JP3088296U - マッサージ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 脚運動機構が備えられたマッサージ装置を提
供する。 【解決手段】 マッサージ装置の外形をなす本体；前記
本体に受納及び出入可能に形成されたスライド部材；前
記本体に設置され、両脚が支持された状態で脹脛部分を
マッサージする第１マッサージ手段；リモコン信号受信
部の信号の伝達を受け、電源供給部をコントロールして
前記第１マッサージ手段を作動及び制御する制御部を含
み、前記第１マッサージ手段は、モーターの回転力を直
線往復運動に変換する動力伝達手段と、この動力伝達手
段に固定され、本体の支持溝に沿って往復移動しながら
脹脛部分をマッサージする第１マッサージ部材とから構
成される。また、前記スライド部材には足の裏をマッサ
ージする第２マッサージ手段と、制御部の制御によって
脚を所定の角度で反復して回転させることにより、脚の
関節筋肉をときほぐせるように構成された脚運動手段が
さらに提供される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は脚運動機構が備えられたマッサージ装置に係わり、さらに詳しくは、 脚の関節運動を行うことができ、足の裏に指圧を行うと共に脹脛（ふくらはぎ ）部分の筋肉を容易にかつ効果的にときほぐせるように構成された脚運動機構が 備えられたマッサージ装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、マッサージ装置は、身体の特定部位を叩いたり揉む方法で経絡及び筋 肉に刺激を加え、硬直した皮膚及び筋肉を弛緩させ、血液循環を促進させて疲労 が取れるようにするための健康補助機構として用いられている。

【０００３】 特に、産業社会の発達による過度な業務及びストレスにより、現代人の大部分 は疲労が累積しており、このような疲労感を解消し活力をとり戻すための一つの 手段としてマッサージ装置を利用している。

【０００４】 実質的にマッサージは、多くの人々によってその効能及び効果が現れており、 このようなマッサージ装置の効能及び効果を一層高めると共に使用上の利便を提 供することができる様々な製品が提案されている。

【０００５】 このようなマッサージ装置はその形状、構造及び駆動方式などによって多様な 種類のものが知られているが、通常用いられているマッサージ装置には、電源の 供給を受けて駆動するモーターの回転運動を振動運動に変換し、この振動運動を マッサージヘッドを通じて身体に持続して伝達するように構成された振動型マッ サージ装置と、モーターの回転運動を揉む形態に変換して身体の特定部位を一定 の間隔で圧迫するように構成された圧迫型マッサージ装置とで大きく分けられる 。

【０００６】 前記振動型マッサージ装置は大部分の場合、マッサージ装置を手で掴んだ状態 でマッサージしようとする部位に持っていって使用するようになっており、圧迫 型マッサージ装置は、マッサージ装置上に身体を位置させた状態で使用するよう になっている。

【０００７】 手動式マッサージ装置は、使用者が手で位置を変えながらマッサージを行うよ うになっており、電動式マッサージ装置は大部分の場合、ベッドまたは安楽椅子 の形態で構成されたマッサージ装置に身体を密着させ、密着させた部位全体が一 律な振動によってマッサージを受けるように構成される。

【０００８】 そして、前記振動型マッサージ装置の中では足の裏に持続的な振動または打撃 を加えたり、これら振動や打撃を所定の周期を有して反復して行われるようにす ることによって足の疲労をときほぐす足用マッサージ装置も知られている。

【０００９】 最近は、身体部位の中で背中、肩、首などのような特定部分を、それに適した 形態のマッサージを行うようにすると共に、様々なパターンのマッサージが同時 にまたは選択的に行われることができるマッサージ装置が提案されている。

【００１０】 しかし、前記のような従来のマッサージ装置は、大部分身体部位の中で主に上 体をマッサージするためのものとして製作され、下体を自動的にマッサージする ように構成された装置は何一つも提案されていない。

【００１１】 従って、従来は脚をマッサージするための多様な方法及び道具が用いられてお り、その代表として瓶を利用して脹脛部分を加圧しながら上下方向に移動してマ ッサージしたり、またはローラー形状の指圧具を適当な力で押さえながら転がし てマッサージをしていた。

【００１２】 しかし、このような従来の脚用マッサージ道具を利用すると、マッサージ道具 で脹脛に圧力を加えながら擦らなければならないため、皮膚及び筋肉の痛みを誘 発するという問題点がある。

【００１３】 また、マッサージ対象者が前記脚用マッサージ道具を用いて自分に直接マッサ ージすることもできるが、このような場合マッサージ効果が低下し、使用上にも 不便が伴う。

【００１４】 従って、従来の脚用マッサージ道具を利用すれば、他人がマッサージ対象者に マッサージしなければならないという短所がある。

【００１５】 そして、従来は脚の関節及び筋肉を刺激して脚の疲労が取れるように構成され たものも提案されたことがなかった。

【００１６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は前記のような従来の問題点を解決するために考案されたものであって 、本考案の目的は、脚の関節運動を行うことができ、足の裏及び脹脛部分を容易 にかつ効果的にマッサージできるように構成された脚運動機構が備えられたマッ サージ装置を提供することにある。

【００１７】

【課題を解決するための手段】

前記のような本考案の目的を実現するために本考案のマッサージ装置は、マッ サージ装置の外形をなす本体；前記本体に受納及び出入可能に形成されたスライ ド部材；前記本体に設置され、両脚が支持された状態で脹脛部分をマッサージす る第１マッサージ手段；リモコンの信号によって本体に形成されたリモコン信号 受信部の信号の伝達を受け、電源供給部をコントロールして前記第１マッサージ 手段を作動及び制御する制御部を含み、前記第１マッサージ手段は、電源の供給 を受けて回転するモーターと、このモーターの回転力を直線往復運動に変換する 動力伝達手段と、この動力伝達手段に固定され、本体の支持溝に沿って往復移動 しながら脹脛部分をマッサージする第１マッサージ部材とから構成される。

【００１８】 前記スライド部材には足の裏をマッサージする第２マッサージ手段と、制御部 の制御によって脚を所定の角度で反復して回転させることにより、脚の関節筋肉 をときほぐせるように構成された脚運動手段がさらに提供されることを特徴とす る。

【００１９】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の好ましい実施例を添付した図面を参照して詳細に説明する。

【００２０】 図１は本考案による脚運動機構が備えられたマッサージ装置の斜視図であり、 図２は図１のマッサージ装置からスライド部材を引き出した状態の斜視図であっ て、本考案による脚運動機構が備えられたマッサージ装置は、マッサージ装置の 基本形態を成す本体２と、前記本体２に受納及び出入が可能に形成されるスライ ド部材４とを含む。

【００２１】 前記本体２の外形は、図３乃至図６に示したように、床面を成すベース６、こ のベース６と分離可能に組立てられ、マッサージ装置の背面を成す背面カバー８ 、この背面カバー８の両側側面に結合される側面カバー１０、前記背面カバー８ の上側に組立てられる前面カバー１２によって構成されており、前記前面カバー １２には脹脛部分をマッサージする第１マッサージ手段が設置される。

【００２２】 前記ベース６には、一定の間隔で突出して設置され、前記スライド部材４の移 動を案内する複数のガイドレール１４と、これらガイドレール１４の間に固定部 材１６によって固定されるシリンダー１８とが設置される。

【００２３】 前記シリンダー１８は、後述のようにスライド部材４に提供されたロッドが緊 密に挿入できるようにして、スライド部材４が本体２に受納される時の急激な移 動を抑制する。

【００２４】 そして、前記ベース６の後端部の中央部分には第１マッサージ手段の使用に必 要なエアーポンプ２０が設置されている。

【００２５】 前記背面カバー８には、本考案のマッサージ装置を駆動及び制御するためのリ モコン（図示せず）を保管するためのリモコン収納部２２が形成される。

【００２６】 前記側面カバー１０は背面カバー８の両側面に木ねじ２４などを利用して分離 可能に固定され、このような側面カバー１０の上部には分離可能な蓋２６が設置 されて、マッサージ装置を保管する時に用いられるようになっている。

【００２７】 前記前面カバー１２は後側に傾いて形成され、その前面部の長さ方向には脹脛 部分が挿入できるように一対の支持溝２８が形成され、これら支持溝２８の間に は、リモコン信号の伝達を受けてマッサージ装置を制御できるようにするリモコ ン受信部３０が位置する。

【００２８】 前記支持溝２８の内周面には、シート３２が固定されて脹脛部分の触感がよく なるようになっており、各々の支持溝２８に挿入された脚を密着して固定できる ように一側が前面カバー１２に固定される固定バンド３４が設置され、この固定 バンド３４の先端部内側にはヴェルクロファスナー（velcro fastener）が提供 され、これと対応する前面カバー１２には接着部３６が形成されている。

【００２９】 このような前面カバー１２の裏面には脹脛部分をマッサージするための第１マ ッサージ手段が設置されるが、このようなマッサージ手段の作用が脹脛部分に伝 達できるように、各々の支持溝２８にはスロット３８が長さ方向に形成されてい る。

【００３０】 前記第１マッサージ手段は、電源の供給を受けて回転するモーター４０と、こ のモーター４０の回転力を直線往復運動に変換する動力伝達手段、及びこの動力 伝達手段に固定されて支持溝２８に沿って往復移動して脹脛部分をマッサージす る第１マッサージ部材４２を含む。

【００３１】 前記動力伝達手段は、モーター４０の回転軸に結合された駆動ギヤ４４、この 駆動ギヤ４４と歯車結合される受動ギヤ４６、この受動ギヤ４６及びボビン形態 に構成された複数の回転体４８が固定され、両先端部が支持部５０で回転可能に 支持されてモーター４０の駆動力の伝達を受ける駆動軸５２、前記各々の回転体 ４８と所定の距離をおいて設置された支持体５４の間に設置され、モーター４０ の回転運動を直線往復運動に変換するベルト５６を含む。

【００３２】 このような動力伝達手段を構成するベルト５６には第１マッサージ部材４２が 設置されるが、前記第１マッサージ部材４２は、ベルト５６に固定される固定部 ５８と、この固定部５８に固定された状態でスロット３８を介して支持溝２８側 に延びる延長部を通じて回転自由に結合され、ベルト５６の回転運動時に共に移 動しながら脹脛部分をマッサージする多数のローラー６０で構成される。

【００３３】 前記ローラー６０は円柱方向に多数の突起６２が形成され、マッサージ効果を さらに高めることができるようになっている。

【００３４】 そして、前記第１マッサージ部材４２が一定の範囲内でのみ往復運動ができる ようにするために、ベルトに固定された固定部５８と接触して作動するリミット スイッチ６４が支持溝２８の背面に設置されている。

【００３５】 前記のように第１マッサージ手段は、脹脛に沿って上下に移動しながら脹脛に 持続して揉む動作を加える第１マッサージ部材４２からなるが、このような第１ マッサージ手段に、脹脛部分に所定の圧力を加える動作と加わった圧力を解除す る動作とを反復して行うことによって揉む機能を遂行する第２マッサージ部材６ ６をさらに含むこともできる。

【００３６】 前記第２マッサージ部材６６は、エアーポンプ２０と、このエアーポンプ２０ と図示されない管路で連結され、支持溝２８内側に設置される複数の加圧部６８ とから構成される。

【００３７】 このような第２マッサージ部材６６は、エアーポンプ２０の作動によって所定 の周期で加圧部６８に給気と排気とを反復することによって脹脛を揉む方法でマ ッサージを行う。

【００３８】 一方、本体２に受納及び引出可能に形成されたスライド部材４は、足の裏をマ ッサージする第２マッサージ手段と、脚を所定の角度に回転させることを反復し て行うことによって脚の関節筋肉をときほぐせるように形成された脚運動手段と を有する。

【００３９】 このようなスライド部材４は、図７乃至図９に示したように内部空間を有する 上部ケース７０及び下部ケース７２からなり、前記下部ケース７２には、図２、 ３に示す本体２に形成されたシリンダー１８内部に緊密に挿入できるロッド７４ を備え、本体２のベースに設置されたガイドレール１４に沿ってスライディング する複数のスライド７６が固定されて、スライド部材４が本体２に受納及び引出 できるようにしている。

【００４０】 前記スライド部材４には、制御部７８と、この制御部７８によって制御される 電源供給部８０、足の裏をマッサージするための第２マッサージ手段、及び脚運 動手段が設置される。

【００４１】 前記制御部７８は、本体２に形成されたリモコン信号受信部３０からリモコン 信号の伝達を受け、電源供給部８０をコントロールして、本体２に提供された第 １マッサージ手段とスライド部材４に提供された第２マッサージ手段のマッサー ジ時間、またはマッサージ装置の作動状態、つまり揉みや加圧、叩き作動のなど の周期と、脚運動手段の回転角度などを調節するためのものであって、このよう な技術的事項はこの技術分野においてはよく知られていることであるので、その 詳細な説明は省略する。

【００４２】 前記第２マッサージ手段は、制御部７８によって制御される電源供給部８０の 電源の印加を受けて振動するソレノイド８２と、ソレノイド８２の作動軸８４の 先端部に結合された打撃部８６、及びこの打撃部８６の振動を足の裏に伝達する 接触部８８で構成される。

【００４３】 本考案のマッサージ装置に適用された前記ソレノイド８２は、図１０のように コイルが巻かれたボビン９０と、このボビン９０の中央部の長さ方向に挿入され て直線往復運動する作動軸８４と、前記ボビン９０と一定の距離をおいて固定部 材に固定されたプレート９２とを備え、前記作動軸８４とプレート９２の間には コイルスプリングからなる弾性部材９４が固定されて、ソレノイド８２が騷音を 発生せずに滑らかに作動できるように構成される。

【００４４】 前記脚運動手段は、モーター９６と、このモーター９６の駆動によって一定の 範囲内で回転運動してかかとが挿入できる支持部９８とからなる。

【００４５】 前記脚運動手段は、モーター９６の回転によって支持部９８にかかとを安着さ せた状態で所望の角度に支持部９８を回転させることにより、脚の関節の運動が できるようになっている。

【００４６】 前記のような構成を有する本考案のマッサージ装置を利用して脚をマッサージ しようとすれば、図２のように本体２からスライド部材４を引き出し、蓋２６を 外した状態で固定バンド３４を接着部３６から取り外し、椅子などに腰をかけて いたマッサージ対象者が支持溝２８に両脚を乗せて固定バンド３４を接着部３６ に接着して脚を固定支持する。

【００４７】 そして、図示されないリモコンを利用してマッサージ時間またはマッサージパ ターンの信号をリモコン受信部３０に送れば、この信号が制御部７８に伝達され て制御部７８の制御によってエアーポンプ２０と、ソレノイド８２またはモータ ー４０が作動する。

【００４８】 このような制御により、脹脛を擦り形態及び揉み形態でマッサージする第１マ ッサージ手段と、足の裏に振動を加える第２マッサージ手段、及び脚の関節の運 動ができるようにする脚運動手段が選択的に作動する。

【００４９】 まず、第１マッサージ手段の第１マッサージ部材４２でマッサージを行おうと する場合、リモコンを利用してマッサージ時間またはマッサージパターンの信号 をリモコン受信部３０に送れば、この信号が制御部７８に伝達されて制御部７８ の制御によってモーター４０が回転する。

【００５０】 そうすると、このモーター４０の回転力によって駆動ギヤ４４が回転し、この 駆動ギヤ４４と歯車結合される受動ギヤ４６を回転させながら駆動軸５２も共に 回転して、回転体４８と支持体５４に設置されたベルト５６がリミットスイッチ ６４の間で直線往復運動をすることとなる。

【００５１】 このようなベルト５６の直線往復運動により、ベルト５６に結合された第１マ ッサージ部材４２のローラー６０がシート３２と接触しつつ脹脛に沿って上下に 移動しながら脹脛を擦る形態でマッサージする。

【００５２】 そして、第１マッサージ手段を構成する第２マッサージ部材６６を利用して脹 脛を揉む形態でマッサージしようとする場合、前記のようにリモコンを利用して マッサージ時間または加圧力及び加圧周期などの信号をリモコン受信部３０に送 れば、この信号が制御部７８に伝達されて制御部７８の制御によってエアーポン プ２０が作動する。

【００５３】 このようなエアーポンプ２０の作動によって、第２マッサージ部材６６はエア ーポンプ２０と図示されない管路で連結され、加圧部６８に給気と排気とを反復 して供給して脹脛を揉む方法でマッサージを行うこととなる。

【００５４】 足の裏に振動を加える第２マッサージ手段を使用しようとする場合、リモコン を利用して叩き作動の周期とパターンなどの信号をリモコン受信部３０に送れば 、この信号が制御部７８に伝達されて制御部７８の制御によって制御される電源 供給部８０の電源の印加を受け、ソレノイド８２が作動しながら作動軸８４の先 端部に結合された打撃部８６が、打撃部８６に位置している足に振動を加えるよ うになって足の裏をマッサージすることとなる。

【００５５】 このようなマッサージの時、ソレノイド８２は作動軸８４とプレート９２の間 に固定された弾性部材９４によって騷音が発生せずに滑らかに作動する。

【００５６】 そして、本考案のマッサージ装置に提供された脚運動手段を使用して脚を運動 しようとすれば、本体２の背面カバー８が床面につくように装置を回転させて横 にする。

【００５７】 この時引出されたスライド部材４が自重によって本体２に受納されるが、この 場合本体２に提供されたシリンダー１８内部に、スライド部材４に設置されたロ ッド７４が緊密に接触した状態でスライドされるので、スライド部材４は急激に 移動せずに徐々に受納される。

【００５８】 従って、使用者の負傷を未然に防止することができ、マッサージ装置の破損も 防止することができる。

【００５９】 前記のようにスライド部材４が本体２に受納されれば、使用者が横になった状 態で支持部９８に両脚のかかとを安置させ、リモコンを利用して支持部９８の回 転角などを設定してリモコン受信部３０に信号で送れば、この信号が制御部７８ に伝達されて制御部７８の制御によってモーター９６が回転する。

【００６０】 このようなモーター９６の回転により、支持部９８は互いに対向する方向に回 転、停止、逆回転などの動作を反復し、このような作用によって脚の関節部分を 運動することができることとなる。

【００６１】

【考案の効果】

以上説明したように本考案による脚運動機構が備えられたマッサージ装置は、 足の裏に指圧を行いながら脹脛部分を擦る形態でマッサージしたり揉む形態でマ ッサージして、効果を極大化することができる。

【００６２】 また、脚の関節部分を自動的に反復して回転させることによって脚の筋肉と共 に関節を刺激するので、健康で丈夫な脚にするための運動として十分であると同 時に、脚の成育も促進することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案による脚運動機構が備えられたマッサ
ージ装置の斜視図である。

【図２】 図１のマッサージ装置からスライド部材を引
き出した状態の斜視図である。

【図３】 図１を分解した状態の側面図である。

【図４】 図３を右側から見た図である。

【図５】 本体から固定バンドを除去した状態の平面図
である。

【図６】 本体を構成するベースの平面図である。

【図７】 スライド部材の正面図である。

【図８】 図７を回転させて示した部分切開平面図であ
る。

【図９】 図８を分離した状態の側面図である。

【図１０】 本考案に提供されたソレノイドの断面図で
ある。

【符号の説明】

２ 本体 ４ スライド部材 ６ ベース ８ 背面カバー １０ 側面カバー １２ 前面カバー １４ ガイドレール １６ 固定部材 １８ シリンダー ２０ エアポンプ ２２ リモコン収納部 ２４ 木ねじ ２６ 蓋 ２８ 支持溝 ３０ 受信部 ３２ シート ３４ 固定バンド ３６ 接着部 ３８ スロット ４０、９６ モーター ４２ 第１マッサージ部材 ４４ 駆動ギヤ ４６ 受動ギヤ ４８ 回転体 ５０、９８ 支持部 ５２ 駆動軸 ５４ 支持体 ５６ ベルト ５８ 固定部 ６０ ローラー ６２ 突起 ６４ リミットスイッチ ６６ 第２マッサージ部材 ６８ 加圧部 ７０ 上部ケース ７２ 下部ケース ７４ ロッド ７６ スライド ７８ 制御部 ８０ 電源供給部 ８２ ソレノイド ８４ 作動軸 ８６ 打撃部 ８８ 接触部 ９０ ボビン ９２ プレート ９４ 弾性部材

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 501355447 １ｓｔ Ｆｌ， Ｓａｍｓｕｎｇ Ｐａｒ ｋ Ｔｏｗｅｒ Ｂｌｄｇ． 459−10 Ｓｕｎｇｎａｅ １−Ｄｏｎｇ， Ｋａｎ ｇｄｏｎｇ−ｋｕ， Ｓｅｏｕｌ Ｒｅｐ ｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｋｏｒｅａ

Claims (12)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 マッサージ装置の外形をなす本体；前記
   本体に受納及び出入可能に形成されたスライド部材；前
   記本体に設置され、両脚が支持された状態で脹脛部分を
   マッサージする第１マッサージ手段；リモコンの信号に
   よって本体に形成されたリモコン信号受信部の信号の伝
   達を受け、電源供給部をコントロールして前記第１マッ
   サージ手段を作動及び制御する制御部を含み、 前記第１マッサージ手段は、電源の供給を受けて回転す
   るモーターと、このモーターの回転力を直線往復運動に
   変換する動力伝達手段と、この動力伝達手段に固定さ
   れ、本体の支持溝に沿って往復移動しながら脹脛部分を
   マッサージする第１マッサージ部材とから構成される、
   マッサージ装置。
2. 【請求項２】 前記スライド部材には足の裏をマッサー
   ジする第２マッサージ手段が提供される、請求項１に記
   載のマッサージ装置。
3. 【請求項３】 前記動力伝達手段は、 モーターの回転軸に結合された駆動ギヤと、 この駆動ギヤと歯車結合される受動ギヤと、 この受動ギヤ及び複数の回転体が固定され、両側先端部
   が支持部で回転可能に支持されてモーターの駆動力の伝
   達を受ける駆動軸と、 前記各々の回転体と所定の距離をおいて形成された支持
   体の間に設置され、モーターの回転運動を直線往復運動
   に変換するベルトとを含む、請求項１に記載のマッサー
   ジ装置。
4. 【請求項４】 前記第１マッサージ部材は、ベルトに固
   定される固定部と、この固定部に固定された状態でスロ
   ットを介して支持溝側に延びる延長部を通じて回転自由
   に結合され、ベルトの回転運動時に共に移動しながら脹
   脛部分をマッサージする多数のローラーとから構成され
   た、請求項１に記載のマッサージ装置。
5. 【請求項５】 前記第１マッサージ部材は、一定の範囲
   内でのみ往復運動をできるようにするために、ベルトに
   固定された固定部と接触して作動するリミットスイッチ
   が提供された、請求項１に記載のマッサージ装置。
6. 【請求項６】 前記第１マッサージ手段には、脹脛部分
   に所定の圧力を加える動作と加わった圧力を解除する動
   作とを反復して行うことにより、揉む機能を遂行する第
   ２マッサージ部材がさらに設置された、請求項１に記載
   のマッサージ装置。
7. 【請求項７】 前記第２マッサージ部材は、エアーポン
   プと、このエアーポンプと管路で連結され、支持溝内側
   に設置される複数の加圧部とから構成され、前記加圧部
   はエアーポンプの作動によって所定の周期を有し、給気
   と排気とを繰り返して脹脛を揉む方法でマッサージを行
   う、請求項６に記載のマッサージ装置。
8. 【請求項８】 前記第２マッサージ部材は、制御部によ
   って制御される電源供給部の電源の印加を受けて作動す
   るソレノイドと、このソレノイドの作動軸の先端部に結
   合された打撃部と、この打撃部の振動を足の裏に伝達す
   る接触部とから構成された、請求項２に記載のマッサー
   ジ装置。
9. 【請求項９】 前記ソレノイドは、コイルが巻かれたボ
   ビンと、このボビンの中央部長さ方向に挿入されて直線
   往復運動する作動軸と、前記ボビンと一定の距離をおい
   て固定部材で固定されたプレートを備え、前記作動軸と
   プレートの間には弾性部材が設置されていて、ソレノイ
   ドが騷音を発生せずに滑らかに作動できるように構成さ
   れた、請求項８に記載のマッサージ装置。
10. 【請求項１０】 前記スライド部材の一側には、脚の関
    節運動ができるように脚運動手段がさらに設置された、
    請求項１に記載のマッサージ装置。
11. 【請求項１１】 前記脚運動手段は、モーターと、この
    モーターの駆動によって一定の範囲内で回転運動してか
    かとを挿入することができる支持部とからなり、前記支
    持部を回転させることによって脚の関節運動ができるよ
    うに構成された、請求項１０に記載のマッサージ装置。
12. 【請求項１２】 前記本体にはシリンダーが提供され、
    前記スライド部材にはシリンダーと緊密に接触した状態
    でスライドされるロッドが提供されて、スライド部材の
    急激な移動を防止できるように構成された、請求項１に
    記載のマッサージ装置。