JP3086262U - 骨 壺 - Google Patents
骨 壺Info
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- JP3086262U JP3086262U JP2001007918U JP2001007918U JP3086262U JP 3086262 U JP3086262 U JP 3086262U JP 2001007918 U JP2001007918 U JP 2001007918U JP 2001007918 U JP2001007918 U JP 2001007918U JP 3086262 U JP3086262 U JP 3086262U
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- JP
- Japan
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- urn
- pot body
- ashes
- storage space
- lid
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は骨壺全体を使用後に簡単に焼却でき
る材質により形成して、公害問題の発生を完全に防止す
ることが出来るものである。 【解決手段】 故紙、パルプ廃材、樹木の皮、肉部及び
草などの天然植物繊維を材料として、内部に収納空間を
有する壺本体に同一材料の蓋体を着脱自在に嵌合できる
形状に形成する。
る材質により形成して、公害問題の発生を完全に防止す
ることが出来るものである。 【解決手段】 故紙、パルプ廃材、樹木の皮、肉部及び
草などの天然植物繊維を材料として、内部に収納空間を
有する壺本体に同一材料の蓋体を着脱自在に嵌合できる
形状に形成する。
Description
【０００１】
本考案は人生最後の儀礼である遺体焼却後の遺骨を収納する骨壺に関するもので ある。
【０００２】
従来からの遺骨を収納するための骨壺としては、陶磁器製、セラミック製のもの が使用されており、遺骨を納骨堂などにて永久保管する場合は耐久性などにより 極めて都合が良かった。 しかし、遺骨を墓などに埋葬する場合は、墓のスペースの問題、及び宗教の教義 などの理由により、遺骨を収納したままの骨壺を、埋葬することは殆ど行われず 、埋葬に当って、骨壺から遺骨を取り出して墓内に収納していた。 従って、この種の骨壺は遺体焼却後の斎場から遺骨を持ちかえり、埋葬するまで の間の一時的保管用の容器に過ぎず、遺骨埋葬後は不要な容器となって廃棄処分 にしているが、如何せん陶磁器製、セラミック製のいづれも不燃物のため焼却処 理は不可能であり、重大な環境問題を惹起しているのが現状である。
【０００３】
上記の通り、従来の骨壺は不燃性材質のために焼却処理が出来無かったのを、本 考案では焼却可能な材質で形成することにより、処理を容易にして環境問題を解 決すると共に大地や自然に同化することを目的としたものである。
【０００４】
本考案の骨壺は、故紙、パルプ廃材、樹木の皮、肉部及び草、おからなどの天然 植物繊維の細断物を材料として、湿式成形法または乾式成形法により、内部に収 納空間を有する壺本体に同一材料の蓋体を着脱自在に嵌合することにより形成し たものである。
【０００５】 茲に実施例図を示し以下詳細に説明する。 本考案の最も重要な条件は材質である。 即ち、新聞、段ボール紙、厚紙などの故紙、パルプ廃材、樹木の皮、樹木の肉部 、草及びおからなどの天然植物繊維を原料としたことである。 そして、これらの天然植物繊維の一種または複数種を所定粒度の大きさに粉砕し て水中に混合分散することにより繊維スラリーを生成し、この繊維スラリーを所 定型面に吸着させると同時に脱水して成形体を形成し、その後乾燥して製品とす る。 この成形法が最も多く採用されている「湿式成形法」である。 また、「乾式成形法」としては、粉砕した天然植物繊維に澱粉などの植物性接着 剤を混合し、所定型により加圧、必要により加熱して成形体製品を形成する。 成形法としては、いづれの方法を採用するも、本考案の目的を達成できるが、最 も肝要なことは、使用材料の総てを、天然植物性のものにすることである。
【０００６】 成形体製品は実施例図に示す通り、内部に収納空間ａを有する壺本体１の上部に 、同一材料の蓋体２を着脱自在に嵌合できるように形成したものである。 なお、壺本体１の外形状、収納空間ａの形状は問わず、壺本体１と蓋体２の嵌合 状態は内嵌め、外嵌めのいづれでも良い。 使用に当っては壺本体１の収納空間ａに遺骨を収容して蓋体２を嵌着する。 そして、必要に応じ、葬式儀礼に基づく色彩、柄模様の化粧袋に収納するか、化 粧布で覆うことにより使用する。
【０００７】
本考案の骨壺は、その材料の総てを天然植物繊維により形成されているために、 遺骨を墓内に収納するなどによる使用後は容易旦迅速に低温度にて焼却処理が出 来る上に燃焼残渣物（灰）も化学上の心配無く廃棄できる。 従って、使用後の処理には公害問題の恐れは全く無く、不燃物としての放置も解 消し、焼却後に廃棄するも大地、自然と共生して人間に危害を与えず、安心する ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 中央より右側半分を縦断面とした正面図
【図２】 平面図
【図３】 底面図
【図４】 中央より右側半分を縦断面として分離状態の
正面図
正面図
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１４年１月１８日（２００２．１．１
８）
８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 中央より右側半分を縦断面とした正面図
【図２】 平面図
【図３】 底面図
【図４】 中央より右側半分を縦断面として分離状態の
正面図
正面図
【符号の説明】
１…壺本体
２…蓋体
ａ…収納空間
Claims (1)
- 【請求項１】故紙、パルプ廃材、樹木の皮、肉部、及び
草などの天然植物繊維を材料として、内部に収納空間を
有する壺本体に同一材料の蓋体を着脱自在に嵌合できる
形状に形成することにより構成した骨壺
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001007918U JP3086262U (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 骨 壺 |
| CN 02148036 CN1416791A (zh) | 2001-10-30 | 2002-10-21 | 骨灰盒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001007918U JP3086262U (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 骨 壺 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3086262U true JP3086262U (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18875600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001007918U Expired - Fee Related JP3086262U (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 骨 壺 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3086262U (ja) |
| CN (1) | CN1416791A (ja) |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001007918U patent/JP3086262U/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-10-21 CN CN 02148036 patent/CN1416791A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1416791A (zh) | 2003-05-14 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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