JP3086561U - ゴルフバッグのキャリー装置組み付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ゴルフバッグの取り付け、取り外しが便利な
キャリー装置組み付け構造を提供する。 【解決手段】 ゴルフバッグ本体１の底座両側に設けら
れた挿入溝１１１と前側に設けられた弾性位置決めブロ
ック１１３がキャリー装置２の環形壁２２両側及び前側
の位置決め係止溝２１３１と相互に嵌挿され連結される
か、或いは分離され、キャリー装置の取り付け或いは取
り外しに便利であり、且つキャリー装置取り外し時に包
装、収納或いは運輸作業に便利とされている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のゴルフバッグのキャリー装置組み付け構造に係り、キャリー装 置の取り付け或いは取り外しに便利で、キャリー装置取り付け時にゴルフバッグ を所定の地点に牽引するのに便利で、キャリー装置取り外し時に場所を取らず、 収納、包装或いは運輸作業に便利である、ゴルフバッグのキャリー装置組み付け 構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

現在あるゴルフバッグ４（図１参照）は通常ゴルフキャリー３の上方に固定さ れ、その後、ゴルフキャリー３の上バンドシート部分と下バンドシート部分でバ ンドで固定されて牽引される。それは以下のような欠点があった。 １．使用時にゴルフキャリー３を展開し、その後、再度ゴルフバッグ４を放置 し、最後に上バンドシートと下バンドシート部分にあってそれぞれバンドで固定 しなければならず、相当面倒であった。 ２．ゴルフキャリーが場所をとり、このため収納時にはまずゴルフバッグを取 り外し、その後でゴルフキャリーを折り畳み、最後にゴルフキャリー及びゴルフ バッグを所定の収納空間に収納する。このため収納に不便で、相当収納空間を浪 費した。 ３．ゴルフキャリーの製造コストが高く、消費者の負担が増した。

【０００３】 ゆえに、前述の欠点を鑑み、ある業者は直接ゴルフバッグの下方にキャリー装 置をネジ止めしている。例えば本考案と同一の考案者による米国パテント第Ｄｅ ｓ．３８５，１１４号によると、ゴルフキャリーを使用せずにゴルフバッグを牽 引できるようにして、前述の欠点を解決している。しかし、キャリー装置が着脱 自在ではなく、このため収納、包装、運輸のいずれでも比較的大きな場所をとり 、このため更なる改良の必要があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、一種のゴルフバッグのキャリー装置組み付け構造を提 供することにあり、それはゴルフバッグ本体の底座両側に挿入溝が設けられ、前 側に弾性位置決めブロックが設けられて、キャリー装置の環形壁両側及び前側の 位置決め係止溝と相互に嵌挿して連結或いは分離でき、これにより取り付け或い は取り外しに便利なキャリー装置の目的を達成し、キャリー装置着脱時に包装、 収納或いは運輸作業に便利であるものとする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、 ゴルフバッグ本体とされ、ゴルフクラブを収容するのに供され、下方の底座が プラスチック材質とされ、別に前側にハンドルが設けられた、上記ゴルフバッグ 本体と、 キャリー装置とされ、ゴルフバッグ本体の下方に連結され、フレームシートを 具え、該フレームシートの一側に活動輪の枢設に供される連接シートが設けられ た、上記キャリー装置と、 を具えたゴルフバッグのキャリー組み付け構造において、 該ゴルフバッグ本体は、その底座の左右両側に挿入溝が設けられ、ゴルフバッ グ本体の前側に一体に弾性位置決めブロックが設けられ、該弾性位置決めブロッ クの内側と底座の外周壁が適当な距離隔てられ、且つ弾性位置決めブロックの下 縁に一体に係止ブロックが設けられ、 該キャリー装置は、そのフレームシートのもう一側に環形壁があり、且つフレ ームシートの前側に位置決め板があり、該位置決め板にゴルフバッグ本体の底座 の弾性位置決めブロックが嵌め込まれる位置決め係止溝が設けられ、 キャリー装置を組み付ける時は、キャリー装置の環形壁の両側をゴルフバッグ 本体の底座両側の挿入溝に挿入し、並びにキャリー装置の前側の位置決め係止溝 に底座前側の弾性位置決めブロックを嵌め込み、且つ該弾性位置決めブロックの 係止ブロックを係止位置決めして離脱防止し、組み付けを完成し、キャリー装置 を取り外す時は、ゴルフバッグ本体の底座の弾性位置決めブロック下方を内向き に加圧し、その係止ブロックをキャリー装置の位置決め係止溝より離脱させれば キャリー装置を取り外せることを特徴とする、ゴルフバッグのキャリー装置組み 付け構造としている。 請求項２の考案は、前記ゴルフバッグのキャリー装置組み付け構造において、 キャリー装置のフレームシートの環形壁の両側が適当な厚さを有する片体とされ 、並びにその上方に案内斜面が設けられてゴルフバッグ本体の底座両側の挿入溝 内への挿入が容易とされたことを特徴とする、請求項１に記載のゴルフバッグの キャリー装置組み付け構造としている。 請求項３の考案は、前記ゴルフバッグのキャリー装置組み付け構造において、 キャリー装置のフレームシートの環形壁の凹円弧面の円弧度がゴルフバッグ本体 の底座下方外周壁の対応部分の円弧度に合わされ、該環形壁が底座の下方に当接 することを特徴とする、請求項１に記載のゴルフバッグのキャリー装置組み付け 構造としている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

図２から図４に示されるように、本考案はゴルフバッグのキャリー装置組み付 け構造を提供する。

【０００７】 本考案のゴルフバッグのキャリー装置組み付け構造は、 ゴルフバッグ本体１とされ、ゴルフクラブを収容するのに供され、下方の底座 １１がプラスチック材質とされ、別にゴルフバッグ本体１の前側にハンドル１６ と、肩に掛けるためのショルダーバンド１２と、牽引用のバンド１３が設けられ 、ゴルフバッグ本体１の後側に地面に支持するためのスタンド装置１０が設けら れた、上記ゴルフバッグ本体と、 キャリー装置２とされ、ゴルフバッグ本体１の下方に連結され、フレームシー ト２１を具え、該フレームシート２１の一側に活動輪２１０の枢設に供される連 接シート２１１、２１２が設けられた、上記キャリー装置２と、 を具えている。

【０００８】 本考案の特徴は以下のとおりであり、即ち、 該ゴルフバッグ本体１において、底座１１の左右両側に挿入溝１１１、１１２ が設けられ、ゴルフバッグ本体１の前側に一体に弾性位置決めブロック１１３が 設けられ、該弾性位置決めブロック１１３の内側１１３０が底座１１の外周壁１ １０と適当な距離隔てられ、且つ弾性位置決めブロック１１３の下縁に一体に係 止ブロック１１３１が設けられ、 該キャリー装置２において、そのフレームシート２１のもう一側に環形壁２２ があり、且つフレームシート２１の前側に位置決め板２１３があり、該位置決め 板２１３にゴルフバッグ本体１の底座１１の弾性位置決めブロック１１３が嵌め 込まれる位置決め係止溝２１３１が設けられている。

【０００９】 本考案は以上で組成され、キャリー装置２を組み付ける時は、キャリー装置２ の環形壁２２の両側２２１、２２２をゴルフバッグ本体１の底座１１両側の挿入 溝１１１、１１２に挿入し、並びにキャリー装置２の前側の位置決め係止溝２１ ３１に底座１１前側の弾性位置決めブロック１１３を嵌挿し、且つ該弾性位置決 めブロック１１３の係止ブロック１１３１の係止位置決めにより離脱防止し、組 み付けを完成し、これにより使用者がハンドル１６或いはバンド１３を利用しゴ ルフバッグ本体１を所定の地点に牽引できる。別に、図５のスタンド装置１０展 開後の表示図に示されるように、キャリー装置２を取り外す時は、ゴルフバッグ 本体１の底座１１の弾性位置決めブロック１１３下方を内向きに加圧し、その係 止ブロック１１３１をキャリー装置２の位置決め係止溝２１３１より離脱させれ ばキャリー装置２を取り外せる。これにより操作が相当に便利で、且つ場所を取 らず、これにより収納、包装或いは運輸作業に便利である。

【００１０】 さらに、前述のキャリー装置２のフレームシート２１の環形壁２２の両側２２ １、２２２が適当な厚さを有する片体とされ、並びにその上方に案内斜面２２１ １、２２２１が設けられてゴルフバッグ本体１の底座１１両側の挿入溝１１１、 １１２内への挿入が容易とされている。

【００１１】 前記キャリー装置２のフレームシート２１の環形壁２２の凹円弧面２２０の円 弧度がゴルフバッグ本体１の底座１１下方外周壁１１０の対応部分の円弧度に合 わされ、該環形壁２２が底座１１の下方に当接して安定性が高められている。

【００１２】

【考案の効果】

本考案のゴルフバッグのキャリー装置組み付け構造は、ゴルフバッグ本体の底 座両側に設けられた挿入溝と前側に設けられた弾性位置決めブロックがキャリー 装置の環形壁両側及び前側の位置決め係止溝と相互に嵌挿され連結されるか、或 いは分離され、キャリー装置の取り付け或いは取り外しに便利であり、且つキャ リー装置取り外し時に包装、収納或いは運輸作業に便利とされている。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知のゴルフバッグをゴルフキャリーに置いた
斜視図である。

【図２】本考案の実施例の部分立体分解図である。

【図３】本考案の実施例の部分斜視図である。

【図４】本考案の実施例の斜視図である。

【図５】本考案の実施例のスタンド装置の展開状態表示
参考図である。

【符号の説明】

１ ゴルフバッグ本体 １１ 底座 １６ ハンドル １２ ショルダーバンド １３ バンド １０ スタンド装置 ２ キャリー装置 ２１ フレームシート ２１０ 活動輪 ２１１、２１２ 連接シート １１１、１１２ 挿入溝 １１３ 弾性位置決めブロック １１３０ 内側 １１３１ 係止ブロック ２１３１ 位置決め係止溝 ２２ 環形壁 ２２１、２２２ 両側

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴルフバッグ本体とされ、ゴルフクラブ
   を収容するのに供され、下方の底座がプラスチック材質
   とされ、別に前側にハンドルが設けられた、上記ゴルフ
   バッグ本体と、 キャリー装置とされ、ゴルフバッグ本体の下方に連結さ
   れ、フレームシートを具え、該フレームシートの一側に
   活動輪の枢設に供される連接シートが設けられた、上記
   キャリー装置と、 を具えたゴルフバッグのキャリー組み付け構造におい
   て、 該ゴルフバッグ本体は、その底座の左右両側に挿入溝が
   設けられ、ゴルフバッグ本体の前側に一体に弾性位置決
   めブロックが設けられ、該弾性位置決めブロックの内側
   と底座の外周壁が適当な距離隔てられ、且つ弾性位置決
   めブロックの下縁に一体に係止ブロックが設けられ、 該キャリー装置は、そのフレームシートのもう一側に環
   形壁があり、且つフレームシートの前側に位置決め板が
   あり、該位置決め板にゴルフバッグ本体の底座の弾性位
   置決めブロックが嵌め込まれる位置決め係止溝が設けら
   れ、 キャリー装置を組み付ける時は、キャリー装置の環形壁
   の両側をゴルフバッグ本体の底座両側の挿入溝に挿入
   し、並びにキャリー装置の前側の位置決め係止溝に底座
   前側の弾性位置決めブロックを嵌め込み、且つ該弾性位
   置決めブロックの係止ブロックを係止位置決めして離脱
   防止し、組み付けを完成し、キャリー装置を取り外す時
   は、ゴルフバッグ本体の底座の弾性位置決めブロック下
   方を内向きに加圧し、その係止ブロックをキャリー装置
   の位置決め係止溝より離脱させればキャリー装置を取り
   外せることを特徴とする、ゴルフバッグのキャリー装置
   組み付け構造。
2. 【請求項２】 前記ゴルフバッグのキャリー装置組み付
   け構造において、キャリー装置のフレームシートの環形
   壁の両側が適当な厚さを有する片体とされ、並びにその
   上方に案内斜面が設けられてゴルフバッグ本体の底座両
   側の挿入溝内への挿入が容易とされたことを特徴とす
   る、請求項１に記載のゴルフバッグのキャリー装置組み
   付け構造。
3. 【請求項３】 前記ゴルフバッグのキャリー装置組み付
   け構造において、キャリー装置のフレームシートの環形
   壁の凹円弧面の円弧度がゴルフバッグ本体の底座下方外
   周壁の対応部分の円弧度に合わされ、該環形壁が底座の
   下方に当接することを特徴とする、請求項１に記載のゴ
   ルフバッグのキャリー装置組み付け構造。