JP3086041B2 - 推進体の推進制御方法 - Google Patents

推進体の推進制御方法

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JP3086041B2 JP364992A JP364992A JP3086041B2 JP 3086041 B2 JP3086041 B2 JP 3086041B2 JP 364992 A JP364992 A JP 364992A JP 364992 A JP364992 A JP 364992A JP 3086041 B2 JP3086041 B2 JP 3086041B2
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輝夫 壁内
勝彦 向野
高 大島
正也 服部
充彦 鎌田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地上から押し込んで土
中を直線及び曲線推進させる屈曲自在な推進体の推進制
御を行う方法に関し、詳しくは、複数の推進管の隣接す
るもの同士を互いに屈曲自在に連結すると共に、先端の
前記推進管に推進用ヘッド本体を連結し、前記推進用ヘ
ッド本体の先端部に、その軸心周りに回転操作自在で、
且つ、前記推進用ヘッド本体に対して軸心方向に出退操
作自在な先行部を設けると共に、前記推進用ヘッド本体
の土中推進に伴って土圧を受けて推進力を前記軸心の方
向から逸れる方向への押し力に変換する受圧面を前記先
行部に設けてある推進体に対し、推進制御を行う推進体
の推進制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記の構成の推進体に対する従来の推進
体の推進制御方法としては、推進用ヘッド本体に対して
先行部を、曲線推進時においても直線推進時においても
突出量を一律にさせて、出退操作しながら推進体の基端
側から土中に押し込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
方法では、曲線推進時に小回りよく折曲がって推進する
ために、前記突出量を小さくなるよう一律に設定する
と、見掛け上のヘッド全体の長さが短くなって、直線推
進時には直進性が低下してしまい、逆に直線推進時に直
進性を上げて推進するために、前記突出量を大きくなる
ように一律に設定すると、見掛け上のヘッド全体の長さ
が長くなって、曲線推進時に小回りよく折曲がれない不
具合があった。本発明は上記実情に鑑み為したもので、
直線推進時には直進性を上げられ、曲線推進時には小回
りよく折曲がれる推進体の推進制御方法を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の冒記の推進体に対する本発明の推進体の推進制御方法
の特徴手段は、直線推進時には先行部を推進用ヘッド本
体に対して曲線推進時よりは大きく突出させた状態に維
持したまま推進体を推進させる点にある。
【0005】
【作用】曲線推進時には先行部を、直線推進時よりも小
さく突出させた状態に維持することにより、ヘッド全体
長さを短くして推進させることができ、旋回半径が大き
くなってしまうことがなく小回りよく曲線推進でき、上
述とは逆に、直線推進時には先行部を曲線推進時よりも
大きく突出させた状態に維持することにより、ヘッド全
体の長さを長くして推進させることができ、直進性が向
上して直線推進を良好に行える。
【0006】
【発明の効果】従って直線推進をより真っ直ぐに行える
とともに、曲線推進をも小回りよく行う操向性能を向上
できるために、予定経路に沿った精度のよい推進制御が
行えるようになった。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一例である推進体の推進制御
方法を図面に基づいて説明する。本実施例に使用させる
推進体1は、図1及び図2に示すように複数の推進管2
とその先端の推進管2に連結してある推進用ヘッド3で
構成してある。
【0008】推進管2は、その一端側に備えてある球ジ
ョイント4を介して隣接する推進管2と連結してあり、
隣接する推進管2同士で互いに屈曲自在としてある。推
進用ヘッド3は、推進用ヘッド本体5(以下単にヘッド
本体と称する)と推進用ヘッド本体5の先端部に設けて
ある先行部6とにより構成してある。ヘッド本体5は後
続の推進管2が備えてある球ジョイント4を介して連結
してあり、推進用ヘッド本体5と推進管2との間を互い
に屈曲自在にしてある。
【0009】図3、図4に示すようにヘッド本体5の内
方には、このヘッド本体5と先行部6とをつなげる支持
軸7を、その軸心X周りに回転操作自在に備えてあり、
先行部6には、支持軸7に対して、軸心X方向に出退自
在にスプライン嵌合する筒体8を外嵌して備えてあり、
そして、支持軸7の先端面と筒体8の内面との間に圧油
供給自在なシリンダ室9を形成し、シリンダ室9に圧油
を供給して筒体8を支持軸7の軸心Xに沿って前方に移
動させることで、この筒体8に連設してある先行部6を
ヘッド本体5に対して前方に突出操作でき、シリンダ室
9への圧油供給を停止して圧力を抜くことで、筒体8と
ヘッド本体5との間に設けた戻しスプリング15による
付勢力によって、先行部6を推進用ヘッド本体5に対し
て引退操作できるようになっている。
【0010】そして、図4に示すように推進用ヘッド本
体5の内周面に螺旋溝10を形成してあり、ヘッド本体
5にその軸心方向に摺動操作自在で、且つ、回転自在に
内嵌した筒軸16に、螺旋溝10に摺動自在に係合する
凸部13を連設し、筒軸16の摺動操作によって、先行
部6を、その軸心X周りに回転操作自在に構成してあ
る。
【0011】また、先行部6の先端側を、図3に示すよ
うにこの先行部6の軸心Xに対して傾けている受圧面1
1に形成してあり、土中推進に伴って土圧を受けて推進
上手側からの推進力を軸心Xの方向から逸れる方向への
押し力に変換できるようになっている。
【0012】上記構成の推進体1の推進制御方法を以下
に説明する。この推進制御方法には、推進体1を挟持し
ながら土中に押し込んで土中推進させる推進設備12を
備えてあるが、図1に示すように直線推進時には推進設
備による押込操作を止めた状態で、地上の油圧ポンプ
(図示せず)を操作してシリンダ室9に圧油を供給して
先行部6を後続の推進用ヘッド本体5に対して回転はさ
せないでそのままの姿勢で軸心X方向に大きく突出させ
る。その後、油圧油圧ポンプによりシリンダ室9に供給
している油に圧力を加え続けて先行部6の突出状態を維
持させたまま推進体1を基端側より推進設備12により
土中に押込み推進させる。
【0013】図2に示すように曲線推進時には、推進設
備12による押込操作を止めた状態で、前記油圧ポンプ
を操作してシリンダ室9への圧油を、前述の直線推進時
よりも少なく供給して先行部6を後続の推進用ヘッド本
体5に対して回転させないでそのままの姿勢で軸心X方
向に突出させる。つまり、この際の先行部6の突出量を
直線推進時よりも小さくする。その後、前記油圧ポンプ
によりシリンダ室9に対する給油は停止したまま先行部
6の突出状態を維持させたまま推進体1全体を基端側よ
り推進設備12により土中に押込み維持させる。尚、ヘ
ッド本体に対する先行部の突出量において、上記実施例
では曲線推進時にも前記油圧ポンプより圧油を供給して
先行部6を突出させているが、ヘッド全長を更に短くす
るために前記圧油の供給を行わずに先行部6がヘッド本
体5から突出しないようにしてもよい。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】直線推進している推進体の全体側面図
【図2】曲線推進している推進体の全体側面図
【図3】推進用ヘッド本体の一部及び先行部の縦断側面
【図4】推進用ヘッド本体の一部縦断側面図
【符号の説明】
1 推進体 2 推進管 5 推進用ヘッド本体 6 先行部 11 受圧面 X 先行部の軸心
フロントページの続き (72)発明者 服部 正也 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会 社クボタ 技術開発研究所内 (72)発明者 鎌田 充彦 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会 社クボタ 技術開発研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/06 311

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の推進管(2)の隣接するもの同士
    を互いに屈曲自在に連結すると共に、先端の前記推進管
    (2)に推進用ヘッド本体(5)を連結し、前記推進用
    ヘッド本体(5)の先端部にその軸心(X)周りに回転
    操作自在で、且つ、前記推進用ヘッド本体(5)に対し
    て軸心(X)方向に出退操作自在な先行部(6)を設け
    ると共に、前記推進用ヘッド本体(5)の土中推進に伴
    って土圧を受けて推進力を前記軸心(X)の方向から逸
    れる方向への押し力に変換する受圧面(11)を、前記
    先行部(6)に設けてある推進体(1)に対し、推進制
    御を行う推進体の推進制御方法であって、 直線推進時には、前記先行部(6)を前記推進用ヘッド
    本体(5)に対して曲線推進時よりは大きく突出させた
    状態に維持したまま前記推進体(1)を推進させる推進
    体の推進制御方法。
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