 滑動軸 41、42 マッサージローラー 50 スウィングロッド 51 スウィングロッド前部 52 スウィングロッド後部 53、54 軸穴 55 ストッパー 60 復元ばね 61、62 復元ばね先端部 70 滑動輪 80 背もたれ 221 交差溝 A スウィングロッド関節部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動体と、駆動モーターと、滑動座と、 前記滑動座の片サイド、あるいは両サイドに枢軸設置さ
    れたスウィングロッドと、 前記スウィングロッドの上下両端の両サイドに枢軸設置
    された複数のマッサージローラーと、 前記伝動体と、前記駆動モーターと、前記滑動座と、前
    記スウィングロッドと、前記マッサージローラーとが組
    み入れられた前記設置基体とを有し、 前記伝動体は、前記駆動モーターの伝動により前記滑動
    座を前記設置基体の軌道上で滑動し、 前記スウィングロッドの中間に一つのスウィングロッド
    関節部を設けることにより、別々に独立したスウィング
    ロッド前部及びスウィングロッド後部を形成し、 前記スウィングロッド前部及び前記スウィングロッド後
    部とが結合する部分に可動する方向に回復力が働くよう
    な復元ばねが組み込まれ、 前記駆動モーターと前記伝動体により、前記設置基体の
    軌道上に設置した斜導面を前記スウィングロッド前部及
    び前記スウィングロッド後部の前記滑動座が強制的に移
    動させられるとき、前記スウィングロッド前部及び前記
    スウィングロッド後部はスウィングしながら移動するた
    め、前記スウィングロッド前部及び前記スウィングロッ
    ド後部の起伏動作が指圧に似たマッサージ効果を有する
    ことを特徴とする背もたれローラーマッサージ器の構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004305552A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Atex:Kk マッサージ機

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