JP3085823U - 光学読取媒体及びそのアダプター - Google Patents

光学読取媒体及びそのアダプター

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Abstract

(57)【要約】 【課題】便利に保管し、持ち運びできる新規な非円形光
学読取媒体フォームを提供する。 【解決手段】光学読取媒体10は、本体において、1つ
の端部から内側へ延伸する第1の厚さの第1領域と、他
の端部から内側へ延伸する第2の厚さ(第1の厚さとは
異なる)を有する第2領域とを含んで構成される。第1
及び第2の領域のうち一方には、第1情報媒体として光
読取部を設け、他方の領域には、第2情報媒体としてス
マートカード要素を設ける。また、このような媒体を読
取装置等で取り扱うためのアダプターが提供される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、CD、CD−ROM、DVDその他の光ディスク(以下「光学読取 媒体」という。)及びそのアダプターに関し、詳細には、CD、CD−ROM、 DVD及び光ディスク等の読取装置、書込装置その他の光学読取媒体取扱装置に おいて使用する、非円形状ともされる光学読取媒体が取り付けられるアダプター に関する。本考案は、光学読取媒体を含んで構成されるスマートカードにも関連 する。
【0002】
【従来の技術】
光学読取媒体の形状は、円形であるのが一般的である。典型的には、光学読取 媒体の直径は、約120mmか又は約80mmとされる。例えば、CDやCD− ROMが配置されるCDプレーヤやCO−ROMドライブのトレーには、光学読 取媒体を収容するための位置を提供する受け部やスロット、例えば、くぼみ、隆 起又は溝が設けられるのがしばしばである。通常は、これらの受け部は、大方円 形とされ、それらが120mmCD(一般的なCD)か又は80mmCD(ミニ CD若しくはCDシングルとして知られる。)のいずれかを置くのに適するよう に、形状及び容積設計がなされている。
【0003】 しかしながら、近年、宣伝紹介としての使用等を目的として、円形以外の形状 のCDが生産されている。 そのようなCDのうち初期型のものの教示は、ドイツ特許出願第DE1960 7565号に見ることができる。その提出文書では、第1に、円形CDが開示さ れている。その一方で、扇状に切り欠かれて、円形ではないCDが形成されてい る。この非円形CDをドライブトレーで回転させるために、そのCDにおける外 周上の少なくとも3点が通常の円形CDの端部のままに維持されており、直径が 120mm又は80mmのいずれかであるドライブトレーの受け部にそのCDが 収容されるようになっている。これにより、CDが受け部から容易には飛び出さ ないようにされる。図1は、そのような媒体を示している。
【0004】 図2は、このタイプのCDの第2の例を示しており、CDは矩形状である。こ の矩形CDの隅部に見られるように、円周上で形成された4つの短い円弧部が設 けられるとともに、側部は直線状に切断されている。このCDは、対角線上の寸 法が適当に設定されており、そのため、CDがトレーの受け部において正しい位 置に配置されるようになっている(CDの対角寸法が、約120mmとされる。 )。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このタイプの媒体に関する問題は、高速ドライブにおいて使用する場合に、非 円形であるがためにそれらが騒音を発生することである(円形ディスクは静かに 回転させることができるが、ロッドを回転させるときには騒音が発生する。)。 また、均整の取れていないCDは、高速で回転させると、ドライブやそのレーザ ーヘッドに損傷を与えてしまう。
【0006】 宣伝用CDの第2のタイプは、香港短期特許第HK1008469号に記載さ れている。この香港短期特許は、CDの下側においてノブ(若しくは突出部)を 使用することを開示している(図3参照)。これらのノブは、ドライブトレーの スロットに対応して配置しており、トレーの80mm径スロットに適合させるた めの位置決め手段として機能するようになっている。図4は、このタイプの別の 宣伝用CDを示しており、CDの角部(及び2つの端部)が薄くされて、スロッ トに設置するための弧状U字端部が残されている。
【0007】 以上の2タイプの媒体に関する別の問題は、これらが保管するにも、また持ち 運ぶにも不便であることである。初めの2例のものは、典型的な形状ではない。 CDボックスでの保管は、通常必要とされることである。後の2例のものは、い ずれもノブのために積み重ねができず、あるいは簡単に傷が付いてしまう。また 、弱められた角部は、簡単に折ることができる。
【0008】 従って、円形以外の形状の光学読取媒体が、従来の技術により要求されるよう な適切に位置する角部、適切な対角寸法、またはノブ及び/又は弧状U字端部を 有するものに制限されることなく、媒体をCDドライブ等で回転できるようにす るための代替手段を提供することが望ましい。 また、便利に保管し、持ち運びできる新規な媒体フォームを提供することも望 ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1形態によれば、非円形状の光学読取媒体のためのアダプターが提 供され、このアダプターは、読取媒体が置かれるように構成された大部構造を含 んで構成され、これにより使用に際しては、読取媒体が大部構造上の据付位置に 保持されるようにした。
【0010】 光学読取媒体の端部又はその部分と接するための非円形状の機能表面が提供さ れてもよい。 機能構造は、噛合係合による手段により光学読取媒体を保持できるように設計 することができる。 アダプターは、上記大部構造上に光学読取媒体を保持するための1以上の保持 手段を備えていてもよい。この保持手段は、弾性を持たせた1以上のクランプ手 段であるのが好ましく、例えば、弾性クリップとする。
【0011】 アダプターは、好ましくは、典型的な円形光学読取媒体に一致する端部厚さ及 び外径を有する平坦部材を含んで構成するとよい。しかしながら、アダプターは 、これ以外の形状であってもよい。例えば、アダプターは、非円形状ではあるが 、前述のような適切に配置された角部、適切な対角寸法又はノブ/弧状U字端部 のいずれかを有してもよい。
【0012】 アダプターは、好ましくは、矩形状の光学読取媒体のためのものとする。最も 好ましくは、アダプターは、クレジットカード状の光学読取媒体のためのものと する。 アダプターは、好ましくは、2以上の異なる大きさ及び/又は形状の光学読取 媒体のためのものとする。
【0013】 アダプターは、好ましくは、2以上のセットの保持手段を含んで構成されると よく、第1のセットは、1つの大きさの光学読取媒体を保持するように適合させ 、他のセットは、第2の大きさの光学読取媒体を保持するように適合させる。 2つの別個のセットの保持手段について、それぞれに関連した大部構造を設け ることができる。
【0014】 アダプターには、光学読取媒体を収容するための受け部を設けることが可能で ある。この受け部は、好ましくは、概略十字状とし、この十字は、直交配置され て重なり合う2つの異なる大きさ及び/又は形状の長方形により形成する。この 受け部は、異なる大きさ及び/又は形状の2つの光学読取媒体のうち一方を搬送 するための手段を提供する。
【0015】 大部構造をアダプターの中心からオフセットさせて、中心に配置されていない 光読取面を有する媒体が、使用に際して、その光読取面がアダプター上で中心に 保持されるようにしてもよい。 アダプターには、その質量中心をその回転中心から離れて位置させるように、 釣合手段を設けることができる。これにより、媒体の光読取部の中心から離れて 位置する質量中心を有する光学読取媒体が、使用に際して、(アダプターと媒体 とが結合しての)結合質量中心がアダプター及び媒体の回転中心に位置した状態 で、アダプター上に保持されるようにすることが可能となる。
【0016】 本考案の第2形態によれば、非円形状であり、かつ実質的に平坦な光学読取媒 体が提供される。媒体の両面は、スピンドル孔及びクランプ部を除いて溝、ノブ その他のものをなくし、充分に滑らかにするべきである。角部又は側部は、円形 としてよいが、例えば、同じ円の円周上の異なる部分を形成する円弧といった複 合円弧によっては形成されない。
【0017】 光読取面(両面とされる場合を含む。)は、好ましくは、媒体の少なくとも2 つの端部にまで実質的に延伸させる。媒体は、好ましくは、使用時において媒体 をトレー内部で安定させるための、ドライブトレーのスロットに係合するのに適 した部分を、表面にも、また端部にも有さない大きさとする。 光学読取媒体は、好ましくは、矩形状とする。
【0018】 媒体は、好ましくは、クレジットカード状とするか、あるいは寸法を、例えば 、厚さを約1.2mmとし、長さを約85.6mmとし、かつ幅を約54mmと する。 または、媒体は、縦長のクレジットカード状とすることができ、好ましくは、 厚さを約1.2mmとし、長さを約95mmとし、かつ幅を約54mmとする。 長さを延長することは必ずしも必要ではないが、それによりスマートカードチッ プをカードに係合するための広いスペースが提供される。典型的なCDに見られ るような(CDプレーヤのスピンドルに対する)孔やクランプ部(カードの中心 にあるのが好ましい。)は、スマートカードチップへの適用のために通常のクレ ジットカードとともに一般的に使用されるカードの大部分を占める。
【0019】 クランプ部は、媒体の中央からオフセットさせることができる。これにより、 媒体が有する質量中心を、その光読取部の中心から離して位置させることができ る。媒体内部若しくは媒体上に釣合手段を設け、媒体の質量中心を光読取部の中 心に関連させて再配置することができる。 また、媒体は、クレジットカード又はデビットカードであるとしても好適であ る。
【0020】 本考案の第3形態によれば、別の装置と相互作用するための非光学的な手段と 結合された光学読取媒体が提供される。 この非光学的な手段とは、好ましくは、埋め込まれた磁気ストリップ若しくは スマートカードチップ、あるいはこれらの両方である。スマートカードチップは 、接触型又は非接触型のいずれであってもよい。
【0021】 媒体には、第1の厚さを有する光読取領域と、第2の厚さを有するスマートカ ード領域とを設けることが可能であり、スマートカード領域には、その内部若し くは上部に接触型スマートカードチップを設置する。スマートカード領域は、ス マートカード読取装置との適合のために厚さを約0.8mmとする。光読取領域 の厚さは、CD若しくはDVD読取装置での使用のために、それぞれ1.2mm 若しくは1.4mmとする。
【0022】 ところで、本考案の第3形態に係る媒体は、本考案の第2形態によることも可 能である。 本考案の第3形態に係る媒体は、本考案の第2形態に係るいかなる好適な及び 追加の特徴をも含んで構成することができ、その逆も同様である。 本考案の第2又は第3の形態に係る媒体は、本考案の第1形態に係るアダプタ ーに適合するのが好ましい。
【0023】
【考案の実施の形態】
本考案の様々な形態について、添付図面を参照して、以下に例示として説明す る。 初めに従来技術を参照すると、光学読取媒体(以下「媒体」という。)10の 円形ではない形状が示されている。図1に示す例では、扇状端部12を折ったり 、あるいは切り取ったりすることが可能である。しかしながら、最も外側の少な くとも3つの角部14は残されて、媒体10の外周16上の位置を保持している 。CD情報は、媒体10の中央環状部18に記録されており、扇状端部12を折 ったり切り取ったりすることで媒体10の記録情報(18)が影響を受けないよ うにされている。
【0024】 ここで、図2を参照すると、矩形媒体10が示されており、ここでは、例えば 、円形媒体の4つの側部が切り取られた形状となっている。この媒体10の対角 寸法は、典型的な(円形)CDの直径と一致する。4つの角部14は、1つの円 の外周上の4つの円弧を形成している(図1参照)。 図3を参照すると、媒体10は、不規則な形状をなしている。情報は、ここで も媒体10の中央部若しくは中央環状部18に記録される。2つのノブ20が適 当な位置に設けられていて、媒体10をドライブトレーに配置するための2つの 位置決め手段が提供される。一般的には、ノブ20は互いに間隔を空けて配置さ れ、それらの最も外側の端部が約80mm離れた位置に設定される。3つ以上の ノブ20が設けられるのが、より一般的である。クランプ部19は、中央部18 に記録された情報に対して半径方向内側に設定されるとともに、CDプレーヤの スピンドル(図示せず)のための中央孔21を有している。
【0025】 図4を参照すると、クレジットカードほどの大きさの媒体10が示されている 。媒体10は、ここでも記録情報(18)を有している。媒体10の角部22及 び2つの側部24が肉薄にされ、ドライブトレーのスロットに位置させるための 弧状U字端部26が形成されている。この円弧の直径は、約80mmである。 CDに関する公知技術によれば、情報は、媒体内部の高反射率面のくぼみ(す なわち、ピット)のスパイラル状トラックにインプリントされる。光学読取媒体 に関する更なる詳細、要求及び仕様は、Philipsにより多数のCD標準明 細書に発表されており、これは、Sony、Kodak、JVC及び松下等によ っても発展されてきたところである。
【0026】 DVDの仕様に関する詳細は、次に掲げるいずれからも入手することが可能で ある。 HITACHI,LTD MATSUSHITA ELECTRIC INDUSTRIAL CO., LTD MITSUBISHI ELECTRIC CORPORATION PHILIPS ELECTRONICS N.V.(アイントホーフェン: オランダ) PIONEER ELECTRONICS CORPORATION SONY CORPORATION THOMSON MULTIMEDIA(パリ:フランス) TIME WARNER INC.(ニューヨーク:アメリカ合衆国) TOSHIBA CORPORATION VICTOR COMPANY OF JAPAN,LTD. ここで、図7を参照すると、本考案の第1形態に係るアダプター30の第1の 例が示されている。このアダプター30は、概略円形の平坦な本体32を含んで 構成される。本体32の中央部には、孔34が形成されている。この孔34は、 CDプレーヤにおいて一般的に使用されるセンタースピンドル(図示せず)その 他が、アダプターと、アダプターに据え付けられた図示しない光学読取媒体とを 貫通して延伸できるようにする。また、孔34によりアダプター30の重量が削 減される。しかしながら、孔34が設けられる主な目的は、媒体の光読取面がア ダプター30のいずれの側からも読み取られ得るようにすることである。
【0027】 好ましい実施形態では、アダプター30は、プラスチック素材を材料として製 造される。 本体32には、4つの媒体保持手段(以下「保持手段」という。)36が設け られている。本体材料には弾性を持つことが求められるので、保持手段36は、 破損することなく撓むことができる。保持手段36は、いずれも、2つのスプリ ングアーム38に取り付けられた保持部材の態様とされている。しかしながら、 より多数のスプリングアーム38を設けてもよい。アダプター30に据え付けら れる媒体10は、これらの保持部材のうち少なくとも2つと係合することとなる 。このとき、スプリングアーム38の弾性により、媒体10に対して、媒体10 をアダプター30上に若しくはその内部に保持するためのバイアスが形成される 。
【0028】 保持手段36は、直径方向に対向するペアとして提供されている。4つの保持 手段36は、図示のように、そのようなペアを2つ形成している。2つのペアは 、ここでは、本体32の中心を基準として互いに90°ずらして配置されている が、他の配置方法も可能である。第1のペアは、第1の半径で位置しており、ま た、第2のペアは、第2の半径で位置している。2つのペアが異なる2通りの半 径位置に設置されたことにより、例えば、異なる2つの大きさの矩形媒体10を アダプター30に保持することが可能となる(但し、一時に保持できるのは、1 つのみである)。また、保持手段36が対称に配置されたことにより、アダプタ ー30の均整が取れている。しかしながら、均整の取れたアダプター及び媒体の 結合アセンブリを構成する他の方法について後述する。
【0029】 保持手段36は、図7に示すように、平坦な本体32において本体32の一部 を切り取り、スプリングアーム38及び保持部材のための形状を残すことで形成 されている。しかしながら、他の態様の保持手段、例えば、回転式クリップや、 脱着自在なスナップ型保持手段等で代替することもできる。 図8〜14を参照すると、本考案の第1形態による第2の例のアダプター30 が示されている。このものは、図7に示したものと大部分で近似しているが、こ れらの図には、様々な特徴が明示されている。また、本実施形態は、他の設計に よる保持手段36を有している。
【0030】 アダプター30の本体32には、図8に示すように凹部40が形成されており 、この凹部40は、図9に示すように概略十字状をなしている。各十字アームの 先端に保持手段36が設けられている。 この十字形状は、直交配置されて重なり合う、アダプター30に据え付けられ る媒体10の大きさに対応する2つの長方形から形成されている。
【0031】 凹部40は、図9の側面図及びその部分拡大図(図10)から判別できるよう に、アダプター30の背面の***42に対応している。***42が設けられたこ とにより、アダプター30の背面において、凹部40が外側へ押し出されること に相当する効果が得られる。そして、***42は、使用に際して媒体10が、ア ダプター30内部に据え付けられた状態で、その光読取面がドライブトレー上で 正しい読取位置、例えば、読取(書込)ヘッドに対して正しい高さに配置される ように設定されている。この***42は、周縁部分において丸みが付されており (図10参照)、図11に点線44で境界表示されたアダプター30の底部を形 成している。
【0032】 この好適な実施形態に係る4つの保持手段36は、ここでも本体32と一体に 形成されており、保持部材48及びスプリングアーム38から構成される。ここ では、さらに、追加のスプリングアーム46が設けられている。第1のスプリン グアーム38のペアは、蛇行した形状である。このようなアーム38は、縦方向 平面(この場合は、伸縮する。)を含む全ての平面において、保持部材48の適 合を可能にする。アーム38により、保持部材48は、本体平面から外れる応力 がかかったときであっても平坦に保たれる。スプリングアーム46は、一対のア ームが結合されたものであり、保持手段36に対して周方向変位に対する安定性 を提供する。また、この第2の保持アーム46により、保持手段36(とりわけ 、本体32への取付部分)が補強されるとともに、保持部材48の本体32に対 する半径方向変位に対して、復元力が形成される。
【0033】 保持部材48の半径方向変位を容易にするために、保持部材48の両側にグリ ップリブ50が設けられている。これらのリブ50は、図13に明示されている 。図10には、1つのリブ50が示されている。 保持部材48は、その前縁、すなわち、凹部40と隣接する端部に棚状突起5 2が付加的に設けられている。この棚状端部52により、使用に際して媒体10 の外側面と係合するひっかかりが提供され、これにより、媒体10が両側から支 えられて、アダプター30から脱落することが防止される。この媒体10の外側 面は、概して読取情報(18)を含む側とされる。その理由は、棚状突起52が 、十字状の凹部40上を短い距離、例えば、0.5mmしか突出しないからであ る。
【0034】 棚状突起52は、図10に示すように、ちょうど***42のようであり、本体 32の表面から外側にずれた位置に設置されている。また、棚状突起52は、図 9,11及び12に示すように、保持部材48上のモールディングと似ている。 好ましいアダプター30の寸法は、好ましい許容誤差とともに図9〜14に示 されている。しかしながら、ここに示されたもの及び後に示されるもの以外の大 きさの媒体10については、それらのアダプターについて他の寸法が必要となる こともある。
【0035】 さらに、アダプター30の外縁形状に関して、直径が約120mmの円形とし たもの以外にも、アダプターは、従来技術を参照して先に述べた媒体10の安定 手段、すなわち、上記第DE19607565号に記載されたもの(例えば、直 線状の端部を有するもの)や、上記第HK1008469号に記載されたもの( 例えば、適切に配置されたノブを有するもの)に適用されるだけでもよい。
【0036】 次に、図15〜26を参照すると、本考案の第1形態によるアダプターの第3 の例が示されている。このアダプターは、単一の媒体を搬送できるように設計さ れており、クランプ部がオフセットして設けられている。適した媒体は、図27 ,28,30,39及び40に示されている。この第3の例の構成要素及び特徴 は、図9に示した実施形態のものと大方で一致する。従って、全ての特徴につい ての詳細な説明は要しないであろう。ここでは、弾性を持たせて設置された保持 部材48が3つだけ提供されている。凹部40の長辺に対して、それぞれ1つの 保持部材48が設置される一方、短辺に対しては、その一方に1つが設置される だけである。
【0037】 各保持部材48には、前述同様に棚状突起52が設けられている。しかしなが ら、媒体を凹部40内に置くための棚部70,72が、間隔を空けて別々に形成 されている。これらの棚部のうち一方72は、第3の保持部材48に隣接してい る。この保持部材48は、使用に際して媒体の短辺端部と係合するように配置さ れている。
【0038】 棚部70,72は、アダプター本体の平面と平行に延伸する平面で形成されて いる。 第1の棚部72のうち(アダプター本体に関して)半径方向で最も内側の端部 74は、弧状であり、アダプターの中心Cに一致する半径中心を有する(図15 参照)。これにより、アダプター内に保持された媒体において最大の読取領域1 8が確保され、図示しない読取装置により読み取られる。
【0039】 第2の棚部70は、媒体の第2の短辺端部と係合するように固定して形成され た第4の棚状突起52に隣接して配置されている。この棚状突起52については 、弾性を持たせて設置される保持部材48は必要とされない。長辺側の保持部材 48の一方を省略して、固定された棚状突起で置き換えることも可能である。先 の実施形態に関して述べたように、他の保持手段を代用することとしてもよい。
【0040】 図9〜14と同様に、図15〜26のうち幾つかには、アダプターの好ましい 寸法が示されている。これらの寸法は、全てミリメートル表示である。しかしな がら、異なる大きさ及び形状の媒体については、凹部40の形状、保持部材48 の位置及び形状を適切に設定し、アダプターに保持される媒体に適合させる必要 がある。
【0041】 図25を参照すると、2つの棚部70,72の厚さが同じではないことが示さ れている。オフセットされたクランプ部を有する媒体については、質量中心がそ のクランプ部の中心と一致しない。そのため、何らかの形式の釣合手段若しくは カウンターウェイトを媒体か又はアダプターかに付加し、高速CDドライブ若し くはDVDドライブで生じるような高速回転の下で、不釣合いから生じるあらゆ る振動を最小限に抑制できるようにする必要がある。2つの棚部70,72の厚 さを変えることにより、釣り合わせのための重量を提供できる。当業者であれば 、問題とされる媒体の設計に対して、何の困難もなくこれらの棚部70,72の 厚さを適切に決定できるであろう。また、当業者であれば、スマートカード自体 に設けられるべきカウンターウェイトを何の困難もなく決定できるであろう。他 の代替手段には、カウンターウェイトをアダプター内部に備え付けることが挙げ られる。
【0042】 ここで、図51〜61を参照すると、本考案の第1形態によるアダプターの第 4の例が示されている。本実施形態に係るアダプターは、図15〜25に示され る第3実施形態のものと大方の点において一致する。ここでは、棚部70,72 が形状変更されるとともに、釣り合わせのための穴200が設けられている。 穴200が設けられたことにより、釣合作用のための重量がアダプターから取 り除かれている。穴200は、調整が必要とされる不釣合いの規模及び位置に応 じて、アダプター上のどの位置にでも配置でき、また大きさも再設計できる。
【0043】 第3の例(図15〜25に示されている。)において、厚さの相違(棚部70 ,72について、それぞれ0.9mm又は0.5mm)は、釣合作用を提供する ことに寄与するばかりでなく、媒体が2段の厚さを有することの補償措置にも寄 与する(図26及び27等に関する説明を参照)。この媒体は、0.4mmの段 差を有している。従って、2つの棚部70,72においても、厚さに0.4mm の差が設けられている。媒体が、アダプター上で、読出面側(すなわち、厚さの 段を有する側)が棚部70,72に面して保持される場合には、段差により媒体 がアダプター表面から離れて固定されることを回避できる。しかしながら、第4 の例では、2つの棚部70,72の厚さは、等しく0.5mmである。釣合手段 が、例えば、これらの棚部の形状により提供されている。棚部70,72は、ま た、光読取面からのデータピックアップと干渉することがないように形成される のが好ましい。他の釣合作用を穴200によっても得ることができることは言う までもない。
【0044】 第4の例では、棚部70,72の厚さが同じであるにも拘わらず、媒体の読出 面側を棚部に面して使用してもよい。スマートカード媒体の厚さの差が小さけれ ば、その差(0.4mm)により重大な問題が引き起こされることもないと考え られるからである。 開口部34を介する光読取領域を拡大するために、凹部40の長辺にある2つ の棚状突起52には、弧状の切欠き202が形成されている。
【0045】 ここで、実験によれば、媒体は、非読出面側が棚部70,72に面した状態で アダプター上に保持されるのが好ましいことが示されている。そのような構成が 好ましいのは、他の構成(すなわち、読出面側が棚部70,72に面した状態で 保持される)では、レーザーヘッドが傷付けられる場合があるからである。アダ プターがレーザーヘッドに接触するのは、棚状突起52のためにアダプターの底 部が媒体よりも必然的にレーザーヘッドに近くなるからである。
【0046】 図62〜72を参照すると、本考案の第1形態によるアダプターの第5の例が 示されている。本実施形態も前述の実施形態と共通する多くの特徴を含んで構成 されており、従って、詳細を説明する必要はないであろう。 このアダプターは、実質的には円形であるが、反対側の端部において扇状に部 分的に切り取られたことにより、平行な2つの直線状端部と、対向する2つの弧 状端部(好ましい直径は、80mmである。)とを有する媒体を搬送できるよう に設計されている。
【0047】 従って、第5の例のアダプターは、120mm径のトレーを備えるプレーヤに おいて再生するために、小さな光学読取媒体(ドライブトレーにおいてそれ自体 では安定しないものであるのが好ましい。)に適合されたアダプターである。こ れにより、例えば、120mm径以外のディスクを取り扱うことのできないスロ ットローディング装置において、そのような小さな媒体を再生することが可能と なる。
【0048】 本考案に係るアダプターは、ここで例示されたものに限らず、例えば、不規則 な形状等他の多くの形状の光学読取媒体を搬送するように構成できる。 CD、DVD及びスマートカード技術の分野におけるライセンサーにより課さ れる許容範囲のために、ある製造業者により製造された構成要素に他の製造業者 により生産された他の装置との互換性を持たせるよう、適切な構成要素の大きさ は予め定められていることに留意すべきである。従って、図では、それらに対す る特定の寸法要求及び許容範囲を示したに過ぎない。技術が進歩すれば、異なる 寸法が適切となることもあり得る。
【0049】 ここで、本考案の第2及び第3の形態を参照する。図5及び6は、これらによ る媒体の第1及び第2の例を示している。 まず、図5を参照すると、媒体10は、およそクレジットカードほどの形状及 び大きさであり、厚さが約1.2mmで、長さが約85.6mmで、幅が約54 mmである。
【0050】 図6を参照すると、媒体10は図5のものよりも長さが若干長く、95mmで ある。 これらのいずれの例においても、両面で外縁部を除く端部まで平坦とされ、外 縁部は、僅かに丸みを付けられて鈍くされている(これらの媒体は、ユーザによ り取り扱われるのがしばしばである。)。媒体10には、使用時においてドライ ブスピンドルが延伸する中央孔54が形成されている。この孔周辺には、スペー ス部(クランプ部を含む。)56が設けられている。環状部58は、一般的なC Dに見られる環状部に相当するものであり、ここには、コピーライト情報である ことがしばしばなエッチライティング(図示せず)が含まれる場合がある。その 外側には、光読取情報を収めるための領域18が設けられている。現在の技術で は、この情報をスピロイドトラック(spiroid track)によりイン プリントする。従って、実用上、情報領域18は環状に限られる。
【0051】 媒体10の読取面は、片面のみ及び両面のいずれともできる。 金属若しくは磁気ストリップを、媒体内か又は媒体上に配置できる。このスト リップは、非光学的な読取データを収めるためのものである。例えば、磁気スト リップを使用して、クレジットカードの詳細を収めることができる。 スマートカードチップもまた(あるいは、代わりとして)、媒体10に埋め込 んだり、媒体10上に設置したりして使用できる。
【0052】 図6に示す媒体10では、(本考案に係る媒体を構成するための必須要件では ないが)長さが延長されているために、スマートカードチップを情報領域(環状 部)18と干渉することなく媒体10に取り付けるための、より広い余裕が提供 されている。媒体10の中央部にある孔54及びスペース部56(例えば、クラ ンプ部19)は、媒体10において、従来はクレジットカードにおけるスマート カードチップの取付けのために利用されていた部分を占めている。媒体をより長 くすることにより、本考案に係る媒体10において、カード上でクランプ用領域 を再配置することなく、チップを媒体の端部からこれまで通りの距離で取り付け ることが可能となる。これにより、本考案に係る媒体10上でのチップからの読 取りは、既存のスマートカード読取装置を使用して行うことができる。ところで 、スマートカードには非接触型のものも存在するが、これらのものは、電磁気を 利用して通信するチップと、チップに組み込まれたアンテナとを含んで構成され る。そのような非接触型スマートカードでは、チップは、光読取部及びクランプ 部19と干渉しない位置以外であれば、いかなる特定位置に配置される必要もな い。
【0053】 スマートカードについての更なる情報は、接触型スマートカードに関する様々 な国際基準、例えば、ISO/IEC7810及びISO/IEC7816に定 められている。 磁気ストリップ及び/又はスマートカードチップは、クレジットカード技術の 分野において公知のものであり、当業者であれば、本考案に係る媒体10にそれ らのアイテムを埋め込むことに何の困難もないであろう。
【0054】 本考案に係る媒体10は、本考案の第1形態によるアダプター30に適合する 大きさとされている。従って、媒体10は、従来技術による非円形媒体10での 制限を伴わずに設計することが可能である。すなわち、ノブ20、U字端部26 その他を備えている必要はもはやなくなる。また、媒体10に対して、使用時に ドライブトレースロットに適合して媒体をトレーに安定させるための部分を表面 や端部のいずれかに有するような寸法上の要求もない。
【0055】 本考案は、コンピュータにより、光学的な読取情報を使用して光学的に読み取 ったり、あるいは(例えば、磁気ストリップやスマートカードチップを使用する などの)他の方式で読み取ることのできる媒体10を提供する。これにより、電 子処置の様々な方法を、例えば、e−コマース、電子的な金銭の授受若しくは支 払いのための1つのカードで利用できるようになる。
【0056】 従来装置におけるノブがなくされたことは、媒体10を通常のクレジットカー ドとしても使用することができ、また財布に入れて容易に持ち運びできる点でも 重要である。 磁気ストリップやスマートカードチップを本考案に係る媒体10に埋め込むこ とは、当業者に知られた通常の方法により達成できる。ここで、図26〜50は 、様々なスマートカードCD若しくはDVDと、これらを製造するために開発さ れた様々な方法とを示している。
【0057】 これらの図では、寸法を併記したものが多くある。これらの寸法は、スマート カードと、CD若しくはDVDとの両方についての一定の基準による要件をそれ ぞれ満たすCD又はDVDが製造されるように提供されたものである。 いかなるタイプ(すなわち、接触を伴うものと、そうではないもの)のスマー トカードチップをCD及びDVD上又はそれらの内部に設けることとしてもよい 。本考案は、第1に、接触型スマートカードチップに関連しており、スマートカ ード読取装置側に設けられるスプラング接点と係合させるためのゴールド接点を 有する。従って、CD若しくはDVD上でのスマートカードチップの位置は、使 用時においてチップがスマートカード読取装置に適切な状態で配置されるために 重要である。
【0058】 その一方で、非接触型スマートカードチップが使用される場合には、CD若し くはDVD上でのスマートカードチップの位置はそれほど重要ではなくなること に留意すべきである。CD若しくはDVDのうち光読取データを記録するために 使用される部分と干渉しない限り、スマートカードチップは、どこに配置されて もよい。非接触型スマートカードからは、電磁気信号(例えば、約0.5mの範 囲で有効とされる。)を使用してデータが読み取られるからである。
【0059】 接触を伴うスマートカードに関する国際基準は、少なくともISO/IEC7 810(身分証明カード)及びISO/IEC7816(接触型ICカード)に 示されている。これらの基準は、スマートカードの標準寸法を定めており、例え ば、厚さが0.76mm±0.08mmとされている。スマートカードマイクロ コントローラから延伸する接点の標準配置もまた、ISO/IEC7816に示 されている。これらの寸法は、他の製造業者の装置との互換性のために好ましい ものに過ぎないので、必須ではない。
【0060】 スマートカードは、多くの応用例に使用できる。一般的な応用例に電子的な支 払いがあり、所定の取引量をデジタル方式で移すことにより所定額の金銭がカー ドから差し引かれる。例えば、インターネット上での支払いでは、アカウント及 び/又はパスワード情報をインターネットを介して伝送する代わりに、取引量が 伝送されさえすればよい。これにより、アカウント情報を秘密に保つことができ るので、支払いに係る安全性が向上される。
【0061】 スマートカード発行業者がスマートカードを発行するときには、その者は、宣 伝及び/又は広告用の題材を配布したいと考えるのが一般的であろう。例えば、 新しい製品又はサービスを紹介するビデオが望まれるであろうし、ある情報にア クセスするためのソフトウェアが必要となろう。理論的には、そのような題材及 びソフトウェアは、スマートカードコントローラに記憶させることもできる。し かしながら、実際には、コスト等の様々な制約があるので、そのようなことは好 ましくない。このため、現行のCD及び/又はDVD技術と、スマートカード技 術との両方を1つのユニットに融合させることにより、それだけの量の情報を備 えることなく、コストを削減できる。CDにおいては書き込むだけのものが多い (ROM)のに対して、スマートカードマイクロコントローラによれば、変更さ れる情報を取り扱うことができることに留意すべきである。更新されることのな い静的な情報のみを記憶させる場合には、CD技術は、それような記録装置を構 成するには理想的である。
【0062】 CD又はDVDの読取領域についての寸法上の要求は、Philips等のラ イセンサーにより示されている。CD及びDVD技術は、基本的には、それらの 者からライセンスを受けた技術である。このため、必須ではないが、次の設計明 細に従ってCDが製造されることが一般的に重要となる。 1)読出装置:トラック形状:1スパイラル;情報領域にトラック障害がない こと 2)中央孔の直径:15±0.1mm 3)情報領域の厚さ:1.2−0.1mm〜1.2+0.3mm 4)クランプ部:26mm<D<33mm 5)クランプ部の厚さ:1.2+0.3/−0.1mm 6)記録領域: a)プログラム領域の開始位置直径:50+0/−0.4mm b)リードイン領域の最大開始位置直径:46mm c)リードアウト領域の最小外径:プログラム領域の外径+1mm;さらに 、好ましくは、 d)プログラム領域の最大直径:52.4mm ここで、図26を参照すると、本考案に係るスマートカードは、異なる2つの 厚さを有する本体を含んで構成されている。第1領域は、CD領域200であり 、約1.2mの厚さを有している。これは、CDに関する基準要求を満たしてい る。その一方、第2領域は、スマートカード領域202であり、0.8mmの厚 さを有している。これは、スマートカードに関する基準要求を満たしている。直 線76は、これらの2つの領域200,202の間の境界を示している。
【0063】 図27は、本考案に係るスマートカードの別の例を示したものである。この例 では、2つの領域200,202の間の境界を形成する直線76は、湾曲してい る。 これらの2つの実施形態の両方において、スマートカード78は、接点77を 有して示されている。ISO/IEC7816によれば、8つの接点が設けられ るべきである。
【0064】 図28を参照すると、従来技術によるスマートカードが示されている。ここに 見られるように、スマートカードチップ78は、本考案に係るスマートカードに おけるとほぼ同じ位置に配置されている。しかしながら、ここでは、カードの厚 さが一様である。それにも拘わらず、スマートカード読取装置は、本考案に係る スマートカードからの読取りを行うことができる。スマートカードのリード先端 部の厚さが正確であることと、カードを読取装置内に完全に挿入する必要がない ためである。
【0065】 図29を参照すると、コンパクトディスクについてPhilipsにより示さ れた設計明細を満たす、クレジットカードほどの大きさの媒体100が示されて いる。 媒体100は、クランプ部102、リードイン及びコンテントテーブル(Ta ble of content)部104、プログラム部106及びリードアウ ト部108を含んで構成されている。クランプ部102は、最小で33mmの直 径を有している。リードイン及びコンテントテーブル部104は、46mm〜4 9.6mmの外径を有している。プログラム部106は、49.6mm〜52. 4mmの外径を有している。リードアウト部は、52.4mm〜53.4mmの 外径を有している。このカードの長さ及び幅は、それぞれ、約85.6mm及び 約54mmである。コンパクトディスクプレーヤのスピンドルのための中央孔2 1が、クランプ部102の内側に設けられている。図30に見られるように、こ のコンパクトディスクの厚さは、約1.2mmである。これらの寸法は、例えば 、Philipsによる基準要求を満たしている。
【0066】 図38を参照すると、国際基準によるクレジットカード大のDVDが示されて いる。 図示のように、寸法は、コンパクトディスクのためのものと大方で一致してい る。しかしながら、このカードは、2つの層から構成されている。さらに、リー ドイン及びコンテントテーブル部104は、45.2mm〜48mmの外径を有 している。プログラム部106は、48.0mm〜52.4mmの外径を有して いる。加えて、DVD上のクランプ部102が一様に拡大されている。これは、 クランプ部102の最大内径を26mmではなく22mmとすることにより達成 されている。このDVDの厚さは、約1.4mmである。1.2+0.3/−0 .06mmの範囲内の厚さが基準要求を満たすものとされるので、上記寸法に基 づけば、本考案に係るスマート−DVDカードは、国際基準に従って寸法設計さ れたスマート−CDカードに一致する。
【0067】 図30〜33を参照すると、図26に示された実施形態によるモールド媒体を 形成するためのスタンパー及びモールドのアセンブリが示されており、モールド 品には、光読取面側でスマートカードを受けるための領域が形成される。薄肉部 110は、スマートカード部のために光読取面に形成される。従って、このもの は、2段の厚さを有することになる。2段の厚さが1つのモールド行程で形成さ れることにより、強度の高いカードが形成される。しかしながら、薄肉部110 は、単一の厚さのシートから削り出すことにより形成してもよい。
【0068】 モールド処理は、上記以外の点では公知の通りである。図31に見られるよう に、薄肉部110をさらにくぼませて、スマートカードチップを設置するための ネスト112を形成してもよい。 図34を参照すると、本考案に係る媒体を形成するための他の方法が示されて いる。この方法では、スタンパー及びモールドの近似したアセンブリが提供され る。しかしながら、スマートカードチップのためのネスト112は設けられてい ない。本実施形態では、スマートカードチップは、カードにおいて先の例とは反 対側に配置されるのが好ましい。そのために、例えば、追加のミリング加工によ り、スマートカードチップのためのネストをディスク上で読取面の反対面に形成 する。このネストは、図示されていない。このネストをいずれの面にも形成でき ることは、言うまでもない。
【0069】 図39を参照すると、DVDスマートカード装置が示されている。DVDスマ ートカード120は、2つの層122,124を含んで構成される。これらの層 は、図40及び42において、それぞれ分離された状態で示されている。第1の 層122は、DVD媒体の光読取部を含んで構成される。その態様は、典型的で あるが、外径が54mmと小さくなっている。第2の層124は、クレジットカ ードと実質的に等しい形状である。その厚さは、スマートカードについて要求さ れる厚さと一致して0.8mmである。スマートカードチップ126は、国際基 準により要求される位置に設置されている。DVD層122とクレジットカード 層124とを結合することにより、DVD媒体は、これまで通りの厚さとなる。
【0070】 図40に見られるように、第1の層122は、ボンド層125を介して第2の 層124と接合される。このようなデュエル層DVD構造での接合要素の使用は 、本技術分野において一般的なものである。 前述のものと似たようなモールド方法を使用して、2つの別個の層を形成する ことが可能である。
【0071】 図42〜50は、様々なコンポーネントのためのスタンパー及びモールドのア センブリを示している。 図42〜44に示されるように、DVDの読取層を含んで構成される第1の層 122を形成することには、上記のようにモールドキャビティに対してスタンパ ーを押し付けることが含まれる。これにより、ディスクが形成される。モールド キャビティは、図42(及び図43の部分拡大図に)に示されている。
【0072】 第2の層124については、これは、2通りの方法により形成される。図45 ,46及び49に示される第1のオプション(a)には、スマートカードチップ のためのネスト130を有する層124のプレスが含まれる。図47,48及び 50に示される第2のオプション(b)は、スマートカードチップのためのネス トを有していない。この第2の層124にスマートカードチップを付加する必要 があるならば、追加の行程でネスト130を削り出すなどの一般的な方法で設け ることが可能である。この方法によれば、ネストは、層のどちらの面にも設ける ことができる。図45及び46に示されるモールドは、外形が円形のブロック1 36を含んで構成され、ブロック136には、モールドキャビティ138が形成 されている。また、モールドキャビティ138には、ネスト130を形成するた めの上方延伸部140が設けられている。孔142が設けられていて、この層に 、完成後のスマートカードCD/DVD媒体のための中央孔を形成することがで きる。それは、例えば、モールド/スタンプ処理の間に、(図49に示される) スタンパー144の孔を介して層を打ち貫くことによる。
【0073】 以上において、本考案は、例示としてのみ開示された。本考案の範囲内におい て細部修正が可能であることに留意されたい。特に、以上の開示は、2種類の媒 体寸法に適合するアダプターに限定されるものではない。本考案の範囲には、3 種以上の媒体寸法に適合するアダプターも含まれる。また、アダプターは、より 小さな媒体を安定させるために、外径を80mmにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドイツ特許出願第DE19607565号に開
示された従来技術としての非円形CD
【図2】図1のタイプのCDの別の従来例
【図3】香港短期特許出願第HK1008469号に開
示された従来技術としての非円形CD
【図4】図2のタイプのCDの別の従来例
【図5】本考案の第2及び第3の形態による光学読取媒
体の一例
【図6】本考案の第2及び第3の形態による他の光学読
取媒体
【図7】本考案の第1形態によるアダプターの第1の例
【図8】本考案の第1形態によるアダプターの第2の例
の斜視図
【図9】図8のアダプターの正射図
【図10】図9B部の拡大図
【図11】図9のアダプターの背面図
【図12】図11A部の拡大図
【図13】図12のC−C断面図
【図14】図12のD−D断面図
【図15】本考案の第1形態によるアダプターの第3の
例の上面図
【図16】同上底面図
【図17】図15に示されるアダプターの正射図
【図18】図17A部の拡大図
【図19】図17B部の拡大図
【図20】図17C部の拡大図
【図21】図20のH−H断面図
【図22】図17D部の拡大図
【図23】図17E部の拡大図
【図24】図23のG−G断面図
【図25】図15のアダプターの斜視図
【図26】光読取面側にスマートカードが結合されたC
D態様の光学読取媒体の一例
【図27】スマートカードが結合されたCD態様の他の
光学読取媒体
【図28】国際規格により要求される寸法に従って製造
された従来のスマートカード
【図29】オフセットされたクランプ部を有するクレジ
ットカードサイズのCD
【図30】本考案の第3形態による媒体を形成するため
の最初の行程で使用されるスタンパー及びモールドのア
センブリの一例
【図31】上記モールドの平面図
【図32】図31のB−B断面図
【図33】図32A部の拡大図
【図34】本考案の第3形態による媒体を形成するため
の最初の行程で使用される他のスタンパー及びモールド
のアセンブリ
【図35】他のアセンブリのモールドの平面図
【図36】図35のB−B断面図
【図37】図36A部の拡大図
【図38】オフセットされたクランプ部を有するDVD
【図39】本考案の第3形態によるスマートカードDV
【図40】図39のスマートカードDVDの製造方法の
第1の例
【図41】他のスマートカードDVDを製造する第2の
方法における1つの行程
【図42】図39のDVDのDVDディスク層を形成す
るためのモールドの平面図
【図43】図42のA−A断面の拡大図
【図44】図39のDVDのDVDディスク層を形成す
るためのスタンパー及びモールド
【図45】図39のDVDのスマートカード層を形成す
るためのモールドの平面図
【図46】図45のA−A断面図
【図47】本考案の第3形態による図41のスマートカ
ードDVDのスマートカード層を形成するためのモール
【図48】図47のB−B断面図
【図49】図39のDVDのスマートカード層を形成す
るためのスタンパー及びモールド
【図50】図41のDVDのスマートカード層を形成す
るためのスタンパー及びモールド
【図51】本考案の第1形態によるアダプターの第4の
【図52】同上
【図53】同上
【図54】図53A部の拡大図
【図55】図53B部の拡大図
【図56】図53C部の拡大図
【図57】図56のH−H断面図
【図58】図53D部の拡大図
【図59】図53E部の拡大図
【図60】図59のG−G断面図
【図61】図51のアダプターの斜視図
【図62】本考案の第1形態によるアダプターの第5の
【図63】同上
【図64】図62D部の拡大図
【図65】図64のH−H断面図
【図66】図64のK−K断面図
【図67】図62C部の拡大図
【図68】図67のF−F断面図
【図69】図67のE−E断面図
【図70】図62のアダプターの部分拡大図
【図71】図62のアダプター
【図72】同上
【符号の説明】
10…光学読取媒体 18…情報記録部 19…クランプ部 21…中央孔(スピンドル挿入孔) 30…アダプター 32…アダプター本体 36…保持手段
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月18日(2002.1.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (60)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形以外の形状の光学読取媒体のためのア
    ダプターであって、前記媒体を載せるように構成された
    大部構造を含んで構成され、使用時に前記媒体が前記大
    部構造上の据付位置に保持されることを特徴とするアダ
    プター。
  2. 【請求項2】前記媒体の端部若しくはその部分と接する
    ための非円形状の機能表面が形成された請求項1に記載
    のアダプター。
  3. 【請求項3】前記機能表面は、前記媒体を噛合係合によ
    り保持する寸法である請求項2に記載のアダプター。
  4. 【請求項4】前記大部構造上に前記媒体を保持するため
    の1若しくはそれ以上の保持手段を備える請求項1に記
    載のアダプター。
  5. 【請求項5】前記保持手段は、弾性を持つ少なくとも1
    つのクランプを含んで構成される請求項4に記載のアダ
    プター。
  6. 【請求項6】前記保持手段は、弾性クリップである請求
    項4に記載のアダプター。
  7. 【請求項7】典型的な円形光学読取媒体の端部厚さ及び
    外径を有する平坦部材を含んで構成される請求項1に記
    載のアダプター。
  8. 【請求項8】アダプターが非円形状であり、また、CD
    プレーヤのトレーにおいてアダプターの位置決めをさせ
    るための少なくとも1つのロケータが設けられ、該ロケ
    ータは、前記トレーに対応して設計された角部又は直径
    寸法により形成されるか、あるいはノブ又は弧状U字端
    部を含んで構成される請求項1に記載のアダプター。
  9. 【請求項9】前記媒体は、実質的に矩形をなす請求項1
    に記載のアダプター。
  10. 【請求項10】前記媒体は、クレジットカード状である
    請求項9に記載のアダプター。
  11. 【請求項11】前記大部構造は、異なる大きさ及び形状
    の光学読取媒体を受ける形状とされた請求項1に記載の
    アダプター。
  12. 【請求項12】少なくとも2セットの保持手段を含んで
    構成され、第1のセットにより1つの大きさの光学読取
    媒体を保持する一方、他のセットにより第2の大きさの
    光学読取媒体を保持する請求項11に記載のアダプタ
    ー。
  13. 【請求項13】2つの別個のセットの保持手段につい
    て、それぞれに関連した大部構造を備える請求項11に
    記載のアダプター。
  14. 【請求項14】前記媒体を収容するためのくぼみを備え
    る請求項1に記載のアダプター。
  15. 【請求項15】前記くぼみは、概略十字状であり、該十
    字形状は、直交配置されて重なり合う2つの異なる大き
    さ及び/又は形状の長方形により形成される請求項14
    に記載のアダプター。
  16. 【請求項16】前記大部構造は、アダプターの中心から
    オフセットされている請求項1に記載のアダプター。
  17. 【請求項17】釣合構造をさらに含んで構成される請求
    項16に記載のアダプター。
  18. 【請求項18】円形以外の形状を有する実質的に平坦な
    光学読取媒体。
  19. 【請求項19】別の装置と相互作用するための非光学的
    手段と結合された光学読取媒体。
  20. 【請求項20】前記非光学的手段は、磁気ストリップで
    ある請求項19に記載の光学読取媒体。
  21. 【請求項21】前記非光学的手段は、スマートカードチ
    ップである請求項19又は20に記載の光学読取媒体。
  22. 【請求項22】角部が丸みを持つが、異なる円弧上の曲
    線により形成される請求項18〜21のいずれか1つに
    記載の光学読取媒体。
  23. 【請求項23】両面が光学的に読取可能である請求項1
    8〜22のいずれか1つに記載の光学読取媒体。
  24. 【請求項24】光読取面が媒体の少なくとも2つの端部
    にまで実質的に延伸する請求項18〜23のいずれか1
    つに記載の光学読取媒体。
  25. 【請求項25】光学読取媒体を使用時にドライブトレー
    内で安定させるために前記トレーのスロットに適合され
    た部分を、表面又は端部に有する形状以外の形状をなす
    請求項18〜24のいずれか1つに記載の光学読取媒
    体。
  26. 【請求項26】実質的に矩形である請求項18〜24の
    いずれか1つに記載の光学読取媒体。
  27. 【請求項27】厚さ、長さ及び幅が、それぞれ約1.
    2,85.6及び54mmである請求項26に記載の光
    学読取媒体。
  28. 【請求項28】厚さ、長さ及び幅が、それぞれ約1.
    2,95及び54mmである請求項26に記載の光学読
    取媒体。
  29. 【請求項29】クレジットカード若しくはデビットカー
    ドである請求項18〜28のいずれか1つに記載の光学
    読取媒体。
  30. 【請求項30】中心からオフセットされたクランプ部を
    有する請求項19〜29のいずれか1つに記載の光学読
    取媒体。
  31. 【請求項31】釣合手段を含んで構成される請求項19
    〜30のいずれか1つに記載の光学読取媒体。
  32. 【請求項32】両面において、スピンドル孔及びクラン
    プ部を除き、溝及びノブを有さずに実質的に滑らかであ
    る請求項18〜31のいずれか1つに記載の光学読取媒
    体。
  33. 【請求項33】第1の厚さを有する光読取部と、第2の
    厚さを有するスマートカード部とを含んで構成され、前
    記スマートカード部に接触型スマートカードチップが取
    り付けられるか若しくは埋め込まれた請求項18〜32
    のいずれか1つに記載の光学読取媒体。
  34. 【請求項34】請求項1〜17のいずれか1つのアダプ
    ターに取り付けられる請求項18〜33のいずれか1つ
    に記載の光学読取媒体。
  35. 【請求項35】請求項18〜33のいずれか1つに記載
    の光学読取媒体を保持するように構成された請求項1〜
    17のいずれか1つに記載のアダプター。
  36. 【請求項36】添付図面を参照して以上に実質的に記載
    のアダプター。
  37. 【請求項37】添付図面を参照して以上に実質的に記載
    の光学読取媒体。
  38. 【請求項38】添付図面を参照して以上に実質的に記載
    のクレジットカード又はデビットカード。
  39. 【請求項39】添付図面を参照して以上に実質的に記載
    のスマートカード。
  40. 【請求項40】接続された複数の端部を有する本体と、
    前記複数の端部のうち1つから内側へ延伸する、第1の
    厚さを有する前記本体の第1領域と、他の端部から内側
    へ延伸する、前記第1の厚さとは異なる第2の厚さを有
    する前記本体の第2領域と、前記複数の端部のうち2つ
    の間を延伸する、前記第1及び第2の領域の間の境界部
    と、前記第1及び第2の領域のうち一方に設けられた第
    1情報媒体と、これらの領域のうち他方の領域に設けら
    れた第2情報媒体と、を含んで構成される情報媒体。
  41. 【請求項41】前記第1情報媒体は、光学読取媒体であ
    る請求項40に記載の情報媒体。
  42. 【請求項42】前記光学読取媒体は、CD、CD−RO
    M、DVD及び光ディスクからなるグループから選択さ
    れたものである請求項41に記載の情報媒体。
  43. 【請求項43】前記本体は、前記複数の端部として少な
    くとも3つの端部を有する請求項41に記載の情報媒
    体。
  44. 【請求項44】前記本体は、丸みの付いた端部を有する
    請求項43に記載の情報媒体。
  45. 【請求項45】前記光学読取媒体は、互いに反対を向く
    面を有し、これらの各面において光学的に読み取られる
    請求項41に記載の情報媒体。
  46. 【請求項46】前記光学読取媒体は、光学的に読取可能
    な情報媒体についての基準要求に一致する、1.1〜
    1.5mmの厚さを有する請求項41に記載の情報媒
    体。
  47. 【請求項47】前記本体は、85.6〜95mmの間の
    長さと、約54mmの幅とを有する請求項40に記載の
    情報媒体。
  48. 【請求項48】前記本体と、前記第1情報媒体とが一体
    の要素である請求項40に記載の情報媒体。
  49. 【請求項49】前記本体と、前記第1情報媒体とがラミ
    ネート構造体である請求項40に記載の情報媒体。
  50. 【請求項50】前記本体は、平面で延伸するとともに、
    該平面に垂直な中心軸を有し、前記第1情報媒体は、前
    記中心軸に対称的に平行であり、かつ前記中心軸から間
    隔を空けて位置する軸を有する請求項40に記載の情報
    媒体。
  51. 【請求項51】前記本体は、該本体を前記中心軸に関し
    て釣り合いを持たせるように構成された釣合構造を有す
    る請求項50に記載の情報媒体。
  52. 【請求項52】前記境界部は、直線状である請求項40
    に記載の情報媒体。
  53. 【請求項53】前記境界部は、湾曲している請求項40
    に記載の情報媒体。
  54. 【請求項54】前記第2領域は、前記第1領域よりも薄
    く、かつ0.68〜0.84mmの範囲内の厚さを有す
    る請求項40に記載の情報媒体。
  55. 【請求項55】前記第2情報媒体は、光学的なものでは
    なく、磁気ストリップ及びチップからなるグループから
    選択されるスマートカード要素を含んで構成される請求
    項40に記載の情報媒体。
  56. 【請求項56】前記チップは、外的な係合のためのゴー
    ルド接点を有する請求項55に記載の情報媒体。
  57. 【請求項57】前記第2領域は、前記第2情報媒体を受
    けるネストを有する請求項40に記載の情報媒体。
  58. 【請求項58】前記第1及び第2の情報媒体は、互いに
    隣り合う請求項40に記載の情報媒体。
  59. 【請求項59】前記第1及び第2の情報媒体は、互いに
    間隔を空けて配置する請求項40に記載の情報媒体。
  60. 【請求項60】第1領域及び第2領域と前記第1領域に
    設けられた、1.1〜1.5mmの厚さを有する光情報
    媒体と、 前記第2領域に設けられた、0.68〜0.84mmの
    厚さを有する非光学的な情報媒体と、を含んで構成され
    るスマートカード。
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