JP3086715B2 - 圧力式下水排水機の監視装置 - Google Patents

圧力式下水排水機の監視装置

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JP3086715B2
JP3086715B2 JP03145456A JP14545691A JP3086715B2 JP 3086715 B2 JP3086715 B2 JP 3086715B2 JP 03145456 A JP03145456 A JP 03145456A JP 14545691 A JP14545691 A JP 14545691A JP 3086715 B2 JP3086715 B2 JP 3086715B2
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捷徳 大塚
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旭テック株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧力式下水排水機の監視
装置に係り、特に電話回線を利用して管理センタで集中
管理ができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】圧力式下水排水機は、下水本管から遠く
離れた家庭でも、又は下水本管よりも下方に位置する家
庭でも下水を少ない設備費で効果的に下水本管へ排出す
ることができるので、下水道の普及率を飛躍的高めるこ
とができるものと期待されている。
【0003】この圧力式下水排水機は、家庭から排出さ
れた下水を所定容量のタンクへ受入れ、タンク内の下水
をポンプで下水本管まで圧送するように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記圧
力式下水排水機は、タンク内の下水をポンプで下水本管
へ圧送するようにしているので、ポンプが故障したとき
にはタンクが下水で満杯となって外部へ流出してしまう
おそれがある。したがって、ポンプ及びこのポンプを回
転駆動させるモータ等からなる排水機構が正常に作動し
ているか否かを常時監視する必要がある。
【0005】しかしながら、このような監視を圧力式下
水排水機を設置した一般家庭に強いることは、専門的知
識を必要にするために無理があり、圧力式下水排水機の
普及の阻害要因となっていた。このため、圧力式下水排
水機を専門的知識を有する技術者を待機させた管理セン
タで一括監視できる監視装置の出現が待たれていた。
【0006】そこで、本発明は、上述の期待に応えるた
めになされたものであって、その目的は、圧力式下水機
を管理センタで集中的に監視し、圧力式下水機のトラブ
ルに即応できる圧力式下水排水機の監視装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、上記目的
の達成のために、一般家庭に設置された圧力式下水排水
機のタンク内の水位等の状態を検出する検出手段と、前
記検出手段で検出された検出信号を電話回線を介して管
理センタ側へ送出する前記一般家庭側に設けられた通信
制御部と、前記一般家庭側に設けられた通信制御部から
送出されてきた検出信号を処理する管理センタ側に設け
られた通信制御部と、前記管理センタ側に設けられた通
信制御部で処理された信号に基づいて前記一般家庭に設
置された圧力式下水排水機の作動状態を監視する監視器
と、前記監視器で前記一般家庭に設置された圧力式下水
排水機の作動状態に異常が発見されたときに、その一般
家庭に設けられている警告灯やブザー等のアラーム機器
を作動させて報知する報知手段と、を有することを特徴
としている。
【0008】
【作用】上記構成において、検出手段で検出された信号
は、両通信制御部と電話回線を介して管理センタ側に受
け入れられる。そして、その検出された信号は監視器に
表示等されて一般家庭の設置された圧力式下水排水機
作動状態が監視される。この監視において、異常が発見
されたときに報知手段を介してその一般家庭に報知され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、一実施例装置の概略構成図であって、
1は圧力式下水排水機であり、一般家庭a 1 〜a n (各
一般家庭a 1 〜a n は同一構成であるので、以後、一般
家庭a 1 を中心に説明する。)から排出される下水を重
力式に受入れる地中に埋設されたタンク2と、このタン
ク2内の下水を図示しない下水本管へ圧送するモータと
一体化されたポンプ3と、このポンプ3を下水の水位に
よってON・OFF制御する水位計4とから構成されて
いる。水位計4は中位点でポンプ3をONとし、下限
点でOFFとし、上限点で水位異常信号を出力する
ように構成されている。
【0010】図中、6は制御盤であってポンプ(モー
タ)3に電力を供給し、また水位計4の水位信号等を後
述の通信制御部へ送出する中継器の機能を備えている。
又、この制御盤6にはモータの駆動電流を検出する電流
計が設けられていて、例えばポンプ3が異物を狭んで過
負荷となって電流が所定以上となったときに出力できる
ように構成されているとともに、停電検知器が設けられ
ていて停電時信号を出力するように構成されている。
【0011】通信制御部10は各一般家庭a1 〜an
電話器H1 の回線の途中に設けられている。したがっ
て、電話器H1 は通信制御部10及び電話回線Lを介し
て他の電話器や後述の管理センタbの電話器H2 との間
で通話が行なわれる。
【0012】管理センタには、上記通信制御部10と
同様な通信制御部20が設けられており、この通信制御
部20に電話器H2 が接続されているとともに、パーソ
ナルコンピュータからなる監視器30が接続されてい
る。したがって、管理センタbは電話回線Lを介して各
一般家庭a1 〜an と接続された状態にある。
【0013】図2は本実施例装置の電気的構成を示すブ
ロック図であって、一般家庭a1 側の通信制御部10に
は、水位計4の水位信号、モータの駆動電流信号及び停
電信号が入力されるとともに、図示しないアラーム機器
に下水排出禁止信号を送出するI/Oユニット11と、
ROMに格納されているシステムプログラム及びRAM
に格納されているワーキングデータにより演算処理する
中央処理部(CPU)から形成された制御回路12と、
管理センタb側との間でデータ授受を行うための変復調
回路(モデム回路)13と、一般家庭a1 及び管理セン
タb側間で電話通信を自動的に行う自動発着回路(NC
U)14とから構成されている。
【0014】管理センタb側の通信制御部20には、上
記一般家庭a側と同様のI/Oユニット21、制御回路
22、モデム回路23及びNCU24が設けられている
が、I/Oユニット21は監視器としてのパーソナルコ
ンピュータ30が接続されている。
【0015】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら、管理センタbにおける監視動作について説明する。
【0016】先ず、監視状態が管理センタbから各一般
家庭a1 〜an への定期監視か否かが判定される(ステ
ップ100。以下、ステップをSとする。)定期監視の
場合は(S100肯定)、管理センタbと各一般家庭a
1 〜an との電話回線Lが順次接続されて各一般家庭a
1 〜an の圧力式下水排水機の状態が監視される(S1
02)。
【0017】すなわち、管理センタbからの監視は、パ
ーソナルコンピュータ30で通信制御部20を管理セン
タbからの監視モードに設定し、NCU24を介して所
定の一般家庭(ここではa1 について説明する)のNC
4を作動させて、管理センタbと一般家庭a1 とを
電話回線Lで接続し、I/Oユニット11を経て制御回
路12のRAM内に格納されている水位、モータ電流及
び停電情報の各データを管理センタb側のRAM内に取
込み、その後、パーソナルコンピュータ30のデスプレ
イに表示させ、又、必要に応じてプリントアウトする。
【0018】この監視で異常が発見された場合、例え
ば、モータの電流値が所定値よりも高い傾向にあるよう
なときは、パーソナルコンピュータ30からアラーム信
号を一般家庭a1 に送出し、その一般家庭a 1 に設けら
れている本発明の報知手段を担う警告灯やブザー等のア
ラーム機器を作動させて、下水排出を停止するように報
知し、場合によっては、電話器H1 を発呼させて管理セ
ンタbからその旨の電話連絡がなされるとともに、サー
ビスマンによって修理が行なわれる(S110)。この
ような定期監視は、順次各一般家庭a2 〜an に対して
も行なわれる。
【0019】以上のような管理センタb側からの自動発
呼による監視以外に、一般家庭の圧力式下水排水機1の
故障の際に一般家庭から管理センタbに自動発呼されて
通報される(S100否定)。
【0020】一般家庭a1 からの自動発呼は、水位計4
の水位が上限点を超えたとき、又はモータ電流が所定
の上限値を超えたときに行なわれる。ところで、水位の
異常上昇は、ポンプ3の故障による場合と、停電による
場合があるが、後者の場合は、停電が復旧すれば問題が
解決するので、この場合は、下水排出を停止する旨のア
ラ―ム信号が管理センタbから一般家庭a1 出され
る(S108)。
【0021】しかし、停電でもなく水位上昇が行なわれ
たときは(S106否定)、ポンプ自体等の排出機構の
故障なのでサービスマンが出向いての異常処理が行なわ
れる(S110)。又、水位異常でなくモータ電流異常
のときは(S104否定)、モータ自体の損傷か水位計
4の故障でポンプの空運転等が生じて発生した故障であ
るので、この場合もサービスマンが出向いての異常処理
が行なわれる(S112,S110)。
【0022】以上のように、本実施例装置は、一般家庭
1 〜an に設置された圧力式下水排水機1の作動状態
を管理センタbで監視できるようにしたので、保守管理
が可能となり、又、圧力式下水排水機1に故障が生じた
ときは、管理センタbで検知して、即、対応できる効果
がある。
【0023】
【発明の効果】本発明装置は、一般家庭に設置された圧
力式下水排水機のタンク内の水位等の状態を検出する検
出手段と、前記検出手段で検出された検出信号を電話回
線を介して管理センタ側へ送出する前記一般家庭側に設
けられた通信制御部と、前記一般家庭側に設けられた通
信制御部から送出されてきた検出信号を処理する管理セ
ンタ側に設けられた通信制御部と、前記管理センタ側に
設けられた通信制御部で処理された信号に基づいて前記
一般家庭に設置された圧力式下水排水機の作動状態を監
視する監視器と、前記監視器で前記一般家庭に設置され
た圧力式下水排水機の作動状態に異常が発見されたとき
に、その一般家庭に設けられている警告灯やブザー等の
アラーム機器を作動させて報知する報知手段とからなる
で、圧力式下水排水機に故障が生じたときは、即、対
応することができる。すなわち、異常が発生したとき
に、サービスマンが、即、出向くことができるととも
に、アラーム機器を作動させて一般家庭に報知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の概略構成図である。
【図2】通信制御部の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 圧力式下水排水機 2 タンク 3 ポンプ 4 水位計 10,20 通信制御部 30 監視器(パーソナルコンピュータ) a1 〜an 一般家庭 L 電話回線 管理センタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−247623(JP,A) 特開 平1−181267(JP,A) 特開 昭61−120561(JP,A) 特開 平2−299099(JP,A) 特開 昭60−209117(JP,A) 特開 平2−21764(JP,A) 特開 平2−95786(JP,A) 特開 昭62−298897(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 E03F 1/00 - 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般家庭に設置された圧力式下水排水機
    のタンク内の水位等の状態を検出する検出手段と、 前記検出手段で検出された検出信号を電話回線を介して
    管理センタ側へ送出する前記一般家庭側に設けられた通
    信制御部と、 前記一般家庭側に設けられた通信制御部から送出されて
    きた検出信号を処理する管理センタ側に設けられた通信
    制御部と、 前記管理センタ側に設けられた通信制御部で処理された
    信号に基づいて前記一般家庭に設置された圧力式下水排
    水機の作動状態を監視する監視器と、前記監視器で前記一般家庭に設置された圧力式下水排水
    機の作動状態に異常が発見されたときに、その一般家庭
    に設けられている警告灯やブザー等のアラーム機器を作
    動させて報知する報知手段と、 を有することを特徴とする圧力式下水排水機の監視装
    置。
JP03145456A 1991-05-21 1991-05-21 圧力式下水排水機の監視装置 Expired - Lifetime JP3086715B2 (ja)

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